エゴではありますが、150ヤード圏内にボールがあったら、どうしてもグリーンにのってほしくなります。通常のコンディション(高低差の変化がなく、無風、平坦なライなど)であれば、6番か7番のフルショットで「届く」かなと思い、いつも「フルショット」をしておりました。悲しい事に「届く距離」=「のせられる距離」という方程式はゴルフではほぼ成り立ちません。
PGAツアーの選手のアプローチ(グリーンを狙うショット)を眺めていて思ったのは、彼らはほとんどフルショットをせず、スリー・クォーターくらいの控えめながら確実にコントロールされ、かつスムーズなショットをしているようです。感覚は人それぞれ異なるので、少々定量的に言うと、
- フルショット=シャフトが地面と平行になるくらいまでバックスィングをする
- スリークォーター(3/4) = シャフトが地面と70-45°くらいの角度程度でバックスィングを止める
スリークォーターくらいでゆったり振るほうが (しかしヒップは最速で回す)、勿論距離はフルショット程伸びませんが、ミスは確実に少なくなり、よりグリーンを捉える機会が増えるかなと思いました。その方が、ボールとクラブフェースのコンタクトは著しく改善されます。勿論、ダフりやトップが0になる保証はありませんが、成功の確率はぐんと増すのではないでしょうか。距離が欲しかったら長いクラブを振ればよいだけ。長いクラブで短い距離を打ったからといって減点はされませんし、逆に「飛ばせる」からといってボーナスがもらえるわけでもありません。
150ヤードを7番で打っていたなら、5,6番くらいでかるーくスリークォーターショットをする方がグリーンに確実にのせるという観点から言えば正解かも。。というのが論点です。また、スリークォーターくらいのほうがシャンクは出にくく、実際シャンク病が蔓延していた数ヶ月前はスリークォーターおよびハーフショットくらいならわりと前にボールが飛んでいました。
以下にBen HoganとSam Sneadのアプローチショット(らしきクリップ)をリンクしました。彼らのように(私はなれませんが)、無理なくゆったり振ってグリーンをガツガツ捉えたいものです。
Hogan Pitch Wedge shot
Hogan 4 iron 155 Yards
Hogan 6 Iron
Snead 6 iron 145 yards
Snead 9 iron
Ben Hogan Swing
最後におまけで、Nicklausのショットのスローモーションです。PW, 7-iron, 3-iron, 3-wood, driverのショットの動画です。
Jack Nicklaus golf swing
YouTubeは確実に世界をよい場所にしていますな。。。
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