今年の最終ラウンド - 来年もよろしくお願いします!

今年の最終ラウンドは、シリコンバレーの中心からは少し離れた場所にあるRoddy Ranchでした。
(皆様、早朝から大変ご苦労様でした! とても楽しかったです!)

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課


このところろくに練習をしていないので、妙な期待はせず手堅くボギーをとって、少々のダブルボギーを許容して、大たたきしないようにプレーしました。結果は96点でなんとか100は叩かずに済みました。それでも最終ホールの3番ホールPar-3では、意図した通りの球(高さ、曲がり方、距離)を打って締めることができ、これで心置きなく冬眠状態に突入できそうです。

最終ホールは、打ち下しでピンまでが目測で115ヤード程、右がバンカー、左がグリーンに向かって傾斜しているので、グリーンの左に向かってアドレスし、クラブフェースを開いて、球を高くあげるために若干ボールをスタンスの左において、8番アイアン (ロフト40度) を半インチ程短く持ってフェードボールを打ってみました。バーディのボーナスまでは出ませんでしたが、タップイン•パーで締めくくれて満足です。


というわけで、しばらく冬眠状態に入ります。引き続き、ランニングやジムは続けて身体の基礎作りはしますが、まじめにハンディキャップを更新するためのプレーは休止します。休止状態が終了したら、NCGAのPublic Links Tournamentなどに、グロス部門で出場できるようにがんばりたいです。


こういう時期にいろいろ実験してみて、少ないクラブ編成でどれくらいスコアメイクできるか、とかゴルフの新しい世界を探求してみようとも思います。例えば,3番、6番、9番、SW + パターの5本とか。これで意外と80前半のスコアがでたりして。。。



ところで、先日大量に入手したPro V1ですが、↓のような感じで、18ダースもあるので半分は練習ボールに使えそうな勢いです。簡単にチェックしたところ、練習用のPRACTICEが刻印されたものは含まれていませんでした。中には、表面が若干劣化したものもありますが、実用上はほぼ新品同様です。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課


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若干更新頻度が少なくなりまして申し訳ございませんが、来年も引き続きお付き合いください!

アドレスの体重のかけかた - Swinging from the insides of the feet.

久しぶりに、スィングについてです。


ジムで上体を回していたり、走るときにストレッチをしていて気がついたのですが、私はどうやら普段立っているときから、足の体重のかかり方がおかしい。長年変な歩き方をしていた弊害なのでしょう。体重が足の外側にかかっていて、一般にはむしろ内側(土踏まず、親指の付け根あたり)にかかるんですよね。


そんなわけで、アドレスの際にはいつも足の外側に体重がかかり、この状態で体をひねるといわゆるスゥエーが起こり易い。(感覚的に、そういう気がする)つまり、スィングの軸がぶれて、パワーがボールに伝達しにくくなります。そうすると、いくらがんばって正しいバックスィングをして、いいインパクトを迎えようとしても、再現性が悪いし、方向性や、距離も損をするでしょう。(だから飛ばないのか?)





ゴルフの教科書やレッスンでは、そういえば、「土踏まず」や「親指の付け根」に体重がかかるようにしなさい、と言われていたかもしれません。。。そんなことはこの5年間全く気にもかけなかったのですが、ジムに通い始めてようやく気がついたかも。


練習場に出かけてボールをうつ余裕はないので、嘘か誠かの検証は次に実際のコースでやることになりそうです。↑の絵のように足の内側に体重が乗っている (靴の傍の影) ようにアドレスしてやることで、体の芯がぶれを抑えてスィングできそうな感じがしてきました。


名手のJack Nicklausが、"Swing from the inside of the feet"、「スィングは両足の内側で行う」と言ってるくらいなので、的を大はずれしてることはないと思うのですが。。。又、彼は「ショットの正否はアドレスの90%で決まる」とも著書の「Golf My Way」で述べています。アドレスで意外と見落としている点がないかもっと検証してみようと思います。




タイトリストPro V1 AAAリサイクルボール、3ダースで$24.88!!!

ありえません。

中古とはいえど、Titleist Pro V1 AAAグレードのリサイクルボールが1個 $0.69で購入できます。


Amazon購入サイト:
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000E9Z63I?_encoding=UTF8&m=ATVPDKIKX0DER&v=glance


ソース:
http://kamokun.blog33.fc2.com/blog-entry-5894.html



値段は時間とともに急激に変化しますので、お見逃し無く!!!
(このリサイクルボールの定価は$99です)



リサイクルボールの関連リンク:

2009年8月22日土曜日
Pro V1は高性能ボールだった

2009年10月10日土曜日
Titleist Pro V1x を激安で仕入れる: (1個 $1以下)

2009年11月2日月曜日
正しい歩き方は強力な練習方法: 75, 70を切る突破口? (中古のボールで自己最大飛距離を達成)

2009年11月21日土曜日
Titleist Pro V1x (中古) は使える: 3ダース = $32



maxの3箱(9ダース)まとめ買いしました。これからショートゲームの練習、バンカーの練習もPro V1でできそうです。

今年はあと1ラウンドはしたい!

ここ数ヶ月ハンディキャップの更新はおろか、ラウンドする時間がつくれなかったり、18ホールでても途中数ホールで中止したりして、スコアの投稿すらできない日々が続いております。以前の予定では、80を切った勢いでハンディキャップインデックスを1桁にしたかったのですが、いろいろと予定が変更になり、しばらくゴルフは休止という形にしています。


80を切ったらぜひ次は、75、70を切り、ハンディキャップも0とかいう数字を一度は拝ませていただきたいものです :) しかし、いまの身体能力レベルや、特に技術レベルではコンスタントに80を切るのは夢の又夢、という状態ですので、思い切って真剣にプレーするのは中断してます。


多分、次のレベルに到達するにはGIRsの数(パーオンの数)だけでスコアメイクできるくらいの能力が必要でしょう。具体的にはコンスタントに8 GIRs, 調子がよければ12, 13 GIRsがとれ、グリーンを外したホールは気楽に2パットで上がってもいい、というゲームを目指したいです。とすると、ショートゲームを更に練習しながら、ロングゲームもある程度マジでトレーニングしないといけません。そうなると、一体本業が何なのか意味不明になり、「アリとキリギリス」の童話の「キリギリス」になりかねません。


というわけで、現在は次の技術力を備えられるように身体の方を重点的にトレーニングするようにしています。昨年の運動不足もたたって、体重がふえたり、ケガをしやすくなったので、丁度いい時期です。さらに歩き方も変え、ようやく足に負担がかからず数km走れるようになりました。


せっかくのNCGAメンバーの特権なのに、Poppy系のコースへ全然行けてなかったり、年始に行ってリベンジを誓ったコースにも全然いけてないので、気温がさほど寒くなく、混んでそうにない日を狙って、100切りを目指してプレーしようと思います!


さてそんな日があるのやら。。。:|







"PLAY BETTER GOLF" by Colin Howe

近くの本屋 (B&N) でセール品を買ってみました。






この本がいい、と思ったのは、一般的なゴルフ書のように技術の細部ばかり解説するのではなく、「いいスコアを叩く」ために必要な要素を、高い視点から解説している点です。


内容としては、
  • フィットネス
  • 悪天候の対応
  • トレーニング (筋力、有酸素運動)
  • 練習方法 (練習場と、コースでそれぞれ)
  • 栄養摂取
  • 道具
  • コース戦略
  • ボールの打ち方
  • 心構え • メンタルのコントロール
があり、ゴルフを学ぶ上での一通りのカリキュラムまたは、フレームワークになりそうな書です。

Titleist Pro V1x (中古) は使える: 3ダース = $32

ちょっと前にAmazon.comでセールだった、中古のPro V1xを試しに購入しました:

Titleist Pro V1x を激安で仕入れる: (1個 $1以下) (2009年10月)

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3ダースで$33程でしたので、1個あたりの入手コストは$1以下。新品のPro V1を買うことを考えれば、8割引に近いセールでした。


中古とは言えど、状態はかなりよく、新品と見分けは付かない程です。

コースで何回か使いましたが、耐久性もよく、飛距離が落ちることもなく(むしろ伸びている)、まさに「ありえない」買い物でした。


Pro V1xは、V1に比べて固めに設計されているためか、パターの打感がイマイチ理想的な感覚から外れるのと、スピンがV1に比べてかかりずらいようです。ウェッジの溝がつるつるになっているのも関係しているかもしれませんが、次のセールではPro V1を試してみようと思います。


Amazon.comの他には、http://www.knetgolf.com/ というサイトなどいろいろありますね。

Dick De La Cruzデザインのパター

またまたクラシックなパターを入手しました。Dick De La Cruzデザインの、ブレード型のパターです。製造年は不明ですが、Cobraの刻印がありました。
(DeLaCruz Golf Designs - http://www.dgdgolf.com/store/)

なぜかハンドファーストにかまえないと、インパクトでクラブフェースがスクウェアに当たりません。。。外観がいいので、よしですね。

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個人的に道具は、一度使い始めたら長く使う方ですが、パターについては気に入ったのを(安く)何本か揃えておいて、気分でローテーションしています。



[1] デザインが一番気に入っている、ClevelandのDesigned Byパター (L字型)。実は一番のお気に入りながら、このパターだけ唯一1ラウンドで30パットを切ったことがありません。:
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[2] 1960年代くらいに製造されたミズノ製のパター。両面で打てます。
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[3] こちらも同時期に製造されたらしいミズノ製のパター。これも両面で打てるので、ホールアウトがスムーズにできます。
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[4] Cleveland製の、Designed Byパター。復刻版? です。同じDesigned ByのL字パターなのに、1ラウンドで27, 28パットというのは結構ありました。
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[5] Odysseyのマレットパター (Rossie)。安定したパフォーマンスがいいです。が、普通すぎて、簡単すぎで、すぐに飽きてローテーションされてしまうのが玉にキズ。
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[6] 本命のSeeMore m3w。打感、構え易さ、使い易さ、見栄えを総合するといい品です。SeeMoreはメジャーなブランドではありませんが、物自体は非常によくできています。あとはマーケティングの問題でしょうか?

リンク:
http://www.seemore.com/products/product/m3-m3w/

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タイムリミット

近頃自分でプレーするときのタイムリミットを設定してみました。

  • 1時間10分以内に5ホール終える
  • 2時間以内に9ホール終える
  • 3時間10分以内に14ホール終える
  • 4時間以内に18ホール終える

最近「待つ」ことがとても苦手になってきたので、ティーグラウンドで5分以上待つと帰り支度をしたり、6ホールくらいでリタイアすることが多くなりました。。。


修行を積んで、平均的に3時間半くらいで18ホールを終えられるようになりたいものです。

コース戦略はシンプルに - single alternate shot (SAS)

ゴルフは通常のストロークプレーの他にも様々なゲーム形式があります。中には、Alternate Shot (Foursome) という、ちょっと聞き慣れないゲームもあります。今回はこれがテーマ。


Alternate Shotとは、

Alternate Shot, also called Foursomes, is a competition format in which 2-person teams alternate hitting the same ball. The first player tees off, the second player hits the second shot, the first player hits the third shot, and so on until the ball is holed. Tee balls are alternated so that the same player doesn't hit every drive.
(http://golf.about.com/cs/golfterms/g/bldef_altshot.htm)

Alternate ShotはFoursomeともよばれ、2人1組でチームをつくり、1個のボールを交互に打つゲームです。1人がティーショットを打つと、次は2人が第2打を打ちます。そうして、ホールアウトするまで交互にボールを打ちます。ティーショットは、同じ人が毎回打つことがないように毎ホール代わります。先月のPresidents Cupでも採用されているゲーム形式ですね。



ショット毎に入れ替わるということは、次のプレーヤーが楽にボールが打てる場所にボールを運ぶのが優しいですね。例えば、ティーショットを打って、フェアウェー右側の平らでグリーンの角度も絶好の地点、なんてボールが打てれば、チームメイトは第2打目を安心して打てるでしょう。

それが、無理に飛ばそうとしてアゴの高いフェアウエーバンカーの中、とか、大木の後ろ、とかに入ると、チームメイトは困ってしまいます。逆に、チームメイトがティーショットを打ってくれて、自分が第2打目を処理しなければならないなら、できれば簡単な場所から打ちたいものです。


この考え方は、1人でストロークプレーをするとき(普通にプレーするとき)にも使えるのではないでしょうか?


つまり、次のボールを打つ自分(チームメイト)のために配慮して、今の目の前のボールを無理せず、ミスしてもリカバリーが容易な地点に運ぶにはどうすればよいか、を考えてクラブ、弾道、ターゲット等を決めていくのが、スコアを縮める戦略になるのでは?


チームメイトに優しく、易しいショットを打たせてあげられることにフォーカスすれば、とんでもない大たたきが減り、平均スコアはよくなり、ベストスコアの更新にも繋がるのでは?と思いました。


コース戦略といっても複雑に考えすぎず、シンプルに「次の自分が楽に打てるよう演出する」。


もしかしたら、実際にalternative shotで練習ラウンドをすると、何か得られるものがあるかもしれませんね。

次のラウンドからすぐに効果を発揮する(であろう)パットの練習

スコアを減らすには、パットを減らす。


パットを減らすには、よい寄せ (チッピング)をする。


チッピングでカップから3~4フィート圏内に寄せられれば、ナイスショットです。


しかしながら、それでも確実に1パットで上がるには相当のパッティング技術が要求されます。
3~4フィートくらいの、1メートル前後のパットって本当に難しいですね。
「3フィートを制するものは、世界を制する」という格言もあるくらいです。


逆に、チッピングをミスしてショートして、残り10フィートあると。それでも、パットが入ってしまったら立派なセーブです。スコアカード上に「運がいいだけのパーセーブだ」などと記入することはありませんし、芸術点はゴルフにはありませんから、何フィートの1パットでもOK。ですので、チッピングと、パッティングはセットにして練習するといいです。更に、非常に実践的。


(チッピングが許可された) 練習用グリーンの脇に、ボールを3個なり、10個なり、好きな数をばらまきます。易しいライをつくってもいいですし、わざとラフに置いて足で踏みつぶして埋めて、最悪のライを作ってもいいです。そこから、1つターゲットになるホールを選んで、ホールとボールの距離、ライを吟味して適切なクラブ (ウェッジとか、8i, 6i, ハイブリッドとか) を選んでチッピングします。ボールを打ち終えたら、今度はパターを持って1パットでホールに沈めてください。例えば、3個ボールを打ったなら、3個とも1パットで沈むまで、繰り返し同じ地点からチップとパットを挑戦します。そうすると、クラブ選択の感覚、距離感、1パットで沈める緊張感も同時に養えるでしょう。


60度のウェッジなどで浮かすよりも、アイアンやウェッジを立てて転がす方がセーブし易いのではないでしょうか?


関連して、ボールを1個だけ使って、チップとパットをする毎に、場所を変えて、クラブも必要ならば変える、という練習もいいです。


フルスィングの練習は時間がかかりますが、チップとパットはスコアに直結する上に、体力は必要ありませんのですぐに効果があらわれるでしょう。


300ヤードのドライブを1度放っても、なかなかスコアは1も減らないでしょう。逆に欲が出て無理をして、1増えることもあります。


が、30フィートのパットが1度で沈んだり、30フィートのチップを放って1パットで沈められれば、スコアは1縮まります。

素振りについて

時は金なりということで、最近よくプレーのスピードを気にします。


自分はボールを打つ前にけっこう時間がかかっている気がするので、ボールを打つ前に素振りをやめてしまいました。完全にやめたわけではないんですが、ワッグルをちょっと大きくしたぐらいの、4分の1程度ふるくらいにとどめて、ボールの前に来て、クラブを選んだらすぐに打つようにしています。同様にパットもあまり素振りをしないか、バスケットのフリースローをするときのような感じで、ボールの軌跡をイメージして構えたらささ、と打って終わるように変えてみています。


ボールを打つ前に描いたイメージがフレッシュなままの状態で、スィングに入れるので1回、2回素振りをしていたときよりも、いいボールを打てることが多くなった気がします。


いままで随分無駄な動作をしていたわけですなー。

正しい歩き方は強力な練習方法: 75, 70を切る突破口?

ボールを使った練習は一切せず、体の基礎を強化する練習に重点を置いています。

具体的には、「正しく歩く練習」です。

これは一見ゴルフの練習とはいえなさそうですが、再現性よく最高のインパクトを迎えられるスィングをするには、ベースの強化が効果がありそうです。


「正しく歩く」ことについては、これまで何度か触れてきました。


歩き方が変わると:
  • 長年使っていなかった体の芯の筋肉を動かすようになる
    (飛距離がのびる、再現性があがる)
  • 血行がよくなる
  • 疲れにくくなる
  • スタート時のフレッシュな感覚を長時間維持しやすくなる
  • ケガが少なくなる
などなどメリットばかりです。


歩き方を本格的に直し初めてから3ヶ月程なのですが、先日の練習ラウンドで驚く効果が得られました。↓はあるコースのPar-5のホールですが、第1打目で280ヤードくらい飛んで転がりました。2打目の残りが200ヤードを切ってしまったので、(自己)新記録です。以前、ショートカットを利用してPar-5の2打目が200ヤードを切ることがありましたが、直線のホールでの現象ですので嬉しいですね。


使用ボールはちなみに、先日購入した「リサイクル」のTitleist Pro V1xです。1個 $1で手に入れた品です。


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その後は、2番ハイブリッドでフェードボールを打つつもりが、グリーンをオーバーして、結局上がってみたら7点という情けない結果でしたが、嬉しいミスでした。あとは、ボールを打つ練習ができたら、距離をcapitalizeする感覚を取り戻すだけですね。それは翌年以降のお楽しみということで。。。


平均的な飛距離も伸びてきて、230~240ヤードを超えるくらい飛んでくれるようになりました。昨年は200ヤードを超えるのがせいぜい、今年の初めにスィングの始動方法等を直して210~220ヤード程度、だったので、平均的な面でも改善されているようです。

多分、75, 70を切るには、ロングゲームを大きく変化させねばなりません。理想的には、8 GIRsで、ダブルボギーと3パットがないゲームです。「正しく歩く」練習が、その糸口になるような気がしてきました。


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ドライバーは相変わらずTitleist 975D (UST V2 wood, 44.0インチ、R-flex) を使っています。半年強使って、ようやく体に馴染んできた気がします。

小さいヘッドのドライバーは、フェアウェーからも打てるし、木の下を抜けて距離を稼ぐときとかにも便利です。さらに、左右に曲げるのも楽です。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課



ここで、「じゃ、最新のドライバーに変えて、シャフトも45.0インチ以上のに変えたらもっと距離が出るんじゃないか?」となるかもしれません。的確なフィッティングができれば、そうかもしれません。しかしながら、最新のドライバーを手にして見合うだけのリターンは果たしてあるのかどうか、疑問です。
  1. 単純に飛距離が伸びるだけでは、スコアはよくならない。仮に100歩譲って、14回に1回の確率で300ヤード飛ぶとしても、スコアやハンディキャップの改善には直結しない。飛距離が出ると、更に正確性が要求されるのと、ミスをしやすくなるので絶妙なリカバリーショットを練習しなくてはならないから。単純な飛距離アップは、逆にスコアを崩す原因にもなります。
  2. 自分の好みに合うヘッドのモデルが市場にない。
  3. 仮に新しいドライバーを手にしても、慣れるのに数ヶ月~半年以上の期間を要する。
  4. 単純にシャフトの長さを延長しても、"平均"飛距離の向上は難しい。物体の振り易さ (MOI)は、物体の長さ(シャフトの長さ)の二乗に比例するため、同じスピードで振るにはそれだけ体がパワーを生み出せねばならない(正確にはトルク)。とすると、ヘッドを軽くしたりする必要があり、フィッティングは完全にやり直しが必要。
というわけで、ハンディキャップを縮めるのがゴールの場合は、(現在の道具がわりといいのなら) ドライバーに投資したところでリターンはわずかでしょう。ドライバーに、実費とフィッティング料で$500払うなら、優秀なティーティングプロからショートゲームと、コースマネージメントを習うほうが得策でしょう。。。

Every Shot Must Have A Purpose





Annika Sorenstamのコーチ達による書です。ゴルフのメンタル面(耳と耳の間)を強化するためにものすごくためになる内容でした。今備える技術力を最大限に引き出して、スコアメイクする方法を紹介しています。(スコアが伸びないのは、技術や道具のせいではないことをまず認識すべき!)


ゴルファーの多くは、自分でコントロールできないことを気にしすぎていて、逆にコントロールできることに気がつかず、パフォーマンスを充分に発揮できていないそうです。それぞれ自分の想像を超えた潜在能力を備えているのですが、頭の中でブレーキがかかっていてなかなか本性を出せないでいると。


この本は、そのブレーキを取り除いて、無限の可能性を引き出すガイド書と言えそうです。

シャンクを直す方法 を更新しました

以前にまとめた記事に若干加筆しました。

祝! 第200回エントリー: シャンクを直した方法のまとめ
(2009年4月15日水曜日)

  • シャンクを直すには、スィングを0から再構築
  • 結果と原因 (cause & effect) の理解
  • スィングは再現性の高い方法を採用
  • ボールを打つ練習は、short shot から初める

常に上達しつづけるには - スコアアップには心技体のバランスが必要

ゴルフでスコアアップするにはどうすればよいのか? について考えてゆきます。月1ゴルファーの身分で恐縮ですが、今後の自分の指針にもなるし、1度頭の中を整理しておきたいので。上手くなるには「練習する」に尽きるのですが、アマチュアは自分のビジネスが本業ですので、練習時間や必要コストは限られています。そうすると、限られた時間と資金で、上達するには頭の中を整理したほうが効率がよさそうです。


5年程ゴルフをして思うのは (まだ2桁ハンディキャップですが...)、それは格技でよくいわれるように「心•技•体」が上手く調和するのが不可欠です。特に「心」。


下の図に、「心技体」のそれぞれに関わる主な要素を思いつきでイメージ化してみました。

Copyright (c) 2009 Sei Higuchi. All rights reserved.

「技」は体の内部に秘められているデータ、ゴルフをする上でのコア。高い技術は高いポテンシャルにつながります。それには「体」で表現するというか、きっちりアウトプットしなくてはせっかくの技術がスコアにつながりません。

「体」は個人が備える「技」を表現するプラットフォームです。その「体」と「技」を結んで、制御するのが「心」。文字通りスコアメイクの制御装置、ブレインになるのが「心」の役割です。「技」と「体」をつなぐ接着剤といってもよいかもしれません。これが調子がわるいと、幾らPGAプロのような技術があっても、体の調子が万全でも、スコアになりにくい。

この3要素を細分化すると:

「技」
  • ロングゲーム:
    グリーンから100ヤード以上離れた場所から打つショット。フルスィングをする能力。ドライバーを振り回すことなどを差します。ゴルフ雑誌、TV、レッスン書籍などはここにばかり注目しています。確かにこれが会社としては利益を生み易いですし、プレーヤーも関心が高いし、クラブメーカーは「飛ぶ」というセールスコピーを作れば利益になるのでどうしても「ロングゲーム」に注目しがちです。
    確かに重要な部分ですが、技術面では他にショートゲーム、パッティング、トラブルショットなどあるので、練習場でドライバーばかり振る練習はスコアアップには繋がりません。

  • ショートゲーム:
    グリーンから100ヤード圏内のゲームです。次のパットを含めると18ホールのスコアの50%~70%を占める重要な部分です。ショートゲームが正確にできれば、見た目の派手さはありませんが、80が切れます。第三者からみれば90を切るくらいのレベルにしか見えませんが。。。

  • パッティング
    パッティングの善し悪しはスコアにダイレクトに影響します。PGAプレーヤーでもツアー1日目で「コースレコードの62を打った」と思ったら、翌日は「71の平凡なスコアだった」ということはよくある話しです。それは何が違うかというと、グリーン上で何回叩いたかの違いであることが多いです。グリーンにたどり着く数は同じなのに、1日目は25パットで、2日目は34パットだったので、9打の差が生まれるというわけです。

  • トラブルショット
    この練習も重要です。コース上では、平らなフェアウェーから打てる機会はあまりありません。以前解析したようにPGAトッププレーヤーのフェアウェーキープ率は50~60%程度。半分はフェアウェーを外すことも少なくありません。それでもスコアをまとめるには、トラブルショットを問題なく打てると心強い。具体的には、「ディボット跡からのショット」、「深いラフに埋もれたボール」、「木をよけるために120ヤードを4番アイアンで低く打つ」、「アプローチがし易いように、ケガをしないように、フェードやドローを打つ」などなど。

つぎは「心」です。
  • 自己分析:
    自分の実力の把握です。これがかなり難しい。実力は長期的には成長するものですが、日によって大きく変化します。自分の現時点の実力を過不足なく把握できるのは永遠の課題。

  • 平常心の維持 • 回復:
    大たたきをしたとき、OBをしたときなど、頭に血が上ります。また、スロープレーを待っているときとか。イライラした状態ではいいスコアはでません。常に平常心を保ったり、一度かっとなってもそれをすぐ回復できる心が必要です。また逆に、思いがけずバーディをとったり、イーグルをとったりした後も、できるだけ冷静さを保つのが大事です。

  • コース分析:
    コースマネージメントにつながる部分。コースの特徴を把握して、どこにどう打てばよいかというプランを形成します。ハザードまでの距離、地面の傾斜、ラフの深さ、コースのくせなどを知るのは非常に有利。

  • スケジュール、体調管理:
    アマチュアといえど、NCGAの大会などイベントがあります。それらのイベントでよい成績を収めるなら、普段のスケジュールや体調管理は重要。また、イベント当日の段取りをコントロールすることもスコアに直結します。

最後に「体」です。
  • 筋力:
    技を表現するためには、体の基礎ができていないと無理です。またゴルフ雑誌によくあるような「有名プロのスィングtips」などは、physical capbilityがそのプロと同じにないアマチュアが挑戦しても無理な話です。
    「ベンチプレスが何回できるか」といったボディービルダーのような筋力は要らないはずですが、体の芯を動かす筋力を鍛えるのは利益があります。

  • スタミナ:
    1, 2ホール目は気分壮快、体もエネルギーに溢れていて、簡単にパーが取れるのに、18ホールが近づくにつれてボギー、ダボしかとれない。なんてことがないですか? 18ホール最後までパフォーマンスを維持するには、スタミナが必要不可欠。

  • 歩行力 (特殊なケース?):
    上のスタミナと関連もしますが、個人的にこれは現時点での最重要課題なので敢えて項目に追加しました。つまり正しく歩けるか、ということです。正しく歩けると、体の神経伝達が向上、筋力がつきますし、体の血行がよくなります。意外と正しく歩けず、Ashimo状態なケースは少なくない。私のケースはかなり重症なんですが。。。 :)
    トレーニング開始から3ヶ月弱なので、まだまだ変ですが既に飛距離や体力に大きな変化が現れはじめました。"正しく"歩くだけで、スタミナと筋力が向上して「技」を表現する土台が作れます。
    すり足だったり、がにまただったり、歩くときに「ず、ず、ず」と音がしたり、同年代の人にくらべて基礎代謝が低く太りやすい、肩こりがひどい、研究職が好き、シリコンバレーのIT企業が好き、な場合は要チェックです。ほんとに。

    バッグを担ぐのは体の姿勢を崩したり、正しい歩き方を抑制する行為なので、カートに乗せて押すか引くかしたほうがよいかも。健康を害する恐れがあります。


というわけで要素の説明だけで終わってしまいそうですが、スコアアップをするにはこれらの「心技体」がバランスよく備わっている必要がありそうです。いつまでも100が切れない、とか、練習場で打っている球がコースになると打てない、というケースはよくあります。技術は充分に備わっているのに、「体」の状態がよくなかったり、「心」という制御装置が上手く機能していないのかもしれません。

「心技体の調和」というか、どれが一つ秀でてもよいわけではなくして、バランスよいコントロールが大事なのですかねぇ。




最後に、

図中にはありませんが、自分にあった道具を無数にあるアイテムから探してバランスのとれたセットを使うのもわすれてはなりませんです。現在の市場には、無数に選択肢があります。ヘッド、グリップ、シャフトとか。そのなかから自分のスィング、好み、体格にあった14本を揃えなくてはなりません。

というわけで当所は
  • 10年以上前の260ccドライバー (Titleist 975D) にちょっと新しめのシャフト
  • ブランドが廃れて市場価値のないフラットバックアイアン (Ben Hogan Apex)
  • 最近ブランドが復活してきたSeeMoreパター
を使ってます。ドライバーについてはいろいろ試したのですが、小さいヘッドの方がボールが曲がり易く、フェアウェーからも打てるので便利です。理由は不明ですが、ほどよく中弾道で飛んでランがでます。アイアンに関しては、「キャビティバック」を使うべきなのですが、やはりフラットバックの外観と打感、操作性、そして「BenHoganという廃れたブランドなので在庫処分セールだった」というのが大きいです。ミスに弱い道具の方が、フィードバックがしっかりしますので、長期的に上達すると思いますし。。。フラットバックに変えてから、むしろスコアは向上して、ボールの操作性の重要さに気づかせてくれたかも。

Titleist Pro V1x を激安で仕入れる: (1個 $1以下)

数ヶ月前にTitleit Pro V1を使い始めてから、すっかりPro V1の虜になりつつあります。

すでに残り数個になってしまい、補充するにはコストが高すぎるので新品で買う気にはとうていなれません。1ダースの新品は$50くらいしますので、、、前まで使っていたTop Flite D2 Softの4倍近いコストです。ありえん。


ということで、AmazonでGrade AAAのリサイクルボールが格安でセールされていたので、試しに購入してみました。取得コストは3ダース (36個)で$33!!!! 1個あたり$1以下です。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課


こんな感じのちょっとあやしいパッケージに入っていました。



ボールの一つを取り出して拡大撮影。けっこういい感じです。触った感触が新品にくらべてツルツルしているかも。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課




とにかく実際に使ってみないとパフォーマンス評価できないですね。どうなることやら。ちなみに、36個中、2個は"PRACTICE"の刻印が入った練習場ボールでした。これらは、さっそく練習ボールにしようと思います。




3ダース分をマーキングするのは地味に骨が折れました。。。

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マーキングも最近は随分いい加減で、2−3色の油性ペンでドットを描くだけ。。。前は、がんばって模様を描いていたのですが。。。誤球を防ぐのが目的なので、自分のボールかどうかidentificationできれば充分かな。

スライスについて

スライスとは、ボールが左から右に曲がる球筋のことです(右打の場合)。


それは、インパクトでクラブフェースがヘッドの軌道に対して開いて衝突して、ボールに時計回りのサイドスピンが加わるために、右へ曲がっていきます。


多くのゴルファーがスライスに悩みます。「スライスを直すには」といった類いの文献には数に限りがありません。特にゴルフを初めたばかりのころには、スライスがかなり嫌いになるかも。


スライスは直すよりも、「どうやったら毎回スライスが打てるのか」の仕組みを理解して、打ちたいときにスライスが打てるようになったほうがお得です。実際に、アプローチをするときはスライスが打てた方が、安全だったり、ミスになっても手堅いボギーに収まりやすくなります。「左にフックが出ることがあるし、ストレートもでるし、スライスも出てしまう」となってしまっては、コースマネージメントどころか、毎回打つときにショットに不信感が募ってスコアメイクどころではありません。


それでもスライスは嫌だ、というなら、「フックの打ち方」を練習するといいかもです。フックを打つには、スタンスをターゲットに対して閉じて、普段通りのスィングをすれば、ボールが右に飛び出して、左へ返ってくるはずです。


スクウェアに構えてドライバーで30-50ヤードもスライスするのが常な場合は、20-40°くらい、かなり極端にスタンスを閉じて球が左に曲がるようコントロールするとよしです。とにかく最初は、左に曲がりさえすればok。



ボールを左右のどちらかの方向に曲げられるようになると、コース戦略がやりやすくなります。曲げ幅を精密にコントロールするのは、相当の練習量が必要と思いますが、「とりあえず、思った方向の左右どちらかに曲げる」には100が切れるくらいの段階でも問題がないのではないでしょうか。


私は曲げ幅は、全く調整がきかないのですが、「左右のどちらかに曲がり、ミスったらストレートボールになる」ようにしてから、随分と大けがが減りました。


ボールは真っすぐ飛ばそうとするよりも、曲がる前提で打つとスコアメイクしやすいはず。

基礎体力重要。。。のさらに続き @ Stanford Univ. GC

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課



基礎体力が低下しているのを受けて、ジム通いを毎日のスケジュールに組み込みました:


ジムに通い始めて10日程ですが、体重に大きな変化があって、既に3kg弱減りました。筋肉量はさほど変わらないので、脂肪がようやく燃焼され始めたようです。ここ数年、独自のダイエットプログラムをこなすことはありましたが、どれをやっても1-2kg減らすのがせいぜいで、意欲が続かず数ヶ月で止めることが常でした。


Billy Blanks' Bootcamp (ブートキャンプ) もけっこうやりこみましたが、体重は思ったほど減りませんでした。数ヶ月で最大3kgくらい。持久力や、筋力は相当つきましたが、やはり体の芯を使わず、Billyがビデオの中でいうような正しい動きができていなくて、減量効果が出なかったのではないかと。


恐らく、あくまで推測ですが、正しい歩き方を練習し、習得しつつあるのが、ジム通いの効果を上げているのだと思います (まだまだ肩の周りが硬い、と言われますが。。。)。正しく上半身と下半身が連動して、体の芯から普段から動いていないと、体の血行が悪くなったりして肩こりなどになりやすくなります。実際に正しい歩き方を7月末、80を切ったくらいから始めて2週間くらいしてから、5年以上悩んだ肩こりがほぼ解消しました。長時間座っていても疲れないし、寝起きもすっきりするようになりました。


体の芯が動くようになり、いままで血が通いにくかった部分の血行がよくなったりして、エネルギー消費量が増えるのだと思います。ちょっと水分不足になると頭痛になりがちだったのも、少なくなりました。多分、頭への血行もスムーズになったのかも。


もし、歩き方がおかしくて常日頃からだの末端しか動かしていない場合は、ダイエットをしても減量効果が低いのかもしれません。そういうケースは、正しい歩き方を練習してやる必要があるのかも。例えば、普通にあるいていて、ふくらはぎ(足の末端)が疲れる場合は、体の芯が動いている正しい歩き方ではない可能性が高い。。。Ashimoになっているかも。



From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課



最近はすっかり月1ゴルファーになってしまいましたが、久々に古巣へいきました。練習量もままならないので、アイアンの精度は出ないのと、バッグが重くなって体力が減りやすくなるので、3番ウッド, 3,5,7,9番アイアンとウェッジ1本をバッグから抜いて、D, 2H, 4I, 6I, 8I, PW, SW, PTの8本でプレーしました。時折、「ここで7番アイアンがあったらいいんだけど」という場面はありますが、思ったよりも困らず、普段と変わらないスコアか、むしろこの練習量にしては上出来の結果でした。次のラウンドも、この8本でプレーしようと思います。


9 GIRsだったので、これは歴代自己記録の2位です。
グリーン上では歴代ワースト記録更新か?みたいな感じで、しっかり借金をしました。。。
これはクラブの本数とは無関係ですね。


18番ホールまで体力が持続できて、ちょっと嬉しかったです。また、時折意図に反した弾道がでるものの、左右にボールがよく曲がるようになり、ケガがすくなく、グリーンを多く捉えられた要因かもしれません。基本的にストレートをメインに打つよりも、
  • 「左に曲がる (ドロー/フック)、失敗したらストレート」
  • 「右に曲がる (フェード/スライス)、失敗したらストレート」
のように打つ方がスコアメイクしやすいかもです。「ストレートボールは実はミスショット説」なのかも。



From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課



今日はティーショットの飛距離が伸びていて、「こんな場所から打ったことない」という地点からアプローチできることが何度かありました。16番ホール Par-5では、2打目の残りが235ヤードくらい、いろいろトライしたい気分だったので、グリーン手前までボールを運ぼうと考えました。ところが3番ウッドは捨ててきたので、しかたなくドライバーをフェアウェーから打ってみたりと。小ぶりなヘッド (260 cc) のおかげで、趣味の技として使えるかもです。2オンはしませんでしたが、2番手上げる必要のある砲台グリーンの斜面、手前15ヤード程まで飛んでくれて、3打目が楽にうてました。とはいっても、あり得ないくらいショートしたので結局パーに終わりましたけど。。。


「いろいろトライする」に関連して、今日はパットを打つ前に素振りを全くしないで、構えたらささっと打つのに徹してみました。意外と結果は変わらないですね。。。いつも何のために3回も素振りをしていたのだが。。ただ、ロングパットは毎回ショートして3パットだったので、40フィート超のパットは素振りをして距離感をつかむ必要ありかも。それにしても、いろいろプレーの簡素化ができそうです。



最後に、正しい歩き方をするには、ゴルフバッグを背中に担ぐのは理にかなっていないかもしれません。自分だけかもしれませんが、ゴルフバッグを背中に背負うと、丁度ヒップのあたりにバッグの筒があたり、股関節の動きが制限されます。また、バッグの重量に関わらず背中を多少なりとも曲げて歩くので、背筋が無負荷で歩くときのようにまっすぐぴんと伸びることもありません。


ですので、「健康のため」と称してバッグは担いでいましたが、実はプッシュカートなどに乗せて歩いた方が、健康にはいいのかも。


そちらの方が、背中を曲げて歩かなくていいし、股関節の動きは制限されにくいし、右肩や右腕ばかりつかってバッグを持ち上げたり、運ぶこともないだろうし、ちょっと真剣にプッシュカートの導入を検討しようと思います。

(好スコアに) 基礎体力重要。。。の続き

昨日のラウンド:


基礎体力重要 @ Palo Alto Hills CC


にて、基礎体力の低下で技術力を存分に発揮できず、悲惨なスコアになって反省しました。スタミナが5ホール程度しか持続できませんでした。


ということで、さっそく近くの(お手軽にいける)ジムに入会して、体重を落として尚かつ芯を鍛えてみることにします。



実は、これとは別に「歩き方がめっちゃくちゃおかしい」と指摘されて、歩き方から練習するようにしています。


実は、意外と「正しい歩き方」が出来ていない人って多いんです。とくにシリコンバレーのような、学歴が高い人が集まる場所とか。注意して観察すると、まるでロボットのような歩き方。


私も「ちょっと、あなた、ロボットみたいな歩き方ですよー。それじゃHondaのAshimoじゃないすか」と、陸上の全国記録保持者の方に注意されてから、歩く練習をしています。こうすることで、手と足の動き、上半身と下半身の動きが自然に連動しやすくなり、スィング中も芯がぶれにくくなるのだそうです。(その方はゴルフの経験は1年未満ですが、PGAプロ並みに飛距離がでるらしい)





このような手と足がバラバラの状態(運動神経)でエクササイズをしても、体の末端しか使わないので効率もわるく、体の中心は動かないので体の中心の贅肉はついたままだったりという結果にもなりかねないそうです。


というわけで、しばらくは違った方法の練習をメインにして、long-term investmentということでチャレンジしようと思います。

基礎体力重要 @ Palo Alto Hills CC

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シングル育成課



久々のラウンド、気分はうきうきなんですが、めっきり練習 (ボールを打つ + 体力作り) していないツケが回ってきました。


開始 5, 6ホールはぼちぼちいい感じなのですが、6ホールを過ぎたくらいから、既に体力切れなのが実感でき、前半は完全にボギーペースの44。前回にラウンドさせていただいた7月からは、明らかに技術レベルは上げているはずなのに、基礎体力が急激に落ちているのでなかなか思ったようにexecuteできませんでした。

体力が減ると、グリーン周りの想像力やcreativityを生む余裕がなくなり、「グリーンを外して、グリーンにどっかにのせて、平凡な2パットをして、ボギー。。。」というパターンにハマっていました。

後半は、2回トリプルボギーを叩いてしまい、その他の7ホールでは平均してボギーペースで、ボギー基準で結局+4打。合計93打にしてしまいました (Par 71, ボギーペースで Par 89)。

パット数は35 (3パット1回)。割と練習していた7月は30パット前後が常だったので、グリーン周りも相当後退してるし。。。基礎体力が上がれば、ゲーム開始時の1番ホールのフレッシュさを維持できるようになるはずなので、反省して運動しないとですね。

シングル育成課に"転籍"

長らく続いていたシャンク病が終焉を迎えたということで、転籍することになりました (i.e. ウェブサイトのタイトルを変更します)。次は「シングル育成課」になりました。


主に焦点あてるトピックとしては、
  • コース戦略 / ゲームプラン
  • ショートゲーム
  • 飛距離アップ
かなと思われます。


今後ともどうぞよろしく御願いします。


ヒップローテーション (腰を切る) を速くしすぎるとスライスする説: Ben Hoganはこうしてフック病を直した

Jack Nicklaus著の"Golf My Way"を眺めていて発見したことがありました。シャンクを直すのに躍起になっていたころは、「ダウンスィングをヒップローテーション、腰の回転をきっかけにして開始し、できるだけ速く回すようにする」と信じていました。現在はそうしてはいませんが、自分のようなスライサーにとっては、スライスを助長する方法なので有効ではなさそうです。

"To make room for the arms to swing the club freely past the body and out toward the target, the golfer must synchronize a smooth turning hips toward the target with is targetward leg motion. The faster he makes this hip turn, the later the club will be "released" by his hands and wrists, and thus the greater will be his chance of fading, or slicing, the shot. The slower the golfer's hips turn, the faster his hands and wrists will "release" the club, increasing his chance of drawing, or hooking, the shot."
(Jack Nicklaus, "Golf My Way", 153ページ)


腰を速く回せば回す程、クラブのリリースが遅れるため、フェード・スライスになる確率が上がります。


逆に、腰の回転が遅いと、クラブのリリースが早くなり、ドロー • フックになりやすいようです。


ベン • ホーガン (Ben Hogan)は、キャリアの初期のころはフック病になやんでいたらしく、腰の回転を意識的に速くするようにして、インパクトでクラブフェースをオープンにするためにクラブのリリースを遅らせていたようです。

よって、スライサーが彼の"モダン•ゴルフ" (The Modern Fundamentals of Golf) のスィングをそのまま真似るとスライスが酷くなるかもしれません。基本的な内容はすばらしいのですが、上の引用にあるように、手と腰と足の動きはタイミングよく同調させないといけませんね。確か、私のコーチも"基本的にはいいが、彼はフックを矯正するためのスィングなので、鵜呑みにはできない"と申しておりました。そのときは意味不明でしたが、やっと理解。。。




彼のように打てればいいですねぇ。。。



今となってはなぜシャンクを一時的に直せたのかは不明ですが、腰の回転と腕の動きは程よく同調しないといけませんね。。これら↓は、スライサーにとってはスライスをさらに誘発するかもしれません。

いまは、切り返しをどうスタートしているのか、説明できないのですが、とりあえずボールは前か左右どちらかに飛ぶようになっています。


From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



シャンクを直す、または、安定したショット (consistentなショット) を打つには、テークバックの開始に注目するのが、効果的で即効性が高く、永続性がありそうです。

Pro V1は高性能ボールだった

先日、「ゴルフボールの選び方について考え直しが必要? - タイトリスト Pro V1は単なる贅沢なボールではなかった!」と題して、練習場でPro V1を使ってみて感動しました。


Pro-V1を実際にコースで打ってみると、ほんとにこれはすごいボールです。よく飛び、よくスピンがきいて止まり、パターの打感もよいです。個人的にはPro-V1の堅さや表面構造なら、パターのフェースは金属のものがよい気がしました。例えば、SeeMoreや、Scotty Cameronとか。


余談ながら、CallawayのHX-Tourなどは、オデッセーの白いインサートが入ったパター (2-Ball, HX-Hot etc) がいいよい打感でした。クラブメーカーはそれぞれのブランドのボールに最適化してデザインしているのかな?


それはさておき、Pro-V1はスピンがめちゃくちゃかかります。これまで5年間、ウェッジでうっても落下点に止まるか、10 cmくらいバックするのがせいぜいでした。が、Pro-V1は、普通に3 ~ 4フィート (90 ~ 120 cm) くらいバックスピンで戻っていました。同じスィング、同じウェッジで打ってこの違いなので、ボールの違いはゲームやスコアに大きく影響しそうですね。特に硬いグリーンではよくとまってくれるかも。Palo Alto Hills GCや、Bayonet/Blackhorse Courseなんかでは、Pro-V1が活躍しそうです。


一度このボールに取り付かれると、他のボールを使えなくなるかもしれません。
Pro-V1を安く仕入れる方法を研究しないと。。。。。

Titleist 975JにUST V2 Woodシャフトを装着してもらいました

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



975J のリシャフトが完了しました。シャフトは今年から使い始めてコストパフォーマンスがよいUST V2 Woodシャフトです。$100を超えないシャフトでは、V2 Woodが自分のスィングにあってそうです (V2 Woodの実売価格は$69.99前後)。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



975Dとまったく同じシャフト (R-flex, 57g, 44インチ)とグリップ (Golf Pride Tour Velvet)にしましたので、二つのヘッドの違いを割と公平に評価できそうです。



ちょっと打った感触では、振った感じは975Jと975Dで違いが感じられません。しかし、975Jのインパクトは重く、975Dの方が軽く振り抜けるといった感じがしました。あくまで感覚でしか測れないので、数字の上でどう違うのかはわかりません。加えて、975J の方が、わずかに曲がりにくいかも。飛距離については975Dの方が、よく転がることもあり、飛んでいるようでした。


ちなみに、
  • Titleist 975J: 1997年市場投入、260 cc
  • Titleist 975D: 2001年市場投入、315 cc
でライ角はどちらも57°、フェースアングルはよく知らないのですが構えた感じは違和感なくスクウェアにセットできます。


というわけで、これからも↓を使い続けるかもしれません。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

L字パター: Cleveland, Designed By

コースで使うパターはマレット型に落ち着きそうなのですが、個人的にはL字のパターがすきです。しかし、L字パターは芯で正確に打たないといけなくて、マレット型パターよりもミスに敏感ですので、コースで使うにはかなり覚悟がいります。


From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



逆にいえば、ミスに敏感なのでパターのストロークを練習をするには、適した道具なのかもしれません。


$80ほどで手に入れたClevelandのDesigned Byモデルですが、これが一番気に入ってます。90を切ったときにつかってた記念品。が、どうもクラブヘッドのコントロールが不安定で、ストローク中にグリップが腰に当たるため、シャフトを思い切って1.5インチ短くして、32.5インチにしました。


OddessyのRossieや、SeeMore m3wには負けますが、短いシャフトのお陰で、このL字パターのストロークに安定感が増した気がします。

From Oddessy White Hot Rossie


From SeeMore m3w




自分は距離のアドバンテージは皆無なので、パターをもっともっと上達してスコアアップを目指したいです。


From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

The 91st PGA Championship Live (第91回 全米プロ選手権 ウェブ中継)

2009年メジャー最終戦、PGA Championshipがスタートしました。

TVがない場所、オフィスでこっそり観戦するため(?)に、例によってオンラインで見えます。
http://www.pga.com/pgachampionship/2009/multimedia/video/live/pga/player.html




追記: Texas Wedge (テキサス ウェッジ)

Tiger Woodsが初日から躍進を続けています。3日目の14番ホールでは、ボールがカラーとラフの境目に止まってしまい、そこからウェッジで転がしてバーディを取っていましたね。

"サンドウェッジを使ってパッティングするときのメモ - ラフとカラーの境目から寄せる" と題して以前ネタにしていましたが、通称このショットは「テキサス ウェッジ (Texas Wedge)」というそうです。



統計的には高い確率でWoodsが逃げ切るようですが、最終日はどうなるか楽しみですね。
(54ホール終了後で、リードまたは1位タイの場合は、メジャー大会での勝率は100%)

ゴルフボールの選び方について考え直しが必要? - タイトリスト Pro V1は単なる贅沢なボールではなかった!

ちょっと前にラウンドしたときに、待ち時間を利用してコースに落ちていたtitleist Pro V1ボールを回収してきました。なんと1ダースほど状態のよいPro V1が回収できました。何しにコースへ行ったんだか。。。それでも4時間でラウンドできたのですけど。


Pro V1は、市販の新品価格で1ダースで$50くらいする超高級品ですので、見向きもせず、手を出していませんでした。が、これをよい機会に練習場でショートゲームの練習に使ってみています。本当に$50に値する性能があるのかどうか、実験しています。

まず第一に、パットでの打感は悪くありません。ボールを選ぶときにこれは最優先チェック事項にしています。


当所では、経済性の面から1ダース$16 - $20くらいのボールを使っていました。たとえば、Top Flite D2 Soft Feelは、15個で$15.99と1個あたりのコストがほぼ$1で、パターなどの打感もよくお気に入り。最近は、1ダース購入すると、タオルがおまけでついてきたSrixonのSoft Feelも使っています。




こんな調子ですので、個人的に、プロが好んで使うPro V1は、単なる贅沢品決めつけて性能面を評価せずにずーと無視をしていました。コストは2, 3倍以上です。ボールを仮になくさないとしても、ショット毎に劣化しますので数週間、短ければ1ラウンドもすれば交換しないといけません。



が、チップショットやピッチショットで、今まで使っているSrixonのボールと比べて明らかな性能の違いを体験しました。やっぱり、開発費をかけて値段が高い理由はありそうです。つまり、投資価値はあるかも。





実験: Pro V1はビタッと止まる?

というわけで、簡単に実験しました。57°のサンド・ウェッジを使って、5ヤードくらいの範囲で軽くフェースを開いてスピンがかかりやすい打ち方で (カット軌道)、数球打ってみました。↓のような弾道です。ボールは、Pro V1 ($49.95) の中古 と Srixon Soft Feel ($19.95) の2種類です。


From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課




カット軌道でスピンをかけるように打つと、Pro V1は、1バウンドしてからビタッと落下場所に止まるような挙動でした。もっと長い距離をうてば(つまりもっと大きなバックスィングをするショットなら)、落下点にそのまま停止しそうです。目で見た限りでは、最初の落下点から1フィート (30 cm)くらいに止まっていました。


それと比べて、Srixonのボール (2ピース構造) は、Pro V1のようにビタッと止まることは絶対になく、5ヤードキャリーしたら1ヤード (90 cm) くらいは転がっていました。


このことから、2つのボールは、同じ人が打ってもバックスピンのかかる量が段違いだと言えそうです。これが、1ダース$50の理由なのかもしれません。言い換えると、ヘッドスピードが遅いショットでも、適度なスピンを与えられる構造になっているのかと。


また、比較として8番アイアンや6番アイアンで転がすだけのチップショットを打ってみましたが、Srixonと同じくPro V1もよく転がりました。ウェッジでカットしたときのように、余計なスピンがかからず、コロコロ転がります。これも驚き。単にスピンがかかりやすいだけでなく、ショットの性質や目的に応じてスピンの調整が効きやすいのかも。Pro V1のような高いボールは多層構造になっているため、クラブヘッドの衝突速度に応じてスピンのかかり方が変わるようにできているのかな? ドライバーなど、ティーショットでの性能が、いまのボールと変わらなければ言う事なしですね。


次のラウンドから、もっとまじめに回収作業にはげみたいと思います。




またはAmazonなどで中古ボールを打っているのでそれもお買い得かも。3ダースで$69.99ということは、1ダースで$23.33なので、普通のボールを買うのと同じくらい。





バックスピンがかかりやすいということは、サイドスピンもかかりやすく、ボールの軌道、つまり左右の曲がりや、弾道の高さのコントロールもしやすいのかもしれません。それだったらいいなぁー。


ただ、私はアプローチ(150ヤードのアイアンショットから、チップショットまで)が目標からショートしがちなので、わざわざバックスピンをかけてボールを止める必要はないという噂もありますけど。


これからいろいろ試してみようと思います。

世界ゴルフ選手権1ラウンド目 片山晋呉選手の数値を分析 - How to shoot in the low 70s.

Firestone Country Club (米オハイオ州アクロンのファイアストーンCC、パー70)で、WGC Bridgestone Invitational (世界選手権シリーズのブリヂストン招待) が開かれています。


日本からは片山晋呉選手などが参加されていて、今日は1ラウンド目が終わったようです。4オーバーの74とやや出遅れてしまいました。


が、74という数字はアマチュアからしてみたら、魅力的な数字です。世界のトップ・プロにとって、74は「大たたき」かもしれません。が、ゴルファーの99.9%にとっては、「自己ベストスコア」になるでしょう。74 (4オーバー・パー) なんて数字を頻繁に出せたらうれしいでしょうねぇ。


具体的に、PGATour.comによると片山晋呉選手のstatsは、
  • ティーショットの平均距離: 291.0ヤード
  • 9 GIRs (2バーディ)
  • 4 セーブ (9ホール中) = 55%セーブ
  • 30パット (3パットが1回?)
  • フェアウェーキープ: 6ホール (43%, 14ホール中)
です。今年のMastersといい、飛距離がめっちゃ伸びましたねぇ。



平均291ヤードの飛距離を達成するには、相当のトレーニングを積む必要があるはずですが、彼らはプロフェッショナルのコースでプレーしています。Firestone CCは全長が7400ヤードありますが、ここをメンバーティーでプレーすると6454ヤードで、なんとかなりそうな長さになります。簡易計算をすると、par-3以外のホールでは1ホール辺り

( 7400 - 6454 ) ÷ 14ホール = 67.6 ヤード

短く打ってもよい計算で、平均して

291.0 - 67.6 = 223.4 ヤード

飛ばせばよいようです。あくまで簡易計算なのですが、これならアマチュアでもなんとかなるかもしれません。


パーオン率は50% (9 GIRs)でした。18ホールでは、だいたいPar-5とPar-3が4ホールづつ、計8ホールあります。また、Par-4も比較的短く設計されたホールがあるので、ショットの練習を積めば安定して8 ~ 10 GIRsをとっていける可能性がなきにしもあらず、かもしれません。



また、仮に9 GIRsでも、パーセーブ率が0%では、9オーバーになります(バーディがなかったら)。9オーバーという数字も魅力的ですが、4オーバーにするには、パーセーブ率は50%を超えたら楽なようですね。飛距離の差もそうですが、スコアを縮めるにはパーセーブ率を改善するために寄せとパットが重要。


  • 223ヤード飛ばして、(6450ヤードのコース)
  • 50%レギュレーション通りにグリーンに乗せて、
  • 50%パーセーブすれば、

4オーバーくらいのスコアになるのかな? 「33%レギュレーション通りに乗せて、33%セーブして、8オーバー」で充分に幸せですが、「3回に1回の割合」が、「2回に1回」になるといい感じですね。



ちなみに、

  • K.J. Choiは、273ヤード、10 GIRs、50%のパーセーブで5オーバー、
  • Rory Mcilroyは、313ヤード、7 GIRs、57%のパーセーブで5オーバー、
  • Tiger Woodsは、293.5ヤード、13 GIRs、80%のパーセーブで2アンダー

でした。


Woodsのように80%もセーブできたら、たとえ4 GIRsだったとしても、3オーバーの73
これは魅力的です!
ウェッジとパターの練習をもっとしないと。





来週のPGA Championshipに向けて、ぜひがんばってほしいですね。

お得なゴルフ情報: Coyote Creek Golf Course - 56% OFF

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平日 (月 ~ 木) の午前9時以降で
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サンドウェッジを使ってパッティングするときのメモ - ラフとカラーの境目から寄せる

グリーンをわずかに外して、カラー (フリンジ) の上にボールが止まっていることがあります。すんなり止まっていれば、パターで転がしてしまうのが安全かつ正確なのですが、たまに困ったことがあります。


それは、↓の左上のように、ボールがラフの境目で止まっている場合です。


パターで押し出すには構えにくく、ウェッジやショートアイアンでチッピングを試みるとボールの前のラフに食われるなどして、安定した転がりがなかなか得られません。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



そういう場合は、ウェッジのリーディング・エッジ (leading edge) を使って、「カツン」とボールの真ん中くらいに当ててパッティングのように転がすとよいようです。(↑ 右下の図)


アプローチをトップしてホームランしてしまうときのようなインパクトになりますが、よく転がってくれます。ボールの中心 (equator) にリーディングエッジを当てたいので、チッピングをするときよりも更にグリップを短く持ちます。


リーディングエッジがついている道具(全部か?) だったら、なんでもよいので、例えば5番アイアンなんかでもできそうですね。先日のSunnyvaleでは、こういう状況が何回かあり、パターで転がしを試みましたが、ちゃんと当たらずにショートして困りました。。。



意外と、このリーディングエッジで打つのは、カラーや花道から転がす場合にも使えるかも。



元のネタ:Golf Tips with Joe Beck, "Wedge Putt"

Sunnyvale Golf Club @ 1打、2打にこだわらねば。。

Sunnyvale Golf Clubをプレーしました。このコースは短めながらも、フェアウェーが狭かったり、ドッグレッグがあったりして楽しめるので、好きなコースです。グリーンがもうちょっと速かったら尚良しですね。


さて、Sunnyvaleはコースレートが67.6、スロープレートが113なので、ハンディキャップを縮めるためには数字の上ではかなりよい数字を出さねばなりません。「いいスコアを出さねばならん」と念じすぎたためか、前半はイチカバチかショットをやりすぎて、ダブルボギーを量産して7オーバー。後半からは、正確にプレーするようにして少しは改善がみられました。が、18番ホールで3パットしてしまって5オーバー。


イチカバチかショットのせいで、2~3ストロークは浪費してしまったので、これで翌月のハンディキャップインデックスが、凡そ0.2 ~ 0.3は高くなってしまいます。チリがつもってしまうと、1.0くらいの差になりかねませぬ。


1打でもストロークは無駄にしない、ダブルボギーを叩かないマネージメントが必要ですね。


久しぶりに3番ウッドのティーショットがよい感じで打てるようになったので、ドライバーのバックアップとして信頼できそうなのはよいことでした。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



結果:
  • 5 GIRs
  • 4セーブ (13回中)
  • ダブルボギー x 4
  • 32パット (3パット 1回)
  • スコア: 42+40=82 (Par 70)
  • 100ヤード圏内の打数 = 45打 (2.50 打/ホール) <-- 45という数はok...

低いボールの打ち方のメモ

近頃、低いボール、高いボール、右や左へ曲がるボールを打つ練習をすることがあります。意図したボールになるにはまだまだですが、なぜ左や右へ曲がるミスがでるのかを検証したり、スライスやフックを直すのに役に立つといった2次的効果がありそうです。 


今回は、低いボールを打つためのメモです。

高低を変えたり、曲げるボールを打つには、セットアップを変える事以外は、何もしません。構え方を変えて、後は普段通りにスィングをするだけです。


低いボールを打つには、クラブのロフトを小さくするために、ボールをスタンスの後ろに置きます


しかし単にボールを右に置いただけでは、自然とクラブフェースがオープンに構えることになってしまい、「低く真っすぐ打っている」つもりでも、なぜか「低いプッシュボール」が暴発します。最悪、「低いプッシュ・スライスボール」になり、OBになってしまいます...


ですので、ボールを右に置く、スタンスの後ろに置くと同時に、クラブフェースを今一度ターゲットに対してスクウェアになるように構え直します


さらに、単にボールを後ろに置くと、クラブヘッドのトゥ (tow) に当たりやすくなるため、ほんのちょっとだけ、ボールに近づいて構えます。


From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



セットアップの変更ができて、普段のスィングをすれば、低いボールが打てました(=稀に打てることがありました)。


強風のときとか役に立ちそうです。




参考: Tom Watson's Strategic Golf





100を切るためのコース戦略 2009年版

どうやったらゴルフで100を切れるかなー、と質問を受けることがありましたので、100を切るための戦略、基本スタイルを考えてみます。(質問された方の許可を頂いた上で今回のエントリーを書いています)




1. クラブ編成: ハーフセット

クラブ編成ですが、14本もクラブは要らないと思います。例えば、7番アイアンと6番アイアンで10球づつ打ってみても、さほど落下点は変わらなかったりします。ですので、精度も出にくいし、コース上で迷いを誘う原因にもなりますので、アイアンは1番手飛ばしで入れても困らないでしょう。


まず、バンカーショットや、球を上げるショットにサンドウェッジが必要です。

アイアンは、5, 7, 9番くらいを用意します。

5番アイアンのロフトが何度が注意してください。最近のアイアンは、「ロフト消滅病」にかかっていて5番アイアンなのに24°とか25°とか、一昔前の3番、4番アイアン相当の極度のストロングロフトになっていることがあります。


私のは30°で他の人の6,7番アイアンくらいしか飛びませんが、アイアンは飛ばす道具ではないのでこれでいいです。


5番アイアンのロフトがストロングである場合は、6, 8, PW などのセッティングにします。


ティーショット専用に、3番ウッドをいれます。フェアウェーから打てるように5番ウッドや、20°くらいのロフトが付いたハイブリッド・ユーテリティ、または、7番ウッドでもよいかもしれません。この2本目のウッド(またはハイブリッド)は、ホールの両側にハザードがあるときのティーショットなど、正確性が必要なときなど、かなり使用頻度が高く、スコアメイクの要になります。また、フェアウェーウッドのティーショットは、後々使える技?なので、100を切るときに慣れておくと重宝します。


最後にパターを入れます。外見が気に入って、打ち易いものを1本。市場価格は気にせず、気に入った1本を入れてください。これで合計7本で、立派なセットができました。


9IやPW と SWのギャップはロフト差にしてだいたい10°以上はあります。もし、その間を9IやPWでコントロールして打つのを避けたい場合は、52°前後のウェッジを足してもよいかもしれません。


ドライバーは、100を切る前後、また90を切るくらいでも、OBやチョロなどのミスの原因になりがちです。ハザードがない場面に限って使用するなど、1ラウンドに数回の使用に限定するならOKかもしれません。



事実、また個人的な話ですが、初めて100を切ったときは、
  • 3番ウッド (15°, Lynxの安物)
  • 7番ウッド (21°)
  • 5, 7, 9番アイアン (27°, 35°, 43°)
  • PW, SW (47°, 56°)
  • パター (2 Ball)
の8本だけをバッグにいれていました。9番アイアンはほとんど出番はなく実質7本しか使えてなかったように思います。3番ウッドの飛距離は最大200ヤード弱でしたが、レギュラーティーからのプレーでは問題ありません。その後、90を切るときには借り物のドライバーを使っていましたが、3番ウッドと大差がなく、ドライバーがちゃんと使え出したのは実質シャンク病の完全治療が解明できた2008年末から。また話がそれますが、シャンク病にかからなかったら、ドライバーが打てるようにはならなかったでしょう。バックティー (青ティー) からプレーしたときでも、ドライバーを使わないで90は切れますし、ショートゲームが冴えていればハーフで30台も出せるでしょう。

Par-3以外のティーショットはドライバーを使わねばならない」というルールはゴルフにはありませんので、得意な、自信のあるクラブでぶっ飛ばしてください。




2. 練習場: ターゲットを狙うショット


練習場に足を運ぶ機会があれば、できれば時間の半分はパッティングと、チッピングの練習に費やすことを推奨します。100打で18ホールを終わるとしたら、半分以上、恐らく60打くらいはグリーンから100ヤード以内で打っているはずです。ショートゲームは、ロングゲームに比べて即効性が高く、尚かつ80, 90, 70?を切るための近道でもあります。


実践的な練習としては、グリーンの周りにランダムにボール1個を落とし、ターゲットになるホールを決めて、適切なクラブを選んでチッピング、1パットでホールアウトに挑戦してみます。パットとチッピングはできれば、セットで練習すべきで、いくらよいチップができて30cmに寄っても、パットを失敗しては元も子もありません。逆に、チップを失敗して3m残しても、パットが冴えていればセーブできます。同じ地点から、3回連続でセーブ (up and down) ができたら、場所を変えて、今度は深いラフに足で踏みつけて最悪のライにボールをわざと沈めてみるとか、前足下がりのライを選ぶ、とかいろいろバリエーションがつくれます。


残りの時間で、ドライビングレンジでは、単に「7番アイアンで真っすぐうつ練習」だとか、「7番アイアンで150ヤード飛ばす練習」よりも、レンジにあるターゲットめがけて打つことも効果的です。コースでは「○○ヤード飛ばす」のではなく、「あそこに見える目標物にボールを運ぶ」ことに労力を注ぐ傾向があります。

例えば、前方120ヤードくらいの地点に赤いポールが立っているとして、その周囲15ヤード以内に落とせるように持っているクラブを選択、コース上で打つときと同じ「プリ・ショットルーティーン」をして、繰り返し打ってみます。

意外とたかだか120ヤードでも、その仮想的なグリーンにのらないことに愕然するかもしれませんが、単に真っすぐ打つよりも、目の前のボールをターゲットに運ぶシミュレーションが効果的にできるかも。

120ヤードの赤いポールに飽きたら、今度は打つ場所を10打席くらい横へ移動して、「105ヤードくらいの赤いポール」とか「130ヤードくらいの赤いポール」めがけて、打ってもよいでしょう。


3番ウッドのティーショットを練習するときは、しっかりティーアップして、落下点をイメージします。このとき、「右側はOBと仮定して、フェアウェー左のラフを狙ってスライスしてもOKなように打とう」とか、できるだけ実際のコースで打つような場面のイメージをしながら行うとベターです。



3. コース上で: レギュレーションは、スコアメイクの大敵

レギュレーション通りにグリーンに乗せる必要はありません。ハザードが少なかったり、距離が短くて調子がいいときなど、狙うべき場合もありますが、レギュレーション通りに乗らないからこそハンディキャップがあるので、実力を遥かに超えたことをすると勇気を通り越して、無謀になるため、「控えめかつ、アグレッシブ」に攻めるべきです。

Par-3 や 短いPar-5では、レギュレーション通りに乗せて、パーを狙うといいですね。


例えば、旗までの距離が150ヤードでも、グリーン周りがハザードだらけでラフが深い場合は、グリーン手前10-20ヤードに9番アイアンで刻んで、寄せワンを狙う方が堅実な場合があります。9番アイアンでベストポジションにレイアップできなくても、バンカー越えのシンプルなピッチショットでグリーンのどこかに乗せるのは難しくはありません。


↓のような状況をご想像ください: 旗がグリーンの左側にあり、自分のボールもフェアウェーの左側にあり、アングル的にはちょっと難しい。できれば、ボールはフェアウェーの右側がよいです。グリーン周りは、バンカーが3つ (A, B, C)と、深いラフで守られています。

7番アイアンで会心の1撃が出れば、ピン傍につけられますが、失敗すると(失敗することが多い) バンカーA や Bにハマったり、間の深いラフにつかまります。このラフはもしかしたら、「バンカーにハマったほうがまだマシだったな」と思うようなものかもしれません。100を切ろうとしている状況で、10回中7回乗せる自信がなければ、グリーン右手前に刻んでしまうのもありです。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課


これとは変わって、旗がグリーンの前半分、右側にある場合は7番アイアンで打ってよし、ですね。特にスライサーは有利。もしグリーンの右に外しても、比較的易しいチッピングでグリーンに乗せて、2パット以内でホールアウトできるでしょう。


残りの距離だけでクラブ選択をするとコースのワナにハマることが少なくありません。自分の得意な部分でスコアメイクするように、不得意な部分を避けるようにコース戦略を立てると、とんでもない大たたきや、大たたきの連続はしだいに少なくなり、100を切ったら直ちに90が切れるかもしれません。


地味ですが、ショットに距離を求めたり、ベタピンショットを求めるのは、18ホール中12~14回はレギュレーション通りに乗せられるようになってからでも遅くないそうです。



最後に、スコアを数えるのは18ホールが終わってからでOKです。18番ホールのティーグラウンドに立って「このホールがボギーなら99だ!」と余計なプレッシャーがかかるかも。

「目の前のボールを、次打が最も打ち易い場所に、高い確率で運ぶには、どうすればよいか?」に焦点をあてていれば100の壁は破れます。

ティーは白、青、それとも赤? - RU slowing up play? (スロープレー付録)

NCGAの会報が届いたので、眺めてみると面白い記事がありました。


最近、個人的に気にしている「スロープレー」について記事があり、世間でも問題になっているのだなー、と実感。ワンポイントアドバイスの一つとしては、

  • 実力相応(ハンディキャップ相応)のティーからプレーしましょう
    Play a set of tees that fits your game: Many golfers have an inflated view of their distance, playing too long of yardage for their ability. Even if the length seems fine, often playing the back tees will still introduce forced carries that you might not be able to handle.

ティーグラウンドの前に、ラフが生い茂っていたり、池があったり、谷があったり、強制的にある程度の距離をキャリーで稼がないといけないコースで、実力相応のティーからプレーしないと、逆にスロープレーを招きます。



例えば、割とシリコンバレーのど真ん中に位置するShoreline Golf Linksを、ハンディキャップ・インデックス (USGA handicap index) が18.0の人がプレーするとします。コースレートとスロープはこんな感じです:

Tee
Course
Rate
Slope
Rate
Course
Handicap
Course Rate
for 18.0-index player
yardage
Black (黒)*
74.6
130
20
94.6
7029
Blue (青)
71.9
127
20
91.9
6608
White (白)
69.3
123
19
88.3
6061
Red (赤)
66.5
116
18
84.5
5437
White (白、ladies)
75.0
131
20
95.0
6061
Red (赤、ladies)
71.1
123
19
90.1
5437

*Shorelineをblackティーからプレーするには、indexが5.6以下の人に限られます


コースハンディキャップ自体は、フルバックの黒ティーからでも、一番前の赤ティーからでも2つしか変わりません。「2ストローク難しくなるだけだから、フルバックからしてもいいだろう」と安易に後ろのティーからプレーしてしまうと、スロープレーの原因になります。スロープレートは、ハンディキャップが0のスクラッチプレーヤーに比べて、相対的にコースの難易度が変わるかを反映した数字です。


最終的にコースの難しさをそれぞれのハンディキャップに応じて判断するには、コースハンディキャップに、コースレート (=スクラッチプレーヤーにとっての難易度) を足す必要があります。


この例で見てみると、インデックス18.0の人が一番前の赤からプレーするとコースレートは84.5。もし後ろまで下がって黒ティーでプレーすると、94.6と、ほぼ10ストロークも劇的に難しくなると言えます。もし4人組でプレーしていて、各人が10ストロークづつ余計に打つとすると、

10ストローク x 4人 x 25秒 = 16分

は余計に時間がかかります。また、すんなり飛べばよいのですが、ShorelineのPar-3はいわゆる"forced carry"が多く、打ち直しをするとまた余計なロスが発生。ドライバーの最大飛距離が280ヤードあるといっても、ハンディキャップ相応のティーからプレーした方がよいかもしれませんね。



さて、同会報にはティーを選択するガイドラインもありました。それによると、

Handicap Index

MEN



WOMEN
2.4以下

無制限



6600ヤードまで
3.4 ~ 9.9

7000ヤードまで



6200ヤードまで
10.0 ~ 14.9

6600ヤードまで



5600ヤードまで
14.9 ~ 19.9

6200ヤードまで



5200ヤードまで
20.9 ~ 29.9

5800ヤードまで



4800ヤードまで
30.0 以上

5800ヤード以下



4800ヤード以下


コース自体の難しさ、天候とも相談する必要がありますが、このガイドラインによると、男性プレーヤーの場合、
  • フルバックで回るなら、シングルハンディキャップ (インデックスでいいのか?)
  • バックティー (通常、青ティー) なら、10台前半
  • 10後半から、20後半は、レギュラーティー (通常、白ティー)
  • 30以上は、赤ティー
が推奨されています。




(僕も気安く青ティーからプレーするのを考えないと。。。)

4人組で、4時間以内でラウンドするには? - スロープレーの防止

先日、Ready Golf - スロープレーの防止、でスロープレー問題を取り上げてみました。スロープレーになるのは、経験が浅い方々や、技術レベルよりも、経験者達の配慮や指導の責任であったり、要領や手際の悪さに起因していると思われます。私も同じく、まだまだ遅い。4時間を切ってできたラウンドは今年はまだ1回しかありません。


どうにかしないといけませんねぇ。。。
どうしたらいいものか。。


ちなみに、英国R&Aのサイトではプレーのスピード (pace of play) については次のように提案してあります。

As a guide, generally two-ball rounds should take no more than 3 hours 10 minutes; three-balls should take no more than 3 hours 30 minutes, and four-balls no more than 3 hours 50 minutes. In fact, shorter round times than these should be the aim of all players, where appropriate.
http://www.randa.org/rules/pace
  • 4人組: 3時間50分
  • 3人組: 3時間30分
  • 2人組: 3時間10分
で18ホールを終えるのが望ましい。さらに、できるだけ早く回れるように努めるべき、だと。勿論、天候やコースコンディションに左右されるのであくまでも目安ですが、サクサク回れるラウンドの方が、自然とスコアがいいですよね。それに、1日の時間が有効に使えます。




他の書籍やウェブサイトでも述べられていますが、4人組で4時間くらいで回るためには、次のようなことができると思われます。


グリーン上で:
  1. グリーンに上がる前に、グリーンの傾斜を読む。この方が、全体の傾斜がつかめて、ボールのパス(path)がイメージし易くなる。(できれば、ティーグラウンドから読んで、ショットの落としどころまでイメージできると尚良)

  2. 自分の番がきてから、ラインを読み始めるのは言語道断。

  3. プロではないのだから必要最低限にとどめ、例えば、竿旗を率先して抜きにいき、さりげなく自分のパッティングがどう曲がるか、どういうスピードになるかを足裏で読む。竿旗を持ちながら、他のプレーヤーのボールの転がりを観察する。

  4. (臨機応変に)準備ができた人からパッティングをする。

  5. 練習ラウンドなどで、特に後ろが詰まってきた場合は、3フィートくらいのパットが残った場合は、gimme (okパット)にして、ホールアウトする。3フィートのパットは本番に備えて、練習グリーンで納得いくまで転がす。3フィートのパットを蔑ろにすると、痛い目に合うのは承知の上であり、それがゴルフの一番面白い部分ですが、エチケットの観点からは致し方ない。
    個人的に、okパットは苦手ですが、pace of playを維持するためにはそちらを優先すべきですね。

  6. パターの素振りはほどほどに。
    (私は3回やってます。。。。多!)

  7. パターを練習して、3パットを撲滅。2パット目は、1フィートくらいに寄せられる回数が増えるとプレーの高速化に繋がる
    (というほど現実は甘くないですが、目標として)

  8. ボールにマークした直線と、自分の読んだラインを合わせるのはほどほどで。。。

  9. スコアカードの記入は、次のホールのティーグラウンドについてからでOK。Honor (オナー) は自分のティーショットを打ってからでもいいのでは?


グリーン周り:
  1. 初心者の場合、グリーンの往復現象、発散現象(収束しない現象)がよくあるので、フルショットの練習をするよりも、ウェッジやショートアイアンでチッピングしてグリーンに乗せるショットをたくさん練習した方が、スコアアップにもつながります。結局、飛ばなくても100, 90は切れますし。どうしても乗らなかったら、ボールを手でトスして乗せてもOKだと思います。

  2. 個人的に6~7打でグリーンに乗らなかったら、そのホールはパスして忘れる。ESC, Equitable Stroke Controlで最大ストロークが7とか、8とか、9とかに自然とカットされる。


ティーグラウンド〜グリーンまで:
  1. 予備のボールを1~3個は体に身につける。バッグやカートにいちいと取りにいくのは時間のロス。

  2. クラブや距離の計測は、他の人が打っている間、移動の間に検討をつけ、決断。

  3. 移動は、ゆっくり急いで歩く。走ると息があがって、次のショットを高い確率でミスします。。。

  4. 素振りは、1,2回にとどめる

  5. 自分の体の向きを、ターゲット方向に正しく向けるように注意する。これだけで、OBや池ポチャが減ります。

  6. カジュアルなラウンドで、OBをしたり、ロストボールになった場合、適当な距離に前進していわゆる「前進4打」でプレーしてもいいかも。

  7. 「レディーゴルフ (ready golf)」でプレーする。準備の出来た人から、安全を確かめて、順にサクサク打って進む。

  8. ミスショットのリスクを評価して、リカバリープランを立てないまま、無謀なショットをするのを減らす。例えば、グリーン前にクリークが走り、210ヤードあるようなピンをウッドで狙う、とか。100ヤード x 2で手堅く攻めたほうが、パーのチャンスが増えることが少なくないかも。

その他:
  1. 自分のティータイムには遅れずにコースに到着。間に合うように1日のスケジュールのマネージメントをする。ここからすでにコースマネージメントが始まっている? (一身上の都合、渋滞、事故、仕事の延長などの理由がある場合はこの限りではありません) ピンから、各ショットの距離を逆算してプランを立てるように、ティータイムに間に合うように、家を出る時間、練習する時間を逆算。

  2. 寝不足、腹ぺこになるのを防ぐ。エネルギー切れは、ミスショットや、移動スピードの低下になります。(過去にたかだか昼飯$5をケチって失敗しました)


と、、自分で書いていても耳が痛い、思い当たる節が多々ありますが、スコアアップとともに「スピードアップ」もこれからがんばりたいですね。。



1ストローク25秒が目標?

仮に、Par-72の7200ヤードのゴルフコースがあり、ホール間の移動を800ヤードとして、平均時速5kmで移動、4人の平均ストロークが90の場合、パターを含めたショットにかけられる時間は平均で25秒になります。
  • 移動に必要な時間: 8000 [yd] x 0.9 [m/yd] /5000 = 1.44 [hour]
  • ショットにかかる時間: 90 x 25 [sec] x 4 /3600 = 2.5 [hour]
  • 合計: 3.94 [hour]
これにラフのボールを一人5分間づつ探すと、+20分、4時間半は切れるペースになりそうです。


こうしてみてみると、4時間を切るって結構手際よくやらないとしんどいですね。バッグを背負って、平均時速5kmで歩くのはきついかも (だから週末にカート常用義務のコースがあるのかな?)。



自分がショットにどれくらい時間をかけているか練習場でタイマーで測ってみたのですが、結構時間がかかっています。バッグをクラブから抜いてから、スィングのフィニッシュをとるまでの時間を測ってみました。

  • 素振りを1回、ワッグルを2回、バックスィングの始動方向を1回確認してから、スィング: 26秒

  • 素振りを1回、ワッグルを2回してからスィング: 20秒

  • 素振り無し、ワッグルを2回、バックスィングの始動方向を1回確認してから、スィング: 20秒

  • 素振り無し、ワッグルを1回、スィング: 14秒

  • 素振り無し、バックスィングの始動方向を1回確認、スィング: 14秒

ティーショットを打つときは、ボールをセットする時間が10秒くらい追加されます。


ドライビングレンジで20~30球くらい存分に打ってからラウンドできるときは、さほど素振りをしなくても打てるかもしれないですが、早朝にウォームアップ無しでプレーするときは、素振りなしで打つとケガにも繋がるので、素振り無しでボールを打つのはちぃと危険。どのプリショットルーティンで打てば、ミスが少なく、快速になるかを練習しないとですね。




誤解を防ぐために、スコアが100、110を超えてしまうようなプレーヤーでもサクサク、テンポよく回る方々はたくさんおられます。70, 80, 90で回らないと、スロープレーになってしまうとは限りません。あまりセカセカしすぎるラウンドも余裕がなくてつまらくなってしまいます。が、現実問題、特にパブリックのコースでは「スロープレー」がある意味「現代病」として蔓延していて、同伴者だけでなく、後に続く全員に影響があります。


twilightが始まるよりも前の時間帯でチェックインしてフルプライスを払ったのにも関わらず、日没までに18ホール終えれない、というパターンが最近多すぎるので。。。(そういう日は、7, 8ホールでさっさと帰ることにしていますが)

タイトリスト975Jドライバーもリシャフト: UST Proforce V2 WoodのR-flex 44インチ

飛距離がもうちょいほしい、平均して20ヤードも伸びてくれればいいな、これからは飛距離アップも視野に入れるべきかなと思われます。


ちょっと前に行ったリサーチでは、PGAツアーで賞金ランクのトップにくる選手は飛んでいる人ばかりでした。フェアウェーキープが得意な選手に比べて、平均スコアは1-2ストロークよい傾向もありました。

単に飛ばすだけではだめで、ショートゲームでミスしたショットを拾ったりできることが必要だと思いますが、とにかく飛んだ方が有利です。


以前にTitleist 975DにUST Proforce V2 Woodのシャフトを装着して随分改善しましたが、まだまだ改善の余地があります。975Dのロフト角は9.5°で、正直なところスィングスピードが遅い僕には小さすぎ。


低めに飛んで、よく転がって気に入った弾道なのですが、「もしかしたら10.5°のロフトがついたヘッドの方が飛ぶのでは?」と欲を出してみました。


ということで、10.5°のロフトがついているTitleist 975Jを引っ張り出してきて、リシャフトをお願いしてみました。実のところ、ロフトは11-13°くらいあった方が最大飛距離が出ると思われるのですが、新しいドライバーはどうも苦手なので。。。また次の機会に。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



このドライバーのスペックは簡単に測ってもらっていまして
  • 長さ = 44.25インチ
  • 振動数 = 241 cpm
  • 総重量 = 325 g
  • スィングウェイト = D1

Aldila NVS 65g Regular-flex のシャフトがついています。
From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

ただちょっと総重量が325gと、自分には若干重いと感じるので、975Dと同じく310g台にする必要があります。軽い方が、飛びますしね :)




ということで、試しに打ってみることもせず、このドライバーヘッドにも、USTのV2 Woodに交換することにしました。975Dや3番ウッドに差して、わりとよい結果ですので、今回もうまくいくでしょう。重量を落としたいので、また57gの最も軽いシャフトにします。長さは44.00インチになる予定。

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課



1997年リリースの975D (260 cc)と、2001年リリースの975J (312 cc) それぞれに同じシャフトを、同じ長さでインストール、グリップもGolf Pride Tour Velvetですので、2つのヘッドの打ち比べができそうです。


コンパクトなヘッドの方が、クラブヘッドが返り易くて逆にスライスしにくく感じますね。。。曲げようと思えば、曲げ易いし。


どうなるか楽しみなところです。


ちなみに、UST V2 Woodは新品の実売価格で$70前後で、コストパフォーマンスはいい感じです! ($200 - $300するシャフトも一度は試してみたいのですが、如何せんヘッドの入手コストの10倍に達するため、手が出ません..)



参考
  1. UST V2 Woods: FOR THE PLAYER SEEKING A MEDIUM BALL FLIGHT, INCREASED BALL SPEED AND SUPERIOR CONTROL

  2. UST Japan: 最大飛距離を求める平均的ヘッドスピードのアベレージゴルファーのためにデザインされたシャフト, UST V2 Wood

  3. Titleist.com: Club Archives, 975J

  4. Titleist.com: Club Archives, 975D

次なる目標 - ゴルフで70を切る / パープレーのための深刻な問題

(タイトルあくまで、SEO対策ということで、大げさにしました。)


URLの"breaking70"にあるように、次なる目標、夢と言った方が正確かもしれませんが、70を1度は切ってみたいですね。:) まずは、80を切る確率を上げ、75を切り、パープレーをできるようになってみたいものです。次に80を切れる程よいラウンドをするのは、2~6ヶ月は先、または10年後かもしれませんが。。。


ベストスコアを更新するときの傾向として、
  • パット数が20台
  • Greens In Regulationsは少なめ (4 ~ 7 個)
  • グリーンにたどり着くまでに、50打以上要する
といった結果になっています。
(先日は、27パット + 50打 = 77ストローク、とか。)



さすがに、飛距離がもうちょっと欲しくなりました。去年の今頃も同じようなことを言っていた気がしますが、、、。あるサイトで77ストロークから、自分のショートゲームとロングゲームのそれぞれのハンディキャップを試算すると、
  • ロングゲームのハンディキャップ = 14
  • ショートゲームのハンディキャプ = 0
と足して2で割って7で、77から算出されるハンディキャップ・ディファレンシャル 6.8と一致。このギャップって一体。。。ありえん。飛距離がでたら、ちょっとはロングゲームが改善されるかもしれません。


飛距離、正確には”平均飛距離"が230-240ヤードくらい出てくれるようになれば、もっとGreens In Regulationsを増やすチャンスがまして、Par-5で2オンできたり、長いPar-4が届いたり、スコアを縮める可能性が上がるでしょう。

(平均飛距離は、OB、池ポチャ、ダフり、チョロ、全て、もし1ラウンドで14回使ったら、14回の飛距離の平均を計算することを意味します。OBは0ヤード。池ポチャは、前進して打てるのでだいたい池ポチャした地点とティーグラウンドの距離の2分の1。)



前回は、ダフって150ヤードくらいしか飛ばなかったことが何回かあったり、曲げて木の裏で200 ヤードとか、平均をとると 200-210ヤードくらいの範囲の飛距離しかでていません。中には、250ヤードくらい飛んだと思われることが数回ありましたが、" 平均"するとあまり飛んでいません。


直ちに効果が期待できるのはPar-5。

(神が降臨してくれたお陰ではありますが、、、) グリーン手前20-50ヤード付近からPWなどで転がして乗せる方が、100ヤード先からPWでフルショットして乗せるよりも、1パットで上がれるチャンスが数倍高い。ですので、Par-5では、2打でグリーン手前20-50ヤード、もしくは更に近くにまでぶっ飛ばすことができれば、寄せワンでスコアを縮められるかもしれません。


Par-4では、曲げたときにトラブルに見舞われるリスクは増すものの、2打目で短いクラブを使うことができます。


そのような利点を考えてみると、もうちょっと練習するなどして、平均飛距離を230-250ヤードの範囲にあげてみたいですね。さすがに、運動神経が低いのでどこまで伸びるかわかりませんが。。。 体育の成績は、2や3を普通にとっていましたので (特に器械体操が入った学期は悲惨)




飛距離を伸ばすこととしては:
  1. クラブの芯に当てる (たまに出る最大飛距離の再現性を上げる)
  2. 道具を最適化する
  3. 体力をつける
  4. エネルギ伝達効率がよいスィングに変えていく
かな? ラクなのは、1 と 2ですね。 とくにラクなのは2?


Titleist 975D / 975Jのヘッドは気に入っているので、力を伝達するシャフトを最適化してみようかな?



From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課





3番ウッドの代わりに、4番ウッドもありか? 平均したら、4番の方が飛ぶかも。。!
From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

33%パーセーブするには、○フィートにアプローチを寄せればOK?

「33%がんばればスコアアップするのではないか説」は、ある上手な人から聞いたのですが、要は思った程すごいショットをしなくても、地味な小さいことを丁寧にすれば、「スコアだけはよくなる」という説です。


さらに言い換えると、プロや上級者のようにガンガン、グリーンに乗せられなくても、Par-3やPar-5、短いPar-4でなんとか6回パーオンさせて、12回グリーンをミスした内、4ホールをパーにできれば、通算で8オーバー。他人からみて、そんなにすばらしいプレーには見えないかもしれないけど、スコアは80前後になる確率が高くなる、というものです。前回のゲームは明らかにそういう内容でした。


そうすると以前に
などで調査したように、しゃかりきにグリーンを狙うためにショットを磨く必要はあまりなさそうです。グリーン周りのチッピングとパッティングがよければ、スコアはちぢまり、とんでもない大崩れが少なくなるかもしれません。



というわけで、


12ホール中、4ホールでパーをもぎ取るには、よいチッピングをして、1回でパターをねじ込まなければなりません。ですので、33%の確率でパターが入る範囲内に、チッピング等を寄せていられれば目的を達成できそうです。(理屈では)


というわけで、程よく平らに整備されているグリーンで計測してみました。計測方法は、
  • 同じブランドのボールを10個用意
  • 3、6、9、12フィートの位置にピンをさして、パットをする。
  • それぞれの長さで2回繰り返す
  • 20回中、何個成功したかを記録
縦軸に確率(%)を、横軸に長さ(フィート)をとり、グラフにしました。ちょっとサンプル数が少ないのですが、なんとなく傾向は見えてきました。
(参考: 3フィート = 1 ヤード = 約90 cm)

From アメリカ・シリコンバレー的ゴルフ研究所 - シャンク矯正課

3フィートはもう少し普段入る傾向があり、この実験値では低めに出てしまった反面、まっすぐな平らなラインで実験したので、6 ~ 12フィートは自分にとっては異様に高い成功率となりました。コースでは、この半分も成功してくれればよいくらいです。


このグラフ上では、1パットが33%成功するライン、を引くことができないのですが(汗)、だいたい9フィート前後に来るのではないかなと思われます。前回の神が降臨したラウンドでは、SeeMoreパターのおかげもあり、15フィート未満のパットは100%成功していますので、平均してどれくらいの距離が33%なのかは不明です。これからラウンドするときに気をつけてチェックして、どれくらいの距離までに寄せられれば1パットで上がれるかの目安を立てたいですね。



目標は33%ですので、自分の頭の中で考えていた程、ベタピンに寄せなくても、セーブできる確率は高そうです。前までは、「2 ~ 3フィート、最低1メートル以内にチップはよせなければダメだ」と構えていたのを、ちょっとはリラックスしてできるかもしれません。



今日の時点では、

33%パーセーブするには、9フィートにアプローチを寄せればOK?

全英オープン4日目もがんばれ、Tom Watson (トム・ワトソン) @ British Open

今年の全英オープンは、タイガーウッズ (Tiger Woods) が予選落ち (MC, missed cut) して見所がなくなったかと思いましたが、59歳になるトム・ワトソン (Tom Watson)が3日目を終わって首位を守り、がんばっています。もしかしたら、最年長メジャー優勝記録を更新、彼自身6度目の全英オープン優勝 (合計9勝目)になります。


メジャー9勝は、ベン・ホーガンゲーリー・プレーヤー に並んで歴代4位タイ。
全英6勝は、歴代1位タイになります。


ここまで来たらぜひ偉業を達成していただきたいところですね。プロの世界の厳しさ、選手層の厚さは、想像の範囲を超えており、私の勝手な個人的期待でしかありませんが、陰ながら応援しています。


Stanford University Golf CourseにあるWatson氏の記念碑




彼は1971年にスタンフォード大学を心理学 (学士号、つまり大卒) で卒業と同時に、プロに転向、数々の偉業を達成しました。

(当時、自分は幼児だったので、リアルタイムではみていませんが) 1982年の最終日Pebble Beach 17番ホールでのチップインは圧巻です。これでJack Nicklausを引き離してUS Open初優勝を飾りました。2番アイアンでグリーンをオーバーした後、彼のキャディに向かって「じゃ、カップに入れてくるから」と宣言してのチップイン。



その様子は、彼の著書「Getting Up and Down - How to save strokes from 40 yards and in」でかいま見ることができます。彼はとにかくショートゲームが上手かったそうです。今回の大会でもいいパッティングをしていますよね。




優勝の期待を込めて、前祝いとして、彼の「Strategic Golf」という本を注文してみました。当所が研究したいゲームプラン、コースマネージメントにすごく役に立ちそうです。




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追記

2位に終わって残念。

けど、世界のベストプレーヤーを集めた大会で2位。立派なものです。