プロゴルファーの感覚でスコアをつけて上手くなる

一度はプロゴルファーのように普通にパー•プレーの72で回ってみたい。あわよくばアンダー•パーを出して60台で回ってみたい。ゴルファーならそういう願望を抱いてしまいます。残念ながらアメリカの統計ではゴルファーの100人に1人くらいしかパープレーはできないそうです。


だけども、スコアカードの書き方をちょっと変えると毎ラウンド、「パー (Par)」を意識してプレーができるかも。


例えば、これはあるコースのスコアカードですが、こんなスコアを叩いてしまったとします。各ホールの数字は、それぞれのパーよりも多く叩いた数で、2だったらダブルボギーという意味です。



出だしで、いきなりボギー、その後連続でダボ、後半に至っては、「ボギー → ダボ → トリ」とこの3ホールだけで6オーバー、もやは戦意喪失。最後にバーディがでるものの、18番ホールでまたダボ。結局18オーバー•パーとなってしまいました。(というシナリオ)



そこを一変して、各ホールのパーを1個づつ増やして、自分なりのパーを作ってしまいます。

そうすると、自分にとってのパーはコースの定めた71でなくて、89になります。18ホール回って89なら立派な「パー•プレー」。87なんて出てしまえば「2アンダーで回った」ことになりますし、ちょっと不運が重なって95だったとしても、「6オーバーでちょっと叩いた」だけです。それを適用してスコアカードを記入すると、全く同じスコアですが立派に「パー•プレー」したことになります。




この方法の醍醐味はやはり、バーディを大量に獲得する体験ができ、パーを意識しても大崩れをせず逆によい緊張感を保ってプレーできます。球聖ボビー•ジョーンズが言うように「パーを相手にしてプレー」ができます。このスコアカードのように、各ホールを通常のボギーをパーにすると、Par-4では4つであがればバーディをとった価値があります。逆に6つにしても、単にボギーを叩いただけですので、1つパーを取れば差引ゼロで、イーブン•パーにすぐ復帰でき気分も楽です。

↑の例では、14, 15, 16番ホールを3連続バーディにした後、17番ホールでイーグルをとり、この4ホールで5アンダー。通常のバーディだと「-2打」の価値がでてくるので、スコアをつけていてものすごく気分がいい。


普通のスコアのつけかた(最初の例)に比べて、この方法はマイナスのスコアをつけるチャンスが、バーディやイーグルを記入できるチャンスが、ぐっと増えますので、この方法はおすすめです。


ゴルフを始めたばかりの方などは、ボギー基準でなく、ダブル•ボギー(Par 108) や、トリプル•ボギー (Par 126) を自分のパーにしてしまうとより楽しくプレーできますし、何よりも力量を超えた無理なプレーをしなくなるので上達も早くなるのではないかと思います。


ぜひお試しください!

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