100を切る (2)

ドライバーは要らない

上級者にとってドライバーは ティーアップして平坦なところから打てるので, 割と簡単だというらしいのですが, 100を打つレベルでは一般にティーショットのミスが多かったりします.OBをすれば2打は損をします.ドライバーを使うよりも, 3-woodなどのロフトのあるフェアウェイウッドを使って安全にフェアウェイをキープするのが得策といえるかもしれません.ボギーペースで行くのであれ ば250ヤードのティーショットは必要ないのですから.150ヤードをまっすぐ打てればよしとしましょう.

ドライバーに加えて, ロングアイアンも必要ないですね.ハンデが2桁であれば必要ないと思います.代わりに9W,7Wを使えばいいでしょう.ショートウッドの方が簡単に打て て, よく飛びます.ツアープロも使います.Vijay Singhは9Wをバッグに入れてますね.

私は, 3W,7W,5I,7I,9I,PW,SW,Ptしかバッグに入れてません.ドライバ-は80を切るあたりからで充分だと予感してます.アイアンを中間を 外しているのは, 精度が出ないからです.6I,7I,8Iの平均飛距離はさほど変わらないはずです.6Iでは最大飛距離はでるもののシャフトが長いためにミスもしやすい. 8Iは最大距離は劣るものの, シャフトが短い分バラツキが少なくなる傾向にあります.そうすると6I,7I,8Iを使い分ける意味がほとんどなくなるでしょう.中部銀次郎氏は本気でスコアをよくしたいのならハンデが2桁のプレーヤーはドライバーをバッグから抜いて, アイアンの本数も減らすべきだと説いています.

同伴者がドライバーを使っているからといって


自分もドライバーで飛ばしてやる!!


と 試みるのはあまり賛成できません. ゴルフにも人生にも見栄は必要ありません.かえって目標から遠ざかるだけです.その人はドライバーショットが上手で自信があるからかもしれませんし, そのホールの戦略は自分のものとは違うでしょう. フェアウェイが狭かったり, ハザードに入れる心配があれば, 確実に次打が簡単に打てる場所へ打てるクラブを選択すべきです.5Iを選んだからといって恥しがることはありません. 逆にPar3のホール以外は全てドライバーを持つマネージメントはどうかと思います.

例えば,560ヤードの長いPar5を攻めるなら,
140ヤード x 4 = 560ヤード


で充分です.ということはショートアイアンを4回振ればボギーオンができます.Par5こそ飛ばす必要がないですね.

飛ばすのがゴルフの醍醐味

というのも分かりますが, 300ヤードのドライバーショットを放てたからといってパーやバーディが保証されることもありませんし, スコアを1打引いてもらえるというような特典はありません.けど,

飛ばせてなおかつ正確なショット

が打てるプレーヤーは羨ましいですね.



常に丁寧にプレーをする

出 だしの4ホールで4連続ダボなどが起こっても気にしてはいけません.残り14ホールあるわけですし, ダボもあと5回叩いてよい状況です.14ホールあればどこかで運よくパーが転がりこんで来たりすることがあるはずです.ボギープレーの攻め方では毎回パー パットをするチャンスがあるわけですから.少々崩れたな, と思って途中で諦めるのはもったえないです.


ロングパットの距離感

3 パットを撲滅しましょう(といっても1ラウンド中に数回はやってしまいます).Par4でせっかく3オンしても, 3パットではダボです.肝心なのは1パット目に長いパットをどれだけピンに近づけられるかです.半径1mの円に入れば合格です.1mのパットであれば家の 中でも練習ができますから, ロングパットの距離感を出す練習に加えて, 1mのパットを10-20球連続で成功させる練習などをするとよいでしょう.


フィットネス

ゴルフのラウンドの時間の95%以上は歩くことに費されます.よくゴルフはシニアがするものと いう固定観念が日本では横行していますが, 考えても見てください.夏の炎天下, 4時〜4時間半, 体感温度が30度は越える中でバッグを担いでクラブを振らなければなりません.普段から歩く訓練をしていなけれあば前半が終わったくらいでバテバテになる でしょう.5-10kmくらいは軽くジョギングできるようにトレーニングをしましょう.そうすると飛距離・正確性もアップすると思います.

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