ドライバーをカスタム•フィッティングする - Callaway Great Big Bertha (2)

ドライバーをカスタム•フィッティングする - Callaway Great Big Bertha の続きです。先日注文した GBB (Great Big Bertha) が到着しました。




まだドライビングレンジで打っただけで、正確な計測はしていませんが、Titleist 975D と比べて次のような結果になりました:
  1. 着弾点が以前よりも 20 ヤードは伸びている。クラブに慣れてくると、もっと伸びそう。
  2. ミスした打球でも、975D でミスした時のそれよりも飛距離が伸びている。
  3. 球の落ちる地点のばらつきが小さくなった(ように見える)。
  4. ミスをしたときの曲がりが小さくなった。975D では プルフックになるあたりが、プルだけで留まったりする。
よって、スコアに一番肝心なティーショットで、(1) 平均飛距離が伸びる、(2) より in-play にしやすい、という結果です。早くラウンドで試してみたいですね。

適切にフィッティングされたためか、ハイブリッドクラブを振る くらい、簡単に自動的にボールが打てるなぁ、と思いました。ゴルフがもっと楽になりそうです。975D は練習用として、適宜練習時に振っておこうと思います。


GBB のヘッドの設定は、ロフトを 1 度立て、ライ角は Neutral、クラウン部のウェイトは若干ドローバイアスにすると一番よい、という結果です。フィッティング中の計測は、打上げ角が標準ではちょっと高すぎる (16-18度) のと、僕のスィング軌道が一定してインサイド - アウトな軌道なため、プッシュになるのを防ぐためです。

Titleist 975DCallaway GBB
ヘッド体積260 cc460 cc
シャフト長さ44.00 inch45.00 inch
クラブ重量312 g + 7 gの鉛317 g
スィングウェイト        D1D2
ロフト角9.5 度9 度 (8 度に調整)
シャフトUST V2 Regular   
55g 
Fujikura Speeder 665
65g
市場投入1997 年2015 年
飛距離の目安220~230 ヤード240~250 ヤード (かな?)


飛距離の伸びはともかく、もっとティーショットのボールが曲がらず、とりあえずグリーンを狙える地点に落ちる可能性が増えるだけでも、スコアアップにつながりそう。




グリップは Golf Pride, Tour Velvet, リブなし, ラベル上向き , Men's standard サイズ を指定して注文。


クラブの全体的な色が、黒と赤と白で落ち着いた感じになってよかったです。


ヘッドカバーとレンチ。





デジタルパットを学ぶ (3)



デジタルパットを学ぶ (2) に関連した内容ではありますが、先日の Spyglass Hill 再挑戦でやらかしたので備忘録。

先日 Spyglass Hill にもう一度挑戦しました。前回に多かった大叩きは、ダボ 1 回だけにしたものの、グリーンが格段に難しくなっており結局同じスコアの 86。いまいちパーがとれませんでした。ちょっとドライバーの飛距離が足らなくて、アプローチがグリーンから遠いところから打たないといけないことが多かったのも原因ではあります。が、パターが目立って悪かったので、今回はパターについて。

パット数自体は、32 で、3 パットは又も無かったです。Spyglass のグリーンは小さ いので、長いパットでも 30 フィート程度。距離を合わせるだけなら、3 パットはあまり心配ないです。

が、今回は距離を合わせることだけに気を取られて、7 フィート、10 フィートや、15 フィートの短いパットをショートばかりしていました。これこそが本当に「もったえない」。とりあえず、ホールをオーバーするようには打たねばなりません。

自分の標準ストロークで言えば、10 フィートの距離は、M-M に相当します。が、ホールに丁度止まるように標準ストロークを選択して転がすと、惜しく見えるけれども、決してホールには入らないパットばかりになってしまいます。ボールの転がる速度が減速してくるにつれて、芝目や凸凹の影響を受けやすくなりますし。長いラグパットの場合は、それで十分ですが、短い距離のときにホール手前で止まってしまうのは残念極まりない。

やはり、ホールに入れるためには、ホールのちょっと先に止まるくらいの勢いで打つべきだというのを再認識しました。ホールよりも、1.5 フィート (18 インチ、45 cm) オーバーするくらいが丁度よいとか。デジタルパットのターゲットを、ホールだけでなくて、ホールの先とか、手前とかに設定すべきかな。

ドライバーをカスタム•フィッティングする - Callaway Great Big Bertha (1)


ティーショットのミスを減らして、尚且つ距離をもっと稼ぐためにドライバーを変えてみることにしました。

975D 引退

今使っているのは、Titleist 975D で、1997年ごろ(?)に登場したモデル。僕がゴルフを始めたのが 2004 年で、既に 460cc のヘッドが普通になっていたころでした。どんなスペックかというと(覚えている範囲で)
  • ヘッド体積: 260 cc
  • ロフト: 9.5 度
  • 長さ: 44.00 インチ
  • スィングウェイト: D0 (*** これが軽すぎて安定度が低い)
  • 重量: 312 g
  • シャフト: UST V2 Wood, R-flex
  • 市販されているメタルのドライバーで一番カッコイイ(と思う)


このドライバー自体は、2009 年ごろから本格的に使い始め、ゴルフを始めてから初めてまともにまっすぐ / ドロー気味で打てるようになったクラブです。初めて 80 切ったときもこれでした。まあまあの当たりで 230 ヤードくらい。調子がよくて飛んだときで、250 ヤードくらい。ランも含めてです。もちろん、途中いくつか 460 ccのクラブを含めてプレーしましたが、一番しっくりきたのが 975D。このクラブはこれはこれで気にっているので、板鉛をはってウェイトを調整して練習用クラブとしてキープしつつ、2015 年の最新のクラブをフィッティングしてもらうことにしました。

975D でも会心の当たりをすれば、Par-5 で 2 オンできますが、やはり平均的に距離を伸ばしたいのと、曲がりを小さくしたい。。。会心でなくても、とりあえずグリーン周辺に打てるくらいにしたいですよね。

ティーショットのミスが、悪いスコアに直結していることと (先日のSpyglass Hillの4つの大叩きは、ティーショットのミスが要因)、そもそもそんなに運動神経がよいわけではないので、もっと打ちミスに強いクラブを使えばいいかなと。ミスが減れば、平均して飛距離もあがりますし、ラウンド中に自分の最大飛距離を飛ばせるホールが増えるかもです。



フィッティング

カスタムフィッティングとはいっても、プロが受けるようなのに比べたらお遊びみたいなものですが、、、それでも星の数ほどあるヘッド(さらにヘッドのロフト、ライ、バイアスの調整)、シャフト、グリップの組み合わせから、自分にあったものを選ぶのは自分ではできません。そこをプロのフィッターにお願いしました。

工程としては、およそ 1時間半に渡って延々と、ヘッドのシャフト、さらにヘッドの調整をしながら、打ち続けました。。。ドライバーをほぼ休みなく150球くらい打ったのは初めてかも。疲れたときにも、どんな打球になるかを見るため、延々と 975D と新しいドライバーを打ち続け軽く 5km 走ったくらい汗かきました。

結局決定したのがこれ:
  • Callaway Great Big Bertha
  • ロフト 9度 モデル : 打上げ角が高すぎるので -1 度調整。
  • シャフト長さ: 45.00 インチ、標準より 0.5 インチ短く、けど 975D より 1.0 インチ長い。
  • シャフトは、軽めStiff と 重めRegular なものを数本づつ打ち比べ、重めRegular の方がいいという判断。
  • スィングウェイト: D2、軽すぎて不安定になりすぎず、ヘッドスピードが遅くなりにくい範囲に。
  • シャフトやヘッドの詳しいスペックは忘れました。。。
  • (本当は Titleist 915 D2 が欲しかったんですが、どうもうまく自分のスィングが合わせられず断念。)

まず驚いたのは、「打ち易い」「オートマチック」。こんなに楽をして、いい加減な当たりでもそこそこ飛んでくれる。975D でどフックするような当たりでも、プルで止まってくれたりして、打ちミスに強いなぁ、というのが第一印象です。打球音も悪くないし、距離もよく出てそうでした。

シャフトが 1 インチ長くなり、またヘッドが低スピン / 高弾道を実現し易いデザインになったため、必然的に距離が伸びています。975D だとけっこういい当たりをして 230 - 240 ヤードなのが、多少当たりが悪くても 250 以上飛んでくれそうでした。また方向性に関しても、着弾点の比較図をみても、バラツキが小さい。慣れてきたら、方向性が良く、平均して 20 ヤードくらいは飛んでくれるかもですね。

プレーするのが楽しみです。これで青ティーからプレーできるようになるかなぁ?

Spyglass Hill Golf Course - Monterey, CA

Pebble Beach の隣にある Spyglass Hill Golf Course で初めてプレーしました。10 年来の憧れのコースです。

Spyglass Hill Golf Course
Stevenson Drive
Pebble Beach, California 93953
http://www.pebblebeach.com/golf/spyglass-hill-golf-course


難しいコースと聞いていたので、よくよくティーショットを次打が打ち易いところへ打てる練習をして臨みました。すばらしいコースですね。初回の感想をまとめると:
  1. フェアウェーが広々として、ドライバーを頻繁に使ってよい。
  2. グリーン周りでのミスに厳しい。グリーンの左右のどちらかは、ほぼペナルティになり易い設計。気をぬくとすぐにダブルボギーになる。
  3. グリーンはさほど速くない。が、傾斜が見えにくく、ボールの曲がり具合を読むのが難しい。
  4. グリーンが打ち上げになることが多いので、表示距離よりも長い距離をプレーすることが多い。

結果

  • スコア = 86
  • パット数 = 33 (3パット無し)
  • GIRs = 8
  • Scramble = 1
  • Birdie = 1, Par = 8, Bogey = 5, DB = 2, TB = 2
初めての Spyglass Hill ということを考えれば上出来なのですが、DB x 2, TB x 2 の 4 ホールで 10 オーバーなのが痛い。もうちょっと頑張りたいところです。


以下は次のラウンドに向けてのメモです。

1番ホール
529 ヤード / Par-5
  • ティーショットは、フェアウェー右からドロー。
  • グリーン前はしっかりバンカーでガードされていて転がして乗せるのは無理。
  • ショートアイアンでしっかり打てる地点に、2打目を刻む。

2番ホール
293 ヤード / Par-4
  • グリーンまで登り続けるホール。残り130 ヤードでも、実質 150 ヤードを小さいグリーンに向かって打たなければならないので、残り 100 ヤード程度の地点までティーショットを打ちたい。
  • 残り 100 ヤードの地点は最もフェアウェーが狭まる地点。それよりも手間だと、急な坂で次打が打ちにくい。
  • ティーショットは、ドローで左目が狙いか?

3番ホール
125 ヤード / Par-3
  • グリーン手前のバンカーを必ず越せるようにクラブを選ぶ。
  • 10メートル程度の打ちおろしだが、風がほぼない状態でも距離なりにクラブを選んでしっかり打ったほうが良い感じがした。
  • 軽く打ちすぎて、見事にバンカーで目玉になり、ボギー。

4番ホール
345 ヤード / Par-4
  • グリーンが手前から奥に傾斜しており、アプローチはグリーン手前に落としたほうがよさそう。
  • グリーン横幅は体感で10ヤード程度。縦に50ヤード。さらに3段。ものすごい小さいターゲットを狙うことになる。
  • 今回は、旗が中央にあり、ティーショットはフェアウェー右側に置けて打ち易いポジションにあった。旗がグリーン 手前にある場合は、フェアウェー左側がよいらしい。


5番ホール
134 ヤード / Par-3
  • 1番手程度打ち上げ。グリーン中央に狙って落として 2 パットで上出来なのではないだろうか。今回は 6番のパンチショットでややグリーン 奥側にのった。

6番ホール
379 ヤード / Par-4
  • このホールから、Poppy Hills のような林間コースに変わる。
  • アプローチは打ち上げになるが、グリーンの奥から手間はシビアな下り坂になり、ピンをオーバーするのはあんまりよくない。
  • 今回は ドライバーと、5番アイアンのカットがうまく打ててパー。

7番ホール
480 ヤード / Par-4
  • 3オン 2パットのパーにするには、フェアウェーウッドかハイブリッドで打ち、アイアン2回で乗りそう。
  • 今回は、ドライバー、6番アイアン、PW で乗るところだったが、残り100ヤードをゆるく打ってしまい池ぽちゃ。DB。

8番ホール
354 ヤード / Par-4
  • 実質 400 ヤードのPar-4。
  • ドライバー、3番アイアンを打ってようやくグリーン中央。さらに、グリーンの傾斜がきつく 3番アイアンにもかかわらず 10ヤード程度手前にバックスピンしていた。
  • グリーン自体も厳しい。今回は運良くパー。

9番ホール
394 ヤード / Par-4
  • ここも実質 420~430ヤードのPar-4。
  • ティーショットをブロックして右の森に入れてしまい、そこから無理やり距離を稼ごうとして結局7。フェアウェー左のほうがまだ余裕がありそうなので、曲げるなら左がよさそう。
  • ここもグリーンの傾斜が奥から手前に厳しい。

10番ホール
366 ヤード / Par-4
  • フェアウェー左の木が邪魔にならない場所にティーショットを打つ。
  • 8, 9番ホールに比べると、やさしい。

11番ホール
463 ヤード / Par-5
  • おそらく最も2打でのる可能性があるPar-5。池もないので、グリーン周りに落ちても、3打でグリーンに届きやすいはず。
  • アプローチは1, 2番手は登る。
  • ドライバー (スライス) > 5番でパンチアウト > 7番でグリーン奥の旗。パー。


12番ホール
145 ヤード / Par-3
  • 打ち下ろしだが、表示距離通りのクラブを打ってちょうどよかった。
  • バーディー。


13番ホール
398 ヤード / Par-4
  • これまだアプローチが1番手弱の打ち上げ。
  • グリーン左は、とくにラフが厳しい。届かない場合は、むりせず花道に刻む。グリーン自体も厳しい。
  • アプローチを無理してDB。


14番ホール
514 ヤード / Par-5
  • 3打で行くのが妥当なPar-5か? 
  • ティーショットが失敗したので、3打目はラフから160ヤードを4番アイアンでグリーン中央へ。


15番ホール
98 ヤード / Par-3
  • 短い。が、グリーンは小さく、バンカー、池があり、難しい。

16番ホール
440 ヤード / Par-4
  • 実質 Par-5 に近い Par-4。
  • ドライバーをどフックで左の林に入れ、5オン、2パットのTB。
  • 次は、3オンを目指す。

17番ホール
301 ヤード / Par-4
  • 2番ハイブリッド > 9番アイアン で楽かと思ったら、アプローチに1番手足すのを怠り、グリーン手前のアゴに阻まれる。そこから寄らずボギー。
  • PW - 8番アイアンくらいで打てる地点に打ってパーにしたいホール。




18番ホール
365 ヤード / Par-4
  • これも 380 - 390ヤード程度の長さのPar-4だった。
  • ドライバーと4番アイアンでグリーン奥に着地。2パットのパー。