シャンク矯正のミッシングリンク!? - E. Els, H. Penickの教えに基づくダウンスィングの開始方法 (右肘と体重移動について)

最近、Ernie Els著 "How to build a CLASSIC GOLF SWING"を読みました。その中で、"Magic Move" (秘伝の動き?) という説明があったのですが、これがこれまで抱えていた疑問を解く糸口になるかもしれません。


今から約3ヶ月前、シャンク病を直す方法を発見して、およそ以下のような項目に着目、記事に書いてきました. 自分の中ではシャンクは直すというよりは、正しいスィングに修正して次のレベルに進化するというスタンスですが、要は以下が自分にとっての「シャンク治療法」です:

  1. グリップ (極端なウィークグリップだった)

  2. セットアップ

  3. バックスィング (特に、右前腕と背骨の角度、腕の高さ, これはBen Hoganの言うところのthe first part of the swing)

    [transition, 切り返し]


  4. ヒップローテーション手動によるダウンスィングの開始 + 右肘が体のすぐ傍を運動するようにする (同じく、Hoganのいうthe second part of the swing)


スィングについての個人的な理解を図にすると次のようになります。私のリファレンス・モデルはBen Hoganであり、スィングの参考書として一番に参照するのは彼の著書"Five Lessons"であるため、ほぼ同じものではありますが。。。

いろいろとYouTubeの動画や自分の動画を眺めて、第一に必要だと感じたのは次のことです。

ヒップローテーションでダウンスィングを開始して、右肘が右腰に返ってくるようにする(Tom Watsonの言う"The Return of the Right Elbow", 恐らく当時流行の"The Return of the Jedi"にちなんだのではないかと..., Harvey Penick, Jack Nicklaus等も同じ点を指摘)


しかしながら、どうしても、上に挙げたステップ3と4の間にあるステップ3.5 "transition, 切り返し"が謎でした。


どうしたらスムーズに (自然に) バックスィング(トップ)から、ヒップを回し、腕が手を、手がクラブをリードして振り抜くことができるのかが、わかりませぬ。いわゆる"lag"を作るというやつです。いくら腰を意識的にまわしてもインパクトで手が反り返り、余計なロフトをつくり、ヘッドスピードも落ちています。


ゴルフの解説者は、"彼はlagを作るのが上手い"とかなんとかよくTVで言っていますが、意図的につくったり、意識して肘とクラブの角度を直角に保ったりしているとはどうも考えにくいのでした。言い換えると、「何かの動きの影響で自然にlagができてしまっている」のではないかということです。


ここで、Elsの本 (および彼が本の中で言及しているHarvey PenickのLittle Red Book) がその疑問を解決してくれたかもしれません。切り返しを理想的に行うには、トップの右肘を素直に体の右側に下げる、ということだそうです。そうすると、自然にchain actionによって体重が左足に移動し、左腕とクラブのなす角度が90度より更に大きくなり、120度くらいになります。Phil Mickelsonは145度くらいに達するとか。


以下、僭越ながらbefore/afterの写真を撮ってみました。左は意識的に腰をまわしてフルスィングをしているところ、右は「トップで右肘を真下に下した」ときのフルスィングです。明らかに、右の写真の方がlagがトップ時の90度よりも大きくなっています。また、自然に体重が左に移動しています。
但し、この"after"のスィングは体に動作を覚えさせること&確実な再現性のため、かなりスローモーションで打っています。実際打つくらいの速さで再現すると、まだまだ左のようなスィングになります。


インパクト前後の写真を比べてみました。クラブの動きは残像になっているので正確に緑線を引けていないかもしれませんが、それでも両者の違いは明らかかと。これで正しくスクウェアにヘッドがボールにあたっていればいいのですが。。。

↑図の右側のクラブの位置は怪しいですが、ある程度手がクラブをリードしていると期待.. ついでながら、頭が若干ターゲットとは後方に移動しています. これを以前は意図的に頭を後ろに下げようとしていました. だからダフることが多かったのかも.



Harvey Penickの"Little Red Book" 96ページ, "The Magic Move"には以下のように記してあります。

"to start your downswing, let your weight shift to your left foot while bringing your right elbow back down to your body.
This is one move, not two.

Practice this move again and again. You don't need a golf club to do it.
(中略)


But when you learn the left foot-right elbow move I have described above, you will hit the ball as if it is magic.
"


Ernie Els は、"How to build a CLASSIC GOLF SWING"の41ページでダウンスィングの開始方法を次のように説明しています。

"just think "right elbow down to right side".

(中略)

As you do this, sense that there's a subtle shifting of your weight towards your left side."




少なくともこれで、「バックスィング」と「正しいインパクトポジション」を繋ぐ秘訣、ミッシングリンクがわかったような気がします。



今朝のBionic Gloves (http://www.bionicgloves.com/)の最新podcastで"The Elbows Role in the Golf Swing"という題目で、言い方は違えど同じことを指摘しています。このpodcastはよくできていると思います。





  • Ernie Els, "How to build a CLASSIC golf swing"
  • Ben Hogan, "Five Lessons"
  • Harvey Penick, "Little Red Book"
  • Harvey Penick, "Little Green Book"
  • Tom Wishon, "The Search for the Perfect Golf Club"
  • Jack Nicklaus, "Golf My Way"
  • Tom Watson, "Getting Up and Down"

80を切るための戦略(2): 狸の皮算用


79 shooter
狸の皮算用

Greens In Regulations (GIRs)
8
6

Putts
32
30

Up-and-down
46 %
50%-60%

Sandy
7 %
0%

Par or better
10
12



80を切るための具体的な数値について再思考、狸の皮算用をしてみました。


個人的に、統計的にショートゲームよりもロングゲームが苦手、とりわけグリーンを打つ (パーオンする) のが足かせとなっているので、その辺をカバーできるような戦略、達成計画はないものかと試算してみました。


概要を書くと次のようになります。
  • 6 GIRs
    • パーオンしたホールでは2パット以内で上がることが大前提
    • パーの数6個
      • バーディは勿論論外、想定外
  • 50 % Up-and-down
    • 6回パーオンすることは、12回はグリーンを外すことになります。
    • 12回中、6回、Up-and-down (寄せワン) をすることができれば、パーの数が更に6個増え、これで合計12個に。
  • ダブルボギーは1個まで
    • いろいろ失敗し、水に入れる等してダボにするしかない状況ができるでしょう。万が一、パーが12個とれれば、残りの6ホールで ダボが1回なら、Par-72のコースであれば、+7で上がることになります。
  • 18ホールで30パット
    • 3パットは絶対に阻止

というわけですが、「ダボは1個まで」を書いた時点でこのプランはかなり厳しい。。ことが判明。。。。。。

グリーンが7回打てれば、ダボ2回までok.

8回なら、ダボ3回、1,2回の3パットもokです。



このプランを支える技術的点としては、
  • 3パットしないための距離感および、1mのパットを確実に沈めること
  • ダブルボギーを叩かないマネージメント
  • グリーンを外す場合は、次が寄せやすいような場所に打つこと
  • ティーショットは曲がることを前提に打つものの、決してダフラないこと。
  • 40-50ヤード以内のピッチング、チッピング、パッティングの練習。 
かと。

ドライバーの芯でボールをとらえるためのセットアップ -- 幾何学的アプローチ(3)

「何か無料でプロフェッショナルのスィングの動画が見えるよい情報」はないかとiTunes Storeで検索したところ、http://www.golftipsmag.com/ (Golf Tips Magazine) から提供されているビデオにいろいろと動画がありました。それら動画自体のレッスン、秘訣、アドバイスについてはノーコメントですが、画像を眺めるのは得るものがあります。


まったく新しい情報ではありませんが、またもや以前に書いた記事を裏付けるための写真が見つかったので掲載します。過去に2回、「ドライバーを芯に当てるための、適切なセットアップ」について書きました。

ドライバーの芯でボールをとらえるためのセットアップ -- 幾何学的アプローチ(2) (2008-3-11)
ドライバーの芯でボールをとらえるためのセットアップ -- 幾何学的アプローチ(1) (2008-2-3)


上の写真のように、ドライバーはインパクトでは、地面よりも上空を通過するため、ある程度トゥ寄りに高めにボールをティーアップするとよい、ということです。

80を切る戦略 (1): Riccio’s Ruleに基づく指標 - パーオン率 (GIRs)とパット数が鍵

80を切るにはどうしたらよいのだろうか?

GolfDigestの記事によると率直に2つのことが言えるらしい。


膨大なデータを基にした結果によると、GIRs (Greens In Regulation, パー・オンの数) でおよそのスコアが決まるそうです。言い換えると、18ホールのスコアとGIRsの2つの量の間には、非常に高い相関関係が存在するとか。80を切るために必要なGIRsは、平均で8。それに対応するパット数は32。パットよりもGIRsの方が重要なようです。


Most golfers think putting is the biggest factor in scoring, but greens in regulation (GIRs) are much more important. So important, you almost don't need to look at anything else to predict your score.

(以前はリンクが存在したのですが、現在は消滅しているようです。。。)

こちらにありました:
http://findarticles.com/p/articles/mi_m0HFI/is_2_52/ai_69073966



この関係を数式で表すと (“Riccio’s Rule”):

 [18ホールのスコア] = 95 – 2 x [GIRs]

となる。つまり、

  • 90を切るには、GIRs=3
  • 80を切るには、GIRs=8
  • 70を切るには、GIRs=13
  • 100を切るには、パー・オンの必要はなし
もちろんこれらの数値は、寄せの技量によって増減します。

スコア79に達するためには、

  • GIRs = 8
  • パット=32

が必要。パットについては、近頃は31くらいにおさまってきているので、比較的敷居は低い。3パットをしないように距離感の鍛錬および、パターの芯で100%打てるようになれればいいかなと。。


どう考えてもGIRsを増やすためにロングゲームとアプローチの鍛錬が必要の模様です。


GIRs = 8 を達成するために必要なティーショットの平均飛距離は210-220ヤードくらいかな..? 20-30ヤードは足りませんな。。。



達成すべき目標

上のウェブサイトに他の目標値があり、またスクラッチプレーヤー、およびTiger Woodsがどれだけ上手いかを知るよい機会でした。 以下、大まかな数字ですが、9 handicapper (79 shooter) と自分のまぁまぁのラウンドの時の数値を比べてみました。おまけで、Tigerのも加えてあります。


オレンジで印をつけたGIRsとUp-and-down (寄せワン) が自分の弱点、克服しなければならない部分です。GIRsはティーショットを中心とした技術的な改善と、コースマネージメントを学習しなければならないでしょう。これについては、前者の方の比率が高いです。もう一つはUp-and-down の確率を高めること。これも技術ですね。。18ホールであと2,3ホール、よいチップを放つかよいパットをするかというイメージでしょうか。


パターに関しては、30-32パットをしていればシングルハンディキャップの領域にいるようです。これでも3パットをしないラウンドは未だかつてないので、まだまだよくなるはずです。


多分、自分のハンディキャップの内訳は、ショートゲームのハンディが9, ロングゲームのが18, 間をとって14-15くらいに収まってしまっている感があります。。やっぱボールを打つのが下手なんですな。。。


79 shooter
Me
Difference
Tiger
Greens In Regulations (GIRs)
8
4~62~4
14
Putts
32
30~32
-2 ~ 0
28.76
Up-and-down
46 %
20~35%
20~30%
(make 2 more putts)
85%
Sandy
7 %
0%
7 %
57.3%
Par or better
10
6~8
2~4
17
Fairway hit
8
6~9
-1 ~ 2
10


過去の一見惜しいがまだまだな記録

Shoreline Golf Links
  • 7 GIRs
  • 26パット (スコア 38 + 42 = 80, Par 72)
  • Up-and-down = 50 %
  • Par or better = 12
    • DB = 3, B = 3
(一言)
後半戦のロングゲーム、特に18番ホールは緊張でガチガチでした。。。


Spring Valley
  • 12 GIRs
  • 38 パット (スコア43 + 38 = 81, Par-70)
  • Up-and-down = 0 %
  • Par or better = 9
    • DB = 3, B = 6
(一言)
前半戦のパターが最悪でした。9ホールで4パット1回、3パット2回を含む21パット。。。このラウンドは珍しく、チップショットとパターの不出来が原因。特に前半のPar-3, Par-4は見栄でクラブを選び、グリーンに乗ったもののピンまで遠いというパターンばかりでした。

Callippe Preserve Golf Course (Preasanton, CA)を攻略する - Better Game by Plans

(昨年に別な場所に書いたエントリーを読者様のご要望にお応えして、加筆修正をしたエントリーを転載しています. 写真の読み込みが重いかもしれませんが、ご容赦ください)

当日まで球を打つ練習は全くできそうにないので、戦略およびコースの状況を分析することで上位に食い込めればと期待しています。初めてプレーをするコースということと、当日は青ティーからプレーということで、距離がどれくらい長くなるかということもしっかり調べねばなりませぬ。ゴルフスコアをよくしたいならば

  1. ドライブ (ティーショット)
  2. パット

に加えて、"ゲームプラン"を突き詰める必要があります。ハンディキャップに応じたプラン(決して過小評価過大評価もしてはならない)を立て、ドライブパットがよければ、ベストではないがよいスコアが出せるでしょう。


コースレーティング

恐らく来月の私のハンディキャップインデックスが15.0-15.4辺りになることを考えると*1、(間をとって)コースハンディキャップは,

15.2 x 134/113 * 0.8 = 14.4..

大体当日は14オーバー, 86が私にとってのParということになります。上位に入ることも重要ですが、もっとも私にとって大事なのは、「ハンディキャップなりにプレーをし、自らのパー(Par)と勝負をする」ことです。競技ですが、他の方々がどんなに素晴らしいプレーをしようと私には(私のスコアには)関係がありません。


平均的に,

  • 4個のパー
  • 14個のボギー

です。言い換えると、14回もボギーを叩いてよいわけです。が、数個のダブルボギーは許容範囲の内ですが、トリプルボギー以上は絶対に撲滅せねばなりません。


練習の結果から考えると、Par 90としてもいいのですが、、、短いPar-3 や Par-4が多いですから(Par-5以外は、全体に距離はないコースなので)それらでボーナスが稼げるとよいです。


全体図

以下は全体図です。矢印は、当日(午後)の風向きです。緑は「追い風」、赤は「向かい風」、水色は「横風」です。こうして眺めると、一貫して同じ方向(上から下)に吹いていました。グリーンは全般に速く、アンジューレーションがわりと大きく(逆に言うと読みやすい)、パッティングおよびチッピングの調整も必要です。個人的には、ティーショットの選択と、ショートゲームの出来が最終的なスコアに大きく影響する(ていうか、どこでも一緒か)。ボギー+/-のプレーでは距離はいらないと感じました。


結果

Hole1 23456789OUT101112131415161718IN*TOTAL
YDS 412344526187348131405310549321242933629914332348820142155731976409
Par 445343445364443453453672
Adj. Par546353546415543564564283
Shot335332354315351372463667
Putt121122212142223212011529
To Boggy-1000000+100+20+200+10-1+1+5+5
Tee3w5w1w5I3w7I1w5w3w
1w3w4IAW3w1w5w3w3w

パットグリーン上でいくつ打ったかを数えている。体感では(とくに前半で)もっとパットをしたような気分だったのだが、29という数字自体はよい。それなのに総合で97なのはグリーンにたどり着くまでに、難儀をしているといえる。故に、次回はいかにして楽にグリーンまでに到達できるかを考えるようにしたい。


上の表で「Adj. Par」はハンディキャップ、自分の希望ホールの難しさを考慮した上で出した、次回の目標パーである。当日のハンディキャップはコースハンディキャップの80% (14.8 x 134/113 x 0.8 = 13.9... -> 13) になるので、Par-85だ。一応83になってしまったが、まだ2つの余裕がある。


ティーショットスコア関係

さて青ティーからのプレーとはいえど、よーくスコアカードを見ると幾つかのPar-5以外は対して距離がない。さらに打ち下ろしのホールが多いため距離はさほどいらない。7番の420ヤード+打ち上げ+向かい風のPar-4, 9,18番のPar-5は距離が必要だと思う(Par以上のスコアが欲しいならばの話だが)。以下の表は、ティーショットに使ったクラブの種類とスコアの合計、および基準値(Par)からの差の平均値をまとめたものである。

クラブ回数OKミス許容範囲スコアPar+/-Par(平均)
1-wood40222618+2
3-wood71603730+1.0
5-wood32101511+1.33
4-iron101074+3
5-iron100143+1
7-iron100143+1
AW 100143+1
Total 1831149772

ここで注目したいのは、

3-woodでティーショットをしたホールは平均的に+1(ボギー平均)でプレーをしているのに対して、ドライバーを使ったホールでは、平均的にダブルボギーを叩いている。

ということだ。ドライバーを使ったホールで無謀な試みをわざとしたホール(#10, #15)では、確かにわざとスコアを悪くすることをしたのは事実なのだが、これまでの結果を見ても平均的にはドライバーのティーショットよりも3-woodの方がよい。確かにこれまでのプレーの中にはドライバーをつかったからこそ、パーやバーディが取れたというホールもある。ゆえにここで「そうか、80代や90代で回るには、ティーショットは3-woodだけですればよい」というのはどうかと思う。ドライバーが使えるなら積極的にどしどし使わなくてはいつまでたっても上手くならない。


が、バッグからクラブを引き抜く前には必ず、ホールの長さ、ハザードの位置、旗の位置、風向き・強さ、その日の身体の調子、クセなどなどを総合的に評価して、どのクラブドライブをするかを判断しなくてはならない。機械的に「ティーショット」=「ドライバー」と選択するのスコアを最小化するのには役立たないと思う。


故に、9番ホールの3-woodは間違いでこれはドライバーに、逆に10番ホールドライバーは3-woodにしなくてはならなかった。また、14番Par-4は5番ウッドで十分だ。15番の短いPar-5については未だに結論がでない。


追記 (2008-4-23)

5番ウッド、7番ウッドはクラブ構成の簡素化によってバッグから引き抜かれ、代わりに19°のハイブリッドクラブ1本に置き換われました。どちらで打つか決定するのが難しく迷いが生じやすいのと、距離に大差がないというのが主な理由です。ですので、以下に出てくる「5番ウッド, 7番ウッド」は「ハイブリッド」として読み替えてください。


第1ホール (Par-4, 412ヤード)

以下は、当日の練習結果をのせたホール図です。



第2ホール (Par-4, 344ヤード)

  • 第2ホールは, 追い風で、短めのPar-4。
  • ティーショット目録通り5番ウッド。
  • アプローチはグリーンの真ん中までが135ヤード程度(と推定)。旗は左奥に位置していたが、バンカーにしっかりガードされており、安全にグリーン真ん中を狙っていった。8番アイアンで丁度と見たが、アプローチには1番手長いクラブを持つ鉄則に従い7番を選択。結果的には1番手長過ぎた。
  • 8番アイアンのチップがよらず、1.2m (4フィート)のパットを外す。
  • 本番も、風向き次第だが、5番ウッドでよいだろう。
  • ここは4つ(Par)であがりたい。


第3ホール (Par-5, 526ヤード)

  • 第3ホール打ち上げPar-5。実質550ヤードくらいといった感じか。
  • ティーから丁度届く、左のフェアウェバンカーはアゴが高くなく、打ち込んでも問題ない。フェアウェーウッドなどで楽にレイアップショットを打つ事が(当日は)できる。今回はかなり左に引っ掛けて、間一髪ハザードを免れた。
  • 第3打のアプローチは, 1番手は上げる。
  • グリーン手前はかなり酷く傾斜している。打ち過ぎは厳禁である。実際、打ち過ぎて8-ironのチップショットを転がし過ぎ、ボギーにしてしまった(数少ないパーのチャンスを潰した)。


第4ホール (Par-3, 187ヤード)

  • 距離は187ヤードと長めですが(私にとっては長い)、高低差があり打ちおろし、実質はグリーン中心まで155-160ヤードくらいではなかろうか。クラブ2つ分くらいは短く打つ。
  • 左から右に強い横風が吹いていたので、(グリーン真中を狙っていたので)グリーン中心よりも15ヤードくらい左に向かって打った。
  • 何故か構えた方向にまっすぐ飛び、横風の影響をまったくうけなかったように見えた。
  • グリーン右のバンカーは、アゴが低く、打ち込んでも(ボギー狙いなら)十分問題ない(はず)。


第5ホール (Par-4, 348ヤード)

  • ドッグレッグである。
  • よくよく距離を見ると、5-woodで攻めた2番ホールと殆ど変わらない。故に次回は5-woodで打ち、フェアウェーの平な所から6-8番アイアンでアプローチを試みてもよいかもしれない。
  • このときは、3-woodで右に押し出した。2打目の地点から旗まではおよそ150ヤードなのだが(水色の矢印)、グリーン手前に深いバンカーがあり、深いラフで視界が悪い場所からは乗らないと判断し、5番アイアンで安全な場所に転がしだした。結果的に7-woodを使ったチップが大幅に「てんでもしもし」な距離を転がりなんとかボギーであがれた。
  • このグリーンは凸型にとがっており(convexでなく、concave)、かなり難しい。


第6ホール (Par-3, 131ヤード)



第7ホール (Par-4, 405ヤード)

  • 向かい風+打ち上げとなり、実質450ヤードくらいはあるPar-4.
  • ここは素直にPar-5とする。
  • ピンがグリーンの手前にある場合は、2打目をグリーン手前に向かって打つことも考えられる。
  • この日はティーショットは左に、ピンは奥にあったので、アプローチが楽に打てるところに6Iの3/4(スリークォータ)ショットで出した。SWのアプローチに4mの誤差が出たためボギーに収まったが、無理をしてバンカーに打ち込むよりは遥かによい。


第8ホール (Par-4, 310ヤード)

  • 短いPar-4である。ここは理想的な, 5-wood+9-ironのショットが打てたのだが、9-ironのアプローチが20ヤード近くオーバーしてしまい、6を叩いた。ここは4つで上がらないといけないところである。
  • グリーン手前100ヤードにたこつぼのようなバンカーが点在している。無理して超す必要もない。
  • 旗は奥、センターまでは110ヤード, 打ち上げだったので9-ironを選択したのだが、失敗であった。ここはPWか、7-ironのハーフショットだったか。

第9ホール (Par-5, 549ヤード)

  • 距離があるため、いいショットを3回打つ必要がある。私は当日も140-170ヤードくらいのアプローチをすることはなるだろう。
  • グリーン手前右のバンカーは「絶対に」入れてはならない。アゴが高い。ピンが奥にあり、距離が離れているときは、グリーン手前にうち、簡単なチップピッチで攻めるようにした方が懸命だ。手前、真ん中だったら狙える。
  • 1つめのフェアウェーは割と幅があり、距離も欲しい所なので、調子がよければ1打目はドライバーでがしがし距離を稼ぐ、だな。


第10ホール (Par-4, 429ヤード)

  • グリーン手前130-150ヤードあたりで分断されている。
  • 右のフェアウェーバンカーに打ち込み、「ここからウッドでグリーンを打ってみるとどうなるか」という実験を2回やってみたが、つま先、左足さがりのライのせいか、ただ単に下手なだけなのか、完全に失敗をした。
  • 私の実力では、無理せず3オン2パットのボギーで十分である。


第11ホール (Par-4, 336ヤード)


第12ホール (Par-4, 299ヤード)

  • 距離が短く、さらに打ち下ろし、追い風となるホール
  • 4番アイアンでグリーン手前100-120ヤードくらいにボールを運ぶつもりが、意外と高低差と風の影響をうけたためか、飛びすぎて赤杭に打ち込んでしまった。確認のため7-woodで打ち直してみたが、同じく打ちすぎだった。
  • 次回は6番アイアンか5番アイアンを軽くうち、PW-8番アイアン程度のアプローチを試みる予定である。



第13ホール (Par-3, 143ヤード)

  • かなりの打ち下ろしで、グリーンの中心までは実質100ヤードくらいである。
  • このグリーンも5番ホールと同じく、concave型なので、1打目で如何にピンの近くに落とせるかがスコアに大きく影響する。
  • 相対的に楽なホールだけにミスはしたくないところである。


第14ホール (Par-4, 323ヤード)


第15ホール (Par-5, 488ヤード)


第16ホール (Par-3, 201ヤード)

  • 5-woodのショットは、ボールを置く位置が普段よりも左足側にあり、失敗をした。セットアップおよびアライメントの確認はしっかり行わなくてはならない。
  • 7-woodでグリーン手間にうつ、のがいいか?(旗が前だったら)


第17ホール (Par-4, 421ヤード)

  • これも3オン2パットのボギーで十分よいホールだ。
  • この日はたまたまPWで打ったチップが直接沈んで、パーのおつりがきた。
  • 欲をいえば、ティーショットで200-220くらい打てれば、2つでグリーンに辿りつけるかもしれない。
  • チップがはいってしまったので、グリーンのタッチを調べられなかったが、とりあえず、奥から手前に厳しく傾斜しているグリーンです。(どこもそうか?)


第18ホール (Par-5, 557ヤード)



スィングの検証は正しいグリップから。。

インパクト付近の(特に手の)動きがどうしてもおかしい。どうしても、クラブを振っていて、インパクト付近でフェースが開いている感覚が残ったり、打ち抜いたあとに手の甲が地面を向いていたりする。それを証拠によくフェード、悪ければスライスをすることが多い。


特にウェッジでは、シャンクをしているようなシャフトにあたる感覚は無いくせに、やたらと右に曲がる球が出やすい。チップやピッチショットでも若干右に曲がることがある。


個人的な考えとしては、スィングはさほど複雑なものでなくして、
  1. 正しいグリップ
  2. 正しいセットアップ
  3. 正しいバックスィング (the first part of the swing)
  4. ヒップローテーションによるダウンスィングの始動 (the second part of the swing)
  5. スィング中に頭をボールの後ろに動かないままにする (=頭を動かさない, 不必要なlateral motionをおこさない)
ができれば、自然と理想的な再現性の高いスィングができるんではないかと思います。余計なhand actionなどが加わらなければ。。


ということで、最近関心が高かったダウンスィング以降の動き(上の4番目)はおいておいて、もっとも基礎となる「グリップ」を見直してみることにしました。


一つどうしても腑に落ちないのが、素振りの動画をみるとインパクト付近でグリップがかなり目標に対して開いていて、故にクラブフェースも開いているように見えるんです。これはいわゆるクラブのリリースとかいうのが変なのかなと思いました。


しかしながら、意図的に手の操作をダウンスィング中に加えるのは事実上不可能なので、原因としては考えにくい。少なくとも、ダウンスィングを開始したら、後は滝が上から下に流れるようにどうすることもできない。


よくよくインパクトの後の瞬間やセットアップの写真をみたり、無意識にグリップをしてみると、どうやら極端なウィークグリップになっている模様。

ウィークグリップ、ゴルフのグリップというよりも棒切れをつかむようないい加減なグリップのようです。正面からみえて、右手の指が丸見えな上に、右手は手のひらで握ってしまっています。正しくは、右手は指で握らないといけません。


人間の構造上、上の写真のようなグリップでは、インパクトをスローモーションで再現してみたところ、どうやってもクラブフェースがオープンなままインパクトを向かえてしまいます。このグリップは即刻直さんといけません。






正しいグリップについては、以下のようなサイト、Ben Hogan著の"Five Lessons"等の専門書をご覧になる方が、(ここで正しいグリップの方法を述べるよりも誤解を招く事がなくて)よいかも。。
http://www.my-first-golf-book-online.com/The_Golf_Grip.html



グリップを正しく直すことが、理想的なインパクトができるようになることと直接関係があるかどうかは定かではありません。が、少なくともスィングの基礎の基礎を修正することができ、スクウェアにクラブフェースをボールに当てられる可能性が上がりそうです。


右手が「指グリップ (finger grip)」でなくて「手のひらグリップ (palm grip)」になってしまっていたのは、パターをよく手にもって振ることが多かったからかもしれません。この辺りはパターの練習ばかりしていた弊害か。。?

久しぶりにアンダー・パー (ただしボギー基準で...) @ Stanford GC

ようやく80台のスコアを出すことができました。シャンクが完璧に身に染み付いてから5ヶ月ぶり以上のことです。レギュラーティーからのプレーおよび、まだまだティーショットが荒いのですが、ひとまずよい進歩をしてきたかと。


結果
  • スコア: 42 + 44 = 86 (Par 71)
  • 31 パット (3パット2回)
    • パターのセットアップ (特にボールの位置) を修正できたおかげで、パターの芯にあたることが多かったです.
  • 100ヤード以内のショット: 51打 (平均2.83打)
  • 寄せワン (up and down): 6/17回
    • 以下のスコアカードでグリーン周りがいまいちホールは「赤色」で印をつけています。
  • Greens In Regulations: 4 (#7, #8, #10, #12)
    • この倍の数が欲しいです。
  • ティーショットの平均飛距離: 194ヤードくらい (やや過大評価)
    • ダフり (fat shot): 5/18回
    • 以下のスコアカードで「オレンジ色」で印をつけたホールは「かなりいまいち」なティーショットです。

Hole1 23456789OUT101112131415161718INTOTAL
White
486
388166
123356
386
447
132
340
2823
380
343
446
386
137
320
438
155
393
2998
5821
Par 5
43
344
5
3
4
35445
4
3
4
5
3
4
3671
Score
5
5
4
36
6
5
3
5
42
3
5
6
6
35
7
45
44
86
Putt122
123
22
1
161
23
1
1
2
21
2
1531
+/-Boggy-100-1
+1
+1
-1
-10-2
-200
+1
-1
0
+1
0
0
-1
-3
TeeD
D
5I
9I
D
D
D
6I
3w
D
3wD
D
6I
3w
2I
6I
D
距離
150
200
155
90
245
190
205
150
170

180
180
230
190
140
180
180
140
230


<100>2
3
3
2
4
3
3
2
3
25
1
3
4
4
2
3
3
3
3
26
51
GIRs






O
O

2
O

O






2
4




以下、自己満足の記録です....



5番ホール

5番ホールのティーショットは理想的な弾道、打感で飛んでいきました。ほぼ狙った方向に飛びましたが、意外に飛び過ぎてフェアウェーを突きぬけて、木の裏まで飛びました (Google Earthで計測したところ245ヤードくらいの距離でした)。ティーショットとしては失敗ですが、理想的なスィングができているのかもしれません。やはりダウンスィングで前方に移動するモーメントとバランスさせるために、頭をターゲット後方に倒す感じで振るのがよいかもしれません。そうするとクラブを前へ押しやることができる模様。。PGAツアー選手のスィングを駒送りすると、インパクトの前でごくわずかながら頭がターゲットよりも反対側に移動、倒れる動きが視認できることがあります。この辺りの仮説はいずれどこかで検証してみます。


グリーンセンターまでは残り115ヤード程だったのですが、木が邪魔なために、グリーンを狙わずにフェアウェーに安全に戻すのが常套手段でした。。


しかしながら、「GIRsを稼ぎたい」という欲望に負けて木の上を超すルートを選択、失敗、無駄にダブルボギーに終わってしまいました。典型的なメンタルエラーです。




10番ホール


10番ホールはPar-4ですが、ティーグラウンドとグリーンの高低差が大体15mくらいあります。パーオンを果たしたのは今までたったの1度しかありません。そのときは黒ティーからよいドライブを放ち、残り170ヤードくらいを2番ハイブリッドで打って、3パットのボギーで上がることになりましたが。。


今回は、ティーショットがダフって180ヤード、左ラフ。そこから残り200ヤード程をグリーン手前まで運んで、あわよくば寄せて4つにしたいと計画。2打目に2番ハイブリッドを選択。


そのハイブリッドが(おそらく)芯を食って、ピンそば3フィートに寄りました。Google Earthの計測によると、水平距離で195ヤード前後、標高差が10mありますので、実質は200ヤードを超す距離を打てたことになります。これはキャリア・ベストのショットかもしれません。


3フィートのパットが沈んで3つで上がることができました。

ドライバーのシャフトは長過ぎる説: 44.25インチにカット

ドライバー解禁にあたりシャフトの長さを適切に調節しました。


自分は道具は見かけ重視で選びます。そうなると、自分にとって「美しい」と思えるのはTraditionalなもの、とりわけ小さいヘッドのクラブです。というわけで、解禁にあたりTitleist 975J (325cc)を使う事にしました。ヘッド自体はAmazon.comで$50程で入手、シャフトについてはAldila NVS (65g, Regularフレックス)のものに交換してあります。本来なら975Dくらいでもいいかなと思いましたが、、ある程度の易しさも考慮して975Jで。


しかし、ここで問題です。975Jをリシャフトした当時は今よりも更にクラブについての知識が乏しく、クラブの長さに全く配慮をしておりませんでした。長さはオリジナルのままの45.25インチです。



ところが、年始にTom Winshon (http://www.wishongolf.com/) 著の「完璧ゴルフクラブの選び方」を読んで学習したのは、各ゴルフメーカーから販売されているクラブはおしなべて長過ぎるという点です。PGAツアープロの平均の長さは、44.50インチだとか


この本による方法で私にあった長さを計算すると(もちろん、スィングのテンポなど様々な要素を考慮して最終的な長さは判断せねばなりませんが), 標準よりも0.75インチ短い、43.75インチくらいが妥当となります。



以前にCal Golf Tech (http://www.calgolftech.com/) を訪れたときに、X-460のシャフトは0.75インチ縮めてもらい44.50インチになっておりますが(簡易フィッティングの為44.50インチ止まり), 975Jは45.25インチのためそのままでは明らかに「使えません」。


ここで、「長いシャフトの方がヘッドスピードが上がるではないか」と思われるかもしれません。

(速度) = (軸の長さ) x (角速度)

ですから、角速度(スィングのスピード) がシャフトの長さを変更しても一定に保たれるならヘッドスピード (速度)は増し、ボールは飛ぶでしょう。しかしながら、シャフトが長くなると回転体としての慣性モーメントは増加し、おなじ角速度を出すためには余計なトルクを加える必要があります。すると、クラブのコントロールが難しくなったり、最大飛距離は伸びるが失敗が多いという結果を招くでしょう。この辺の調整はクラブフィッターと相談しないといけないところです。


というわけで、975Jのシャフトは43.75インチ〜44.00インチくらいにしたかったのですが、短くしすぎた場合、長くするのはコストがかかりますので、1インチだけカット(44.25インチ)して様子をみる事にしています。

軽く振った感じでは、なかなかよい感触かと。。

メンタルエラーで惜しい結果に。。。(42+49=91, 2GIRs)

反省事項

パットとチップ:

今日の基本戦略としては、グリーンをとらえるのが難しい場合はグリーン手前の開いたスペースにショートさせること、でした。目論見通り、グ リーンを外したホールではおおむねグリーン手前の安全な場所に収まり、「寄せ次第」でパーがとれるチャンスを数多く作り出したわけですが、いまいち寄せの 結果が思わしくありませんでした。

年始からSWでチップの基本形を練習することが多かったためか、「転がすのがベスト」であるにもかかわらずSWで不必要に浮かせるショット(ロフトのために自然に浮いてしまう) を多用しすぎた感があります。これが90以上のスコアを打った主な原因といえます。

  • 3番ホール: 8番アイアンによる転がし, 距離があわず2.5m以上オーバー
  • 6番ホール(*): 30ヤードからSWで3ヤード以内に寄るが、パットを思い切りよく打てず5つ.
  • 7番ホール(*): 20ヤードからSWで10フィート.
  • 8番ホール: 35ヤードをPWで打つものの、思った程転がせず5m近くショート。
  • 9番ホール: 距離のコントロールが上手くいかず、3パット。
  • 11番ホール: 6番アイアンによる転がし。奇麗にボールにあてることができずに4m以上ショート。
  • 12番ホール(*): 理想的にグリーン手前10ヤードだが、SWで打ち過ぎ2mはオーバー。
  • 13番ホール: 100ヤードのショットのミスで5つ。
  • 14番ホール: PWで距離のコントロールができず、ショートしたが意図したことは適切だったはず。
  • 15番ホール: 2打目で確率の低い選択をし、5つにまとめるのが精一杯。
  • 18番ホール(*): 50ヤードのSWショットをシャンク(これは成功しにくいと思った). PWで低く打つべきだった。
それにしても、2 GIRsというのは少なすぎる。


123456789OUT
Par
5
4
4
3
4
4
4
3
5
36
Score
5
5
5
3
4
5
5
4
6
42
Putts
1
1
2
1
1
2
2
2
3
15
Up-n-down
O
O
X
O
O
X
X
X
-
3/8
GIR
X
X
X
X
X
X
X
X
O
1個


1011
12
13
14
15
16
17
18
IN
TOTAL
Par
5
3
4
4
4
4
5
3
4
36
72
Score
5
4
5
5
5
5
7
5
8
49
91
Putts
2
2
2
2
1
1
1
2
3
16
31
Up-n-down
-
X
X
X
1/2
1/2
O
-
0/3
3/11
7/19
GIR
O
X
X
X
X
X
X
X
X
1個2個


クラブ構成

3-wood (15°), 19°ハイブリッド, 5I (27°)-PW (47°), SW(56°), パター : 合計11本
追加で, 飾りとしてドライバーが約1本。
あえて言及しておきますと、、、90を切らなかったのはドライバーの有無が原因ではありませぬ。ハーフで45を切るように回復してきたので、そろそろ解禁をしてもよいころかもしれません。


Double-bogey free round (ダボ無しラウンド) をしたい

15番ホールが終わるまで、パーの数はさほどないものの、なんとかダブルボギーはないゲームを続けられていました。原則的に、ダブルボギーがスコアカードからなくなればスコアは自然と90より極端に悪くなることはありません。

パーを狙って捕るのは難しいですが、ボギーなら狙ってとる、最悪でもボギーにおさめようとするのはそれよりも数段ラクチンなはずです。しかしながら、16番ホールから(ボギー基準から) +5打余計に叩く羽目になってしまいまいした。結局はボールを打つ技術が足らないといえますが、それと同じくらいにクラブ選択などのエラー (メンタルエラー) が大きかったように思えます。

  • 16番ホール: 最後のPar-5です。この日、他のPar-5はすべて2番ハイブリッドでティーショットをし、大きなミスもなくPar-5は攻略できていました。16番もそのように攻める予定だったはずなのですが、何も考えずに3番ウッドを手にして、隣のコースへ打ち込んでしまいました。
    • ミスは仕方が無い。2打目を素直にウェッジなどでフェアウェーに送り返すのが正しい判断なはずなのに、「ダボにはしたくない」と、ついレギュレーション通りのゴルフを幻想してしまい、結局グリーンに乗せるのに6打も要してしまいました。ヘビー・ラフからハイブリッドを打とうとするのが諸悪の根源。

  • 17番ホール: 風の強さを把握しきれず、池ぎりぎりのところでショート。風に敬意を払っていなかったようです。

  • 18番ホール: 3打目は50ヤード程で、安直にSWで打とうと考えました。が、実は50ヤードのSWのショットはあまり得意としておらず、現在「最も」シャンクが出やすいショットでもあります。これは練習を数週間行っていないということもありますが、クラブを手にするあたりから「これはまずいな」と意思があやふやなままアドレス、「とりあえず」打ってみて、案の定右の松に直撃。。。結局5オン3パットという18番ホールのワースト記録更新となりました。


ティーショット

3-woodはいい飛びをしていたものの、まだまだミスが多発。手前を激しくダフり10ヤードしかボールが飛ばないという類いのミスはありませんでしたが、軸がぶれるなどのミスによるダフりが多発しました。数字にして11打中8打 (72%) はミスショットという結果でした。理想的なショットは13番ホールの1度だけです。この再現性をあげることがGIRsを増やすことにもつながってくるでしょう。

同じく、ハイブリッドでも3回中1回、ダフりを暴発(9番ホール)。大方の場合、バックスィングの手の上げ位置が低いか、腕と体がシンクロせずに手打ちになっていることが原因です。

総じてPar-3以外のティーショットは64%がミスです。21% (3打) が合格 (許容範囲)。



唯一1度だけ、13番ホールで理想的な感触、弾道、音でティーショットを打つ事ができました (左図の白線)。Google Earthの計測によるおよその飛距離は、225-230ヤードになります。もちろん、これが「自分の実力だ」と考えるのは言語道断といえますが、できるだけこのショットの再現性を高めるのが課題といえるでしょう。


覚えておかなければならないのは、出現率は11回中1回、9%程。そのショットを打つ間に8倍の数だけこっぴどいミスをしでかしています。


実際3番ウッドで220ヤードを超えるショットが打てるくらいのショット力が身につけば、飛距離という要素ではlow-handicap playerの域に達するには充分ではないかと。