練習はどこの部分に時間を割くべきか?

多分、数週間後に時間ができたらもうちょい細かく関連記事を書けるに違いない。

が、練習について最近思った事。


ゴルフのスコアをよくするには、
1. ゲームの前に技術レベルに沿った現実的かつ明瞭なプランをたてる。
2. 基礎体力をつける。
3. ボールを上手にうつ技術力をつける。
(i) パット
(ii) ウェッジ
(iii) ティーショット
の3つを強化するのが有効だと思う。練習場でできるのは3番目のボールを打つこと。


例えば、18ホールで100を打つゴルファーがいるとする。恐らく、平均でパットは40打くらい。グリーンを捉えるのはせいぜい多くて2,3回, つまりパーオンするのは2,3回。0か1かもしれない。すくなくとも15ホールはウェッジなどで、寄せる必要がでるし、寄せが2回必要になることもありうるから、大雑把に20回はウェッジを打つ。それに加えて、ショートアイアンも結構打つだろう。


大雑把に、100 打の内、70打くらいはグリーンから120ヤード以内で打っている計算だ。そうすると、スコアを簡単に縮めて、90を切るくらいまでは長いクラブの練習はせず、この短距離用の練習をするのが有効ではないか。


特に40%はパットに費やしている。平均40パットを35, 32パットあたりに向上させていくのは、ドライバーショットを真っすぐとばすように練習するよりも、概して易しく、金銭も必要とせず、残りのゴルフキャリアにおいて、永久に使える資産となる。技術的にパッティングはもっとも身体の動作が単純であるし、身体の強弱に関わらずPGAプロ並みのレベルに上手くなれる可能性が十分にある。パットの次に単純なチッピングは、フルスィングの基礎となるし、チッピングの如何により、スコアが10-20 打変化する。


ウッズやミケルソンは、飛距離が出るからこそ勝つわけではなく(確かに距離がでるとアプローチが易しくはなるのだが)、卓越したショートゲーム力で、グリーンを外しても高い確率でパーをセーブできるのだ。もし、100を打つプレーヤーがウッズと同じ距離と正確性を得たとしても、90は切っても80は切らないのではないだろうか...

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