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考え方次第でスコアが10~20は縮まる@Stanford GC - "禅ゴルフ"を再読

先日、Poppy Hills (103) およびStanford (99) とかいうあほみたいな数字を目にして思ったのは、技術的な問題よりも、頭の中に問題があるということです。また繰り返しになりますが、技術面ではシャンク病のおかげでスィングに対する理解は深まり、次の段階へ進むための練習方法も明らかになり始め、アプローチでグリーンを捉える確率が上がってきた感があります。これはボールを打つ技術よりも、ゴルフというゲームに対する姿勢・心構えが間違っているのかなと。


ここは100歩譲って技術面は無視、心理面を見直してみることにしました。そのために、Dr. Joe Parent著「Zen Golf」(禅ゴルフ) を再読しました。

最初から最後まで付箋をつけて、深く納得させられる点が多かったのですが、以下に強烈なインパクトがあった事柄を述べてみます。


1. パットのラインを読む


スコアが悪くなってくると、敏感につられて悪くなるのがパッティングです。クラブの芯で打つことはさほど変わらないのですが、距離感および方向がまったくお話にならなくなります。これは多分、焦りや、冷静さを欠いた状態であるために、余裕を持ってボールが転がってゆく様子をイメージできないからかと。

そこで、122ページにある「Read the Putt Backward」によると、次のようにラインを読むとよいらしい。
  • パットの終点、つまりホールから読み始める。ホールの周りの芝、傾斜を考慮して、どの方向からボールが転がり込むかを考える (the effective center of the hole).
  • 傾斜および芝目が素直にまっすぐなら、通常カップの真ん中は6時の方向になります。例えば、Stanford GC 14番ホールは後ろから手前に向かって激しく見た目以上に傾斜しています。ピンが後ろにあり、自分のボールがグリーンの右側に位置しているとすると、the effective centerは恐らく4時から3時の方向になるでしょう (下図)。
  • どの方向から転がるかを見極めると、そこからボールへ向かって反対方向にボールの転がるルートおよびスピードをイメージする。丁度映画を逆再生するような感じかと。

カップのどの方向から入り込むかを具体的に想像してラインとスピードを考えると割と1パットが増えるような感がありました。そういう場合は、決まって想像したthe effective centerからボールが転がり込んでいました。


また、一度ラインとスピードを決定したら、その意思決定にコミットせねばなりません。よくやらかしてしまうのですが、一度アライメントを合わせた後でアドレスしてみると、自分の足にかかる重力ベクトルの向きと、最初に合わせたラインがなんとなく違うということはよくあります。そのような時は、もう一度ボールの後ろに立って吟味するべきなのですが、スロー・プレーを嫌って「とりあえず」打ってしまうことが少なくありません。決心が曖昧なままショットをすると、アイアンショットなどと同じく、結果は思わしくありません。自分のゲームに真剣に取り組むなら、多少時間はかかってもコミットできるまでやり直すのが吉かも。


とりあえずショット」はパットでも厳禁。


一度決心を変えたら、体がそれに慣れるまでに10秒かかるそうです (95ページ)。


2. ショットの目的



最近のラウンドで無意識に発生していたことですが、
  • ドライビングレンジでは、ボールを特定のターゲットへ打ち、その日のショットの癖などの調子を見る
  • コース場では、よいスィングをして、ダフりやトップなどの醜いミスをしないでおく
といった全く違う目的でショットをしていたようです。

このように二つの全く違う目的でボールに向かうと、自ずとスィングは異なり、「ドライビングレンジでは上手く打てていたのに、コースに出るととたんにメタメタになる」という現象が発生します(腹ぺこが耐えられなかった、ことは置いておいて)。


自分の独断と偏見では、コース場でのショットのターゲットが大雑把すぎて集中力を欠いていたかもしれません。
  • ドライビングレンジ: 旗、ポールなどの比較的小さいターゲットを目標にティーショット、アプローチを試みる。ターゲットをで特定できる。
  • 実際のコース: 適当な領域、落下点よりも遥かに上空にある木々など、曖昧なターゲット。ターゲットが面(点の集合)でないと特定できない。つまり適当すぎる。
これは普通逆に起こることらしいですが、どうやらコース場で「適当に、とりあえず打つ」ことが頻発していたかもしれません。


これからは「フェアウェーのこの点」、「左の木の真下から20ヤード右」などピンポイントのターゲットを設定してみるべきかもしれません。


3. ミスを予め受け入れる (pre-acceptance)



ショットに向かうときに、予め起こりうるミスを受け入れておくことは重要です。ゴルフはミスを時間で積分していくようなものですので、次のショットが100%成功するというよりも、失敗をしても仕方が無いという前提で望むのがよいかと。

Without acceptance, your disappointment and frustration when things don't go your way will only make matters worse. Masters and PGA champion Jackie Burke, Jr;, said, "Be prepared to scramble right from the start". Take your best shot and be ready to deal with the results. Pre-acceptance means taking the attitude that you can handle whatever results you encounter. This reduces fear of unwanted outcomes, meaning less interference with making a free swing. And that means a higher percentage of good results. If you accept the possibility of having to scramble, you'll find yourself scrambling a whole lot less.
(51ページ、"more curious than afraid")


確かゴルフは自己責任のゲームだと言われています。責任という言葉を英語でいうと、"Responsibility"です。それは、"Response (反応)" + "Ability (能力)" を合わせた言葉です。言い換えると、起こったイベントに対して、最良の状況判断を下して (response)、適切な対応をする (ability) を意味しています。



ティーグラウンドに立ったときに、「(レギュレーション通りに)グリーンに届けば儲け物、外してもそこからパーを拾いにいく」という姿勢でグリーンを外すミスを最初から許容しておくと、スィングがスムーズになり、実際にミスをしでかしても動じる必要もありません。


もしこの場所から、このクラブで打ったらどういう結果が起こりうるか。その地点からどう挽回できるか、を事前に吟味するととんでもない無謀な攻めや大たたきは減ってくる気がしました。挽回できない結果を招くなら、そのような選択肢は選ばないのがよいかと。



4. 現時点のことだけに集中する: One shot at a time



次に気をつけるのはショットにコミットするときは、いま打とうとしているボール、ターゲットに自分の意識を集中することです。ショットをするときには、とかく雑念が入り込み安いです。例えば、
  • このショットをミスしたら困るな、ダブルボギーになってしまうな、
  • 右に池があるな、
  • 次のホールのティーショットは何で打とうかな、
  • さっきのホールの3パットは痛いな、
  • 腹が減ったな、19番ホールでは何をいただこうかな
などなど、このボールをターゲットに運ぶという目的に際して全く関係がない、余計なことを考えてしまいがちです。


中部銀次郎氏は、著書の中で「目の前にあるボールをどこへ打つべきか、そのことだけに専念することが大崩れを防ぐ」と述べております。あれこれ考えを巡らせず、今のショットに専念する。だけど、ある程度の心のゆとりを持ちながら。



読了後の実験結果


先日のリベンジ。後半にダブルボギーが多発してしまいましたが、ショット毎に明確なイメージをすることができ、割とoptimismを18番ホールまで維持できたかと。


Stanford GC (71.0/137)
Hole1 23456789OUT
Black
501
423
193
146396
408
479
144
348
3038
Par
5
43
34
4
5
3
4
35
Score
5
5
5
35
6
4
3
4
40
Putt1
2
2
1
22
1
2
1
14
+/-Boggy-1
0
+1
-1
0
+1
-2
-1-1
-4
100 yds.圏内
2
3
2
2
3
3
1
2
2
20
平均2.22
GIRs






O
O

2

Hole101112131415161718INTOT
Black
404
348
427
406
163
347
490
167
422
3174
6212
Par
444
4
3
4
5
3
4
3570
Score
6
5
5
6
2
5
7
5
5
46
86
Putt2
22
3
1
1
3
4
2
20
34
+/-Boggy+1
0
0
+1
-2
0
+1
+1
0
+2
-2
100 yds.圏内
3
3
3
4
1
3
5
4
3
29
平均3.22
49
平均2.72
GIRs




O


O

2
4

Stats
  • GIRs = 4 (やや少なすぎる)
    • バーディ x2 (#7, #14)
      • これはまぐれ。15フィート、50フィートのパットがイメージ通りに偶然に転がり込んだ。
    • パー x4 (#1, #4, #8, #9)
      • 後半は0個。#11, #15, #18は狙い目かと。
    • ダブルボギー (#3, #6, #10, #13, #16, #17)
      • 33%の確率でダボです。。。これはスコアメイクの大敵。Stanford GCは1打のミスが簡単に大たたきの原因になりやすい。

  • 34パット (3パット x2, 4パット x1)
    • 17番ホールのパットは、110フィートはあったため(+2段グリーン)、 3パットで上出来という具合でした (ティーショットの左に引っ掛けたミスのペナルティーです)。その他の3パットは距離感のミス。

  • Up-n-down = 3/14 (21%)
    • #1 (sandy), #4, #9 (前半だけだと43 %)
    • 後半は0 (0 %)

  • 3~4フィートのパットのミス
    • 5番 (2.5フィート), これが入ってたら30台。。。
      • 6番のダボと7番のバーディは相殺して、実質6番ボギー、7番パーという成績と同一で釣り合いがとれる。5番で2.5フィートに寄せたものの、単純な直線のパットが入らなかった。

    • 11番 (3フィート)
      • 3フィートのパットは簡単そうに見えて難しい。故にミスが出ないように一番といっていいくらい練習しないといけない。

  • メンタルエラー
    • #6: 個人的に最も苦手なPar-4なので、ここは3打でグリーンに辿りつければよい。故に、ウッドを使う必要はまったくないのだが、使ってしまい右の林の奥へ打ち込む。3打目が200ヤード近く残ってしまい、結局4打も要した。

    • #16: 3-woodでティーショットをしたのはよかったが、打ち上げて160ヤード程度しか飛ばなかった。残り距離が「とりあえず長そう」と思ったので、自動的にまた3-woodを2回も使い自滅。
      • とりあえず」という判断が諸悪の根源。
      • 後で冷静に2打目の残り距離を考えると、長く見積もっても330ヤード程度だった。
      • すると、ハイブリッドクラブを普通に打てば、3打目が150ヤード以内で打てる確率はかなり高い。
      • これを欲を抑制して、判断できなかったのがミスの原因。

  • handicap differential = (86 - 71.0) x 113/137 = 12.4

  • あと10打くらい縮まらないもんかな...?

コメント

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↑スィングを始動した直後です。


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