パットとアプローチの練習をする
グリーン回りで如何にストロークを無駄にしないかは誰にとっても重要. 「まだスィングが固まっていないから.... アプローチの練習はしない」と言わないで, 練習場に行くことがあったら半分くらいはアプローチやパットに投資したいです. もし今度コースに出る機会があれば、ぜひメモ帳もしくは、ヤーデージブックにグリーンから100ヤード以内でどれだけストロークをしたかを記録していただきたい。そしてそれを18ホールのスコアで割ると、如何にグリーン周りでストロークをうち、更に無駄をしているかがおわかりいただけるだろう。
ドライビングレンジにいって、ドライバーばかりバカスカ打っていてはスコアは伸びないのだ。50球うつなら、その最低60-70%, 30-35球はショートアイアンからウェッジの練習に当てられるべきだ。
さらにパッティングはどうか。仮に90を叩いたとして、パットが36だったとする。すると、全体の4割はグリーン上で消費されたことになる。だったら、1時間練習をするとしたら、最低24分はパットの練習をするべきで、のこりの36分で100ヤード以内を攻めるときに使うアプローチショットの練習にあてる。それでも時間があれば、ドライバーの練習でもすればよい。
こ の間のラウンドでは15番ホールが終わった時点で「今(90から)2アンダーだから, 残り3ホール全部ボギーで楽々90が切れるかも...?」と意識過剰になりはじめたら, 突然体の動きがギコチなくなった. そうすると, グリーン手前までボールを運ぶことは適当に打っていればいいので比較的簡単なのだが, 90〜50ヤードのアプローチや0.9〜1.2mくらいのパットをするときに「失敗したら後がない」とビビる. 普段はなんでもないことですが、一瞬何をしていいかがよくわからなくなるんですねぇ.
例えば18番ホールで1mくらいのパットが 最後に残ったと. それが見事に入れば89, 外せば90 (100を切るときだったら, 入れば99, 外せば100とか). それをどう処理するかはいろいろあると思いますが, 「これだけ練習したのだから、外すはずがない」という一種の暗示、開き直りが役に立ちます. 例えば1mのパットなら連続して50回、100回入れられるのだから「絶対外すはずがない」という自信は不思議と大きな助けになる. ここでまた、プリショットルーティンを確立しておくことも心の平静を回復するのにいいと思います. だから、練習のときから意識しないでできるようにしておくと. いきなり実戦だけでやろうとしても安定しません. 普段練習でやってないことを本番でやろうとするのは無理な話です.
これらって、実は全然体力とは関係ありません. ゴルフはスポーツですし、運動神経がよくて練習する時間がたくさんあれば、それだけ上手くなるとは思いますが, そこそこのレベルで楽しむのであれば、考え方を変えるだけでスコアというのはわりとよくなると思っています.
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