最新版の指標をこちらにまとめました ↓
(2017年12月追記)
- - - - -
80を切るための、自分なりの指針をつくってみました。
1. パットと寄せ
80を切るには、驚くような飛距離やプロがうち放つようなキレのよいアイアンショットよりも、地味な小技が必要不可欠。ボールが飛ばなくても80は切れますが、特にグリーン周り約30ヤード圏内のショートゲームが冴えていなくてはなりません。
ショートゲームがしっかりしていれば、ダブルボギーを回避できる確率が相当あがります。ボギーを打つのは全然okですし、「ナイス•ボギー」セー ブと言うべきホールもたくさんあります。しかし、ダブルボギーをバーディー等で挽回するのはこのレベルでは無理なので、なんとかショートゲームでカバーしたいところです。
- 練習用グリーン等で、5 ~ 30ヤードを5ヤード刻みで打つ感覚を、身体で覚えこむとよいかもです。使うクラブはSWだけとか、SWと9番アイアン2本だけとか、割と少ない本数で距離感をつくると一貫性があがります。以前は、SW, PW, 8I, 6I, 4I, 3Wなどいろいろ使ってましたが、SW1本だけにしてから、寄りやすくなった気がします。光学式のレンジファインダー等を使いながら練習すると効果的かも。
- 18ホールで100ヤード圏内の打数を45打以下に、1ホールあたり2.5打以下が理想。100ヤード圏内で打った数が3打だとボギーに、2打だとパーになる傾向があります。
- 練習に1時間費やすとしたら、15分ドライビングレンジ、45分は練習用グリーンでひたすらウェッジとパターの練習。
2. 合計スコアは気にしない、数えない
数学的にPar-72のコースで、80を切るには最低7オーバーでなくてはなりません。しかし、
3ホールに1回ボギーを打ってよい
という計算は御法度。また、プレーの途中ではスコアは足し算しない方が精神衛生上いいかも。「もしかして、、自分のPar-90から10アンダーくらいになってるかも。。。」となんとなくよいプレーをしているな、と思っておけばいいです。
スコアに基づいた目標を立てると、多くの場合ラウンド中に挫折します。それは、100や90を切るときも共通。
合計スコアよりも、目の前の1打1打に集中した方がよい結果につながります。
3. 上手にミスをする
個人の感覚の差がでるところですが、1ラウンド中に自分の思った通りのショットが打てるのは片手で数えられるほどです。先日80を切ったラウンドでは、たった2回だけ完全にミスのないイメージ通りのショットがうてました。確率にして、3%にも満たないほどです。残り97%はミスショット。
すると、いかにミスショットを上手に打つか、失敗してもダメージが少ない地点に外す、失敗してもさほど痛くないように曲げて打つ、ことが大事かも。一発狙いの大技を狙うと、大たたきにつながります。
参考
4. 飛距離よりも次打の打ちやすさを重視
よいスコアがでるときは、飛距離がでることよりも、次打が安全かつ簡単に打てる場所にショットを打てていることが多いです。しかし実は18ホールを終わってみると、飛ばしている人よりもスコアがぐんとよかったりします。逆にティーショットが飛ぶラウンドは、90を切るのがやっと、ということも少なくありません。
次打が打ちやすいのは、フェアウェーだけに限りません。
ラフによっては浅くて打ちやすい場所もあり、ラフの方がフェアウェーよりもグリーンのアプローチが易しくなるホールもあります。場合によっては、バンカーにわざと入れた方がよいこともあります。そう考えると、実質的な「フェアウェー」の範囲が広がりますの で、よりリラックスしてショットが打てます。
プロの試合では、300ヤード前後のPar-4などだと、わざと深くて寄せにくいラフよりもバンカーに入れて、砂からの寄せワン•バーディーを狙ってますよね。
そういう意味で、いわゆる「フェアウェーキープ率」はスコアにあまり直結しません。OBを打たなければいい、くらいでいいと思います。
関連リンク:
5. 体調
腹ぺこと寝不足は大敵。体調がすぐれないとせっかくのポテンシャルを活かせません。仕事で忙しいときや、連日徹夜の後のラウンドでは好スコアは期待せず、自分のパー (90とか) を切ることだけに専念。。
おまけ
数字だけに着目すると、18ホールで33%パーオンして2パットのパー、パーオンしなかったホールで33%パーセーブできれば、8オーバーになります:
- 6ホールでパーオン
- 4ホールでセーブ
参考:: 33%がんばればスコアアップするのではないか説