2013年6月18日火曜日

サンドウェッジ、ロブウェッジの打ち方

ここのところ練習場ではひたすらウェッジ、特に64度のロブウェッジを打ち、1パットでホールアウトできるような練習をしています。実は、サンドウェッジ、ロブウェッジのフルショットは、14本のクラブの中で最も苦手とするショットで、コースでは常に避けるようにしていました。

というのは、そもそもシャンク病が始まったのは、何の変哲も無いフェアウェーからのサンドウェッジのフルショットを10回続けてシャンクし、その後シャンクを直すのに18ヶ月要したという経緯があり、いまだにウェッジのフルショットは苦手意識があります。50度のロフトのピッチングウェッジや、サンドウェッジやロブウェッジで20~50ヤードの短い距離を打つのは何ともないのですが、フルショットになると変に力む。

ウェッジを正確に打てることは、よいスコアに直結するので、やはりいつかは苦手意識をなくして、他のクラブと同じように打てるようにならねばなりません。

最近ロブウェッジを10~60ヤードの距離を打ち込んでわかったのは、フルスィングになると、力む為にリズムが狂っているということです。力んで、力を入れてボールをしばこうとするために、下半身と上半身の動きが同調していない。下半身の捻転を解くことで、自然に上体が回転するべきなのに、どうやらフルスィングは上下半身の動く順序が逆になっているみたい。

感覚的な結論しか言えませんが、(特にフルスィングでは) 切り返しで「ボールを早く叩きたい」という意識、腕が下半身よりも先に回るのを抑えるのがポイントなようです。ウェッジで長距離、短距離を打っているうちに、うまくボールを叩けないときは、正しいスィングのリズムで打てていないことが多いです。


下は、Jack Nicklausの若い時のスィングの動画です。1分15秒くらいで、4つの異なるクラブ(ドライバー、2番アイアン、5番アイアン、9番アイアン)を同時にスィングしている動画があります。スィングのリズムはどのクラブでも同じで、バックスィングの開始から、フィニッシュまでに要する時間もほぼ同じ。ウェッジのスィングも、変な意識をせずに、他のクラブと全く同じに振るべきですね。




余談ながら、ロブウェッジをクラブに入れる本数に余裕があるなら、強くおすすめです。グリーン周りで、サンドウェッジを開いて高い球を打とうとしなくても、クラブのロフトで自然に高くうて、落下してすぐにボールが止まります。また、サンドウェッジよりも、よりスィングスピードをつけて打てるので、ボールにスピンをかけやすい。ドライバーに投資するよりも、ロブウェッジを入れる方がパーやボギーをセーブできる確率が上がるのではないでしょうか。

2013年6月14日金曜日

忍耐と上達

ゴルフには、自分の意思決定と結果について責任がとれることに加えて、辛抱強く忍耐できる力が不可欠であると思う。責任については、以前にも書いたので今回は「忍耐」について書いてみる。

技を磨いて上達するには、目標を定め、計画を立て、結果がすぐに現れなくても、忍耐強く取り組み続けるのが大事だ。僕が見てきた限り、多くの初心者ゴルファーは、なぜか、ドライバーからふりはじめ、彼らを教える経験者たちもドライバーを握らせて練習をさせるのに疑問を抱かないケースをよく見てきた。最初の数回は、まずはゴルフに興味を持つ必要もあるから、ドライバーを試しにふらせるのは合意できる。しかし、実際問題、ドライバーをいきなり打つのは難しい。いくらテクノロジーが進化したとはいえ、基本が確立されていないとどんな道具を使っても打てないだろう。

私はよく「時間はかかるが、動きがシンプルなパッティングから始め、次にチッピングをマスターするのが、遠回りなようで一番近道だ。さらに、ショートゲームがうまくなるので、長い期間ゴルフをより楽しめるようになる可能性も高い。フルスィングは、基本的なチップショットのスィング幅を拡張してゆくもので、簡単なものから習得すると次第に大きなスィングができるようになり、距離のコントロールや球の軌道のコントロールなどの応用も利かせやすい」と勧める。

だが残念ながら、多くの場合は、「今日今すぐに、ドライバーを打って飛ばしたい。早くコースに行きたい。」といった返答が返ってき、ゴルフ雑誌のメッキをはるだけの"Quick Fixes"(すぐに上手くなるプロのワンポイントアドバイス)を真似して、結局は一向に上達しないのである。私も無理強いはできないので、その場限りのアドバイスはするが、長い目で見て上達はしにくいだろうなと思ってしまっている。いずれは、ドライバーはなんとなく打てるようになるが、忍耐とコミットの欠如のために、ラウンドが楽しめるレベルに到達するかは微妙である。そもそも、ドライバーなんぞなくてもコースは回れるし、100や90は切れる。それよりも、基本的なパッティングやチッピングができないで、コースをプレーするのは無理な話である。

例えば、小学生に大学レベルの解析学を理解してもらいたいとする。そういう場合に、いきなり大学レベルの線形代数、微分積分の教科書を引っぱりだしてきて、問題を解かせるだろうか? だれもそうはしないだろう。

まず、数の概念そのものを教えなければならない。それができたら、簡単な四則演算、2桁、3桁の計算、分数、少数、正比例/反比例、文字の扱い、因数分解、関数、などとジョジョに簡単なものから学ぶはずである。それができたら、微分積分に必要な、対数、指数関数、極限、数列をし、微積の初歩、線形代数、それでようやく大学レベルの解析学が学べる。

(スパルタ教育でなくて) 通常の学校教育でここまでたどり着くには、12年くらいの歳月がかかっている。もっと速度を上げて学習できるケースもあるに違いないが、それでも数年の訓練は要するはずだ。少なくとも、「今日、今すぐ、大学の解析学を理解したい」というのはあり得ない願望である。

私にしてみれば、初心者がいきなりドライバーを振り回してゴルフの練習を初めて、コースでプレーができるようになろうとするのは、いきなり大学レベルの解析学を教えようとするような気がしてならない。大学レベルとはいわないでも、小学生に上がったばかりの子に、中学、高校レベルの内容を理解させるようなものだ。

何事も物事に鍛錬し、上達するには、長い訓練と最後まで忍耐強く取り組むの不可欠だ。「急いては事を仕損じる」ということわざにもあるように、急いで成し遂げたいと思うほど、落ちつて冷静に必要な手順やプロセスを着実にこなすべきだと思う。


よくUSオープンなど、メジャーゴルフで優勝すると、「サクセス•シンデレラストーリー、一夜にして一躍有名になったOOO」といった類いの記事を目にする。が、彼らの優勝は一夕一朝で成せたことではない。幼いころからゴルフを始め、ジュニアの大会で結果を残し、大学ゴルフ、PGAの下位ツアーで長い下積みをし、ときにはPGAツアーカードを手にするためにQualyfing School (Q-School)で厳しい争いをし、US Openの出場権をなんとかして獲得し (だがTigerに一度はあっけなく葬り去られ)、ようやく夢の舞台で優勝してゆくのである。第三者にしてみれば、一躍有名だが、当人にしてみれば10年、20年以上の地道な努力と忍耐、専門家の助言、周囲のサポートの上に成り立つものだ。

ゴルフだけでなく、ビジネスに然り、学術研究に然り、芸術に然り、物事を極め、ある程度の結果を導くには、長期間のコミット、計画、そして忍耐が要求される。「長期間」というのは人によって、経験値によって、物事によって当然異なるが、個人的な経験では、経験値ゼロから初めて、ある程度結果がでるには5年の歳月は予想するのが妥当だろう。

2013年6月12日水曜日

飛距離を伸ばすのに役に立ったこと

この1,2年で随分と飛距離、特にティーショットの飛距離が伸びてきました。4年くらい前はドライバーで220ヤードも飛んでくれれば御の字でしたが、最近はラウンド中に2,3回は260~270ヤード飛ぶようになり、距離だけなら長いPar-4でもレギュレーション通りに届かせるのが苦にならなくなってきました。関連して、Par-5も2打でグリーン周りに届くようになってきたので、何回かに1回寄せてバーディーを取る、こともできるようになりつつあります。ゴルフは飛距離よりは、正確性が大事ですが、距離が出るのは明らかにアドバンテージがあります。

飛距離を伸ばすのに役に立った方法を幾つかメモしてみます。



役に立った方法(1): 体幹トレーニング

飛距離アップの80%くらいの要因は、体幹トレーニングだと思います。体幹は、体の芯の意味で、体幹トレーニングは丁度今から1年前くらいから始め、今ではアイアンの番手が1番手分くらい飛距離が伸びました。アイアンはBen Hogan Apexのまま変わっていませんし、ロフトなどを立てたりもしていません。アプローチで飛びすぎてグリーンをオーバーしたり、ティーショットの飛距離も伸びるために今まででは考えられない地点から2打目を打つ機会が増えました。今年こそはPar-5で2オン•2パットできるかもしれません。

体幹トレーニングは、最初はこの2種目だけを毎日、1日2~3回行いました。



過去2ヶ月くらいは、さらにThe Best Core Exercisesにある種目を足してみています。さすがに、同じ2種目ばかりやってても飽きてしまうので。。。

  • Plank
  • Side Plank
  • Push Up
  • V-sits
  • Squats
  • Back Bridge
  • Hip Lift


さらに体幹トレーニングは、副時的な効果があります。それは体調が劇的に改善されたことです。実は、日本での大学受験時期以来、頻繁に酷い便秘に悩まされたり、深く睡眠がとれないとか、炎天下を歩いていると頭痛がすることがあったりなど、けっこう体調が思わしくない波がありました。それが体幹トレーニングを初めて2~3週間くらいで、それらが一切なくなりました。内蔵の調子が信じられない程快調になり、短時間でも深く睡眠がとれ、炎天下でも頭痛がしません。

実は、飛距離アップよりも、体調の改善の方が嬉しかったりします。

飛距離を伸ばすには、体幹トレーニングはマジでおすすめです!!!




役に立った方法(2): クラブの芯で打つ

あたり前のことなのですが、クラブの芯でボールを打てるように、自分に取って正しいスィングを身につけるのが役立ちました。元々は、シャンクを直したときに培ったことですが、1)グリップ、2)アドレス, 3)スィングの始動, 4)スィング中に背骨の角度を維持することなど、自分にとってのナイスショットがどうやったら確率よく再現できるかどうかのチェックポイントを作っていくと、芯で打てる機会が増えました。

2009年始めに1年以上煩ったシャンク病をスィングを根本的に変えることで治ったのですが、その効果として初めてドライバーがスライスしないで真っすぐ飛ぶようになり、(同じクラブで打って)ティーショットの平均飛距離が30ヤードくらい増えました。



役に立った方法(3): ショートゲームを鍛える

直接的な方法ではありませんが、ショートゲームを練習して、いつでも寄せる心の準備と余裕を持っておくと、おちついて長い距離を打っていけます。まず、パーを取るには、レギュレーション通りにグリーンにのせて2パットするというのが頻度として高いのですが、逆に、グリーンを外したら、ボギー以上が確定してしまう。

それ故に、レギュレーション通りにのせるには、できるだけティーショットを飛ばして、アプローチに簡単なクラブを使って確実にグリーンにのせたい。しかし、そうすると、どうしてもティーショットが力んで曲がり、難しい地点から遠いグリーンを狙わないといけなくなる。

グリーンを外しても、いつでも寄せワンでパーを狙える準備ができていると(悪くてもボギーで収まるようにできていると)、自然と余裕を持ってティーショットやアプローチが打て、必然と距離が伸びます。

あくまでも間接的な方法ですが、「ミスをしても、リカバリーができる」という安心感を持ってティーショットやアプローチショットが打てるので、飛距離アップにも効果ありです。心理的要素も、飛距離アップに関係してくると思います。


ホールから20ヤードの平らな地点から36球打って、1パットでセーブできたのがせいぜい64パーセント。実際のコースではライは悪く、グリーンもうねることが多いので、もっと確率を上げるようにせねばなりません。



3パットもまだまだ多いので、これも課題です。50フィート(約15メートル)離れて、10フィート(約3メートル)フックするパットを連続して打ったところ、20パーセントは3パットになるという現実でした。3パットを減らして、1パットを増やさねばなりません。




役に立った方法(4): 軽い有酸素運動

これまた間接的な方法ですが、安定して正しいスィングをするにはスタミナが必要です。歩くだけでもいいので、常日頃から有酸素運動をするのは、大事。せっかく飛ぶようになっても、ラウンドが終わりに近づくにつれてスィングが不安定になるとボールが乱れます。

自分の場合、右に押し出すボール(プッシュ)や、さらにそれがスライスしたり(プッシュスライス)、どフックになってくると、下半身の踏ん張りが利かないで体力が無くなってきている証拠。せっかく飛ぶようになっても、18ホール、36ホール続けてよいスィングをするには、体力重要です。