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デジタルパットを学ぶ (1)

シングルからのヒント100選 (http://www17.ocn.ne.jp/~golfreak/p-index.htm) というサイトで紹介されているデジタルパット (http://www17.ocn.ne.jp/~golfreak/d-putt.htm) を薦められて、実践してみました。

昨年末のデータ解析から、パット力、35ヤード以内のゲーム力が向上するのが今後の上達の絶対条件だと結論付けたこともあり、このデジタルパットはまさにこれだ、と言うものでした。

デジタルパットの方法は、考案者のサイトにわかりやすくご紹介されておりますので、そちらをご覧ください。

デジタルパット (http://www17.ocn.ne.jp/~golfreak/d-putt.htm


ここでは自分が実践したことを記録しておきます。


自分のデジタルパットの理解としては、感覚や経験だけでパットの距離感を出す (スピードコントロールをする) のは非常に難しい。パットの曲がりを決定するのは、ボールのスピードに大きく依存します。デジタルパットを使うと、予め自分の歩測を基準とした標準ストロークを使って、距離を打ち分けることができるようになります。この方法の良いところは、特に毎日パッティンググリーンに通う必要もありませんし、自分の標準ストロークさえ正確に打てるように練習すれば、とても再現性が高いです。さらに、経済的コストはほぼ全く要しません。


どうでもいいことなのですが、デジタルパットを学術的に言い換えると, これまでの感覚と記憶に頼ったアナログな「連続距離パッティング手法」(Continuous Stroke Putting) に対して、「離散距離パッティング手法」(Discrete Stroke Putting)、「Quantum Putting」と呼べるかもしれません。
(以下、開発者様考案のデジタルパットで統一します。)



ティーグラウンドやフェアウェーで残り距離に合わせてアイアンやウッドを選択するように、パッティング距離に合わせてパッティング・ストローク幅 (標準ストローク) を選択する

デジタルパットのサイトで言及されているように、グリーンにたどり着くまでは13本のクラブで距離を打ち分けられることがルール上許可されているにも関わらず、グリーン上で使うのはほぼパター1本です。パター1本で、1フィートから100フィートを打ち分ける必要があります。

これまでの自分の距離の合わせ方は、こんな感じでした:
「カップまでの距離はあれくらいの長さだから、なんとなくこれくらいのストローク幅で振ればいいだろう。」
結果は、ショートして3パット、てのが基本です。故に、GIRの数が増えても、スコアの改善に繋がらないという自分のデータを裏付けています。フェアウェーで、残り距離や風、ライを基に数値的にどのアイアンでどう打つかを判断するのと比較すると、比べ物にならないくらい曖昧で、非体系化された方法です。

だったら、パッティングでも、アイアンを選ぶのと同じようにしたらよい。

デジタルパットは、残り距離を基にグリーン上で「何番パターで打つ」のかを数値的に判断し、実行できる方法です。残り距離に自分のストロークを合わせるよりも、自分の打てる距離を残り距離に合わせる方法なので、非常に再現性も高い。

デジタルパットを有効活用するには、自分の標準ストロークを如何に多く備えているかを、明確に把握するのが大事だと思いました。何本のパターを、バッグに入れられるかということですね。数回の計測で、1番から20番パターまで用意してみました。


ストローク幅の定義

自分のストローク幅は次のように定義し、下の図のようになります。右打ちで、ターゲットは左にあります。靴を履いた状態で、僕の内股の幅はおよそ4インチありました。ボールはスタンスの中心線がボールの右端と接するように置き、パターフェースは中心線と重なるように構えます。



  • Sは2インチ、スタンスの中心から靴の内側の距離
  • Mは4インチ、丁度靴の中心線までの距離
  • Lは6インチ、靴の外側までの距離
  • Wは12インチ(1フィート)
  • W+は18インチ (1.5フィート)
  • xWは24インチ (2フィート)
  • xxWは36インチ (3フィート、1ヤード)、パターをフルにリリースする振り幅。ただし、左手首は折らず、フラットなまま保つ。

標準ストロークの計測結果

これら7通りの振り幅を定義し、バックスィングと、フォワードスィングに採用します。打ち分けられ易い標準ストロークを数多く備えていると、より距離を出す成功率が上がると思い、次のような20通りのストロークを作りました。1番パターから、20番パターまであるという感じですね。13番から20番パターの打ち方が難しい。

計測はなるべく平坦で、遅すぎもなく、速すぎもしないグリーンで行っています。ボールはコースでいつも使うPro V1を使用し、各ストロークは10球転がして平均値をとり、歩数は整数になるように丸めました。僕の歩幅は1歩が2.5フィートでした。

表の列は左から、ID (パターの番手)、歩数、長さ(フィート)、ストロークです。例えばID 5番 (5番パター) のストロークは、「バックスィングをM (4インチ)、フォワードスィングをW (12インチ)にすると、7歩分 (17.5フィート) 転がせる」ということです。15歩 (37.5フィート) 圏内は、解像度が高く、感覚に頼っていたときよりも断然距離感が出し易くなりました。W+, xW の区別がやや難しく、W+-W+、W+-xW などは違いが出にくいですね。20歩以上の範囲では、まだまだ標準ストロークの練習が必要です。





カラー、フェアウェーからのパットは、距離 x 2

グリーンを外して、カラーやフェアウェーから寄せるときも、デジタルパットが使えます。目安としては、歩数を2倍にして計算すると距離が合いました。例えば、ホールからグリーンの端までが10歩、さらに2歩分離れてフェアウェーにボールがあるとします。必要な歩数は、10歩 + 2歩 x 2 = 14歩です。丁度14歩に相当する標準ストロークは持ち合わせていないので、ショートさせるならW-Wを、オーバー気味に打つならW-W+を選択します。ここで、決してW-WやW-W+のストロークを14歩に合わせてアドリブで調整しないのが、デジタルパットで重要です。

12歩 (10ヤード = 30フィート) だったら、次に計測したLWのPuttストロークでも距離が合いますが、安定性の観点からはパターを使った方が絶対いいです。

そこそこ上手く打てたチップショットよりも、少々失敗したパターの方が意外なことに寄せられることが多いです。


ショートゲームのデジタル化

デジタルパットの有効性、即効性、高い再現性に納得できたので、俗にいうアプローチショットもデジタル化してみることにしました。言い換えると、どのクラブでどのように打ったら、何ヤード飛んで、何ヤード転がり、トータルで何ヤード打てるのかをできるだけに把握しておくということです。

よく考えたら、この作業をしてこなかったのは非常におかしい。なぜなら、各クラブのフルショットの距離はゴルフをちょっとしていればだいたい把握しているはずです。それゆえに、Par-3で使うクラブや、Par-4, Par-5のティーショット、アプローチショットで使うクラブは「平坦で風もなく、150ヤードだから6アイアンでフルショットする」、「220ヤードの距離を稼いで、残りを9番かPWウェッジで打ちたいから3ウッドでティーショットする」といった具合に、自分がだいたい打てる距離を知っているから、自ずとクラブ選択ができる。

だったら、フルショットだけでなくて、スリー・クォーター (3/4)、ハーフ (1/2)、クォーター (1/4) のショットで何ヤード打てるのかを、把握してこなかったのは非常に不自然だった。

アイアンのスィング幅を「何度」振るとかは、非常に区別がつきにくいので、
  • パッティングストローク (Putt)
  • クォーター (1/4)
  • ハーフ (1/2)
  • スリークォーター (3/4)
  • フルスィング (Full)
の4つに絞ることにした。Putt と 1/4 は見た目には同じくらいの振り幅ですが、1/4はいわゆるチッピングで、しっかりと地面にクラブを打ち込んで打ちます。Puttは、まじでパターをアイアンに持ち替えてそのまま打つ打ち方。ダウンブローに打つ必要もなく、短い距離をウェッジのロフトを自然に利用して飛ばす、パターでは打ちにくい15-30ヤードくらいの距離を転がすときに重宝します。ロブウェッジで、クラブを開いて、Puttストロークをすると10ヤード以下の距離をちょっと飛ばして打つのも可能。(使う必要はほぼないのだが)

計測で、グリーン周りで使うクラブは、
  • ロブウェッジ (LW, 64度)
  • サンドウェッジ (SW, 57度)
  • ピッチングウェッジ (PW, 50度)
  • 9番アイアン (9I, 45度)
  • 7番アイアン (7I, 37度)
  • 5番アイアン (5I, 30度)
に限定しました。

また、LW, SWは、クラブフェースを開いて同じように打つ事で平均して5ヤードくらい距離を落とせることを発見しました。ただ、クラブフェースを開くと、オープンスタンスで打つ必要があり、ショットに一つ複雑度を足してしまうので、できれば避けたいショットではあります。


計測結果

デジタルパットと同じく、自分がどのクラブでどれだけ飛ばせるかが把握できるようになりました。アプローチの場合は、歩数を悠長に測ることはできないことがほとんどだと思うので、距離の計測は目測で何ヤードかを把握することになることがほとんどでしょう。

アプローチの場合は、キャリーの距離も考慮に入れないといけなかったり、ライの影響を非常に受け易いので、パットほどシンプルにはいかないかもしれません。が、やはりこれまで30ヤードくらいだから、なんとなーくSWでうつか、とか、50ヤードっぽいからSWを強めに打つか、といった感覚だけに頼った曖昧なことをしなくて済むようになります。

少なくとも、どのウェッジやアイアンで、どのスィングをしたら、何ヤードキャリーして、何ヤード飛ぶのかが把握できました。あとは、この数値的情報を基に、感覚や経験を交えていくと、ショートゲームのパフォーマンスが改善するのではと思います。結果表の暗記も必須かと。

まだ9ホールを2回プレーできただけですが、グリーンを外したときのクラブ選択、スィング選択に困らなくなりましたし、1パットの数が増えた感があります。デジタルパットと合わせると、2パットは固いですね。グリーンを外してありがちな、3オン・3パットのダブルボギーを撲滅できるかもしれません。

どのクラブとスィングを選ぶかは、同じ距離で複数有る場合は、(1)できるだけ転がせる距離が長く、(2)スィング幅が小さいものを選びます。ハーフスィングよりも、クォータースィングを、ウェッジよりもアイアンで転がせないかを考えます。ウェッジでクラブフェースを開くショットは見た目は派手ですが、再現性は低い。転がすショットだと、ミスショットをしても、さほど悪くない結果になります。ダフってもグリーンに乗り易いです。



5番アイアンのハーフショットは、転がる距離の予測がつきにくいのであまり使う機会は無いかと思います。アプローチというよりは、木の下から出すときとかに使えそう。

この表をコース上で、パット見て使うのが難しいかもしれない。「転がし / 低い球」、「ウェッジで打つ球」くらいの2種類の表を作るとよいかもしれない。


意外と使えるのが、ショートアイアンでのハーフショット(1/2)および、スリークォーターショット(3/4)だ。表には入れてないのだが、ハーフショットで総合距離は
  • 9番: 60ヤード以上
  • 8番: 65ヤード以上
  • 7番: 67ヤード以上
ただし、スピンがかかりにくいので、ランは10-15ヤード出ていると思う。よって距離がバラツキやすいのだが、打ちミスをしてもとりあえず前に進むし、ウェッジをダフったりしたときほど距離の損失が出にくく、悪くてもとりあえずグリーンには乗りやすい。


スリークォーターショットでの総合距離は:
  • PW: 78ヤード
  • 9番: 85ヤード
  • 8番: 92ヤード
  • 7番: 105ヤード
くらいが目安になった。こちらはハーフショットよりもスピンがかかりやすいので、ランは大体3ヤード以上が目安になる。

僕は、サンドウェッジやロブウェッジでのフルショットをかなり苦手とするので、サンドウェッジのハーフショットで打ちにくくなる55ヤード以上から100ヤードくらいの間は、PW、ショートアイアンでカバーできそうなのがわかった。特に、ハザードがなく見通しがよい場合は絶好の技となる。どうしても打ち上げていく必要がある場合に初めて、ウェッジのスリークォーター、フルショットをすることを検討する。



結論

苦手な30フィートの距離、カラーからのパットの距離などがぴたりと合う。気味が悪いくらいに距離のコントロールが改善された。カラーなどから転がすときは、通常の2倍の距離として計算すると丁度よい。

闇雲にパットの練習をするくらなら、デジタルパットを取り入れた方がよいと思う。最新の道具にコストをかけるよりも、数時間の練習時間を作り、デジタルパットをすぐに実践した方が短期的にも、長期的にもスコアの改善に直結するはずだ。

課題としては、以下である:
  • 自分で計測した表を暗記し、メモをポケットから取り出さなくてもどのストローク幅(クラブ)を使えばよいかを瞬時に出せることだ。アプローチについても同じく、表を暗記する必要がある。でないと、慣れない間はスロープレーになりかねない。
  • 特に自分のストロークでは、W (12インチ)、W+ (18インチ)、xW (24インチ) で作る W-W, W+-W+, xW-xWなどの打ち方を体得する必要がある。実際のラウンドでは、xW-xW (24歩)で打ったつもりが、後々で検証するとW+-W+でしか打っていなくて、10フィート(4歩) 以上もショートするといったことが少なくなかった。
  • W-W以下の標準ストロークでカバーできる30フィート圏内は数回の調整だけで、ものすごく再現性が高くなった。W, W+, xW, xxWを組み合せる30フィート以上の標準ストロークの体得が3パットを防ぐポイントになりそうである。いざ、グリーンにたつと、12インチ(1フィート)、24インチ(2フィート)の振り幅をど忘れしてしまう。
  • カートでプレーする場合は、グリーン周りに携帯するのはウェッジとパターだけだった。アプローチは、転がした方が安全なので、ウェッジだけでなく、面倒でもショートアイアンも1本は携帯するようにした方がよい。



参考

  • デジタルパット (http://www17.ocn.ne.jp/~golfreak/d-putt.htm

コメント

pon peta さんの投稿…
まさに、そのようなパッティングをラウンドした同じ組の女性(元大学ゴルフ部だったとか)がやってました。

その人は、よくピンを抜いてくれて、「気の効く人だな。」と思ってましたが、実は、それで、自球から穴までの歩数を数えてたそうで、パターのバックストロークもえらくカクカクした感じの動きで10cmぐらいごとにすこし止めて、バックストロークしてました。その人のパットが寄る寄る。まさにデジタルパットの体現者だったと思います。

師匠。ところでですが、デジタルパットのリンク先が死んでます。だから、デジタルパットのリンク先を読んでませんが、質問いたします。

歩数によってパックストロークの距離を変えてゆくのは分かりました。しかし、強く振ったり、弱く振ったりすると同じスイング幅でもパットしたボールの進む距離は変わりますよね。

そこは、どうしたらよいのですか?

いざ、この歩数なら、この幅だと思って振っても、びびってゆっくり振ってショートすることとかは無いのでしょうか。不躾ご容赦頂き度く、アドバイス頂けますと幸甚です。

ペタポン 拝
pon peta さんの投稿…
師匠、すみません。たびたび質問です。

デジタルアプローチをやろうと思います。
番手とスイング幅を出来るだけ、記録して、自分の番手/スイング/距離を分析しようと思います。

ところでですが、距離を目視で計算するというようなことかかれてますが、私はコース中の杭とか見ていても、距離がなんかいまひとつ分かりません。

レーザー距離計(レンジファインダー)を買おうかなと思いますが、どうでしょうか。まだ早いでしょうか。

当方、ベストスコアが114打というレベルにて、100切り目指しております。
宜しくお願い致します。

ぺたぽん 拝
Sei Higuchi さんの投稿…
ご拝読いただきありがとうございます。
ストロークの速さについてですが、僕は常に同じ速度(角速度)、リズムで振るようにしています。ストロークの速度まで調整が効けば、パッティングの距離の精度(解像度)がもっと上がるのでしょうけど、複雑になりすぎて再現性が低くなりやすいので、ストローク幅の組み合わせのみで、約20通りの距離を出すようにしています。

「ホールまで15フィート
→ L-L ストロークがちょうどいい
→ ちょっと登ってるからショートするかも、だけど W-L ストロークでは大きすぎる」
みたいな状況では、スタンス幅を左右に 1 インチづつくらい気持ち広くして、距離を調整したりしています。

デジタルパットの考案者さんのサイトは、サービス終了によりページが無くなってしまったようですね。。。残念です。。。
Sei Higuchi さんの投稿…
ぺたぽんさん、レンジファインダーですが、慣れないコースでも速く正しく測るにはあった方がよいのではないかと思われます。「目測で旗まで50ヤードだと思ってしっかり打ったら、じつは40ヤードしかなくてグリーンをオーバーしてしまった」という状況はけっこう悔しいものです。。。
pon peta さんの投稿…
師匠、おはようございます。回答頂きありがとうございます。

振る速度の件、承知致しました。勉強になります。自分の中で一定の速度を持たないといけないっすね。

それとレンジファインダーの件もなるほどです。こちらについては、結局携帯アプリ(月額360円)で試してみることに致しました。

これからも、ちょくちょく質問させて頂きます。宜しくお願い致します。

ぺたぽん 拝

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☆ 追記 (2009年5月) ☆

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仕事をするようになってゴルフをプレーする機会がめっきりへり、スコアがまるっきり進歩しないまま5年くらいたちました。が、おかげで頻繁にスィングの再現性をよくする機会が増え、何がどうなったら、良いボールが打てるのか、悪いミスに繋がるのかがじょじょに分かってきました。
さらに、何がきっかけかは忘れてしまいましたが、トップからの切り返しはどのようであるべきなのか、ようやく一応の自分なりの答えがでたように思います。今回は切り返しの直後についての自分なりの発見と理解です。

一言でいうと、切り返し後はクラブを縦に振る、のがキーです。縦とは、地球の重力ベクトルと平行の意味です。
縦に振るには、左腕が真下に下がり、右ひじが右腰にこすれます。そのときに同時に(自然と)体重が左足側に移動します。右ひじが右腰に擦れると同時に、体重も移動します。ここはこの2つの動作が同時に発生します。




↑アドレス時、スィングを始動させる直前です。 緑:左腕の方向、(および地球の重力ベクトルの方向)赤:背骨(spine)黄:トップ時に、腕とクラブが重なる線




↑スィングを始動した直後です。


↑スィングのトップです。黄色い線上に右手とクラブが重なります。赤と黄の線が直行するかどうかは、個人の体格によって異なるかもしれません。
この後にスィングを切り返します。

一番重要なポイントです。切り返し後は、左腕が緑の線に重なって、平行に落ちてきます。振り上げたクラブを、シンプルに縦に振り下ろしている様子がよくわかります。
自分はこの左腕のラインが、むしろ黄色の線に近づくように、平行になるようなイメージでスィングをしてきました。が、そうすると、スィングスピードが出ないのと、ひっかけたり、ろくな球が打てません。


↑インパクト直前の状態です。左腕がしっかり緑の線の上にのっています。



↑インパクト時の様子。



この写真はショートアイアンのスィングなので、ドライバーなど長いクラブでは…