ゴルフはもっと簡素に楽にできると思う件


ゴルフを始めてから長〜い年月が経ち、最近は基礎トレーニングとしてランニングに力を入れるようになり、ゴルフへの取り組み方が変わってきました。


周囲からは、以前ほどゴルフに熱心でないように見えるかもしれませんが、実際はそうでもありません。


ただ正直なところ、ゴルフのラウンド自体は運動強度がほとんどないため、達成感が得にくいと感じています。「ゴルフがスポーツでない」と主張する層の意見もごもっともと思う。

確かにラウンド後には10~15km程度の有酸素運動をしないと、どうもすっきりしないこともる。


ここ数年でラウンド数はかなり減り、昨年は14回、今年はまだ2回です。直接的な理由は、ランニングに時間を取られているからなのですが、そもそもランニングはゴルフのための基礎体力づくりという位置づけなので、ほぼ毎日何かしらのゴルフの練習をしていることになります。

ゴルフには「こうあるべき」という先入観や、形式的なルールやエチケットが多すぎると感じています。




ラウンド中に静かにすること


例えば、人が打つときに静かにしなければならない理由も、やっぱりよく分かりません。

初心者の人にもし理由を聞かれたとしたら、「それが習慣だから?」としか答えられないかも。

もちろん、それには歴史的な背景があるのでしょうが、他の球技では考えられないことです。むしろ競争相手に邪魔されるのが常。

周りが騒がしかろうが静かだろうが、本質的には関係ないのではないでしょうか。うるさいと文句を言う人は、集中力が足りないか、ミスショットの言い訳を探しているだけだと思うようになっています。

基本ゴルフはミスばかりするので、プレーヤーは責任転嫁の理由、言い訳の理由を探したがります。ミスの原因は、自分自身にあるにも関わらず。

Waste Management Phoenix Open の 16 番ホール (TPC Scottsdale, Stadium Course) のような、騒がしい環境の方がスポーツにふさわしいのではないか。



プリショットルーティン (素振りなど諸々)


プリショットルーティンも、市民ゴルフのゲームに要るのかどうか、最近は時間の無駄じゃないかと思い始めました。決まりきった動作、素振りをしたからといって良いボールが打てるのかも疑問です。

それよりも、打つ意図、ミスをする場所を明確にしたら、さっさと構えて打つ。そして、さっさと次の打球地点へ移動する。そうすれば、スロープレーもかなり減るはずです。

一人あたり 5 秒短縮し、5 秒 x 4 人 x 90 ストローク = 1800 秒 = 30 分。

30 分も短縮したら、foursome ラウンドでも “サブ4” の確率が上がるに違いない。




距離計測は粗くてよい


距離の計測についても、せいぜい 10ヤード刻みくらいの精度で十分ではないでしょうか。ピンまで137ヤードとか143ヤードとか、そんなに細かい数字を知る必要は、ほとんどありません。そもそもそんな精度高く打てる技術はない。「大体140ヤード」で良いのです。


確かに、レンジファインダーは、コースの状況やハザードまでの距離を把握するのに便利ですが、持ち歩く手間や計測時間を考えると、必ずしも必要ではないと思うようになりました。結局、目測とコースに表示されている距離表示で十分かもしれません。






ゴルフでやめてみたこと


こうした考えから、私はゴルフで以下のことをやめました。

  • フルスイング前の素振り
  • パッティング前の素振り
  • レンジファインダーの携行
  • フルセットのクラブの携行
  • ラウンド中に固形物を食べる

これらのことを昨年後半から実践していますが、ラウンドがよりシンプルになったように感じています。

チッピングの時だけは、目で見た情報、スィングの感覚、地面の状態を合わせるため、素振りします。

スコアは以前とあまり変わりません。むしろ、運動神経と意思 (intension) のつながりが良くなった気がします。


ラウンドに持っていくクラブの本数は、だいたい5~7本。Par-3の距離とアイアンの番手が合うと楽ですね。


2024年は、7本(D, 3H, 6I, 9I, GW, SW, PT)で、グロススコアの上では自己ベストの75を出すことができました。ハーフで30台を出す割合も70%です (これは奇跡的)。30フィート前後のパターが明らかに下手になっていてもったえない。


最近は練習場に行かなくなったので、パッティング、特に10m前後の平凡なパットで3パットが増えたのは、明らかにマイナスです。

ラウンド中の補給についても、できるだけ水分補給だけにとどめています。もともと、何か食べると、特に白米系を食べると、調子が悪くなるのです。本当の目的は、マラソン対策として、グリコーゲンが枯渇した状態に体を慣らすことです。




逆に、ゴルフで新しくはじめたこと


その代わりに、以下のことを意識的に取り入れるようにしました。
  • ボールを打つ場所を、より具体的に定める。「Aim small, miss small」というように、ティーショットでは、木全体ではなく、木の特定の葉1枚、枝1本の先を狙う、とか。
  • グリーン周辺、特にカラー/ 淵からほぼパッティングのように打つチッピングは、ホールを狙う (i.e. チップインを狙う)。ホールの周り半径 3 フィートの円ではなく、目標を小さく、入れることを狙う。実際入ることはほぼないけど、分散が小さくなり、up-and-down の確率があがる。
  • 打つ場所を決めたら、すぐに打つ。クラブフェースだけは、細心の注意を払ってスクウェアに合わせる。チッピングのミスもクラブフェースの向きが狂っていることも多い。
  • パターも、ラインを決めたらすぐに打つ。ラインはコミットできるまで時間をかける
  • プレー中は、極力飲み物だけの補給にする。
  • クラブは、ハーフセットくらいがちょうど良い。必要最低限の方が、軽くて移動も楽になる。
  • 移動中は、走ったり小走りしたりせず、常に一定の速度、同じテンポで歩く。テンポを変えると、スィングのリズムが狂ったり、疲れる。絶対に走らない。走るのはアップのときだけ。
  • 余計なことは言わない、聞かない。「ナイスショット」も、人によって基準が違うので、本当に良いショット以外は何もしない。
  • バーディーで喜ぶ必要はない。喜ぶべきは、ダブルボギーになりそうな場面で、ボギーでしのげた時でよいかと。
  • ゴルフはただのゲームだと割り切り、一打一打の結果に感情移入しない


要するに、従来のゴルフのプレーの仕方は堅苦しく、かえってパフォーマンスを下げると思うのです。

プロのように生活がかかっているわけでもありませんし、もっと適当(テキトー) にした方が良いのではないでしょうか。

もっと気楽に、シンプルにすれば、より簡単にプレーできるはずだと考えています。



先週 (5月第2週) の練習 | 5Kレース


 
  • 日曜日: 完全休養
  • 月曜日: 10K + 流し x 8
  • 火曜日: (1000m 3’45’’/km + 200m 5’00’’/km) x 3 + (1000m 3’30’’/km + 200m walk) x 2
  • 水曜日: 30分走
  • 木曜日: 8K + 流し x 5
  • 金曜日: 7K + (1000m 3’30’’/km) x 1
  • 土曜日: 5K レース
  • 日曜日: 12K ペース走 (4’12’’ /km)

土曜日が 5K レースだったので、量は少なめ、火曜日を刺激を入れる日として 1000m x 5 にした。

前日の金曜日も 1000m を 1 回だけ、気分よく速く走れる速さで特にタイム設定なし。

特に疲れてないまっさらの状態だと 3’30’’/km が比較的楽に出た。疲れた時に出し続けられるようにしたいところ。

レース結果は、18’31’’

距離が 100m くらい短く、平均ペースが 3’47’’/km。

目標の 3’45’’ /km にちょっと足らず。途中 2000-3000m の区間で無意識にタレてしまった。とくに劇的に疲れてしんどかったわけでもなく、周りのペースがちょうどいい感じの人たちについていったら、知らない間に減速していた。「なんか遅くなってないか?」と気がついたときには 10 秒以上ロスしておりました。やっぱりペース管理は自分でしないといけません。


ラップタイム: 3’46’’ → 3’46’’ → 3’54’’ → 3’51’’ → 3’39’’

レースは、全力出し切る前に 5K あっというまに終わってしまった感じ。




翌日は、ハーフマラソンに向けて長い距離を走ろうと思ってましたが、前日の疲労がじわっとあり、短めの距離を一定ペースで走る練習に切り替えました。ペースは 4’10’’ ~ 4’20’’/km あたり、10K よりちょっと長い 12K にして、最後の 1K だけ 3’50’’/km 付近で速めのうごきに慣れる、という意図。

楽ではないけど、劇的にしんど過ぎない内容にしたつもりでしたが、かなり高強度になってしまい、お昼寝必須だった。

まだまだ 4’15’’/km 付近は高強度らしい。

ようやくオーバーワークと、忌わしいゴルフで怪我した脚が治ってから、2 月くらいの持久力感覚 (4'10'' ~ 4'20''/km 付近で 10-15 km 走れる) に戻ってきた。


ゴルフで、普段やらない左脚(足首) を怪我したのはいまだに謎。
移動中にひねったか、スィングで左足に乗り込んだときに強い力がかかりすぎたか。

先週の練習: ハーフマラソン後の休息は 7 日程度



先週はハーフマラソン直後で、休息にしました。


Dr. Daniel’s の “Daniel’s Formula” によると、レース距離 3K につき 1 日の休息が必要らしい。

したがって、ハーフマラソン 21.1 km だと 7 日は休む必要あり。


(日曜日: レース)
  • 月曜日: 30分走 6’00’’/km (5K)
  • 火曜日: 60分走 6’00’’/km (10K)
  • 水曜日: 完全休息
  • 木曜日: 完全休息
  • 金曜日: [400m 85-86’’ (3'35''/km) + 59’’ rest] x 10 本
  • 土曜日: 80分, 16K E-run (5’00’’/km)

7 日間完全休息ではなく、レース翌日から軽く走り、週の半ばで完全休息。

金曜日には、軽く目標 5K レースペースの 3’40’’/km をちょっと超えるあたりでインターバル。

思ったよりもしんどかったです。


土曜日は、その日のスケジュールとの兼ね合いで 16K で切り上げ。距離だけならまだいけそうでした。


レース後の状態としては、
  • 筋肉痛は全くなし。
  • レース自体は、無理なく、無理せず走れたので、劇的な疲れは残ってないけど、地味に疲労があり、スピードを上げにくい。
  • 休みすぎかもと思ったけど、楽なペースで走る程度に止めるので、ちょうどよかった。

Half Marathon に向けての調整練習


ハーフマラソン PB 達成。86’57’’ (4’14’’/km)。

前日に調整中、右足に激痛が走り、出走自体が危ぶまれたが、赤外線治療をしてなんとか出走。

怪我なく意外と走れたので、目標通りに 16 km までは 4’20’’/km 弱で進め、最後の 5K で 4’10’’ ~ 4’00’’/km くらいで押せた。16 km までは心拍数 160 台前半で、とくにしんどくはなく、レース残り 1/3 でしっかり加速できる余力があった。

  • 月曜日: 休み
  • 火曜日: 200m (38'') x 4 + 5000m 3’55’’/km
  • 水曜日: 40 分走 (E-pace)
  • 木曜日: 2000m 3’45’’/km スピードを上げて刺激を入れる
  • 金曜日: 30 分 ビルドアップ走 (4’50’’ から 3’55’’/km までビルドアップ)
  • 土曜日: 30 分走 (E-pace)
  • 日曜日: レース本番


結局 4 月はラウンド自体はなし。

けど、ゴルフを意識しながら、ランニングトレーニングをしているせいか、あまりゴルフをしてない感覚がない。




赤外線治療は、プラシーボ効果(思い込み、おまじない)でなくて、本当に効果があるかもと確信になりかけている。




レース直前の治療、レース翌日以降も即座にランニングができ、筋肉痛も全く無い。

4 月の月間走行距離は 310 km。

400 km くらいに、30-40 km の距離走を月 2 回くらいできるようになるとマラソンが走れる可能性が出てくる。


先週の練習: ハーフマラソンに向けて 3000m x 5

 


ハーフマラソンのレースが近くなり、ちょっと 4’10’’/km 付近で押していくにはまだまだ持久力が足らないなぁという感じ。

2, 3 月に怪我で十分に持久力の練習ができず、逆に退化してしまったので、ようやく怪我の前くらいの状態に戻ってきた感じがします。

持久力は伸びにくく、退化が早い。

4 月のはじめはまだ足に違和感が残っていたしで、仕方ない。


月曜日: 休足日, クロストレーニング
火曜日: 15K, E-pace
水曜日: (1000m @ 3’55’’ + 200m @ 4’55’’) x 8
木曜日: 30分走 + TRX
金曜日: 16K, E-pace
土曜日: 10K, E-pace + 4 ST
日曜日: (3000m M-pace + 600m 5’00’’/km) x 5


先週に引き続き、ロングインターバル 3000m x 5 で、スピードよりもまとまった距離をある程度速いペースで走ることを目的としました。

3000m x 5 は、4’20’’/km を切るのがせいぜいだった。
(ほぼ 13 分近くかかる。)

異様に体が重く、前日にご飯を食べ過ぎたり、飲み過ぎたのも原因かも。

先週の 5000m x 3 と比べても異常にしんどく感じたし、
繋ぎも 600m とることになり、ちょっと調子が悪かったです。

週の半ばでも、1000m x 8 を 5K の練習よりは遅いペースで行ってみています。繋ぎは 200m を 1 分かからないくらいのペース。ちょっとスピードを出すのもしんどい感じですが、昨年の今頃は、繋ぎを 400m 歩きで行っていたことを考えると、進化はしているかも。

週間走行距離は 96 km。本格的に練習を始めてから最長記録。




今月のハーフマラソンの本番では、どう走るか思案中。

結局練習では、思うように 90 分を切れるようなペースでは楽に走れる感触がない。

したがって、自分がしたいことよりも、自分ができることで、楽に走りたい。

ということで、いちおう練習に近い、前例がある方法としては、5000m x 4 のインターバルの設定で走る。

設定としては、4’30’’/km くらいからスタートし、後半に上げれそうだったら上げる。

4’30’’/km だと 90 分は切れないけど、距離走、インターバルの練習のつもりで参加するのでいいかもしれない。

5 月に入ったら、10 km > 15 km > 20 km を、4’10’’/km 前後で、連続して走れるようにしたいところ。


先週の練習 | 素振りと 5000m x 3 インターバル

とりあえずゴルフに直結する練習としては、素振りと、室内でチッピング。



先週も無事に怪我なくすごせました。
赤い光 (赤外線) を当てるケアが効いているかもです。


週 1 で、cross training (走る以外の運動) を入れるようにし、TRX、筋トレをするようにし、高強度の翌日は、リカバリー日として、5’20’’/km より遅いペースで走るように気をつけてみている。


もうちょっと強度を全体にあげた方がいい気もするのだが(実質去年の今頃と同じくらい)、ほどほどに怪我をしないようにする。





月曜日: 休足日, TRX のみ
火曜日: (3000m @ 3’55’’/km + 60 sec walk) x 2
水曜日: 12K recovery run
木曜日: (400m @ 88 sec + 60 sec walk) x 3 + 3000m @ 3’55’’/km + 2 ST
金曜日: 完全休足日
土曜日: 完全休足日
日曜日: (5000m M-pace + 60 sec walk) x 3
ST = 流し


仕事の都合で 2 日連続休みがあったが、よい練習。

今週からかなり久しぶりに、インターバル系のメニューも再開できたが、ジョギングペースが多かったせいか、5K のレースペースでの持久力が正直なところかなり低下している感覚がした。

400m 88 秒はかなり楽なはずなのだが、これを 10-12 本するのがしんどいかも、という感覚。

実際、82 秒 > 84 秒 > 86 秒 でかなり設定ペースに対して余裕はあるが、設定ペースに対してかけはなれていてスピード調節がうまくできてない。82, 84 秒は速すぎ。86~87 くらいでちょっと速いくらいにもっていきたい。


日曜日の 5000m x 3 は、ハーフマラソンの練習をかねて、持久力の強化とわりと長い距離、長い時間を走るのに慣れるのが目的。本当は、2, 3 月からしておきたい内容で、いまごろは 10km x 2 とか、4’00’’/km ~ 4’10’’/km くらいのペースで 5000m x 4 をできるようになっておきたかったのですが、怪我なので仕方ない。



怪我を 100% さけることはできないと思うし、
練習したい内容でなく、今できる内容で準備することにします。



日曜日の 5K x 3 セットは、レースペースの 90% くらいの速度で走ってみた。
そもそもマラソン•レースペース (M-pace) 自体は、今の理想的•期待値的なハーフマラソンのペース 4'00''/km。もし今すぐマラソンをしたとすると 4'20'' ~ 4'30''/km の間であれば御の字かと思います。

4 分 = 240 秒 → 240 + 24 (10%) = 4 分 24 秒/km がペースの上限。

5K のペースが 19 分前後になるので、22 分前後のペース自体はかなり楽に感じます。

今月のハーフは、4'24''/km でいければ A+。

ペースよりもまずは完走、安全に帰宅することを第一目標にします。


今後の課題は、筋持久力が 21km 持つかどうか。
スピード的には余裕度が出てきました。


結果は、4’20’’, 4’15’’, 4’19’’

前後のアップ、ダウンジョグを含めて走行距離は 22 km。

終わった後は、右足が攣りかけだったかもで、筋持久力がまだまだ弱い。

どれも給水で 2 回とまってみた。公園の水道で止まって飲むのだが、20 秒くらいは使う。

給水をいかに素早くとるかも大事だし、給水で原則する分も加味してペース配分できる必要がありそう。


ゴルフの統計におけるGIR (Greens In Regulation)とはパー•オンのこと

 



ゴルフのスコアを良くする上で一番効果が高いのが GIR です。
Greens In Regulation の略。

複数形で、GIRs と言うこともあり。

要は、Par-3 なら 1 打, Par-4 なら 2 打、Par-5 なら 3 打以内にグリーン上にボールを打つこと、パー•オンの回数を意味します。

したがって、GIR% は、パー•オン率。

Green in regulation 説もありですが、ある特定の一つのホールについて「パーオンした」ときに、 (one) “green in regulation” ということもありえますが、統計としてはラウンドごと、トーナメントの試合ごとに表すことが多いので、Greens in regulation の方がより自然な表現と言えます。

20 年近く前にみた Golf Digest の記事では、スコアと GIR の近似式が紹介されていて、こんな感じで、スコアとの相関性も高い。


[18ホールのスコア] = 95 - 2 x [GIR]

スコアをよくするなら、GIR を改善すると効果が高い。

要はロングゲームを改善するのが近道。


ショートゲームとロングゲーム、どっちが大事なのか?

ショートゲームももちろん大事ですが、全体へのスコアの貢献度合いとしては、
  • ロングゲーム 70% (3 分の 2)
  • ショートゲーム 30% (3 分の 1)
だと思っています。

ロングゲームの良し悪しが、ショートゲームの 2 倍のインパクトがある。

[参考]
Every Shot Counts: Using the Revolutionary Strokes Gained Approach to Improve Your Golf Performance and Strategy
https://www.amazon.com/Every-Shot-Counts-Revolutionary-Performance/dp/1592407501 


パターやチッピングも大事ですが、Par-4 で 4 オン 1 パットしたところで、スコアになりません。

そもそもティーショットがある程度飛んで、アプローチ可能な地点にボールを運べて初めて、パターの良さが生きてくる。

バレーボールで言えばトス(よいセット)。

サッカーのセンタリングやパス。

したがって、ティーショットが OB や林に飛んでいる頻度が高いようでは、全くスコアにならない。

Par-4 の 2 打目が毎回ハイブリッドばかりではしんどい。




ただし、技術面ではパターストローク、チッピングの方が、ドライバーのフルスィングよりも動作がシンプルで簡単なのは間違いないです。

したがって、初心者は簡単な動作のパター、チッピングから習いはじめて、最後にフルスィングを練習した方が上達が早い

退屈かもしれんけど、その方が早くゴルフが楽しくなるはず。


さらに、いきなり 6000 ヤードを超える 18 ホールをプレーするよりも、1000 - 2000 ヤードくらいの 9 ホールのショートコース (executive course) で、練習した方が格段に上手くなるのが早いはず。

2024 年からハンディキャップの計算ルールがかわって、750 ヤード以上あるコースのスコアもハンディキャップの計算に含めることができるようになったのも大きい。

ランニングにおいても、いきなりハーフマラソンや、フルマラソンを走る前に、まずは短い距離のレース 5K, 10K から走力を上げた方が、体への負担も少ないし、上達が早いのと似ています。

結局、ショートコースでスコアメイクができると、長いコースでもプレーできます。Par-27 のコースだと 36 以下で回れるようにするのが目安。2 打でグリーンに乗せて、2 パット。4打 x 9 ホール繰り返す。

そうすると、ティーショットさえ打てれば(必ずしもドライバーでなくてよい)、90 前後のスコアになったり、思ったよりも簡単に 90 が切れるはずです。



スコアと GIR の関係


経験上では、GIR とスコアの関係として
  • 100 を切る場合: 2 くらい (究極に要らない)
  • 90 を切る場合: 4 くらい
  • 80 を切る場合: 5~9
  • 70 を切る場合: わかりません (12~14?)

自分のスコアを分類整理したときに出た結論として、安定して 80 を切る目安がこれ:
  • GIR = 8 ホール
  • Scramble = 4ホール
GIRs + Scramble の合計が 12 を超えること。


Scramble (スクランブル) は、パー•セーブのことで、グリーンを外したときに 1 回でのせて、1 パットで終われるかどうかの率 (up-and-down)。

パーセーブ率が、Scramble Rate。

GIRs  =  8 ホール、40% をセーブできると、単純計算で +6 になる。この場合、3 パットを 1 回してもいいし、もしバーディーが出てしまったら更に楽になる。

逆に3 パットを 3 回するとかなり厳しい。

これはよくありがちで、グリーンをたくさん打ち始める (GIR が増える) と、とりあえず乗るけど、パットが 40-50 フィート残ってしまい 2 パットの難度があがってくる。

過去に 13 回 GIR しながら、80 が切れなかったことが複数回ありました。いずれも 3 パットが原因。

スコアをまとめるには GIR と Scramble

GIR さえよければ、スコアがよくなるわけでなくして、Scramble も大事。

ここでショートゲームが活きてきます。

仮に GIRs  = 8 ホールでも、10 回は Scramble の機会があるので、最低限 1 回でグリーンに乗せて (GIOTG, Get It On The Green)、2 パットが鉄則。

少々遠くて、30 フィート残ってしまってもいいから最も安全な方法で 1 回でのせる。

結局はショートゲームも必要になってはきますが、ロングゲームの良さの土台ができた上で、チップとパターが活きてきます。グリーンを上手に外すことも重要で、グリーンの左右か手前か奥のどこかの地点は、チッピングがしやすく、逆にパーをとるのは至難の技になる地点があります。

近似式としてはこんな感じ。Par-72 のコースの場合

[スコア] = 90 - [GIR + Scramble] + [3パット数] + [DBW]

要は、GIR と Scramble で 11 であれば 79。

残りの 7 ホールを全てボギーにして、3 パットは無いという前提。

実際は、3 パットや DBW (Double Bogey or Worse、ダブルボギーかそれ以上に悪いホール) がある分、70台から遠のく。

逆に、バーディーが取れる分 1 打楽になる。バーディーなんて狙ってとれないから、損失を防ぐ方が簡単。

個人的経験では、バーディーがとれるよりも、DBW 0 のクリーンなスコアカードのラウンドの方が価値がある。


90 を切るときは、3パット、DBW はどうしても出てしまうので、それを挽回するだけのパーが必要です。仮に、DBW が 4 ホールあったとすると、パーが 5 つあれば (例えば 4 GIRs, 1 Scramble) 89 になります。






ロングゲームが大事とはいいつつ、今でも覚えているのが、はじめて 77 (80 を切ったとき) は、GIR = 5 ホールで、Scramble = 8、ダボなし、27 パットでした。

思ったようにグリーンを打てなくても、外しどころがよかったり、チッピング、パッティングが冴えることもあるので、スィングが悪くてもラウンドの序盤から諦めないのも重要です。

先週の練習 | 赤い光を照てて今度こそ怪我が治ってきた兆しあり (Red Light Therapy Device)

 


先週は 2 月上旬以来、わりとまともな練習ができました。

週間走行距離は 80 km くらいで、量の面では平均的。

質も戻すと、怪我がぶり返すと困るので、5’20’’ - 5’30’’/km くらいのジョギングペースです。

基本すべてジョギングで、さらに分割走にしています。インターバルは一切なし。ちょっとだけ流しも入れました。

今週から徐々に、分割を小さくして 1 回に走る距離を長くしたり、短い閾値走も入れていきたいところでございます。


月曜日: (800m + 60 sec walk) x 4 + (1200m + 60 sec walk) x 4 + 8 ST

火曜日: (1200m + 60 sec walk) x 6 + TRX

水曜日: (1600m + 60 sec walk) x 6 + 4 ST

木曜日: 休足日, TRX のみ

金曜日: (1800m + 60 sec walk) x 6 + 5 ST

土曜日: (1600m + 60 sec walk) x 10 + 5 ST

日曜日: (2000m + 60 sec walk) x 8

ST = 流し




赤い光 (赤外線 + 近赤外線) 照射は効果がありそう




先週から導入した Red Light Therapy Device (680 nm (赤い光) と 850 nm (不可視光) の赤外線、近赤外線を照射する機器)。

プラシーボ効果かと半信半疑で、藁をも掴む思いで使い始めた。

怪我をした左の足首と、去年からよく張っている右のハムストリングを中心にあてています。

大体 1 回に 30 分くらいを、1日に 1, 2 回の頻度。

あてた直後に実感できるのが、関節の可動域が増えて、可動がなめらかになる。

要は血行がよくなって、筋繊維の回復速度が上がる。

ちょっとこれは、今後練習をしていく上で手放せない道具になるかもしれません。


Bestqool Red Light Therapy
https://www.amazon.com/dp/B07ZCDDLDN?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1




3月の練習結果 | 回復促進の機材投入 (red light therapy device)


3 月は、走行距離 163 km と練習量がぐっと減ってしまい、質の面でもインターバルや LT ペース走などは無しで、すべてジョギングでした。

2 月からハーフマラソンに向けて、距離走を行っていきたかったのですが、なかなか 4 月のレースには間に合いそうもありません。

やはり怪我の治りが思ったよりも遅く、昨年の夏のように走れないほどではないけど、距離やスピードを上げるとなんだか違和感がでてくるといういやらしい傾向です。

一度だけ、ジョグ 5km + インターバル 1000m x 2 + ジョグ 5km + 流し という練習をして、翌日以降全く足に問題がなかったので、安心した。が、月末に 10 km を Eペースで走ったら、なんとなくまた変な感じになってきたので、また様子を見ながらジョギングをする羽目になりました。

ということで、(400m + 60 秒) ~ (1200 + 60 秒) x 5 セットといった分割ジョギングで走る、だけのメニューに逆戻り。とりあえず走れはするので、走ったという充実感は得られますが、練習に全くなりません。完走だけならできるかという状況。

ゴルフのラウンド後に、足が痛いということはなくて、一安心。
16 番ホールくらいから、体が硬くなってスィングがぶれている感触があるので、まだまだコア、補強運動の余地がありそうです。


怪我はしてしまいましたが、このおかげで理解できたことが少々
  • インターバルなど高強度の練習の翌日は、低強度でリカバリーをする。
  • リカバリーの日は、必ずゆっくり走ったり、補強運動をする。
  • 毎日、中強度を行うと、積もり積もって高強度になってしまう。
  • 練習の目的に応じて、設定速度を適切に変える。速く、長く走るだけがよいわけではない。
  • とくに 1, 2 月は、5 分/km で 10km ゆっくりジョギングしようとおもったら、ついつい 4'10'' ~ 4'20''/km くらいで 13-15 km になったりして、実はこれが積もり積もって体に負荷が蓄積していたかも。
  • インターバル走は、速さだけでなく、休憩の質も大事。必ずしも VO2Max 105 ~110% の速度で 1000m 走る必要がない。休憩を 60 秒ジョギングにしたり、なるべく短い繋ぎにした方が効果が期待できるかも。


Red Light Therapy Device を導入



赤外線 (IR) + 近赤外線 (NIR) の赤い光を当ててみることにした。
IR  は 660 nm の短い波長、可視光
NIR は 850 nm の長い波長、不可視光、こちらの方が皮膚の深層に届くらしい。

そもそも効果があるかどうかは、まだ不明だけども、要は血行をよくして筋組織の回復速度が速くなるらしい。

肌に当てて、スキンケアに使う用途もあるとか。
製品をリサーチしてたら、顔全面を覆うマスクタイプのものもあり。
むしろ怪我の治療目的より、美容、美の追求に振り切ったマーケティングが多かった。

まだ 1 日だけしか使ってないので効果や詳細はいずれまとめたいと思いますが、効果を期待しつつ、あまり期待しすぎてこけると嫌なので、赤い光を浴びるだけの宗教かもしれないという想定もしています。

まさに藁にもすがる思いとはこのこと。

怪我でハーフマラソン欠場だけは避けたい。2-3 月は期待通りの距離走の練習などは全く組めなかったが、とりあえず今からできる範囲で、持久力をつけたい。


千代田カントリークラブでプレー | 茨城県


千代田カントリークラブに行って参りました。

立派なクラブハウスが迎えてくれます。入り口から車留めの地点はAugusta Nationalを彷彿させるデザインでした。建物も白と緑を基調としています。パシフィックゴルフマネージメント株式会社が運営する GRAND PGM コースの一つ。


茨城県かすみがうら市上佐谷877-6
https://www.pacificgolf.co.jp/chiyoda/ 


アクセスは都内(東京駅)から車で70分程度。帰りは事故渋滞があり2時間弱要しました。電車だと神田駅からのつくばエクスプレスが便利みたい。

コースは、東、西、中コースの9ホールが3つある構成で合計27ホール。

全体に距離はなく、バックティー(tip)からでも6100〜6200ヤードくらい。極端な高低差もなく、表示距離通りに打っていけるホールが多い印象です。今日はAグリーンだったので余計に短かったのかもしれません。Bグリーンのほうが長くなりそうです。

高低差を考慮しなくて痛い目に遭ったのが、西コースの3番ホール Par-3. 白ティーから120-140ヤードくらい。グリーンからティーグラウンドを見返すと随分登っているのが後で良くわかる。

グリーンの速さは体感で9.5~10フィートくらい。速過ぎず遅過ぎずの良い転がり具合でした。

ドライバーが最適ではないpar-4も多く、グリーンは小さめで速く、僕は結構好きなコースでした。




プレー結果

  • 東コース: 39 1-1-0 1-1-0 (1)-0-0
  • 西コース: 42 0-1-1 1-0-(1) 1-2-1
  • 合計 81
  • バーディー2個
  • ダボ 1 個
  • GIR 2
  • scramble 6/16

全体的に想定よりとても良いです。普段とは違う段取り、環境を考慮してスコア的にはあまりよくないと予想していました。途中から考え方が変わり、欲を言えば 78, 79 くらいにまとめたかったけど、天気も同伴者も最高。良いラウンドでした。

最後 3 ホールで +4。その前の 15 ホールは +5。16~18 番はスコアを意識しすぎたかも。


フルショットの前の素振りを無しにして、クラブは7本でプレーすることで、前よりも確実に気楽にできるようになったと思います。

あと今日は距離を測るための Range Finder 計測器は持っていきませんでした。

フェアウェー上の距離マーカーと見た目で判断。

ほぼ困りません。



ただ….. 素ダボにしてしまった17番ホール(西コース8番 par-4)では欲しかったかも。

計算では、フェアウェーの距離マーカーが(front edgeまで) 90ヤード。

旗が中央にあり、プラス15ヤード。

上り分が、プラス 5ヤード。

向かい風で5ヤード追加、合計115ヤード。

かなりちゃんとPWで打つとちょうど良い距離。

15フィート手前にショートすると 100 点。

ボールはフェアウェイにあり、フライヤーはありえない。

目論み通り良い当たりをして、グリーンで一回はねたのが見えた。

ピン手前かなと思ったら、グリーンを飛び越して、ピンまで20ヤードほど。105ヤード打ったので良かったのか、無駄に当たりが良すぎたのか。

返しのチッピングがよらず、3 パットの素ダボ。このパターンは避けたかった。


15番ホール par-5では、割と狙った通りにグリーン外からパターのようにして打ったチップインのバーディが取れたこともあり、全体にグリーン周りの15-20ヤードのチッピングは調子良かったし残念。16-18番はスコアを意識し過ぎたかもしれません。




もう一つの課題: 柔らかいライからのSWフルショット


大体SWのフルショットは80ヤードくらい。

今日みたいに気温が高い条件では85くらいでも使う。

でも結局はやはりライ次第。

ウェッジのフルショットはまだまだ苦手意識があり、硬めのライ、ちょっと軽いラフに埋まっているくらいが一番打ち易い。

感覚と経験では、芝生が柔らかい場合は、目論み通りに飛ばないことが多く、SW(58°)の代わりにAW(54°)を使ったほうが良い。

今日はフェアウェイが普段なれているコースより柔らかく砂が多い感覚だった。したがってSWのフルショットは80ヤード飛ばない。

AW、GWは家に置いてきたので、SWで打った。

5, 9, 11, 13番ホールで、

「80ヤード、フェアウェーSWで打てる」シーンが4回あったのですが、ケースはいずれもショート。結果はショートしたボールをチップで寄せて1パットだったので、結果は2オン・1パットと変わらず。

だがグリーンに乗ってたら1打くらい良かったかもしれない。

この点は課題です。

むしろ SW の代わりに、AW をもっていって、バンカーも AW で打った方が都合がいいかも。