銀河史上最強のゴルファー




USGAのルールブックには、「Forceを使ってはいけない」というルールはありませんし、手を使ったわけではありませんから、一応ルール適合でしょうか...?










May the force be with you.

中部銀次郎 ゴルフの心

最近気になっていた本を読んでみました。



「技術でもなく、道具でもない」


「"本当は5番アイアンでティショットしたいんだけど、みんなが見てるからドライバで打とう"式の見栄もある」


「欲と見えを抑えたら楽になると思うんですけど、これが先行している人が結構多い。「日本アマ」に出てくるような人でもいます。グリーン周りからわざわざ、難しい打ち方なんかする。1打の差は順位にすると10人の差になるのがトーナメントゴルフなんです。そう考えていい。実力が拮抗しているから。とても冒険などできない。」


「もっとも安全な方法がもとも正確なショットをしやすい。パターで転がせたら、それがもっとも安全、そしてもっとも正確に打てる。それをわざわざ、ウェッジを開いて、格好よく寄せようとする。自分で自分を窮地に追い込むようなことをしてはスコアを乱す人が、あまりにも多すぎますね。」


「それから、さっきの人みたいに無断動き、無意味な所作をするのが習慣になっている人も多い。シンプル・イズ・ベスト、と言うじゃないですか。スィングはできなくても、頭のなかならできると思うんです。」


「単純明快にやる。余計なことを考えるから無駄な動きをしたり、無意味な所作が出てくる」
(いずれも本書より引用)


いろいろと反省させられる節々がありすぎまして、全ページ付箋、蛍光ペンのマーキングだらけです。



世界でこの1冊だけ選べ、と言われると中部銀次郎氏のこの本を選ぶかもしれません。

日本語で書かれているから、というわけではありませんし、Nicklaus, Els, Woods, Hogan, そしてWatsonのレッスン書も捨てがたいですが、「1冊だけ」と言われるとこれに勝る書は存在しないかも。

最新ギアの効果

かなりネガティブな内容ですみません。



ゴルフの道具というのは毎年、各社がしのぎを削ってR&Dを行い、セールス文句をくっつけて進化しているわけですが、個人的な経験の範囲ではそれに投資するかに値するかどうかは疑わしい。というか、どちらかというと否定的。


例えば、個人的に最も苦手&大嫌い (i.e. "I hate with passion."と言いたいくらい嫌い) なドライバー。物によっては、グリップした瞬間に幻滅、意欲減退および蕁麻疹が出そうになります。初めてまともに使い始めたTitleist 975J (中古購入)は2年くらい前に購入、シャフトを交換したりして使っています。不思議なことにキャリアベストのラウンド、かそれに近いスコアを出すときは975JとLynx 3-woodの組み合わせで起こっているという事実があります。なんでだろう。


逆に、ドライバーを抜いてプレーしたラウンドでは、やっぱスコアはよくならない。1ラウンドで2-3回、1回でもいいので、ドライバーは打っておいたほうがスコアはなぜかよくなる傾向があります (しかし14回使う必要はない模様)。
  • 2007年3月: Shoreline, 80 (クラブトーナメントデビュー戦で、9ホール連続パーまたはバーディという異常事態. 時間が取れないためクラブは退会.)
  • 2007年5月: Spring Valley, 81 (インデックス的にはそれ程でもありませぬ。。。)
  • (この間100-130辺りを迷走、シャンク病の症状悪化)
  • 2008年6月: Monarch Bay, 81 (シャンク病治療完了?)
  • 2008年?月: ???


何かの弾みで約1年くらいまえにCallaway X-460を格安で購入して、使い始めた当所は「飛距離が伸びた」感じがしていたのですが、そういう新車効果は時間とともに減衰し、975Jと変わらない、つまり「買った意味がない」道具になりさがってしまいました。どっちを使ってもスコアにさほど影響はないようです。自己嫌悪ですが、無駄遣いです。。おそらく、X-460のヘッドの形が気に入って手をだしてしまったのでしょう。しかしながら、当所が重視する「顔の良さ」では975Jに負ける。


さらに、昨年11月に「どうも3-woodが吹け上がるなー」というのが気になり、「これはクラブがLynx製で”へぼい”せいに違いない(LynxはGolfSmithが管理するブランド、比較的お手頃価格帯の道具が多い)」と決めつけて、これまた顔がよいTitleist 906F2を新品で買ってしまう。実際は、シャンク病悪化の前兆で「インパクトでロフトが加わっているために、打ち上げ角度が増していた」のが理由なのですが、またしても無駄遣いの模様。実際のところ、3-woodが新しくなったからといって、意味がない。これまた、この3-woodに変えてから「劇的に、$200の投資価値に見合う程のスコアの改善、ハンディキャップの減少が確認できたか、否か」と問うと、「全く変化」していません。どっちを使ってもスコアは同じようです。気分の問題かと。X-460を使っていたときに出た最高の結果は、Poppy Ridge (Zin+Mel, 青ティー)での85。 906F2を使ってたときは、公平な比較ではありませんが、100くらいかと。


この際ですから、GoodWillとかに寄付してしまうかいな。



ウッド以外の道具では、
  • パター (Cleveland, Designed By モデル L字型2種類)
  • パター (オデッセー、Rossie マレット型)
  • ハイブリッド (Cleveland Halo): 5-woodと7-woodを抜いて、19°ハイブリッド1本で簡素化。
は確実にスコアを改善していると思います。とくにハイブリッドとじっちゃんパターの存在は大きい。



Yet, the national handicap in the United States is the same as it was in 1972. And this is with better golf clubs, better golf balls and better conditioned golf courses.

Trust me – it’s a lot easier hitting a new Titleist Driver than it was a persimmon McGregor Driver from 1972!

What's Your PLAN On The Golf Course? (Thursday, June 07, 2007)
http://www.golfmadesimple.com/blog/2007/06/whats-your-plan-on-golf-course.html


最新ギアの効果って一体。。。




重ね重ね、かなりネガティブな内容ですみません。

現在のゲームの弱点は? (3): 6・7月の統計値の分析

独断と偏見の評価では、5月末に「禅ゴルフ (Zen Golf), Dr. Joe Parent著」を再読してから、およびアプローチのアイアンショットでフルショットせず3/4スィングをするようにしてからスコアに改善がみられるようになりました (11ラウンド中90以上叩いたのが1回)。実際のところはフルショットをしているかもしれませんが、意識の中では「Nice & Easy」に振るようにして、バックスィングは短めにして酷いミスの発生が減少しているようです。
(画像はこちらから拝借: http://www.stanfordalumni.org/news/magazine/2005/janfeb/features/golf.html)


関連エントリー


最近のエントリーで述べたことと重複していると思われますが、短期的な目標 (mission) としては「現在よりも5ストローク縮める」ことです。どうせなら15くらい縮めたいものですが、それは不可能・無謀・非現実的な願望(妄想)であるため、5つくらいならできるかもしれません。3つでもいいです。


その為の方法 (strategy) としては、実はまだ固まっていないのですが、やっぱりショートゲームの練習、とりわけこのようなことかなと思われます (優先順位の順番で):
  1. 3フィートのパットをミスしない練習
  2. lag put (ロングパット) を3フィート以内に寄せて3パットを撲滅する練習
  3. グリーンのカラーからの比較的簡単なチップを3~4フィート以内に寄せる練習
  4. 20-50ヤード近辺から打つPWなどのショットを5~6フィート以内に寄せる練習
  5. SW, LWのフルショットを、シャンクをビビらずに、避けずに打てるようになる練習
  6. ドライバーをin-playにする練習

次の表は、記録が手元にあった実験結果をまとめたものです。データは今年6月以降に計測されました。左列から、1) コースレート, 2) スロープレート, 3) スコア, 4) ハンディキャップ・ディファレンシャル ([スコア - コースレート] x 113 / スロープレート), 5) パット数, 6) 100ヤード以内に要したストローク数, 7) 寄せワンでパーよりいいスコアになった確率 (scrambleともいう), 8) 3パットの回数, 9) ダブルボギーまたはそれより悪いホール数, 10) パーまたはそれより良いホール数, 11) ボギーをパーとしたときのスコアの増減、となります。


Course
Rate
Slope
Score
Diff.
GIRs
Putts
100
-yds
U&D
(%)
3 Pt
DB+
Par+
Net
+/-
Stanford
71.0
137
86
12.4
4
34
49
21%
2
6
10
-4
Monarch Bay
72.2
122
81
8.2
4
29
45
36
2
2
10
-8
Sunol (Palm)
70.5
118
85
13.9
3
31
48
20
0
2
7
-5
Sunol (Palm)
70.5
118
88
16.8
4
28
48
21
1
8
10
-2
Sunol (Cypress)
67.8
114
87
19.0
8
38
56
0
3
3
6
-3
Santa Clara
70.2
116
85
14.4
3
32
48
27
2
3
8
-5
Stanford
69.2
131
85
13.6
6
36
53
17
2
2
6
-4
AVG.
70.2
122
85.3
14.0
4.6
32.6
49.6
(2.76)
20.3
1.7
3.7
8.1
-4.4

また、当面のstats的な目標は次のようです。
  • 8 GIRs
  • 32 パット
  • 100ヤード以内は45打 (1ホールあたり2.50打) におさめる
  • 3パット、ダブルボギーをしない
  • ティーショットの飛距離は平均217ヤード (フェアウエーは6回くらい打つ)

なかでも最も重視しているのは「100ヤード以内を45打であがる」ことで、早急に達成したいです。


これには幾つかのアプローチが考えられます。

GIRsを4つ増やす


上記7つの実験結果での、平均GIRsは4.6です。以前に紹介したRiccio's Ruleに従って期待スコアを計算すると、[95 - 4.6 x 2 = 85.8] になります。これは面白い事に、実験結果の平均スコア85.3とかなり近い一致をしています。


GIRsが増えると、アプローチをする回数が1 GIRsにつき1回は減りますから、自然と100ヤード以内に打つ回数が減ります。また、グリーンのどこかにのったり、ピンの近くだったりすると、1パットであがれる可能性がなきにしもあらずなので、GIRsが4つ増えれば、100ヤード以内の打数が45に接近すると同時に、スコアも81前後またはそれ以下になる可能性がありと言えそうです。


GIRsを増やすには、練習もしかりですが、実際のコース上で正しいクラブ選択、ターゲットの選択、および心の平静をコントロールできることが必要とされるでしょう。正しいクラブ選択は、風やライの影響だけでなく、たまに「フルショットして、完璧なインパクトをしたときの飛距離」で選んでしまうことがあるという点に注意しなくてはいけません。150ヤードを7番アイアンで打てるといっても、それはクラブの芯に当たった場合に限られる、とするならどういたらよいか。芯にあたるのはハンディキャップによるでしょうが、10回のうち1,2回 (weekend golferの場合)がせいぜい。だったら、6番もしくは5番を賢く選んで、ミスのマージンを作らねばなりません。



グリーン周りの寄せを練習する


グリーンを8つ打てるようになろうとも、結局は1ラウンドで10回は寄せをする機会があります。現在は平均GIRsが4と5の間ですから、13-14回は寄せる必要があります


そして、ふがいないことに、実際に寄せられてパー以上のスコアになっている、つまりScrambleの確率は全体の20%程。1ラウンドで平均3ホールにも満たないという結果です。


また、ショートゲームの練習ははロングゲームのそれにくらべて即効性が高い為に、非常に効果があり、急務であるといえましょう。


また、3パットについては、平均で2回弱。どれもがロングパットの距離感があわずに犯したミスです。


アプローチの練習については、特に難しいことは練習しなくていいと思うので、基本的なことを確実にできるようになりたいです。冒頭でも述べたように、
  1. グリーンのカラーからの比較的簡単なチップを3~4フィート以内に寄せる練習 (10-20ヤード圏内)
  2. 20-50ヤード近辺から打つPWなどのショットを5~6フィート以内に寄せる練習
  3. SW, LWのフルショットを、シャンクをビビらずに、避けずに打てるようになる練習 (50-70ヤード圏内)
が再現性よくできれば、ショートゲームは随分改善するのではないでしょうか。



まとめ 


現在のゲームの弱点はショートゲームであり、ロングゲームでもあります(全部)。短期的に5ストローク縮めるには、GIRsを増やすように対策を施しつつ(=時間がかかるプロセス)、練習をする場合はショートゲームの、特に40~50ヤード以内のピッチやチップ、ロングパットを練習するとよさそうです。バンカーショット (sandy) は、まだ気にしません。これは、もうちょっと上のレベルになってから。

Zach Johnsonから学ぶこと: Par-5のマネージメント & 飛距離の目安

Par-5の戦略

Zach JohnsonがMastersで優勝したのは1年以上も前のことですが、最近当所が購読し始めたThe Wedge Guyというブログに面白い記事がありました。




Zach Johsonは2007年にAugustaをプレーしたときに、Par-5では2オンは狙わずに3打目にSW, LWのフルショットができる距離をきっちり残すようにしました。そのお陰で、12あったpar-5のうち、11バーディ、ボギー無しの記録を作っています。


この記事の言わんとするのは、2打目で3-woodばかりつかうよりも、賢く計画的にレイアップをして、得意な距離を残すようにした方がスコアをしやすいということです。Eagleなどという派手さはないですが、ゴルフの目的が少ないスコアで回ることなら、見習いたいものです。


例えば、ピンまで残り250ヤード。ハイブリッドやウッドで200ヤード前後打って40-60ヤードの中途半端な距離を残すよりも、得意な100ヤードとか、120ヤードを残すようにマネージメントすると。もちろん、グリーン前にいやらしぃハザードが全くなかったり、寄せ易いセッティングになっていたら「飛ばせるだけ飛ばして距離を稼ぐ」方が結果的によいことがありますから、状況次第でしょうが。。


過去の関連エントリー:



アマチュアに必要な飛距離の目安?

The Wedge Guyからの引用です。

"So how is it that Zach Johnson, ranked 157th in driving distance for the year so far, who hits it all of 276.3 off the tee (that’s almost 25 yards out of the top ten !), was treated to a fitting of the famed jacket yesterday evening ?"

"For the week, he was 57th in the field of 73 in driving distance with an average of 265 yards. What’s interesting is that none of the top 16 finishers were in the top ten for the week in driving distance …"


Zach Johnsonはあまり飛距離の出る方ではないらしい。実際にWoodsを出し抜いて、Mastersに勝ったときに平均飛距離は270ヤード程度だったようです。アマチュアにとって270ヤードというのは、超大ですが、彼らはプレーしているコースの距離が全然違う。


Augusta Nationalの全長は2008年時点で7445ヤードです。一方でアマチュアがプレーする平均的な長さは白ティーで6200ヤードくらい、青ティーで6600ヤードくらいでしょうか。そうすると、ざっくり18ホールでは、
  • 白ティー: (7445 - 6200) /18 = 69.16 ヤード短い
  • 青ティー: (7445 - 6600) /18 = 46.94 ヤード短い
となり、更に言い換えると、Zach Johnsonのように回るには、
  • 白ティー: 276.3 - 69.16 = 207.14ヤード
  • 青ティー: 276.3 - 46.94 = 229.36ヤード
でよいという計算です。これはドライバーの飛距離はこれくらい合ったら十分、ということです。Par-3の長さはそのままスケーリングできないかもしれないので、実際は数ヤード長い必要があるかもしれませんし、PGAツアーでの平均飛距離は2ホールくらいの距離でしか測られないことがあるのでZachの276.3ヤードというのは短めの推定かもしれません。


が、これは彼らがどれくらい飛ばしているかを知るいい数字であり、実際に私達がプレーする立場にスケーリングしたときに、どれくらいの長さに相当するかを想像するよい指標になりうるかもしれません。


故に、当所おとくいの独断と偏見の結論では、飛距離が210-220ヤードも(平均で)出てくれれば、とりあえずショートゲームに磨きをかけた方が上達の為になる、ということでしょうか。


ここで「平均」とは、OB, 池ポチャ、チョロなどのあらゆるショットを含めての距離です。ナイスショットをしたときに、220ヤードでなくして、18ホールで14回ドライバーを使ったなら、14回の平均を考えないといけません。ですから、最大飛距離では、230-250ヤードくらい飛ぶ、ということになるのかいな? 飛ばないときは、190-210ヤードくらい?

現在のゲームの弱点は? (2) @ Sunol Valley, Cypress


午後はCypress Courseでプレーしました。こちらは各ホール毎に細かくみていかなくても、悪い部分はなにかわかってしまう。。。


Sunol Valley, Cypress Course (67.8/114)

Hole1 23456789OUT101112131415161718INTOTAL
Par
43
4
4
3
5
4
4
5
365
3
4
4
43
4
4
5
3672
Score
5
3
5
5
4
5
6
6
5
44
6
4
4
5
6
4
4
4
6
43
87
Putt2
2
2
1
2
2
2
3
2
18
2
2
2
2
23
2
2
3
20
38
+/- Boggy0
-1
0
0
0
-1
+1
+1
-1
-1
0
0
-1
0
+1
0
-1
-1
0
-2
-3
100yds
圏内
3
2
3
3
3
3
4
4
3
28
(3.11)
4
3
2
3
4
3
3
2
4
28
(3.11)
56
(3.11)
GIR
-
O
-
-
-
O
-
-
O
3
-
-
O
-
-
O
O
O
O
5
8
Up-n-down
X
-
X
X
X
-
X
X
-
0%
(0/6)
X
X
-
X
X
-
-
-
-
0%
(0/4)
0% (0/10)

何が悪いかというと、パッティングです。最近は30パット前後に収まる機会がグンと増え、3パットをしないラウンドが何回かあり、「じっちゃん・パター 1号 (メーカー不詳)」、「じっちゃん・パター2号 (Cleveland, Designed Byモデル)」の調子がよいこともあり、こんな数字は見た事がない。


かといってパットの責任にばかりはできないので、他のstatsも検証してみましょう。
  • GIRs = 8 (#2, #6, #9, #12, #15, #16, #17, #18)
  • Putts/GIRs = 2.22 (8回中、2回スリーパット)
  • 100ヤード以内のショット = 56 (パット = 38, アプローチ = 18)
  • 100ヤードより長いショット = 31
  • 寄せワン = 0%
  • 1パット = 1回. 3パット = 3回.
  • ペナルティー = 0
  • 3フィート以下のパットのミス = 3回 (#1, #10, #11), 多い

このコースは距離がないために、Par-4の2打目、Par-5の3打目に100ヤードも残らないホールが幾つかあったりするために、アプローチの数がわずかに多め。ですが、アプローチが寄らないために、パットがしんどくなったりするケースが多い。


やっぱ、アプローチの練習が必要だ。難しいことをする必要はないので、グリーンのエッジからの簡単なチップ、20-30ヤード程度の寄せとかかいな。


Up-and-downが0%であるのが酷い。寄っていない証拠ですな。



16番ホールは短いPar-4ですが、2番ハイブリッドでかなりよく飛び、グリーン手前まで進みました。キャリー+ランのはずですが、ドライバーより全然飛ぶ。しかーし、そこから寄らず入らず、結局4つ。寄せる練習しないと。

現在のゲームの弱点は? (1) @ Sunol Valley, Palm

Sunol Valley (http://www.sunolvalley.com/) で2ラウンド・トーナメントに参加してきました。午前はPalm Courseでskinsゲーム, 午後はCypress Courseでnet-strokeゲームです。

今回は何かと弱点を発見するよい機会となりました。仮説としては、

  • パット
  • 寄せ (特に40ヤード以内)
  • ティーショット
  • メンタル (非技術的要素)

だと思われます (=全部?)。これらを検証してみて、一体どの部分を練習すればスコアがよくなるかを考えてみます。


Sunol Valley, Palm Course (70.5/118)
Hole1 23456789OUT101112131415161718INTOTAL
Par
445
4
3
4
4
3
5
365
4
4
3
43
5
4
4
3672
Score
4
3
5
7
4
3
6
5
7
44
7
4
5
3
5
4
4
5
7
44
85
Putt1
1
1
2
2
1
1
2
2
13
1
2
1
1
1
2
1
2
3
14
28
+/- Boggy-1
-2
-1
+2
0
-2
+1
+1
+1
-1
+1
-1
0
-1
0
0
-2
0
+2
-1
-2
100yds
圏内
2
1
3
4
3
2
3
4
3
22
(2.44)
2
2
3
2
3
3
1
3
4
26
(2.89)
48
(2.67)
GIR
-
O
-
-
-
O
-
-
-
2
-
O
-
-
-
-
O
-
-
2
4
Up-n-down
X
X
-
X
O
O
-
X
X
28%
(2/7)
X
-
X
X
X
O
X
X
X
13%
(1/8)
20% (3/15)
Fairway
X
X
X
X
-
X
O
-
O
2/7
O
O
O
-
X
-
O
X
X
4/7
6/14
(43%)
  • 1番ホール: 基本的に自分の打球の球筋はフェード、ミスはスライスなので、ターゲットよりもかなり左を向いて構えます(特にティーショットで)。このホールは隣の10番ホールの方向を向いておりましたが、ドライバーで打った打球がややドローボールになり、フェアウェーを捉えました。10番ホールの。そこからコースに復帰させて、60ヤードをPWで2フィートに寄せてパー。

  • 2番ホール: 向かい風、昇りなので、ドライバーで左を向いて構えフェアウェー真ん中。5番アイアンで5フィートに寄せて、微妙に左から右に曲がるパットが運良く入って3つ。ここでまず3つのうち1つめのスキンを奪いました。

  • 3番ホール: 左側はハザードなのでフェアウエー左と真ん中の間を構えるものの、意図したラインよりもかなり右に打ち出す。3打目の寄せがこぼれるものの、5つ。

  • 4番ホール: ここはプラン通り5つで上がるPar-5です。が、ショートアイアンを2回失敗、グリーンのふちからも3打要するなど、びびりまくりでした。ショートアイアンおよびパットのミス。

  • 5番ホール: 30ヤードくらいの2打目を3フィートの真っすぐなラインにつけるものの、自分の意図したパッティング・ラインにコミットできず (=打つ直前になってラインをずらした) 4つ。結果的に最初に読んだラインが正しかった。パットのミス。3フィートのパットのミスはすばらしぃアプローチを台無しにしてしまう故に、最も練習しないといけない(かも)。

  • 6番ホール: 3-woodでフェードの球筋を利用して残り50ヤード。グリーンが左から右に急に傾斜するため、旗の左10ヤードくらいをめがけてPW。10フィートくらいのが入って3つ。ここでもスキンをとりました。

  • 7番ホール: 練習ラウンドではダフって140ヤードの3-woodと2番ハイブリッドで2つで届いていたので、本番では「当日の調子次第で、3-woodか2番ハイブリッドのティーショット+5番アイアンくらいで届くかも」と予定しておりました。なので、素直に3-woodで打てばよかったのですが、「skins」という言葉に目がくらみ、プランを100%無視してドライバーを振り回し左の森に消えてゆきました。このホールは完全にメンタルエラーです。

  • 8番ホール: 練習ラウンドの教訓を生かして、2番ハイブリッドを振ることにしましたが、「どれくらいの振り幅にするか」を曖昧にしたままショットに入ったため100ヤードくらいを打ち上げる羽目になりました。それでも、その後のアプローチおよびパットを2つともミスしています。特にPWのアプローチが悪かった

  • 9番ホール: ドライバーのティーショットはわりとマシに、追い風、打ち下しだったので、230-240くらいの距離を稼いだ模様。問題は2打目。打つ前の事前動作 (プリ・ショット・ルーティン) の最中に脇から話しかけられたので、対応していたらどうやらいつも通りのルーティンに従わなかった模様。打つ直前にも妙な違和感があった。故に、もう一度やり直すとよかったのだが、「とりあえず」打ってしまい、どダフりの結果になった。「とりあえずショット」は厳禁。スロープレーになってしまっても1打とりかえすしんどさを考えると、途中で邪魔や雑念が入った場合は、はじめからルーティンをやり直す図々しさも必要な模様。また、3打目もかなりとりあえず打ち、確率の低い選択をしていました。


前半を総括すると次のようになります。
  • パットのミス = 3つ (#4, #5, #8)
  • アプローチのミス = 1つ (#8)
  • フルショットのミス = 2つ (#4)
  • メンタルエラー = 3つ (#7, #9)
    (合計9個)


33%がメンタルエラー、44%がパットとアプローチ、22%がショットです。当研究所的に、独断と偏見の解釈をすると
  1. ドライビングレンジで (資金を消費して) 練習をしても2つしかスコアは縮まらない。
  2. 逆に、(無料で) パッティンググリーンやアプローチ用グリーンで練習すると4つくらい縮まる可能性があり、
  3. 練習場に行かなくても(=無料)、考え方を変えるだけで3つくらいスコアがよくなる可能性がある
と言えそうです。



次は後半です。
  • 10番ホール: ティーショットはドライバー。フェードまたはスライスをすることを予測、最悪真っすぐ飛ぶことを想定して、ホール左のOBの境界に向かって構えました。意図に反して直進、ややドローしてOB。打感、球筋は最高でしたが、全くの予定外。ミスを前提にプランすると、たまにとんでもなくいいボールが出てしまう。なんとかそこから5つでホールアウトして、ESC limit (equitable scoring control) でカットされることなく自力でダブルボギーに収まりました。ここはプランよりも、ドライバーを打つ技術のミスかな。

  • 11番ホール: ティーショットは予定通り200ヤード、残り110ヤード付近へ。強風が右から左へ吹いていたため、9番スリークォーター・ショットでなくして、8番で打つものの、15ヤードオーバー。微風状態と同じ選択で結果的に正しかった。4つ。

  • 12番ホール: ティーショットをどスライス+強風で隣のホールのフェアウェーセンターを綺麗に捉える。このホールはPar-5としてプレーするべきなので、なんとか5つに収まりました。強いて言うとドライバーのミスとアプローチのミス。

  • 13番ホール: 4番アイアンのティーショットを引っかけるミス。さらに次のアプローチをショートするミス。15フィートくらいの真っすぐなパットが入って3つ。

  • 14番ホール: 10番ホールと同じく、予定に反してドライバーが直進してしまい、木の真後ろへ飛んでしまう。どうやら、直進することがたまにあるため、ボールがイン・プレーにならない場所へ向かって構えるのは考え直したほうがよい模様。無難に5つ。こうなるとプランのミスかな。

  • 15番ホール: バンカーショットを大オーバー。パーパットが15フィートくらいの下り、右から左に曲がるライン。勿論沈むことなく4つ。このPar-3は4つで上出来。

  • 16番ホール: 10番、14番での学習を生かさず、左のOBへ向かって打つ。例によって直進するものの、今度は軽くフェードボールとなり、また斜面の傾斜のお陰でフェアウェー付近の浅いラフに飛ぶ。珍しく240ヤード程度は稼いだ模様。3打目のアプローチを練習ラウンドで学習した通り、2番手大きいクラブで打ち、また7フィート前後のパットが沈んで4つ。3つめのスキン獲得。3バーディなのに、合計88というのは頭悪すぎる。

  • 17番ホール: ティーショットを右にうつものの、残り175ヤードくらいを5番アイアンで打ち、グリーンの奥まで打つ程、大オーバー。そこから8番アイアンで転がすものの、寄らず入らずの5つ。距離の計測がまずく、8番でなく6番で転がすべきだった。このグリーンはSunol Valleyの中では大きめ(30ペースを超える)ので、普段プレーするコースのグリーンンの大きさの感覚であるべきだった。

  • 18番ホール: 10,14,16番ホールと同じく、左に構えた方向へ直進し、今度はCypress 9番ホールのフェアウェーへ。距離は、追い風と下りの影響でかなり出て、グリーン真ん中まで145ヤード前後。しかしながら、アライメントがかなりおかしく、構える方向が池を向いてしまい自滅。最後に「スキンがとれないからいいや」と3フィートのパットを適当に片手で転がすと、当然外してしまい、50ホールぶりくらいに3パット。これがなかったらか、「合計27パット+2ラウンド連続3パットなし」だったのに。完全にメンタルエラーによる自滅。

後半を総括すると次のようになります。
  • パットのミス = 1つ (#18)
  • アプローチのミス = 2つ (#13, #17)
  • フルショットのミス = 2つ (#10, #13)
  • メンタルエラー = 3つ (#14, #18)
    (合計8個)

37.5%がメンタルエラー、37.5%がパットとアプローチ、25%がショットです。同様に当研究所的に、独断と偏見の解釈をすると
  1. ドライビングレンジで( 練習をしても2つしかスコアは縮まらない。
  2. パッティンググリーンやアプローチ用グリーンで練習すると3つくらい縮まる可能性があり、
  3. 練習場に行かなくても、考え方を変えるだけで3つくらいスコアがよくなる可能性がある



全体のまとめ:

前後半をまとめますと次のようになります。

  1. ドライビングレンジで (資金を消費して) 練習をしてもせいぜい4つしかスコアは縮まらない。
  2. 逆に、(無料で) パッティンググリーンやアプローチ用グリーンで練習すると最大7つくらい縮まる可能性があり、
  3. 練習場に行かなくても(=無料)考え方を変えるだけで最大6つくらいスコアがよくなる可能性がある

この「4つ縮まる」とか「最大7つ縮まる」とかは、捕らぬ狸の皮算用的な観測も含まれますが、概ね納得のいく推定かなと思われます。言い換えると、短期的にスコアをよくしていくことを考えると、パット&グリーン周辺(40ヤード以内)のショットの練習をすることと、心理面の強化、コントロールをするだけで5~10打縮めていく可能性があり得るということです。


今回の28パットというのは、GIRsが極端に少ないという理由はあるのですが、まだまだ寄せの技術をよくしたり、無駄なパットを削ったりして縮められる要素があります。確かにショットの練習をして、飛距離を伸ばしたり、正確性を上げたりしてGIRsを増やすことは必要ですが、そちらはどうしても時間がかかります。そちらはぼちぼち取り組みつつ、メインはどうしてもショートゲームの補強にすべきかなと。


PGAプロフェッショナルの平均GIRsは12~13で、スコアは70前後になります。言い換えると5,6回グリーンを外しても、そこからしっかりとup-and-downができて、尚かつアンダーパーで回ることができるわけです。これがもし、100前後を打つくらいの寄せ技術だと、80を切るのも難しくなるのではないでしょうか。


現時点の課題としては、以前のエントリーで言及したように、距離も必要ですが、まだまだショートゲームのレベルが低いかなと思いまする。事実、この日のCypress Courseでの午後のラウンドは8 GIRsにも関わらず87、38パット、3パットを3回。パットのリズムが悪かったのはさておき、どうしてもグリーンを外したときの寄せ寄らなかったことに起因している気がします。


また、最後に、スキンズゲームといえども、普段のストロークプレーと戦略やプレースタイルは何ら変えない方がよいスコアがでるようです。事実、バーディが(たまたま)出てしまったホールでは、自分の弱点を隠しつつ、強みが出るようなプランを立てた一方で、ダボやトリを叩いたホールでは弱点や事前のプランを無視して、「unmakable shot」(ギャンブルショット)を連発して自滅していました。これは今日の教訓です。

やっぱりショートゲームが弱点? (その2) @ Sunol Valley, Palm Courseで練習

Sunol Valley, Palm Courseで練習しました。強いて苦し紛れに申しますと、去年は「なんとか、必死こいて」85だったのが、今回は「なんか全部出足りないな」と思い85だったので進歩があったと勝手に断定させていただきます...w

  • GIRsはあり得へん。前回は、いまよりも精度の低いショット力で6つは取れていた。
  • ダボ2個はあきらかに余計。実際のところダボがでるのは仕方がないが、今回の2つは出る必要のない場面で暴発した (クラブ選択ミス)
  • 特に後半のグリーン周りの寄せが、弱すぎる。寄せられなさをパットでカバーするのはしんどい。
  • 記念品のパターのお陰か、「じっちゃんパター」を超える存在になりうるのか、3パットがなかったのはすばらしぃ。


Sunol Valley, Palm Course (70.5/118)
Hole1 23456789OUT101112131415161718INTOTAL
Par
445
4
3
4
4
3
5
365
4
4
3
43
5
4
4
3672
Score
5
5
5
5
3
3
4
5
6
41
6
4
5
4
5
3
7
5
5
44
85
Putt2
2
2
1
1
0
2
2
2
14
2
2
2
2
21
2
2
2
17
31
+/- Boggy0
0
-1
0
-1
-2
-1
+1
0
-4
0
-1
0
0
0
-1
+1
0
0
-1
-5
100yds
圏内
2
3
3
2
2
1
2
4
3
22
(2.44)
3
2
2
3
3
2
5
3
3
26
(2.89)
48
(2.67)
GIR
-
-
O
-
-
-
O
-
-
2
-
O
-
-
-
-
-
-
-
1
3
Up-n-down
X
X
-
X
O
O
-
X
X
28%
(2/7)
X
-
X
X
X
O
X
X
X
13%
(1/8)
20% (3/15)
Fairway
X
X
X
X
-
X
O
-
O
2/7
O
O
O
-
X
-
O
X
X
4/7
6/14
(43%)

ホールによっては、意外と左右に散らしてもイン・プレーになることがよくわかったので (特に#9, #10, #17, #18)、できるだけビビらずにティーショットをしたいものです。


うーん、、やっぱGIRsがダメかな。。。? パット 31, Fairway hit 6だから、ガイドラインに従うとどうしてもGIRs..?


いや、それでも8番ホール以降は特に100ヤード圏内のゲームが粗い。

それでもやっぱり弱点はショートゲームかな?

最近のエントリーで、「ドライバーをもうちょっと上手く打てるようになって、ティーショットの飛距離を伸ばし、できるだけ多くのグリーンをうつ (GIRs増殖) ことが急務」と書いてきました。e.g.

しかしながら、それでも「楽に、お手軽にスコアを縮める」ことを考えるならば、まだまだロングゲームよりも、ショートゲームを中心に修行をした方がよいのかもしれません。


数学的に、スコアは幾つかの要素の関数で、、、



  • x1 = GIRs (Greens In Regulations)
  • x2 = パット
  • x3 = グリーン周りのショット(40-50ヤード以内の、ピッチ、チップ)
  • x4 = 飛距離

と表現できるとします。


そして、各変数のスコアに対するsensitivity (微分、敏感性)を評価すると、


のように、パット、グリーン周りのショットが、飛距離やGIRsよりも敏感なのかもしれません。これは適当に想像しているので厳密な計算をしているわけではないのですが、どーも飛距離がアップしたからといって、10打も一気に縮まることはなかなか難しい。が、パットとチップがよくなると10打近く、縮まる可能性は小さくはないでしょう。特にパット。



Monarch Bayでの81は100ヤード以内のショットの平均が1ホールあたり2.50打, 29パットとキャリア史上最高の数値でした。しかしながら、Back-9の出来映えはあれ以上はなかなか上手くいかないにしても、まだまだグリーン周り・グリーン上のパフォーマンスに関しても「つっこみどころが満載」だと思うのです。

  • 3番ホール: 特に長くもないパットを3パット
  • 4番ホール: 1.2mの緩やかなフックライン、チキンショート。どうせ外すなら「プロライン」から外したい。
  • 6番ホール: ピンまで40ヤードと計測したら、実際は55ヤード程残っており、ピッチおよびパットともに失敗。
  • 7番ホール: 同じく距離計測+クラブ選択を間違え15ヤードオーバー、加えて3パット
  • 9番ホール, 13番ホール: 70ヤードの寄せがオーバー、大ショート。
  • 15番ホール: チキンショート。
  • 18番ホール: 1.2mの打ち出し方向を間違える。

これら、8ホールで全てのミスが無くなることは不可能ですし、他にも「運良く、たまたま」入ったパットも多々ありますが、相殺を考慮しても、2-4つはよくなる可能性がなきにしもあらずです。


また、グリーンを外したときに、パー以上をとれた確率は14ホール中で5つ。35%。これをなんとか50%以上、7つか8つくらい拾えるようになれば、もっと落ち着いてグリーンを狙う余裕がでるかもしれません。



これをティーショットの飛距離を伸ばして、つまりドライバーの恐怖感、苦手意識を乗り越えて2-4つ縮めることと比較すると、


楽ちんなのは、やっぱショートゲームの練習



のようです。GIRsはスコアメイクに非常にsensitiveですが、そっちはぼちぼち・だらだらと鍛錬しつつ、やっぱ、どうしてもラクチンなものに人は流されてしまうようです。



さらに、ショートゲーム (40ヤード以内の) 練習は、



無料でできる
(ガソリン代は除外)



というメリットがあります。お手軽さよりも、「安さ炸裂」なオプションの方は死活問題です。当所としては、背に腹は変えられませんので、やはりこっちに重点がおかれる模様。。。

スコアを縮めるために即効性の高い15のテク

購読しているサイトでこんなのがありました。

Golfers: 15 proven tips for lowering your handicap
(当所好みの非技術的ポイントに重点をおいたよいtipsかと...)


明日からでもすぐにスコアが縮まりそうなアドバイスが満載です。



一つ意見すると、「自分よりも上手な人と一緒にプレーする」という点に関しては確かにそうかなと思わせられるのですが、個人的には「(ハンディキャップの高低に関係なく) 一緒にプレーさせていただいて、楽しく・のびのびとプレーできる人々とプレーする」が適当かなと。上手な人とプレーさせていただくと学習できる点は多いのですが、心の平静と余裕を18ホール維持できることも大事でしょう。


よいスコアが出たラウンドは、経験上、同伴者のお陰で気兼ねなく、ゆったりプレーできたことが大きな要因になっています。


逆に、(料金の安い、平日午後に必死こいて仕事を片付けてから) 出かけて行って「わけのわからん若いくせにカートに乗っている外人3人+自分、(彼奴らは)ビールで酔っぱらい、ジーンズにサンダル、すぐにクラブを投げる、超スロープレー、なんでもかんでも結果を考慮しないで"Good shot!"と言いまくる」なんかと一緒に回る羽目になった日は最悪です。。。逆境に耐える試練としてはいいかもしれませんがね。。。

結局、記念に頂戴したクラブは。。。

ドライバーを新調するつもりが、現在の技量ではどのドライバーでも大して変わらない(=上手に打てない)という結論に達したため、


結局パター


を頂戴することになりました。皆様いろいろとご迷惑をおかけしました。アドバイス等もありがとうございました。



肝心のドライバーはこれまで同様、Titleist 975JとCallway X-460を気分で入れ替えることになります。



ちょっとは固い思考を変えて、近代的なパターにするかな〜〜、と思っていましたが、なぜかまた外観と打感に一目惚れしまして、Cleveland GolfのDesigned By, 1904モデルにしました。










グリップも美しい。


ヘッドカバーもナイスです。



肝心のパフォーマンスといいますと、伝説の「じっちゃんパター」よりも、若干重めで「チキンショート」が起こりにくい感じがします。また、L字でありながら、少々ダフって打ったり、じっちゃんパターのように芯を数mm外しても割とよい当りがします。こっちの方が、より直進性に優れ、よいパットができるかもしれません。


ということで、じっちゃんはしばらく休暇です。



パターだけは不定期にローテーションされるのでまた先発するときが来るでしょう。
  1. ClevelandのDesigned By, また別なL字パター
  2. 今回の優勝記念のCleveland Designed By L字パター
  3. Odyssey, White Hot Rossie, 近代的なマレット型パター (ボールマークを直し易い)
  4. じっちゃん・パター (メーカー等不詳, 両面打ち可能)

次は、マレットパターくらいが出てくるかもしれません。




この手のクラシックなパターの重大な欠点は、



グリーン上のボールマークを直す



のに苦労する点です。アイアンのソールの方がまだ広いぞ、と。

引っ越しします

研究所?が引っ越しすることになりました。地域は相変わらずシリコンバレーですので、このウェブサイトのタイトルまでは変更しなくてすみそうです。


家賃の値上がりにともない、実地での「実験」回数がかなり減る事が予想されておりますが、コースにでなくても勉強は怠りません。精進して、ゴルフ道をまっとうに歩んでいきたいと思います。


これから、「シリ○○○レー・底値ゴルフ生活」でも始めるか...

(タイトルをパクってごめんなさい)


引っ越しの詳細はこちらをご覧ください

ウェブサイトの目次を更新しました

このウェブサイトの目次に相当する、サイトマップ、を更新しました。


今になって読み返すと、「ちょっとこれは今の考えとは違うな」と思う部分がいくつかありますが、シャンク矯正法になったスィングを改善する過程は一度綺麗に整理したいものです。


一点に限って気がついた点を申させていただきますと、今(2008年7月現在)のグリップは根本的に間違っていて、極端なウィークグリップをしています。


つまり、左手の甲が地面を向き、右手の手のひら(palm)も地面を向く。というよりも、左手の手のひらも地面を向き、名前もないかなりわけのわからないグリップをしています。基本中の基本がまだできておりません。これがドライバーでどスライスを誘発する原因かもしれませんので、これからは若干ストロンググリップで全てのクラブを握るようにしようかと思います。


左手の手のひら(palm)が地面を向き、右手は左手と向き合うように握るので、右手の甲も地面を向くようになるはずです。



今後の記事にご期待ください。

ドライバーがしっかり打てるスィングに改善 (したいです)

当所は、
  • ダブルボギーまたはそれ以上を打たないこと
を目標に研究しております。


その目標を達成するための作戦(ストラテジー)としては幾つかあるのですが、急いで改善したいのがティーショットの飛距離です。これは実際のところ、「急い で」改善できる代物ではありませんが、少なくとも「急いで」どうやったら上手く打てるか、なぜドライバーは100を切ったころから全く進化していないか、を理解したいところです。


スコアメイクには、技術もさることながら、心理面も鍛えねばなりません。が、ショットの調子が悪いと、 頭の回転もつられて冴えなくなります。両者は常によくバランスしてないといけません。ということで、短期の技術的目標としては、ドライバーを(前よりも)打てるよう になり、220-230ヤードの飛距離が稼げるようになりたいです。将来的には、もう20-30ヤードあればいいですが、今は220ヤードをちょっと超えるくらいが妥当かと。


一言でいうと、普通にドライバーが或る程度(曲がってもいいので)打てれば220ヤードくらい飛んでくれて幸せになれそうです。青ティーでも実は平均的に は230くらい打てれば80前後で回るには充分かと。それには勿論、他のstats, パット数が32以下になるとか必要ですが。


ここで注意しないといけないのは、過去に何度も陥った、特効薬のような「マジック」を探すということです。当所の考えとしては、ゴルフにマジックは存在せず、鍾乳石が数百年の月日を隔てて削られるかの如く、僅かな進歩の積み重ねが長い間 (年単位の時間) に大きな変化を齎すと考えます。特に、ドライバーを打つとかになると、私は明日から突然260ヤードを毎回超えるショットが打てるような秘訣、を探そうとしてしまいます。しかしながら、そんなのは実際存在しないのが現実。


コーチによると次のことが技術的に問題らしい:

I think if you can minimize the loop at the top of your backswing you will be in better position to delay your release. There will always be a loop (counterclockwise on the video) at the top/transition, but a smaller loop is better. Your counterclockwise loop is in the correct direction; clockwise is "wrong". I think you need to release early to get your club square from that far inside. If you can stay more on plane it will be easier.

切り返しの時点で、私の癖、球筋はフェード系、典型的なミスはスライスですが、どうやらこれは体と腕の運動が正常にシンクロしていないのが原因のようです。
  • 先に体(腰)が腕よりも速く回り過ぎるために、クラブのリリースが遅れると同時に、
  • 腰が腕に比べて速く動き過ぎると余計にクラブフェースが外から内に入り易くなります
それゆえに、ミスをするときはどスライスになりやすい。矯正方法としては、腕を体の右サイドに真っすぐ下ろすようにして、腕の振り下ろしを切り返しの始動にすると余計な反時計周りのループが少なくなり、インサイドからクラブが入りやすくなる模様。

あと、最近自分の背後から撮影したところ、ダウンスィングのスィングプレーンがかなりターゲットの左方向に傾いていてかなりアウトサイドインの動きをしていることが確認されました。逆に言えば、こうすれば、意図的にフェードやスライスを打つことができるわけですな。全てのクラブで同じ傾向が確認できるので、古典的な両足を引っ付けてハーフショットをする練習などで矯正したい候。



The Correct Expectations

Golf Made Simple (GMS)のblog/podcastで、"81を打つには?"などという記事がありました。以前から何回か引用しておりますが。。

How To Score An 81 On The Golf Course
http://www.golfmadesimple.com/blog/2007/07/how-to-score-81-on-golf-course.html


(引用) If you add up 6 fairways each round, an average of 217 yards or 148 yards off the tee, 6 greens in regulation and 32 putts – you should score an 81.
  • フェアウェーキープが、14回中6回 (フェアウェーよりも、イン・プレーになる確率が重要)
  • ティーショットの平均飛距離が217ヤード (6300ヤードと仮定)
  • Greens In Regulations が6個 (33%)
  • パット数は32
これが81を打つための指標だそうです。80を切るにはGIRsを8にするか、寄せて1パットを拾う確率を上げればよいようです。


このような理由から今の平均して190-200ヤードのティーショットをいきなり240近くまで伸ばすように試みるのは非現実的+妄想であるし、逆に自分のプレースタイルおよびプランを崩壊させかねません。


X-460をティーアップを普段よりも1/4インチ低めで打ってみましたが、概ね、予定通りフェード気味に曲がるもののイン・プレー、真ん中に当たってくれて真っすぐ飛ぶ回数が増えました。これでもHyper-Xよりも全然曲がらない。何故?


さらに、2000年頃に発売されていたTitleist 975J(10.5°)のヘッドに43.75インチのAldira NVS 65-Rのシャフトをつけたドライバーも同じく(練習場では) ピシッと真っすぐ飛びます。最新の技術革新の恩恵はいつになったら受けられることやら。。。

前回のエントリーでは、調子にのってHyper-Xがいいとか、宣っておりましたが、もっと初心者向けのものが合っているようです。背伸びし過ぎはよくありません。。




お手軽価格帯のボール

"Titleist DT Carry"($19.99)をOPMで買ってみました。パフォーマンスの違いを感じることができるかどうかは微妙ですが、パターなら分かるかな? 祖父には会ったことはありませんが、祖父のパターは偉大です。グリップが半年もしないうちにぼろぼろになってきたのでGolf Prideのものに交換しました。