この間のPalo Alto Muni. Golf Courseで、「一体74や76なんていう数字を出すにはどうすればいいのか?」という話題が出ました。全く想像がつかなかったのですが、以前考えた80を切るための基準を基に、妥当な期待値を推定してみました。(検討違いかもしれませんけど)
- GIRs = 9 個くらい (コースによっては10-11個)
- Scramble > 50% (9ホール中, 5ホールでセーブ)
- ダブルボギーの数 = 0 ~ 2個
1. 普段からGIRs 9個くらいは獲得しているのではないか?
- Par-5でまず3~4つ。Par-5はどれもレギューレション通りに乗せるのは難しくなく、ハンディキャップが5以下くらいになったら15番ホールのような460-480ヤードのホールは2打で届く可能性があると思われます。
- Par-3は220ヤード近くある14番ホール以外は乗せ易そう。なので、Par-3で2-3個。
- 5, 7, 10, 13番ホールは比較的短いPar-4なので、乗りそうです。その他の6つのPar-4でも乗ったり乗らなかったりするから、結局3~5個。
これらを合計すると、GIRsは8~12個が相場。間を取り、更に控えめに見積もって9個と想定します。ハンディキャップが0付近のスクラッチクラスだと12~15個という過程でもよいかもしれませんけど。。。
GIRs = 9 で、平均のパットが2.00とします。バーディや3パットの数で平均パット数は上下しますけど、とりあえず全部無難に2パットしたとします。
これで9ホールはイーブンです。
2. Scramble > 50%: 寄せとパット、セカンドショットの落としどころ
18ホール中9ホールでscrambleしてパーを奪う機会があります。
仮に9ホール中5ホールでセーブすると、前の仮定と併せて、最終的に4オーバー。Par-72のコースで76になります。もしダブルボギーが1,2個発生すると、77-79の範囲になるのでしょうか。
GIRsの基準を下げてみます。もし、4 GIRsだとすると、14ホールでscrambleしなくてはなりません。確率が50%で、ダブルボギーがないと7オーバー、79になります。実際問題、4 GIRsで80を切るのは相当難しいと推測されるのですが、それでもグリーンを外したホールで半分セーブできるくらい寄せとパットが上手ければ良いスコアがでそうですね。
逆にGIRsが12個、scramble=50%だとすると、3オーバーの75。更にこれにバーディなどが加わって調子がいいと72やアンダー・パーの世界に突入するのでしょうか。。。?
寄せるには、寄せ易い場所にセカンドショットを外すのも重要と思われます。例えば、ピンまで200ヤード。そこで200ヤードを打てるクラブを選択するのではなく、周りのハザードなどを考慮して、20-30ヤード手前の花道に刻んで寄せ易い場所を選ぶ、とか。逆に、気になるハザードがなければ、200ヤードを乗せてみるとか。
経験上、残り距離だけを考慮したクラブ選択をして失敗すると、寄せるのが難しく、グリーンのどこかに乗せるので精一杯、という状況に陥ることが少なくありません。上級者の方々は、距離のアドバンテージもさることながら、的確なコースマネージメント (プラン)とscrambleの技術が優れているのかもしれませんね。。。
(様々なご意見をお待ちしております)
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