2 連続で 70 台ラウンド



ベストスコアの更新はここ数年皆無ではありますが、、、初めて 2 ラウンド続けて 80 を切ることができました。1 週間の間隔を空けてのラウンドになり、しかも同じコースです (Santa Teresa, 6418 ヤード, Par-71, 70.9/125) 。

  • 1 ラウンド目
    • 78, 37 パット
    • 12 GIRs
    • 3 パットが 4 回
    • ダボ (DBW) 無し
  • 2 ラウンド目
    • 79, 35 パット
    • 9 GIRs (back-9 では、8 個)
    • 3 パット が 2 回
    • DBW 1 個


こう見ると、スィングのミスも正さねばなりませんが、パッティングやグリーン周りが雑だなあと思います。技術的には、どうしても 30 フィートを超えると 3 パットの確率がとたんに上がるため、このあたりは練習をつまないといけません。


昨年から行なっているラウンドごとのデータ分析は、Google Data Studio で可視化してみることにしました。なかなかいい感じで分析結果をレポート化できるようになってきました。



URL: https://datastudio.google.com/embed/reporting/1vOj4eAfQlmIlbRxnltm2bo7LND-LFbfK/page/wQPV


追記: 7/28/2018
最初はとりあえず Python Pandas から CSV ファイルへ変換して直接アップロードしてレポートを作ってみました。今後のアップデートが面倒なので、

  1. ラウンド終了後、スコアカードで集計
  2. ローカルのマシンで計算し、Google Big Query へアップロード
  3. Data Studio から直接 Big Query のデータを読み込む
仕組みへ変更してみました。こうすることで、引き続きローカルの環境でも Machine Learning で実験しつつ、練習に役立ちそうなデータを iPad などでいつでも見られるようになります。

今回の変更のついでに、アプローチに使ったクラブ (2018 年のみ、2017年以前は推定)、アプローチのライ (Fairway, Rough, Bunker, Bare Ground, Water) 、ティーショットのクラブのデータも追加しました。

上体を充分に捻るとフェードボールがドローボールに変化する


Pebble Beach 17 番ホール (2017年5月撮影)


今年 3 月に「僕がフェードしやすい理由」という題名で、ドライバーで特にフェード、スライスボールになりやすいか書いたことがありました。よくよく読み返すと体をよく捻ると、ボールがまっすぐ飛びやすいという結論でした。

その直後はなんとなくよくなった気がしていましたが、すぐにまた悪い傾向に逆戻りして、特にドライバーでは顕著に:
  • 打ち上げ角度が高く
  • ボールのスピン量が多い
  • クラブヘッドが、ダウンブローに打ち込まれている
という嫌なボールばかり出るようになりました。さらにこれがフェード/スライスになるので、ハイブリッドで打った方が距離がでるような始末です。

今に始まったことではなく、昔からそうなのですが、これではゴルフにならないこともあるので、なんとかしないといけないなとは思いつつ特に解決策がよくわかりませんでした。が、ついにわかったかもしれません。

そもそも、スィングを2016年から再び習い始めてから、切り返しでクラブをシャローにすることを一つの目標にしていました。意識的にシャローにするのは無理で、グリップやバックスィング、トップのポジションでほぼ決まり、ほぼ自動的に(意識的に体を動かして補償してやらなくても) シャローになるんではと仮説を立てていました。

シャローにクラブを切り返すと、打ち上げ角度を抑えながらも、アッパーブロー軌道で捉え、低スピンで、ドロー/ストレート気味に飛びやすくなるはずです。


解決のヒントになったのがこちらの YouTube 動画でした:

さっそく試してみると、ドライバーでなかなか理想的な弾道が打てることがありました。こんな球は初めて打てた、と思うくらい今までにない球筋を見ました。

さらに鏡で自分のトップの位置をよーく見て見ると、肩が 飛球線に対して 90 度も回らないで、腕先だけがねじれてトップを作っていることがわかり、実は自分はかなり上半身(腰、脇あたり) の柔軟性が低いのだなと思いました。逆に腕先は妙に曲がりやすいので、見かけ上はまあまあよいトップの位置を作れていたのかもしれません。ドライバーでは、上半身が 70-80 度程度の捻りになり、これでは肩の周りが浅く、必然的に切り返しでクラブシャフトが立つようになり、ドライバーでもダウンブローになってしまっていたのでしょう。

ということで上体の捻りが浅いのが問題なので、どのクラブでもしっかりと肩を、感覚的には 100 度くらい回すつもりでバックスィングをゆっくり行うようにすると、再現性高く、以前よりもスピンの少ない球を打てるようになってきました。バックスィングは、腕でクラブを上げるというよりも、腹筋をつかって体を回してやるように意識しています。


ドライバーにインパクトテープを貼ってみると傾向がわかりました。

今年 1 月は、ヒールから、フェースの中央上部に打点が集まりました。この写真は一見良さそうですが、全然ダメです。まずインパクトで、ヘッドがダウンブローになるため、ボールにものすごくスピンがかかり、飛距離を稼ぐドライバーの意味が全くありません。芯も外れているので、余計飛ばず、これなら 3-wood を使った方がマシです。
2018年1月撮影 



2 つめの写真は、バックスィングで上体を 90 度きっちり捻ったときのスィングを撮影しました。若干ヒール寄りではありますが、球筋が全く異なります。ティーアップを 1/4 インチくらい高くするともっと中心に近づくかもですが、理想的なドロー/ストレートボールで、スピンも少なく、フェアウェーに落ちた後もランが出てくれます。
2018年7月撮影


ドライバーや長いクラブで上体を 90 度捻るというのは、どの教科書にも書いてある基本中の基本事項ですが、これで遂にまともなドライバーショットができるようになるような気がしています。

6 月はラウンド数ゼロで、久しぶりに18ホールをプレーしたら、12 GIRs (パーオン)、78 というスコアがでました。3 パットが 4 回もあったのと、4~5 フィートのパットを 2 回外したのが痛いところでした。ラウンド中は、とにかくバックスィングで腕はあまり動かさずに、上体をよく捻ることだけ考えていましたが、ドライバーやアイアンを打ち損ねても方向性のブレが小さくなったように感じました。

遂に 14 本の中で一番嫌いなドライバーを、そう嫌いでもなくなるかもしれません。



クラブ構成の変更: ハイブリッドを減らし、ウェッジを追加


今年は 2017 年よりもたくさんラウンドをしようと思っておりましたが、去年のペース (31ラウンド) よりもまだまだ遅く 15 ラウンドです。プレ内容も、ティーショットがいまいちなラウンドが多く、スコアが悪くなる傾向があります。
  • ハンディキャップ: 7.3 (1/1/18) → 8.4 (7/1/18)
  • 平均スコア: 82.26 → 83.62
  • DBW: 2.19 → 2.70
  • Birdie 変換率: 12.6% → 17.1%
  • GIR: 7.22 回 → 6.38 回

練習場では、グリップ、アドレス、バックスィング、切り返しを中心に練習しておりますが、最近わかってきたのは、
  • 腕を捻りすぎる傾向があり、反面上体の捻りが少ない。
  • 上体の捻りが少ないため、切り返し後にクラブがシャローアウト (shallow out) な挙動をできなくなる。
  • ドライバーでは、ダウンブローな軌道の影響が顕著に現れ、高スピン&高打ち出しなボールになり飛距離がでない。
  • 腕はハーフスィングをする感覚にとどめ、上体を、肩がしっかり90度回るように捻るとよいスィングができる。
ことがわかってきました。このあたりはスコアに改善が見えてきたらまた詳しくメモしたいと思います。


長いクラブを減らし、ウェッジを追加

これまでのウェッジの構成ですがこのようになっていました。
  • Ben Hogan Apex, PW (Equalizer) , ロフト 46 度, 飛距離 105 ヤード
  • Callaway MD3, ロフト 54 度, 飛距離 82 ヤード
  • Callaway MD3, ロフト 58 度, 飛距離 68 ヤード


ロングアイアンからハイブリッドでは:
  • 2 番ハイブリッド, ロフト 19 度, 40.75 インチ, 190~200 ヤード
  • 3 番ハイブリッド, ロフト 21 度, 39.75 インチ
  • 4 番ハイブリッド, ロフト 24 度, 38.75 インチ
  • 5 番アイアン, ロフト 26 度, 38.25 インチ
となっていました。


問題として:
  1. 昨年アイアンの代わりに試しに交換した 1999 年モデルの Ben Hogan のハイブリッドは、とりあえずまっすぐ飛びやすいものの、完全によいインパクトをしないと、スピンが大量にかかり距離が出ず、3, 4, 5 ハイブリッドの飛距離が対して変らなかったり、5 番アイアン程度の飛距離しかでないことが多かった。完璧でないスィングでも、スピンがかかりにくく、ボール速度が出やすいクラブに換える必要がある。スコアの為に、アイアンの代わりにハイブリッドに変える意図はよかった。
  2. 今のレベルで、そもそも 3, 4 番の打ち分けを必要としない。
  3. 2~4 番のロフト差が 5 度しかない。
  4. 90 ヤード前後を打つクラブがなくて、レイアップで刻みすぎて失敗すると困る。Par-5 や長い Par-4 だと、残り距離が 100 ヤードより短くならないようにしないといけない。

去年、今年の統計(Par-3,4,5 別のアプローチの距離とバーディ率)を見ると、90-100 ヤードからもっと打ってもいいのではないかと思ってしまいます。縦軸は回数(ホール数)、横軸はヤーデージ、ピンクはバーディの回数です。

2017 年:



2018 年:



というわけで、前提が長くなりましたが、ひとまず手元にあった 50 度のウェッジを追加しました。だいたい 92 ヤード前後くらいかなと思います。これでラウンドして役立ちそうだったら、54, 58 度と同じタイプのウェッジにします。

そして、3 番, 4 番ハイブリッドは、2 つを 1 つにまとめて 3.5 番アイアン的な設定にしました。175~180 ヤードを打てるクラブを狙っています。
  • Ben Hogan VKTR
  • ロフト 23 度 (2 番より +4 度, 5 番アイアンより -3 度)
  • 長さ 39.75 インチ
  • 重さ 382 g
  • スィングウェイト D2
  • シャフト UST iRod 75-F4




































ちなみに Ben Hogan Company は 2014 年に Callaway から独立、復活しましたが 2017 年にまた破産申請 (Chapter -11 bankrupt) をしています。大規模な生産体型から、オンラインで注文を受け取り受注生産を続けているため、まだしばらくは注文可能のようです。アイアン、ハイブリッドは、ロフト角を指定して作れるのでおすすめです。