(画像はこちらから拝借: http://www.stanfordalumni.org/news/magazine/2005/janfeb/features/golf.html)
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最近のエントリーで述べたことと重複していると思われますが、短期的な目標 (mission) としては「現在よりも5ストローク縮める」ことです。どうせなら15くらい縮めたいものですが、それは不可能・無謀・非現実的な願望(妄想)であるため、5つくらいならできるかもしれません。3つでもいいです。
その為の方法 (strategy) としては、実はまだ固まっていないのですが、やっぱりショートゲームの練習、とりわけこのようなことかなと思われます (優先順位の順番で):
- 3フィートのパットをミスしない練習
- lag put (ロングパット) を3フィート以内に寄せて3パットを撲滅する練習
- グリーンのカラーからの比較的簡単なチップを3~4フィート以内に寄せる練習
- 20-50ヤード近辺から打つPWなどのショットを5~6フィート以内に寄せる練習
- SW, LWのフルショットを、シャンクをビビらずに、避けずに打てるようになる練習
- ドライバーをin-playにする練習
次の表は、記録が手元にあった実験結果をまとめたものです。データは今年6月以降に計測されました。左列から、1) コースレート, 2) スロープレート, 3) スコア, 4) ハンディキャップ・ディファレンシャル ([スコア - コースレート] x 113 / スロープレート), 5) パット数, 6) 100ヤード以内に要したストローク数, 7) 寄せワンでパーよりいいスコアになった確率 (scrambleともいう), 8) 3パットの回数, 9) ダブルボギーまたはそれより悪いホール数, 10) パーまたはそれより良いホール数, 11) ボギーをパーとしたときのスコアの増減、となります。
Course | Rate | Slope | Score | Diff. | GIRs | Putts | 100 -yds | U&D (%) | 3 Pt | DB+ | Par+ | Net +/- |
Stanford | 71.0 | 137 | 86 | 12.4 | 4 | 34 | 49 | 21% | 2 | 6 | 10 | -4 |
Monarch Bay | 72.2 | 122 | 81 | 8.2 | 4 | 29 | 45 | 36 | 2 | 2 | 10 | -8 |
Sunol (Palm) | 70.5 | 118 | 85 | 13.9 | 3 | 31 | 48 | 20 | 0 | 2 | 7 | -5 |
Sunol (Palm) | 70.5 | 118 | 88 | 16.8 | 4 | 28 | 48 | 21 | 1 | 8 | 10 | -2 |
Sunol (Cypress) | 67.8 | 114 | 87 | 19.0 | 8 | 38 | 56 | 0 | 3 | 3 | 6 | -3 |
Santa Clara | 70.2 | 116 | 85 | 14.4 | 3 | 32 | 48 | 27 | 2 | 3 | 8 | -5 |
Stanford | 69.2 | 131 | 85 | 13.6 | 6 | 36 | 53 | 17 | 2 | 2 | 6 | -4 |
AVG. | 70.2 | 122 | 85.3 | 14.0 | 4.6 | 32.6 | 49.6 (2.76) | 20.3 | 1.7 | 3.7 | 8.1 | -4.4 |
また、当面のstats的な目標は次のようです。
- 8 GIRs
- 32 パット
- 100ヤード以内は45打 (1ホールあたり2.50打) におさめる
- 3パット、ダブルボギーをしない
- ティーショットの飛距離は平均217ヤード (フェアウエーは6回くらい打つ)
なかでも最も重視しているのは「100ヤード以内を45打であがる」ことで、早急に達成したいです。
これには幾つかのアプローチが考えられます。
GIRsを4つ増やす
上記7つの実験結果での、平均GIRsは4.6です。以前に紹介したRiccio's Ruleに従って期待スコアを計算すると、[95 - 4.6 x 2 = 85.8] になります。これは面白い事に、実験結果の平均スコア85.3とかなり近い一致をしています。
GIRsが増えると、アプローチをする回数が1 GIRsにつき1回は減りますから、自然と100ヤード以内に打つ回数が減ります。また、グリーンのどこかにのったり、ピンの近くだったりすると、1パットであがれる可能性がなきにしもあらずなので、GIRsが4つ増えれば、100ヤード以内の打数が45に接近すると同時に、スコアも81前後またはそれ以下になる可能性がありと言えそうです。
GIRsを増やすには、練習もしかりですが、実際のコース上で正しいクラブ選択、ターゲットの選択、および心の平静をコントロールできることが必要とされるでしょう。正しいクラブ選択は、風やライの影響だけでなく、たまに「フルショットして、完璧なインパクトをしたときの飛距離」で選んでしまうことがあるという点に注意しなくてはいけません。150ヤードを7番アイアンで打てるといっても、それはクラブの芯に当たった場合に限られる、とするならどういたらよいか。芯にあたるのはハンディキャップによるでしょうが、10回のうち1,2回 (weekend golferの場合)がせいぜい。だったら、6番もしくは5番を賢く選んで、ミスのマージンを作らねばなりません。
グリーン周りの寄せを練習する
グリーンを8つ打てるようになろうとも、結局は1ラウンドで10回は寄せをする機会があります。現在は平均GIRsが4と5の間ですから、13-14回は寄せる必要があります。
そして、ふがいないことに、実際に寄せられてパー以上のスコアになっている、つまりScrambleの確率は全体の20%程。1ラウンドで平均3ホールにも満たないという結果です。
また、ショートゲームの練習ははロングゲームのそれにくらべて即効性が高い為に、非常に効果があり、急務であるといえましょう。
また、3パットについては、平均で2回弱。どれもがロングパットの距離感があわずに犯したミスです。
アプローチの練習については、特に難しいことは練習しなくていいと思うので、基本的なことを確実にできるようになりたいです。冒頭でも述べたように、
- グリーンのカラーからの比較的簡単なチップを3~4フィート以内に寄せる練習 (10-20ヤード圏内)
- 20-50ヤード近辺から打つPWなどのショットを5~6フィート以内に寄せる練習
- SW, LWのフルショットを、シャンクをビビらずに、避けずに打てるようになる練習 (50-70ヤード圏内)
まとめ
現在のゲームの弱点はショートゲームであり、ロングゲームでもあります(全部)。短期的に5ストローク縮めるには、GIRsを増やすように対策を施しつつ(=時間がかかるプロセス)、練習をする場合はショートゲームの、特に40~50ヤード以内のピッチやチップ、ロングパットを練習するとよさそうです。バンカーショット (sandy) は、まだ気にしません。これは、もうちょっと上のレベルになってから。
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