製造者はKentucky州にあるLouisville Golfというゴルフクラブメーカーです。パーシモンだけでなく、ヒッコリークラブも製造している強者。
なぜ今時パーシモンなのかというと、理由は2つあります:
1) 練習器具として、ボールを打つ練習をする
2) パーシモンとメタルの違いを体感する
ことが目的です。
パーシモンクラブは難しい、とよく耳にします。が、そもそも打ったこともないのに、難しいとか易しいとかの評価を下すべきではありません。もしくは、物理的な特性を把握して定性的な評価をせめてでもするべきです。
でき上がったスペック:
- ロフト: 11度
- 総重量: 371 g
- 全長: 43.0 インチ
- スィングウェイト: D4
- シャフト: True Temper TT Lite、R-flex (推定113gの重量)
- ヘッド体積: 190 cc
言って見れば、スチールシャフトの入ったちょっと重めのストロング3番ウッドといったクラブです。メタルドライバーとの比較をするならば、グラファイトシャフトで注文すべきだったかもしれないです。
普段使う Titleist 975D (260cc, 44インチ, 312g, D1, 9.5度) と並べたところです。
打ってみると独特の打感がたまらないですね。
シャフトが短いためか、クラブフェースの中心部分に当たり易く、いい感じのドローボールが打てます。
球の打ち出し角度は、ロフト9.5度のメタルよりも、明らかに低く、よく転がりそうな打球です。
Titleist 975Dは総重量が312gとかなり軽いので、最大飛距離を比べるにはオレンジと林檎をくらべるようなものかもしれません。どうしてもヘッドスピードが上がらないので平均飛距離では競えないですね。
打ちミスをすると、途端に3番アイアン程度の距離しか飛ばなくなります。が、曲がり幅はメタルよりも小さいように感じました。
まだ1ヶ月程ですが、パーシモンで練習したメリットです:
- メタルドライバーを振るのがものすごく簡単に感じる。振れば自動的に飛ぶような感じがする。(クラブが軽く感じます)
- スィングが改善し、平均飛距離が伸びます。100回以上回ったコースで、セカンドのアイアンの番手が2~3番手小さくなりました。Par-5も2打でグリーン周辺まで届く回数が増えました。
練習場で体感した違いです:
- パーシモンの打感は、メタルよりも好きです。ボールがクラブフェースに張り付くような感じがいいです。
- 多分シャフトの短さと重さが大きく影響しているので、単純なパーシモン vs メタルの比較ではないですが、パーシモンの方がクラブフェースの中心に当て易いです。また、炎天下で30球も打つと結構疲れます。
- パーシモンは打ちミスに弱いです。恐らく2cmも芯から外れると飛距離が20-30%減りそうです。だからこそ練習器具なのですが。。。
で、やはり実際のコースで数ラウンド打ち比べて、スコアにどう影響するか統計情報もとらねばならないですね。。。
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