スロープレーは同伴者の方々にだけでなく、後続の全ての組の人たちに迷惑がかかります。フル・プライスを払ってコースに勇んででたものの、15ホールを終えて日没、終了せざるを得なくなったりしたら口惜しいでしょう。いいスコアが出かけていたら尚のこと。
「ペースが遅れてきたな」と感じたら、まず自分が第1にはしょる、省略するのがパターかもしれません。悪くいえば、いい加減に処理するのがパターです。
パターはスコアの善し悪しに直結します。
250ヤードのドライブを時折放ってもスコアメイクには直結しにくいこともありますが、3~5フィートの入りそうで入らない微妙な長さのパットがきっちり入る/入らないで、5ストロークかそれ以上変化するのではないでしょうか?
しかし、ペースが遅れてくるのがわかると、自分はよく5フィート未満のパットは「お先にー」とか言ったりして、適当に打ってホールアウトしたことにして、さっさと前に進んでしまおうとしがちです。(USGAのストロークプレーのルールに沿ってプレーしていても!) それが問題です。
そのまますんなり入ってくれればいいのですが、入らなければ明らかに1ストロークは無駄にします。1ストロークを運頼りのパーやバーディで稼ぐよりも、無駄を減らしてセーブする方が遥かに楽なはずです。
また、そういう「お先にパット」を1度外して、トータルスコアが85だったとします。もしそれをきっちりルーティンに従って準備、確信がもてるまでボールがカップに転がる様子を映像化して、そのパットが入っていたら、トータルは84。ハンディキャップ・インデックスにして1.0前後の差が生まれます。USGA スロープレートが高いコースであれば、1.2に達したりします。
もし毎回そういう「事件」ばかりが起こってしまうと、翌月のハンディキャップは、1.0くらい本来よりも、多くつくことになります(例えば、20.0 だったのが、21.0になってしまう、とか)。
1年間、そのようないい加減なパットの処理をしていると、トータルで結構な差を生むのではないだろうか?と心配になりました。
これも上達を阻む障壁なのかな?
かといって、自分のスコアやハンディキャップの更新のためだけに、悠々と時間をかけてパットをするのも、良心が痛みます。頭の中では、1~2フィートのパットも実は難しいとはわかってはいるものの、いちいち50フィートのパットを打つときと同じように準備して打つのも恥ずかしいというか、無駄な時間をかけてまずいなー、と思ったり。1フィート (約30cm)のパットを100%、10000発中 10000発成功させるのって意外と難しくないですか。。?
パターはティーショットと同じく、納得がいくようにプレーしたいけど、スロープレーにはしたくない。。。けど、無惨に外して悪いスコアにはしたくない。。。
1インチのパットも、250ヤードのドライブも同じ等価な1ストローク。
と考えると、あとできるのは
- 移動スピードの高速化 (速く歩く)
- クラブ選択のスピードアップ (さっさと計測して、さっさと決める)
- 正確かつ、ぶっ飛ばしてグリーンを外さないように練習する
- チップを正確に、どうやっても外さないくらいの距離に寄せる
- グリーンにのったら、どこからでも1パットで終了できるようにする
といったことですかねぇ? 半分は神業ですが。。。
要は、上手くなる、しかないのかな?
昨年末からボールに直線のマーキングを入れるのを廃止、パッティング時にボールをラインに合わせないでプレーするようにしてみました:
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それから5ヶ月近く経ちましたが、むしろパットは全般によくなった気がします。少なくとも、悪くはなっておらず、4月は1ラウンドのパット数が30を切るラウンドが複数回ありました。
それか、単にたまたま都合よくそうなっただけなのかも。。。
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