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そのバンカー、必要?|長いPar-3のグリーン手前にポツンとある謎のバンカー




長いPar-3 (ショートホール) をプレーしているとき、グリーンのかなり手前にポツンと配置された「謎のバンカー」に遭遇したことはありませんか?


通常、バンカーはグリーン周りをガードするように配置されるものですが、よっぽど酷いボールを打たなければ入らないような場所にポツンとあるバンカー。

一見、無駄な配置に見えて、実はそこには深い意味が隠されています。



Del Monte Golf Course 14 番 Par-3




地元 Pebble Beach Resort にある、Del Monte の 14 番ホール。白ティーから 210 ヤード。青ティーだと 220 ヤードを超えることもある長大なホール。高低差もなく、とくに実質距離が短くなる要素はない。


ここは市民ゴルファーにとって、たかだか200ヤードをきっちり飛ばすことがいかに難しいか、を突きつけられるホールです。真の上級者が 4 番や5番で乗せることもありますが、大抵はショートします。

そしてその手前30~40ヤード地点には、不思議なバンカーが待ち構えている。



謎のバンカーに隠された3つの意図


このバンカーは、単なるハザード以上の役割を担っている。大きく分けて以下の3つの目的があると考えています。


① 安易なレイアップへの挑戦状


「Par-3で刻む/ レイアップする」のは、特に現代では珍しく感じるかもしれません。このコースが誕生した19世紀、ボールが飛ばなかった時代には、200ヤード超は至難の業だったはず。 当時の定石は「1打で無理に乗せず、2打で乗せてパーを拾う」こと。設計者は、ただ無難に刻むことを許さず、戦略のないショットにペナルティや挑戦を課すために、あの位置にバンカーを置いたのではないか?

まぁ、現代でもなかなか 1 打で乗りません。私は 3-wood か 2-hybrid で乗せるのがせいぜい。確率は 4 / 24 回。




② スイングミスの受け皿

ロングホールでのティーショットは、ウッドやロングアイアンを使わざるを得ません。スライスや引っ掛けといったミスが出やすい状況で、中途半端に打ち損じたボールを捉える役割です。設計者は「ミスショットに対して、簡単に2打目を打たせないという厳しさを演出しているかと。



③ 視覚的な錯覚(optical illusion)


このバンカーはティーグラウンドからのターゲットになる一方で、実際の距離感を狂わせる効果もあるかと思う。 スコアカードに210ヤードとあっても、手前に大きなバンカーがあることで、グリーンが実際よりも近く(あるいは遠く)見えたり、本当にこの番手で届くのか?という不安をプレーヤーに植え付けたりする狙いもある。




Pasatiempo Golf Club


他の例としては、Santa Cruz にある Pasatiempo の 3 番ホール。

白ティーから195ヤード、打ち上げを考慮すると実質220ヤードが必要です。

ここもホールのど真ん中に「クロスバンカー」が口を開けています。 やはりここも、レイアップ対策としての側面が強く、設計者がプレーヤーに勇気を持って打つか、リスクを背負って刻むかという二者択一を迫っていることがわかります。

いい加減に刻むと 2 打で簡単に乗せられるところを、酷い結果になるのは何度かみたことがあります。







「なぜそこにバンカーがあるのか」を考えることは、設計者との対話。


設計者がプレーヤーに何を期待し、どのルートを正解とし、どのような失敗を想定しているのか。

その意図を読み解きながらプレーすると、ゴルフはもっと深く、面白くなるはずだ。

スクランブル (Scramble, パーセーブ) の成功率を上げるには上手にミスをする


[定義] ゴルフにおけるスクランブルとは

レギュレーション通りにグリーンにのせられなかったときにパーセーブすること。

例: Par-3 なら、
① ティーショットでグリーンを外す。
② 2打目でグリーンにのせる。
③ 1パットでパーを取る (2オン1パット)。

レギュレーション (既定打数) はホールの ”Par の数" - 2 です。

Par-3 なら 1 打、Par-4 なら 2 打、Par-5 なら 3 打といった具合。

なのでパー•オンは、Green In Regulation (グリーン•イン•レギュレーション、GIR) と呼ばれます。


スクランブルをたくさんとれるようになると、スコアがよくなります。

グリーンに乗らなくてもパーがとれる(かも)と考えていけるので、プレッシャーも下がります。


77~79 くらいのラウンドでも、GIR (パーオン) の回数は少なくて 5 回、多くて 9 回程度。

そうすると 9 ~ 13 回は、スクランブルの機会がある。

つまり80切るラウンドでも 18 ホールのうち半分はスクランブルに挑戦している。

エリートレベルでは知らんけど。スクラッチ付近になると GIR が 12~14 くらい、最低でも 10 くらいになってくるとしても、それでも 6-8 回は必要になってくる。




じゃ、ウェッジとパットを練習をひたすらすればよいのかというと、それは半分正解だと思っていまして、残り半分の成功の秘訣は、寄せやすい場所にミスすること。








ポイントとしては、(1) 残り距離と(2) アングルです。


(1) 残り距離

得意な距離はいろいろあるとは思うのだけど、個人的には 20 ヤード圏内。SW を 1/4 ストロークでちょんと打つと 6 フィートくらい最低寄ってくれそうな範囲です。6フィート、まっすぐだとなんとなく半分くらいは入りそうな気がする。

30, 40 ヤードになってくると、10フィート圏内 (3.3ヤード) に入れば100点満点なので、その辺からは、とりあえず乗ればよい (GIOTG: Get It On The Green) だけになってくる。そうすると、スクランブル狙いは難しく、ボギーをとって凌ぐことになります。




(2) アングル

要は旗とボールの間に、芝生だけか、バンカーがあったり、傾斜、高低差がどれだけあるかです。あとグリーンまでの距離と、グリーンの縁から旗までの距離の比率も重要。

同じ20 ヤードでも、バンカー超えの20ヤード、花道からの20ヤードがあります。

どちらが打つ前のプレッシャー、要求される技術力という点で成功率が高いかというと、圧倒的に花道からの20ヤードです。

そうすると、グリーンを狙って外したときも、曲がらずにグリーン手前に落ちるのと、曲がってグリーンの右や左に外れるのでは、スクランブルの確率がぐんと変わる。





仮想的な状況として、グリーンまで 150 ヤード。旗はグリーンの奥。



アプローチを打って、
① あまり曲がらずショート or ちょっと左へ外してグリーン左の Bail-Out Area (緩衝地帯: 寄せやすい場所として意図的に設計された領域)。
② 右へ曲げてバンカー手前。

あきらかに①の方が、パーセーブの確率は高い。状況によってはパターも使えるし、ショートアイアンで転がせる。②は、ウェッジで高さをコントロールしつつ、スピンもかけて止める必要もあるしで難易度は高い。


上のような状況だと、フェアウェーから狙う地点としては、グリーンの左側一択。


結局は、スクランブル率を上げるには、ロングゲームの上達や戦略も間違いなく重要であります。

Del Monte GC - 最適•最も易しいルートがコース設計に隠されている

 最近ゴルフをしていて思うこと、ゴルフコースのホールはそれぞれ、スコアメイクが簡単になるルートが備えられている。


大体フェアウェーバンカーの付近におくと、Par-4, Par-5 のアプローチがしやすくなっていることが多い。


また、グリーンも外すべき地点、サイドが決まっていて、間違ったスポットにミスると、一見簡単そうなショットでも、ホールアウトに 4 打かかってダブルボギーになるとか、10 / 10 点のショットをしないかぎりボギー確定なところがある。逆に、ミスしても易しい地点の場合、悪いスコアになりにくい。ならない保証はないけど、なりにくい。



Del Monte GC: #18 Par-4 


基本はグリーン手前から、外すのも手前の花道、バンカーでもよいかと。ピンが手前だとありなのだが、中央、奥だとグリーンの幅が狭いのと、右から左への強い傾斜で極端に難しい。


何度 2 打でグリーンに乗りながら、1 パット → チップ → 2 パット になったことか。






高い球でどんどーんと、真ん中に落とせればよいのだが、このホールではあんまりティーショットを長距離打てなくて、どうしても 150 - 170 ヤードくらいのアプローチが残ることが多い。






このグリーンの右から左への強い傾斜が難しいと思う。これが奥から手前だとずいぶん変わるかと。






右側が完全に NG である。ホールによっては、極端に難しい場所があります。






なので、傾斜の向きに沿って、グリーンを左側から見るようにすると、実はグリーン左奥のラフが、実質のグリーン手前地点に相当すると考える。





したがって、真っ直ぐ or ドローボールでグリーンに 1 バウンドさせて、左側へ外す。そこからチップして 4 つで上がる。


最大のポイントは、10/10 点の当たりをするとグリーンを飛び越えるくらいの大きさで打つ。






バーディーをとるには、ティーショットの距離を伸ばしてウェッジで打てるようにするか、高いカットをちゃんと打てるようにする。


ドライバーの長さは短い方が良い - 44.5, 43.5 インチを試す


 いつもティーショット、特にドライバーがいつも酷い。練習場ではわりとちゃんと打てているつもりでも、ラウンド中に 2-4 回はロストボールになるような酷いボールがでることが多い。おそらく「わりと」打てている確率が実は 70% 程度 (7 / 10 球) で、4 / 14 ホールの酷いミスは統計通りの結果なのしれない。どれくらい悪いかというと、フェアウェーを外したどころではなく、致命傷や即死。水にはまったり、OB したり、パンチアウトしても残りが 150 ヤードを超えるような外し方をする。その結果、ダボを量産することになる。


スィングの技術がその程度の精度であるのが根本の原因なのですが、この際にドライバー自体も見直すことにしました。


途中経過はいろいろありましたが、まとめるとドライバーのシャフトを 2 インチ短くして、スィングウェイトが軽くなった分を重りで調整。43.5 インチでプレーすることにしました。


要点としましては:

  • 変更前のドライバー
    • 総重量 325g
    • 長さ 45.5 インチ
    • スィングウェイトが D9 (または E0) 
    • 長い上に重い! D9 は重すぎる。
  • スペアのシャフトを使って、43.5 と 44.5 インチのシャフトを作る。方向性と smash factor はよくなり、飛距離も変わらない。スィングスピードは 1-2 MPH 下がる傾向あり。
  • 43.5 と 44.5 インチでもパフォーマンス的に大きな違いがみられなかった、どちらも 45.5 と比べて全然打ちやすい。
  • 0.5 インチ短くすると、スィングウェイトが 3 ポイント下がる。
    • スィングウェイトを 1 ポイント追加するには、2g の重りをヘッドに追加する。
    • 鉛 (0.5’’ x 2’’=2g) や、ヘッド専用の重りで調整。
  • コース上で、27 ホール 43.5 インチのドライバーでプレーしたところ:
    • 飛距離は以前のドライバーでよい当たりをしたときと変わらなかったか寧ろより飛んでいた。
    • 左右に外してもラフに止まる程度の軽いミスで済んだ。


シャフトを 2 インチ短くして 43.5 インチにしても飛距離は変わらず (むしろよく飛ぶ)、当たったときの音もよくて、Smash Factor も 1.5 近く出て、方向性がいいのであれば、43.5 インチを使うのが正しい。最大飛距離や、最大のヘッドスピードでは 45.5 インチの方が大きくなります。平均飛距離では、43.5 (や44.5) インチの方が断然よくなりそうです。




経過と動機


2019 年からスコアという点で、全く改善していない。それどころか、むしろ悪化している。ハンディキャップ•インデックス近頃は 10 近くになるし、グロススコアの点でも、85 を超えることもしばしば、80 を切る割合も 10% 以下であるし、下手くそになってきている。ハンディキャップなりにプレーできる回数がほぼ皆無である。


スィング自体は距離も伸びてよくなってきたと思うのであるが、一貫して安定したスィングをする技術がないのも問題です。


今に始まったことではないのだが、2020, 2021 年の一つの問題は、ダブルボギーやペナルティーの多さである。1 ラウンドで平均 2.73 回/ラウンドのダブルボギーがあり、失球などによるペナルティーは、1.14 回/ラウンドある。毎ラウンド、なんらかのペナルティーがあり、ボールは無くなるし、3 回はダボがある。6 ホールでダボ、という日も何回かあったと記憶していて、大体の原因がティーショットのミスによるものだった。


感覚的にスィング自体はよくなってきたなぁという理由としては、平均パーオン回数を示す GIR (Green In Regulation) が平均 7.64 グリーン/ラウンドになる点だと思う。1 ラウンドに 9 ホール (50%) でグリーンを捉えていることも少なくない。


ただその一方で、ティーショットのミスによる大怪我が多すぎるというのが特徴ではないかと思う。


ティーショットのミスは、軽いミスでなく、「即死」「致命傷」に近い。


典型的ななのは:

  • OB → 打ち直しでパーにしても結果ダブルボギー
  • 赤杭などに打ち込みロストボール → Par-4 では、第 3 打目をラフの中から 200 ヤード超のアングルの悪い地点から打たなければならず、実質そこから 4 打で上がるのがせいぜいになる。6 や 7 が普通、5 なら奇跡。


大体がドライバーのミスになるわけですが、それでも場外にならず、とりあえずラフの端っこくらいで止まる程度の曲がりに抑えておけば、ボギーをセーブできる確率がとても高くなる。以前は 3-wood を使うことも多かったのですが、よりグリーンに近い方が 2 打目が楽だから、という理由でこの数年はドライバーを振ることも多くなってきたと思います。




ドライバーのシャフトが長すぎて結果が安定しない


ドライバーをもっと楽に打てないか調べた結果、シャフトの長さを短くするのが有効ではないかと考えました。



参考 (シャフト短縮の動機)



実例では 44 インチ (1 インチ短縮) が多く、自分も 1 インチ、2 インチ短縮したものを作って比べることにしました。ちょうど Callaway のヘッドに合うアダプターがついた予備のシャフトが 2 つあったので、それぞれ 43.5 インチ (-2.0’’)、44.5 インチ (-1.0’’) になるように切ってみた

  • 43.5 インチ: Fujikura, Speeder R-flex 60g 
  • 44.5 インチ: Project X, Hzrdus Yellow, S-flex, 70g

↓ は 43.5, 44.4, 45.5 インチを並べた様子。ヘッドはバラバラですが、1 インチ短くなるだけでかなり別のクラブです。



最近のドライバーは、標準的な長さが 45.50 インチくらいあります。最新の Callaway Epic だと標準 (off the rack) で 45.75 インチです。


マーケティング戦略として、シャフトが長ければ、ヘッドスピードが上がり、それに応じてボールスピードも上がるので、飛距離が出るという触れ込みが原因だ。物理法則的には正しい。ただ、道具を使うのが人間である限り、再現性という点と、スィングのテクニックという点で、安定してボールスピードが上がるのは通常のプレーヤーには無理があるのではないか? 運動神経に優れているか、毎日練習すればできるかもしれない。


自分の道具のスペックを軽くしらべたところ:

  • 長さ: 45.5 インチ
  • 重量: 325g
  • スィングウェイト: D9

となっていた。そもそもスィングウェイトが D9 (ほぼ E0 近い) というのがドライバーが安定しない理由の一つだったかもしれない。


一般に、シャフトが 0.5’’ 短くなると、スィングウェイト (SW) が 3 ポイント下がる。すなわち、もし元々が D3 だったら、D0 になる。1'' 短くなると、-6 ポイント、2’’ では、-12 ポイントになるので振った感覚ではかなり軽くなる。


それで、2 g の重りをヘッドにつけると、1 ポイントウェイトを増やせられるので、6 ポイント追加するには、+12g の重りを、12 ポイントでは、+24 g もの重さを追加することになる。24 g だとかなり重くなるので、10-12g 程度の重さを足すことから始めて様子をみました。


もともと D9 の重すぎるクラブが、2 インチのカットによって 24 g  重りを追加して D9 に戻す意味はない。


 -12 ポイント (D9 → C6) → 12 g 重りを追加して +6 ポイント (C6 → D3) となるので、やはり 10-12g 程度が妥当そう。


ヘッドは共通して Rogue Sub Zero を使い、専用の重りと鉛で調整しました。細かい話、シャフトを短くした直後は重りセットが届いてなく、2 インチの長さに切った鉛テープを貼り、結果として 5 - 6 枚くらい貼った状態がスィングしやすかった。やはり 10-12 g の重さ追加に相当。





実際に打った結果として

  • 45.5 インチドライバーは、確かに最もボールスピードが出るし、最大飛距離がでる。
  • 短いドライバー (43.5, 44.5 どちらも)、そこそこいいあたりをした距離は 45.5 と変わらない。
  • smash factor がめちゃくちゃよくなる。1.49, 1.48 が出る。1.50 が最大値 (物理的 USGA の限界)。
  • ヘッドスピードは、1-2 MPH は遅くなるが、Smash Factor がよいのでボールスピードはさほど変わりにくい。
  • 狙ったターゲットラインに飛びやすいし、ブレが少ない。たまたま測った上では、45.5 が dispersion が一番小さい (tight) だったのだが、狙ったターゲットライン上に飛んだのは、43.5 インチがベスト。45.5 は常に右に押し出している感じがしたし、思った地点に飛ばず曲がっている感じがした。



計測上での、dispersion は、45.5'' が実は一番小さいように見えるのだが、狙った方向とは右にバイアスしてずれている。44.5、43.5 の方が狙った地点に飛びました。





45.5 インチの結果。最大距離、ボールスピードは一番大きいのですが、20 球くらい打った感じではやはり一番不安定感あり。この日は、練習場で、好天候ということもあり、比較的よい結果になったと思う (が、コースではそううまくはいかない)。




43.5 インチの結果。ボールスピードは平均的に 2-3 MPH 落ちるかも。最大値では 1 MPH の差、ヘッドスピードは 2 MPH 程度の差でした。やはり Smash factor が 1.48, 1.49 (まれに 1.5) 出るのが要因と思います。このスクリーンショットでは、平均的に 45.5 がかなりよくなってしまっていますが💦、43.5 の方が思い切ってスィングしていけます。慣れてくるともっとよくなりそうな感触です。当たった時の音もよいし、毎回同じような打球音が安定してします。




コースでテスト



実際にコースで、43.5 インチにして持っていって 1.5 ラウンドして使ってみた感じでは

  • フェアウェーをほぼ外さない。悪くてもラフに収まる。
  • そこそこよいあたりをしたときでも、45.5 インチの最大飛距離と同じく飛ぶ。
  • よい音を立てて飛ぶ回数が多い。
  • ティーショットの失敗によるペナルティーや、ダブルボギーはゼロだった。
  • ヘッド
    • Callaway, Rogue Sub Zero
    • 19g (フェース側) + 11g + 2g 鉛 (D5, 328g)
    • Fujikura Speeder, 65g, R-flex

スィングウェイトの推定方法は、ラウンド後に会得したので D5 とは特に知らずにプレーしています。「ちょっと重いかなぁ」という感じで振っていました。


テストの結果を踏まえて、45.5 インチドライバーに使っていた、HZRDS Yellow (65g, S-flex) を、43.5 インチになるように 2 インチカットするようにしました。1.5 インチカットから始めて様子をみようかとは思いましたが、43.5 でも、44.0 インチでも最大飛距離には対して差はないだろうし、それだったら強振しやすい 43.5 インチにした。



最終的に、フェース側に 19 g、反対側に 7 g、トゥ側に 2 g 追加することで落ち着きました。トゥ側の 2 g は重りを 9 g にするとかでも特に変わりはないかとは思いますが、ヘッドの回転率が抑えられてよいかなという気休めで貼っています。クラブの重さは 329g、スィングウェイト D4 になりました。




これで、ティーショットのミスによる即死や致命傷を減らすことができるのか検証を続けたいと思います。スィングをした感じでは 5-wood, 7-wood を振っているような感触です。



さらにテストも結果良好


かなり久しぶりに Poppy Hills に行き、さら にコース上でテストをしました。5 つある Par-3 以外は全てドライバーで打ちました。13 ホールでフェアウェーを外したのは 1 回だけ (隣のホールのフェアウェーへプル)、12 回はリーズナブルにグリーンへ向かって打てる状況になり、当然ロストボールはなく、ゴルフを初めて以来最高のティーショットを打てたと思います。




体感の飛距離では、アプローチに 1-2 番手は短いクラブを使えたので、以前よりもよく飛んでいました。12 ホールでは狙った場所に大体打てましたし、やや曲がっても曲がり幅が小さく、フェアウェー (そもそもラフがほとんどないのではあるが) で、グリーンへのアングルが良い地点にティーショットを運べました。残り距離から推定するところ、だいたい 220-270 ヤード (平均的に 235 ヤードくらい) 飛んでいたようです。



ラウンド自体の結果は、 GIRs が 10 なのに、41 パットと合計スコアのちょうど半分をパットにしまったというなんとも歯痒いスコアでした。40 パットを超えるのはここ 10 年以上はなかったはずなのですが、3 パットが 6 回。アイアンを左にプル、プルドローも多く文字通りもったえなかった。



43.5 インチシャフトでプレーするのが最良であることは確信に変わりました。

6,000 ヤードのティーボックス (白) からプレーしてみる

 



前回の考察で、ティーショットが 230 ヤード飛ぶと、6,000 ヤードのコース全長で、アプローチにショートアイアンが使えるようになるのではないか? と計算しました。230 ヤードは、PGA プロの 80% 弱くらいの距離になります。失敗のショットも含めて。(優勝者やロングヒッターと比べると 70% 程度でしょう。)

久しぶりにホームコースへ行けたので、白ティーからプレーをし、実際にアプローチに短いクラブを使ってスコアメイクになるかどうかを試しました。

Stanford GC

  • Par 70 (F9 35 / B9 35)
  • 全長: 5,771 ヤード 
  • レート: 69.1 / 123
結果
  • 38 + 37 = 75
  • 26 パット
  • 6 GIRs
  • 7 / 12 Scrambles
コースハンディキャップは 7 なので、これまでの自分のスコアと比べると劇的によいです。GIRs が 6 だったのと、最後 16 ~ 18 番ホールを 3 連続でグリーンを外してボギーにしたので、スィング自体はあまりよい日ではなかったのですが、短いティーからプレーした分、いつもとはかなり楽な気分でできたと思います。


アプローチ
  • 1番 Par-5 (E): 2 打目をダフって、3 打目が浮いたラフから 154 ヤード。7 番アイアン。フライヤーでグリーンオーバー。
  • 2 番 Par-4 (E): ティーショットでフェードにならず、木に当たり残り 210 ヤード。2 番ハイブリッドで転がして 29 ヤードを 50° でチップ。
  • 3 番 Par-3 (E): 165 ヤードを 6 番アイアン。ピン右 20 ヤード。
  • 4 番 Par-3 (E): 132 ヤードを 9 番アイアン。ピン左 20 フィート。
  • 5 番 Par-4 (E): 128 ヤードのラフから 9 番アイアン。10 ヤードオーバー。多分フライヤー。
  • 6 番 Par-4 (+2): フェアウェー左の木にあたり DB。。。
  • 7 番 Par-5 (E): 95 ヤードを 50°
  • 8 番 Par-3 (E): 128 ヤードを 8 番アイアン。
  • 9 番 Par-4 (+1): フェードがスライスになり赤杭。3 打目は 154 ヤードの打ち上げを 5 番ハイブリッドのカット。
  • 10 番 Par-4 (E): ドライバーをフックし、2 打目はドライバーで転がし出すだけでした。
  • 11 番 Par-4 (E): ドライバーをスライスし、10 番フェアウェーから 160 ヤードを 5 番ハイブリッドで高いカット。ピン右奥 35 フィート。 
  • 12 番 Par-4 (E): 残り 194 ヤード。ボールの 30 ヤード前に Tiger の木がすぐにあり、ドライバーで低くスライス。29 ヤードを 50°でチップ。
  • 13 番 Par-4 (-1): 残り165 ヤードを 6 番アイアン。
  • 14 番 Par-3 (E): 138 ヤードを 7 番アイアン。
  • 15 番 Par-4 (E): 105 ヤードを 50°。ピン左 10 フィート(入らず)
  • 16 番 Par-5 (+1): 88 ヤードを 54°。
  • 17 番 Par-3 (+1): 148 ヤードを 7 番アイアン。
  • 18 番 Par-4 (+1): 130 ヤードを 8 番アイアン。向かい風。
全部書き出してみると、Par-3 を除いて、思ったほど 7 番アイアン以下を使った回数は多くはないけど、「ショートアイアンのアプローチが残って気が楽で、ピンが狙えそう」という感覚でした。






課題

短くプレーしたとは言えど、スコアは 75 (+5) で、インデックス 7 ちょいの人にしたらかなり良い方です。Handicap differential は 5.4 でした。

Back-9 の中盤までは 72-73 くらいで回れるかもとさえ思いました。

が、実際には思い上がりになってしまいました。課題としては、いいスコアのときラウンドでいかに確率を重視した戦略でプレーする判断力が必要です。言い換えると欲張らないこと。

このコースは、Back-9 の 10番から13番の Par-4 が鬼門で、4 連続ボギーでも全然悪くないホールです。今回はこの 4 ホールがたまたまのチップインもあり -1 になりました。

普通にプレーするとピンを狙わず、グリーン中央を狙い、失敗してもグリーン前側に乗るクラブを使って打っていくのですが、なぜかこの日は「ピンデッド」を狙っていっていました。後から考えれば。。。

14 番からは比較的に楽なホールになるので、短いクラブを使えるし、ピンに寄せてバーディーチャンスを作れると妄想していたのかもしれません。つまりあわよくば、バーディーをあと 2-3 個狙えるかもというアホなことを無意識に考えていたかも。

14 番は 7 番をカットしてピンに寄せようと思い手前をダフリました。が奇跡的にセーブしました。

15 番は 105 ヤードで短いこともあり 50°で 10 フィート。パットを読み違えましたが目論見通り。

16 番は 3 打目の残りが 88 ヤードと短いのですが、深いラフに沈んでいて、ピンは奥側。でもなぜかピンを狙って、グリーンのどこかに乗ればいいことを優先せず、35 ヤードもショート。パターもショート。

17 番は、ピンが手前に 148 ヤードにあり、7 番を選びました。が、かなり良いあたりをしないとまだまだ 7 番アイアンで 150 ヤードは飛ばないことを忘れていました。グリーン中央めがけて 6 番アイアンを打ち、30-40 フィートのパットを残すのでよしとするのが正しかった。ピンを狙って、あわよくばバーディーなどと欲を出したのが間違い。チップはよくできたのですが、やはりパターを読み違えました。



18 番は、ドライバーがよく飛び、残り 130 ヤード。若干の向かい風があったので、大きめに 8 番アイアンで、クラブ選択はちょうどよかったとは思うのですが、左足下がりのライで、力んで打ってしまいました。多分、練習場では難なく打てる単純なフェアウェーからのボールなのですが、このホールも「ピン左から高く打ってカットさせて、あわよくばバーディーチャンスにつけたい (すると 73 だ〜)」と欲張ったのが諸悪の根源。素直にピンは無視して、グリーン中央へ、スリークォーターのスィングで打つのが正しかったと思う。


ラウンド後に、こうすればよかった、ああすればよかったと反省するのは容易ですが、プレー中に正しい判断が下せるようになれればよいなぁと思います。今回の blight side、よい見方としては、自己ベストグロスにも関わらず、かなり楽に出せた 75 で、まだまだ 7-8 打くらいはセーブできるストロークがありそうだなぁと思ったことでした。

平均飛距離が 260 ヤードになれば、青ティーでも同じようなことができるかもしれません。



ゴルフで常に80を切るには (パート 2)

Spyglass Hill, Hole #6, Par-4

昨年に書いた「ゴルフで常に80を切るには?」 (2017年12月) の続きです。

今回は、最近作ったダッシュボードのデータも加えて考察してみます。

ここで言う 80 を切るというのは、コンスタントに 80 を切る、逆に言えば「80 以上は叩かない」ためには、技術面をどのように磨けばよいのかということです。いつの日かラウンド後に「今日は 80 は叩かなくて助かった」と言えるようになりたいものです。。。


まずは過去の統計データから、GIR (パーオンの数) と Scramble (パーセーブの数) が、70, 80, 90 台のスコアとどのような関係があるかを表した図です。こちらは SVM (Support Vector Machine) で classification しています。
70 台のスコアを打つには、GIR + Scramble  の合計が 11 ホール以上である必要があります。加えて、
  • GIR 時に 3 パットは無く、または平均パット数が 2 以下、
  • ダボより悪いスコア (DBW) はゼロでなくてはなりません。
この条件はかなり難しい。グリーンを捉えると、ホールまではかなり距離が残る (30 - 40 フィート残る) ことは多いし、なかなかダボ無しのラウンドも皆無に等しい。

そうすると、GIR + Scramble の合計は 12 ホール以上は欲しい。
安定するには 13, 14 に持っていきたい。上の classification の結果からも、11 は厳しく、12 でギリギリのラインなのがわかります。過去の例では、11 の場合もありますが、12 や 13 が大半です。


なので GIR = 8 (8 / 18 = 44%) とすると、Scramble = 4/10 = 40% セーブが目安になります。この条件になると、3 パットや、ダボが 1 ホールあっても79にはなりそうです。また運良くバーディーがとれると、さらにチャンスが増えます。

これからの目標としては、GIR = 9 (50% のパーオン率) を目指したいと思います。そうすると、3 / 9 = 33% のパーセーブ率でよいので、グリーンを外した時の労力/プレッシャーが緩和されます。


50%のパーオン率


50% のパーオン率を達成するには、数値的にどうすればよいのか。そこで、先日作った「アプローチの残り距離と、GIRの関係」のグラフを見てみます。こちらは 2018 年の 4 月~ 8 月の統計になります。このグラフは Par-3, 4, 5 全てのホールを含みます。



グラフからは、GIR が 50% を超えるのは、残り距離が 150 ヤード以内と言えます。

160-170 ヤードの範囲が落ち込んでいたり、100-120 ヤードも思ったよりも低いのが気になりますが、今はおいておきます。前者については 5 番ハイブリッドの導入で改善されると予想しています。


Par-3


Par-3 については、残り距離(ホールの長さ)を選ぶことはできないのですが、幸いにも 2018 年の Par-3 での GIR は 60.92% です。

そうすると、Par-4, Par-5 では、それぞれ 2 打目、3 打目を 150 ヤード圏内へ、ティーショットを運んでやる必要があります。


Par-5


Par-5 なら、530 ヤード程度の長さなら、2 回で 380 ヤード飛ばす。そうすると、ドライバーだけでなく、3-wood ももっと積極的に使って行って、アプローチの打ちやすさを優先するべきかなぁと思いました。

↓のグラフから、Par-5 でティーショットにドライバーを使った場合と、3-wood の場合、平均スコア、GIR の差が歴然としています。


もちろんホールの設計も影響しますが、どうせ 2 オンをすることはほぼないので、(苦手な) ドライバーは使用を控えるのもありかと。

また、「200ヤード以上残ったときのレイアップの方法について」では、残り距離とホールアウト打数を可視化しましたが、100ヤード圏内であれば平均 3 打であがれることがわかりました。無理のない状況であれば、Par-5 の 3 打目は 70 - 100 ヤード圏内、58, 54, 50, PW で打てる範囲に運んでいけたらいいですね。
https://breaking70.blogspot.com/2018/08/200.html


問題は Par-4


問題は Par-4 です。400 ヤードのホールの場合、ドライバーで 250 ヤード必要になります。いまの技術では、フェアウェーが硬い+追い風+打ち下ろしでない限り 250 ヤードを飛ぶことはありません。そこそこいい当たりをしてランを含めて 230 ヤードがせいぜい。

そうすると、物理的に 50% GIR を達成するのが無理になるので、Par-4 が長いコースではやはり 80 をコンスタントに切るのは難しい。バーディーが出ると楽にはなりますが、狙ってとれたら苦労しません。。。

ティーショットが 230  ヤードだと、ホールの長さが 380 ヤードくらいだとなんとかなるかもです。

一つの技術的目標として、やはり飛距離を 20 ヤードくらい伸ばすと、ゴルフが楽になるのは間違いない。また、ティーショットが、フェアウェー、ラフを問わずグリーンを狙える状況に安定して飛んでいることも前提になります。


実際プロでも、Par-4 の平均スコアは、3.9 台にあればトップクラスで、やはりボギーが先行し、4.0 は超えてしまいます。
→ PGA: https://www.pgatour.com/stats/stat.143.html



Par-4 の要求を緩和する策として、Par-3, Par-5 で稼ぐ手があります。

実際プロの試合などでも、Par-3, 4 は平均的にパーにし、Par-5 でバーディーを取りに行くのが常套手段です。

Par-3, 5 の GIR が 60% で、18 ホール中それぞれ 4 ホールづつ備えられているとすると、Par-4 のホールは 10 ホールありますから、GIR = 9 グリーンを達成するには、

9 GIR - (4 + 4) * 60% = 4.2 GIR → 4.2 / 10 = 42%

になります。42% GIR の範囲は、上のアプローチとの統計では、グリーンから 160 ヤード圏内になりますから、ティーショットは 10 ヤード短くてもよいといえます。


今年のこれまでの統計では、ちょうど 3 番ハイブリッド (23度ロフト) を使う 170-180 ヤード圏では 57% GIR という 7 番アイアン並によい数字になっています。

近々導入する 5 番ハイブリッド (27度ロフト) が目論見通りのパフォーマンスであれば、仮に 220 ヤードのティーショットであっても、400 ヤードの Par-4 のアプローチには 180 ヤードが残る計算になります。


そうすると、自分の力量の限界まで飛ばさなくても、「そこそこの当たりで、多少左右にぶれてもいいから、ゆったり振っていこう」と、心理的な余裕をもってプレーができます。


結論


結論として、コンスタントに 80 を切る目標値は:
  • GIR = 9 ホール (50%)
  • Scramble = 3 ホール (33%)
  • DBW は 1 回まで。
  • パーオンしたときは平均 2 パット以下が必須。
  • バーディーを取った回数だけ、3 パットしてよい。
  • Par-4 の 2 打目、Par-5 の 3 打目が、グリーン(ピン)から 150 ヤード圏内に入るようにボールを運ぶ。

努力目標は:
  • ドライバーの飛距離を 240 ヤードにしたい。芯で打ちたい。
  • Par-4 は長い距離のアプローチ、150 - 180 ヤードが残ることは多いので、この距離の精度もあげ、GIR > 50% 圏内を拡大する。
  • 打ちミスに強いクラブの使用も検討する。
  • 100 - 120 ヤードの PW, 9I, 8I 程度の比較的やさしい部分での取りこぼしを削減する。

 結局のところ、
  • ティーショットの正確性と飛距離を伸ばすためにドライバーを練習し、
  • 精度の低いショートアイアンを打ち込んで、
  • たまにロングアイアンを打ち込んで、
  • 33% のパーセーブのために、グリーン周り 25 ヤード圏内も練習し、
  • 3 パットを防ぐために、パッティングの距離感を養う、
ということで、練習するところだらけです。





適当にとりあえず打つレイアップは大叩きに繋がる

新年最初の投稿はコースマネージメントから始めたいと思います。

今年の目標はパーやバーディーをとるよりも、ダブルボギー以上の大叩き (DBW, Double Bogey or Worse) を減らすことです。2016 は、DBW はラウンド平均で 3.0 個、 2017 年は 2.2 個でした。これを平均 1.0 以下にしてゆきたいです。

スィングのミスはさけられないので、ミスした後にいかにダブルボギーにしないかのコースマネージメントが大事。特に、ティーショットをミスる(グリーンが狙えないバンカーに入れる、林に打ち込む等) と、4 割くらいは DBW になっているからです。

(参考)
守りのゴルフ (4) - ティーショットの良し悪し (TSIP) が及ぼす酷い結果https://breaking70.blogspot.com/2017/11/4-tsip.html
  • Par-4 で、TSIP NG だと DBW 約 9 倍 (4.29 % > 38.10%)
  • Par-5 で、TSIP NG だと DBW 約 5 倍 (7.41 % > 35.71 %)

先日、Poppy Hills (https://poppyhillsgolf.com/) をプレーしたのですが、7 番ホール (旧 16 番ホール) の難しい Par-4 のホールで適当なレイアップから、ケアレスにダブルボギーにしてしまいました。

7 番ホールは、400 ヤード程度の長いホールです。ティーショットは 30 フィート打ち上げており、グリーン手前は false front + 窪地になっていて、実質は 420 ヤードくらいしっかり打ってやっとグリーンに乗ります。

ティーショットはフェアウェー左の平らなところ (赤い点線内) に置いて、200 ヤード前後のアプローチを打って行く感じになるのですが、この日は右にちょっとまがりすぎ、バンカーに入ってしまいました (下図)。バンカーに入ること自体は想定の範囲内です。





バンカーの中のボールから、旗までは 185 ヤードありました。状況としては:

  • グリーンエッジにのるまでは、キャリーで 180 ヤード必要。
  • ちょっとでもショートすると、手前のバンカーか、上り坂で 50 ヤード手前まで転がり返る。
  • バンカーのアゴも、2 番ハイブリッドで打つには高いので実質超難度なショット。
なので、アイアンでとりあえず前に打ってレイアップしておいて、3 打でグリーンに乗せて、2 パットのボギーでいいと判断しまいした。

が、このアイアンで「とりあえず前」に打ってレイアップおいてが大叩きにつながりました。



とりあえず、アゴは余裕で超えて、残りが 100 ヤードより短いところに持っていけば良いと思い、「とりあえず 8 番アイアン」を選んで、「とりあえず前」に打ちました。結果は、グリーン中心まで、55 ヤード、登りを考慮すると、65 ヤード必要でした。



54 度のウェッジの軽打で、簡単なショットかと思ったら、左足+爪先下がりな斜面のディポットにボールが止まっていました。要はこの地点にレイアップするのは、大きな間違いだったのがよくわかりました。このホール自体、グリーン 100 ヤード手前は斜面地帯になっており、フェアウェーでもクリーンにボールを打つのは難しい。結局 1 回でグリーンに乗らないで、4 オン 2 パットの 6 になってしまいました。強いて言えば、ウェッジでなく、3 番ウッドで 50 ヤード転がした方がまだボギーの可能性があったかもしれません。



やはり正解は、PW か 9番アイアンでフルスィングができる 105 - 120 ヤードの平らな地点にきっちりレイアップする方法だったかもしれません。



そうすると、2 打目は 80 ヤード程度を打つのが正しい。2017 年の統計値からも、55 ヤードからよりも、100 - 120 ヤードからのショットの方が、1 パットの確率は高い。自分の感覚でも、

  1. 打ち上げ + uneven なライからの 55 ヤード
  2. 平らなライからの 110 ヤード

だと後者の方が、10 倍簡単と思います。

この日の Poppy Hills のラウンド自体は、38 + 43 = 81, 35 パット (3 パット 1 回), 8 GIRs、Poppy Hills で 80 前半のスコアは初めてのことなのでとてもよい出来ではありました。自分のコース•ハンディキャップが 9、コースのパーが 71 なので 1 オーバーです。

後半にスクランブルが 0%だったのが痛いのですが、それよりもこの 7 番ホールのケアレスミスが後悔されます。


ゴルフで常に80を切るには?

最近行ったデータ分析で、70, 80, 90 台のスコアの分類 (SVM Classification) を行い、ラウンドの統計値がどうなれば継続的に(常に)80 を切れるのかがわかってきました。

パットが異常にいいラウンド (27 パットとか) ができれば、いいスィングがなくても80が切れます。が、常に切ろうとなると、パターばかりに頼れません。

80 を切るには、ある程度ボールがまっすぐ、または 1 方向にボールが曲がるスィングが必要です。ドローである必要はなく、フェード/スライスボールでも全く問題ありません。僕はむしろ、フェードボールの方が安定してスコアが出せると思います。もちろん、あまり飛びませんが。。。怪我は減ります。

必要なのは

  • 安定したスィング
    • ティーショットを 200 - 220 ヤード確実に前に飛ばす
    • アプローチショットをグリーン周りに運べる
    • 30 - 80 ヤードなどの中途半端な距離から、確実にグリーンのどこかに乗せる。ピンに寄る必要はない。
  • パター
    • GIR 時に 2パットで上がれるようにする
    • 3 フィートのパターを確実に決める
  • コースマネージメント
    • パーやバーディーよりも、怪我(ダブルボギー)を減らす

80 を切ろうというレベルになると、18 ホール中自然にパーやバーディーが出るものです。特に、Par-5, Par-3 はパーが取れやすい。警戒するのは、長い Par-4 で大叩きしないこと。


80 を切るための目標値

155 ラウンド、2790 ホールの統計を分析した結果からは:
  • GIR >= 8 (パーオン 8 回以上 + 3 パットは 1 回まで) 
  • Scramble % >= 40% (パーセーブ 40% 以上, 8 GIR だと、4 回セーブ)
  • DBW <= 1 (ダボ 2 個になるとしんどい)
が 80 を切る目標値になります。

もしくは、GIR + Scramble >= 13 で DBW = 1 が目安。

つまり、GIR が 9 個だと、Scramble が 4 個必要。ダボが 1 個で、ちょうど 7 オーバー。バーディーが出てくれるととても楽になりますが、あまり期待はしない方が無難です。


下の図は以前に似た分類 (Classification) をしたものです。ドットは実測値で、緑、グレー、赤の領域は、SVM Classifier で分類しました。横軸が GIR、縦軸は Scramble % (パーセーブ率) です。ちょっと赤の領域が厳しい感がありますが、グレーの領域でも赤ドットがあるのは、バーディーが出たおかげで 70 台のスコアになっています。
パーオン率 (GIR) が 33 % (6 回のパーオン) だと、かなりパーセーブ率をよくしないと 70 台になりません。数字にして 50% のセーブですから、12 回中 6 回というプロ並みな技が要求されます。


80 を切るマネージメント

スィングとパットがあれば、あとはコースマネージメント次第で 80 が切れるはずです。切れなくても、81, 82 とか、悪くてもそれくらいのスコアになることが多くなります。



Par-3 のマネージメント

Par-3 は GIR して、パーにしやすいホールです。ただ闇雲にピンを狙うと、ボギーどころかダブルボギーもしやすく、注意が必要です。ダボ 2 個でその日のゲームは終了になってしまいます。

例として、Stanford Golf Course の 17 番ホール Par-3 をあげます。グリーンは 2 段になり、右や手前は谷状になっており、このあたりに外すとボギー確定します。特にピンが右奥にあるときは、ピンを直接狙うのはお勧めできません(狙ってしまうケースも多々みます)。

逆にグリーン真ん中はミスの許容範囲も広くや、左奥は外してもチップしやすいです。


この Par-3 はピンが特に狙いにくいですが、基本的に 80 を切るのであれば、ピンは無視してグリーン中央を狙っていき、2 パットの 3 で幸せになるのが鉄則です。Par-4, 5 のホールでもグリーン中央を狙えば怪我がすくないです。


まずはグリーンは 4 分割して、どの番号に狙うか、どこが安全かを評価してクラブをえらびます。この場合は (2) が安全です。ピンが (2) に切られていればラッキー(バーディーチャンス)、それ以外は、2 パットで幸せになれます。


このホールでいうと、(2) を狙うには、手前の 145 ヤードのバンカーをこさなければなりません。なので、ざっくり 155~160 ヤードを飛ばせばよい計算です。

大事なのは、「平均して 155 ヤードは飛ぶクラブを選ぶ」ことです。ナイスショットした時のクラブよりも、+1 番手が目安です。

ありがちなのは、「ナイスショットをしたときに 155 ヤードを飛ぶクラブを選ぶ」とほぼボギーになることです。5 番でうっても、6 番で打っても、演技点はつきません。自分の飛距離を正しく評価して、たとえ他人より 2 番手大きくても、そのクラブで打たねばなりません。

なので、僕だと 5 番アイアンで打ちます。芯を食って 170 ヤード飛んでも左奥は寄せやすいので、これが最適なクラブなはずです。6 番アイアンだと、10 回中、9 回はショートするでしょう。


5 番アイアンだと、ちょっとあたりが悪くてもバンカーは越えやすいでしょうし、ちょっと左にひっかけても比較的簡単なチップショットが残ります。パットは 30 - 40 フィート残るかもしれませんが、それでもピンを直接狙うよりも、パーになる確率は相当高いはずです。

80 を切るには、攻めるより、怪我を防御し、守りに徹するのが得策です。


Par-5 のマネージメント

Par-5 は比較的パーにしやすいホールなので、ぜひ 3 オン 2 パットにしたいところです。80 を切れるくらいだと、飛ぶ人は Par-5 は 2 オンしたり、グリーン周りまで届いたりします。それは大きなアドバンテージなのですが、ハザードが多いホールは失敗しやすいです。

よく見るパターンは、
1 打目: ドライバーで飛ぶだけ飛ばす
2 打目: ウッドで飛ぶだけ飛ばす
3 打目: 残り 40 ヤードをざっくり
4 打目: グリーンに乗る

1 打目もちゃんと飛べばいいのですが、木の中や、バンカーに入れると途端にボギーやダボを覚悟しなくてはいけなくなります。
(Spyglass Hill, 7 番ホール, 480 ヤードの Par-5)


Par-5 は丁寧にグリーンセンターから逆算して、プレーするべきだと思います。自分の場合だと、100 - 110 ヤードの範囲からだと、Par-5 は 2017 年の統計では 20% がバーディーになります。これだと PW のフルスィングができるし、ちょっと手前にレイアップになっても、最悪 8 番アイアンくらいで打っていけます。

ティーショットは、左のバンカーには入れたくないです。そうすると、3 打目の地点から、バンカー手前までは、170 ヤード。これは 2, 3 番のハイブリッドや 5 番ウッドの軽打で簡単に運べるはずです。

そうすると、1 打目は 200 ヤードも飛ばせばよいことになり、3 番ウッドを安全に打っていけばいい。飛ぶ人ならば、5 番ウッドでもいいはずですが、とにかく左のバンカーに届かないクラブを打ちます。


注意点として、Par-5 はグリーンの傾斜が難しいことが多いので、事前にグリーンの傾斜を調べておくのも重要です。

3 打目が 150 ヤードとか残ってしまったときは、Par-3 と同じく打ちミスを考慮して、ちゃんとあたったら 155 ~ 160 ヤード飛んでしまうクラブを選んで打った方が結果がいいでしょう。

3 打目については、Par-3 のマネージメントと同様です。


Par-4 のマネージメント

Par-4 も Par-5 と同じくホールから逆算します

まずは 2 打目のアプローチをどこから打ちたいかを考えます。下のホールは、400 ヤード以上ある打ち上げの Par-4 ですが、2 打目を 170 ヤードの地点から打ちたいとします。実質このショットには、190 ヤードくらいのクラブが要求されます。

そうすると、ティーショットは 220 ヤードは必要になります。するとドライバーを打っていかないといけません。

仮に、220 でなくて、190 ヤードだったとしたら、3 番ウッドでいいはずです。ティーショットはホールの長さでなく、アプローチをどの地点から打ちたいか、ある意味でどこにティーショットをレイアップするかによって決めるべきです。


特に難しい Par-4 の場合、グリーンの周りにもっていければよしとします。とにかくスコアカードに、6 をつけないことだけを考えます。


アプローチに関しては、Par-3 のときと同じような考え方をします。

グリーンも4 つに分割します。仮に (1) にピンがある場合、190 ヤード離れた地点から、こんなところは狙って落とせません。(2) を狙うべきです。
  • ナイスショットすると、(2) にオン(ちょっとピンまで遠いけど 100 点満点)
  • ちょっとスライスすると (1) に見事オン (ミスショット)
  • ちょっとショートすると、(3)  にのる (ミスショット)
  • ちょっと左に外すと、チッピングができる(グリーンに乗ったあとも転がるスペースがある)。グリーン左のバンカーでも OK
  • (4) の領域がないグリーンです。右手前のバンカーに外すと厳しい。

ここでは、(1) を狙って、ショートしたり、右に外すと、ボギーにできたものが、ダブルボギーを覚悟しなくてはいけなくなります。

あくまでも、ダボをしない戦略が大事です。80 を切ろうというレベルなら、無意識のうちにパーやバーディーが出てしまいます。


関連して、ティーショットを意図したように打てなかった場合、つまり TSIP (Tee Shot reasonably In Play) にならなかった場合、無理にグリーンを狙うのは危険です。個人的な話ですが、2017 年の統計で、Par-4 で、TSIP でない場合のパーオン率は 2 % でした。逆に、50% くらいがダボになっています。Par-5 のホールでも然り。無理せずボギーオンを狙いましょう。



木の後ろ、バンカーの中、足首までつかるような深いラフの場合などは、仮にハイブリッドがちゃんとあたったら乗るような、 残りが 180 ヤードないような範囲であっても、グリーン手前に安全に刻んで 3 オン 2 パットに切り替えるべきです。特に難しいコースでは、こうしたマネージメントが要求されます。



* Par-5 を実質 Par-4 としてプレーできる飛距離があれば、Par-4 と同じようにプレーしたらいいというか、Par-5, 4 という区別は不要といえます。