ミスの犯人探し

先日のラウンドでミスショットがあまりにも気になったので、練習場でじっくりミスショットを検証することにしました。いつものパター、サンドウェッジに加えて、8番アイアンも持っていきました。


ミスショットといってもいろいろ種類があるのですが、全般にインパクトが悪く、飛距離が普段の3分の2程度で、ひどくダフったりします。クラブの握り方やセットアップは悪くないし、スィングの始動方向もまっすぐか、(フェードが好きなので)ややカット気味で問題無し。


それでも芯にあたりません。
よくよくみてみると、パターも芯にあたっていませんし、ボールのインパクトも重い。



試しに超ゆるゆるでグリップしてみると、「スカっ」と芯にあたるショットが打てます。全く不思議ですが、握る強さ (grip pressure) だけでショットが激変するのが実感できました。8番アイアンで100ヤードもとんでいなかったのが、冬場にもかかわらず125~130ヤードもキャリー。8番アイアンのロフトは41度あるのでけっこういい飛びしています。


どうやら無意識のうちに、全力でグリップをする癖がついてしまっていたみたいです。グリップは握り方、とくに左手の指の付け根 (knuckle) が何個見えるかばかり気にしていましたが、最も重要なグリップ•プレッシャーを忘れていました。


全体にグリップをゆるめにしつつ、左手小指はしっかり握るように注意すると、パターもオーバー気味でいい転がりをするようになりました。ウェッジもいい感じ。


グリップは基本中の基本なのですね。。。


::参考::



2010年はまじめにスコアを数えたラウンドは片手で数えられるほどで、80が切れたのは結局1回きりでした。ところが逆に、たびたびあったブランク期間のおかげで、自分なりのスィングの基準、つまり困ったときに体系的に素早く見直せるチェックリストが作成できたと思います。

例えば:
一見チェックする項目が多すぎるのでは?と思うかもしれませんが、基本的に

心構え > グリップ > ポスチャー > アライメント > スィングの始動

この順番でチェックし、これらにミスがなければ、さほどひどいショットはしないはずです。逆にどんなにすばらしくクラブを振ろうとしても、これらが狂っていると、わずか1,2秒で終わるスィング中に修正するのは不可能。すくなくとも、通信簿の体育で1,2を頻繁にとっていた自分には無理。。。

このあたりのチェックリストは、後で見直せるように(年が明けるまでに)まとめておこうと思っています。

Nike+がいい! (2)

以前紹介したNike+ (ナイキプラス)、いい感じです。使い始めて3ヶ月ほどですが、おかげで年末までに累計で250km走れそうな気配がでてきました。大学生だったころ(院でなくて)とくらべて、10%弱体重が増えてるんですが、タイムはそのころよりもよくなってて不気味。。。この間は、とある5km走の大会で年齢別で3位入賞(あと30秒縮めたら優勝だった...)、総合16位でした。


From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)


Nike+がいい!



Nike+は、iPhone, iPod Touchに内蔵された無料ソフトで、センサーさえ追加購入($19)すればすぐに始められます。iPod Nanoでも使えます。走ってきた記録が綺麗なグラフになっていくのもいいし、マイルストーンを達成するごとに(仮想の)トロフィーがもらえたり、コミュニティに参加したりと、FacebookやTwitter以上に"Sticky"なサービス。



来年春くらいにドライバーの飛距離がのびてくれれば、と思っています。

サンドウェッジ

グリーン中心から50ヤード圏内の範囲からの寄せ(アプローチ)は、サンドウェッジの一辺倒にしてみています。以前は、6番、8番アイアン、PW, SWなどを混合していましたが、日によって結果にむらができやすく、何よりもクラブ選択の「迷い」が生じます。例えば、

「ピンまで40ヤード。SWで高くあげていくか、8番アイアンで低く打って安全に転がし気味にする」

とか。スコアメイクする上で「迷い」は、ショットにしっかりコミットできませんからよくない。


今年は十分に練習する時間もないので、できるだけゴルフをシンプルにすべく、グリーン周りはほぼサンドウェッジのみで打つように変えました。ロフトは56度のものを寝かせて57度ありますが、セットアップを変えるだけで自然に低い軌道や高い軌道になるので、意外と重宝、サンドウェッジは魔法のクラブですね。


(ゴルフの) 近況といえば、ラウンドする時間をとる代わりに数時間パターとサンドウェッジの練習ばかりしています。40ヤード圏内のサンドウェッジの精度は以前よりもよくなり、苦手意識も薄れてきました。しかし、以前は15, 20フィート目標から外れるのが、現在6~9フィート前後に改善しているとしても、優しいまっすぐなパットが残らないと結局はセーブにならないので、スコア改善に大きく反映させるにはまだまだのようです。(最終目標は3フィートに寄せること。)


短いスィングのショットをしっかり練習して、この際フルスィングのレベルも大きく向上できないかな?と目論んでます。結局フルショットは、チップショットやピッチショットなどの「短いスィングのショット」が正しく打てないと効率よく打てないわけで、きっちり基礎の基礎からたたき直したいと思っています。


今使っているサンドウェッジ (Cleveland CG11) は4,5年使っているので、溝などがかなり痛み、ホーゼルにはシャンクの傷が無数についています。そろそろ新しい物にするか、60度または、それよりもロフトの大きいウェッジを足すかいろいろ悩んでます。近距離や"not much area to work with"なアプローチでも、目標までショートすることがまだまだ多いので、いわゆるロブウェッジは無用、選択の迷いが生じてしまうだけかなと思ったり。。。



こんな調子でひさしぶりに、ロングアイアンやドライバーを振るとあたらないですねーーー。

危うく空振りしそうです。。。。。


2011年は雨期が終わったら、ちょっとまじめにラウンドもしようと思います。

待望のパター: その2

先日手に入れた待望のパターをようやく実戦投入できました。コースは学生時代からお世話になっているStanford University Golf Course。相手に不足はありません。



1番ホールは480ヤードほどの短いPar-5。ハイブリッドを2回うって、アプローチをサンドウェッジで8フィートほどにつけ、このパターで見事に1回で沈められました。この新パターのおかげで文句なしのバーディ•スタートです。





。。。。とよかったのはここまでで、アイアンショットを中心にボールを上手く打てず、90回は超えて終わっちゃいました。80前半出てもいい感じだったのですが、11月の練習量からすれば当然の結果。

ロングパットも、パターの芯によくあたるためか、オーバー気味。(3パットも何回かありました。)

フィーリングはものすごくよいので、しばらくこのパターを打ち込んでやれば初めての「エースパター」を手に入れたことになるかもしれません。



やっぱり走り込むと自然と飛距離だけは伸びる感じがします。先週から体の芯を鍛えるべく、仕事の合間に↓のYouTubeビデオをみながら腹筋をやってみています。


Masters 2001 Tournament Highlight

標題のものをNetflixでレンタルしてみました。2001年に開催されたMastersのハイライトDVDです。

僕がリアルタイムでMastersを観るようになったのは、Tigerが3度目のグリーンジャケットを獲得したころなので、新鮮な感じがします。ハイライトに加えて、インタビューや、Byron Nelson, Sam Sneadによるパフォーマンスも収録。




ちょうどYouTubeに18番ホールの映像がありました。ちょうどTigerがGrand Slamを達成した瞬間が記録されています。最終ホールの飛距離はアップヒルなのに、327ヤード。アプローチはたったの78ヤードとは圧巻です。

Secrets of the Short Game - Phil Mickelson (書籍版)

先週 (Netflixで借りて) じっくり観たDVD, Phil Mickelsonの"Secrets of the Short Game"。あまりに気に入ったので書籍を購入しました。






この冬はショートゲームに重点をおき、「50ヤード圏内を2打であがる」ことを目標に練習してみようと思います。

待望のパター

From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)


待望のパターが到着しました。パーシモンの艶と真鍮の色合いがいい感じ。


時間がなくて眺めるだけにとどまっていますが、とりあえず練習場でじっくり打ってみてレビューしてみます。


スペック
  • 長さ: 32インチ
  • ライ角: 70°?
  • ロフト: 4°?
  • 総重量: 500g


Louisville Golfの製品はこちらのオンラインショップからご覧になれます
(一度カタログを取り寄せてからクーポンコードをゲットすると、送料が無料!)






Secrets of the Short Game - Phil Mickelson

フィル•ミケルソン (Phil Mickelson) 著のショートゲームのレッスンDVDです。出版されて日が経ちましたが、ようやく見ることができました。



タイトルの通り、ショートゲームに特化した内容で、ショートゲームの秘密というよりも"Secrets of the Greatest Golfers of All Time" (ゴルフ史上の偉大なプレーヤーの秘密) が凝縮されています。


スコアの基礎目標となるのは:
  • 3フィートのパットを確実に決める (3フィートは1ヤード、約90cm)
  • チップやピッチショットを、カップから3フィート圏内に寄せる

その目標を達するために、どう打ったらよいか、を平易な言葉と映像効果で解説してあります。内容も体系的にまとまっているので、一見違うショットと思われがちなパット、チップ、ピッチのつながりもわかりやすいです。


個人的に、レッスンビデオの類いは(YouTubeの短いクリップ以外は)観ることはないのですが、このDVDはおすすめです。DVD版の他に書籍版もあるようですね。



パーシモンのクラブ

チタニュウム (titanium) などのメタル製クラブが主流な中、パーシモンクラブにこだわって製作する職人的なメーカーがあります。

Louisville Golf Club Company

アメリカ、ケンタッキー州、Louisvilleという街にある会社なのですが、カタログをみているとなかなかいい顔をしたクラブばかりが並んでいます。名器とされるTitleist 975Dなんかよりも全然いい。一瞬、パーシモンのドライバーを試してみようかと思ったくらいです。ヘッドはパーシモンで、シャフトは大手メーカーの最新型のグラファイトシャフトをつけられます。



ドライバーは勇気がいるので断念しましたが、パターなら使える!、ってことで、パーシモン製のブレード型パターもコレクションに加えてみることにしました。以前メインにつかっていた祖父のパターと似ていることもあり、多分使えそう。


センターシャフト、本体がパーシモン、フェースが真鍮です。長さを32インチにして注文してみました。どんなパターか到着が楽しみです。



このLouisville Golfでは、さらにクラシックなスタイルを追求する人々のために「ヒッコリーシャフト」のクラブまで製作しています。シャフトがスチールでもグラファイトでもなく、木製。

さらにアメリカでは毎年「US Hickoly Open」(全米"ヒッコリー"オープン) という大会まであり、奥深い世界が広がっています。

US Hickoly Openの公式サイト



Louisville Golfのサイトによると、Tiger Woodsが2004年のシーズンオフ中に、練習用にパーシモンドライバーを注文したそうです。2005年に彼の成績がよくなり、世界ランク1位を奪還できたのは、その辺りに秘密があったのかもしれませんね。


12月のラウンドには投入できるかな?




☆おまけ☆

パーシモンクラブの製作行程の動画です。こんなの見ると、欲しくなります。もし買うなら、今使っているドライバー、3番ウッド、2番ハイブリッドの代わりに、ドライバーと4番ウッドか。。。





1986年のMasters最終日のSeve。13番Par-5で300ヤード飛ばしてます。パーシモン時代の選手の技術力は相当なものだったのかもしれませんね。

Half Moon Bay Old Course



久々にHalf Moon Bayにでかけました。前日夜中に日の出にスタートできる時間をとったのでかなり飛び入りの参加です。 最近は日の出が遅く7時でも薄暗いのですが、なんと前の組がそろっていないとのことので、1番組でスタート!


前に組がいないので、ペースを気にせず飛ばしてプレーしていると、8ホール終わって1時間しかたっていません。ついに見回りの人に「コース整備が追いつかないから、もうちょっとゆっくりプレーしてくれないだろうか。。。?」と言われてしまいました。後半はゆっくり進めて、それでも3時間を切るペースで終了!もうちょっと満喫してもよかったくらいですが、おかげで半日分特した気分です。


肝心のゲーム内容は:
  • 44+44 = 88 (青ティー、73.4/131 なのでインデックスが12.6)
  • 1 GIR
  • 17ホール中5セーブ
  • 29パット (3パットなし)
  • ダボ4個、パー6個、ボギー8個
GIRが少ないのは反省点ですが、前回シャンク病末期症状のときにプレーしたときの120よりは進展がありました!それにしても、このコースは2打目のアプローチが難しいですね。。。今のレベルでは85が切れれば金星といった感じですが、72なんてで回れるにはどうすればいいものやら。


Old Courseはどのホールも豊かな特徴があり、一筋縄ではいかない戦略性もあり楽しいですね。







ボールを冬用?に変更

1年くらいPro V1を使用してきましたが、冬が近くなって気温が下がってきたため夏ほど距離がでないことを考慮して、Pro V1よりもディスタンス系ボールに近いとされるPro V1xにチェンジしてみました。





パターの打音が練習グリーンでは気になったのですが、いざプレーしてみるとPro V1と違いがわからないですね。。。。。ティーショットの飛距離がちょっと伸びたかなー、と感じました。アプローチは相変わらず、目標よりも短めに止まります。Pro V1よりも若干スピンのかかりが少ないか、、、という感じですね。


まだまだ両者の違いがはっきりわからないレベルなようです。。。。



スィングチェック備忘録: パッティング編

最近のラウンド (Shoreline, Callippe Preserve) で、2~4フィートのスコアメイクに最も重要なショットが成功していません。「あのパットが(全部)入っていれば、80切ってもおかしくない」感じなので、この短いパットを外しているのは本当にもったえない。


以前スィングをチェックする項目を作ってみましたが、
今度は、特に短いパッティングがおかしいので、ちょっと練習しながらチェックリストを作成。


1. 構え方

グリップは強すぎず、弱すぎずインパクトが緩まない程度にしっかり握る(定量的な表現ができないのが残念)。ハンドファースト、ハンドダウンになりすぎないように、パターのフェースが正対するように注意。


2. ボールの位置

スタンスの中心より数cm前、左目の真下くらいがベスト(っぽい)。 


3. 狙い (ターゲット)

パットの狙い (ターゲット) は、穴のどこからボールが入るか (effective center) の検討をつけて、そこから逆方向にボールまで転がるラインをイメージしてまっすぐに打つようにしています。 短いパットを特に左にひっかけるように外すことが多いのですが、打ち方自体の問題の他に、「穴のどこからボールが入るか」の場所を正解よりも左にイメージしすぎて、狙いが外れることがあるようです。





4. パターのリリース

10~15フィートあるほどよく長いパットは気持ちよく打てるのに、2~4フィートの短い微妙なパットはインパクトが緩んで上手くうてていません。どうやら、距離を調整するために、無意識にボールを打ったあとにパターの動きを無理に止めようとしているみたい。そうすると、インパクト前からパターが減速、インパクトもぶれておかしくなってるようです。短いパットでも、小さいバックスィングからしっかりパターをリリースすると、距離+方向がよいパットになりました。

Callippe Preserve GCに再挑戦

From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)


3年ぶりにCallippe PreserveというPleasanton(San Jose近辺から車で40分)にあるコースへ再挑戦してきました。以前何かのイベントでプレーしたことがあったのですが、100も切れないメタメタな内容だったのと、ちょっと遠いってことで、なかなか機会がありませんでした。今回は休みをとって気合いを入れて、再挑戦。


1メートルのパットに何度も泣かされましたが、5 GIRs、13ホール中6セーブ、30パットの82であがれました。相変わらずback-9、特に最終18ホールには苦労しましたが、以前よりも比較的ラクにラウンドできた気がします。
  • 基本フェード / スライス球を打つ (ドローボールは、自分には合ってない)
  • グリーン周りの寄せは、57度のサンドウェッジだけ使う
  • 180ヤード前後の残り距離でも、ミスしどころを考えて、積極的にロングアイアンを打つ
といったシンプルなゲームプランにしてから、(パッティング以外は)よくなりました。



Callippeは、コースの状態、景色もよく、レイアウトも面白くて、(苦手な) ドライバーを打たなくてよいホールが多いので、意外と相性は悪くないのかもしれません。平日にもかかわらず、混んでいる人気のコースのようなので、平日早朝スタートにも関わらず5時間ラウンドになりましたが、また足を運ぼうと思います。





ひさびさラウンド @Shoreline Golf Links

夏休みにプレーして以来、久々にラウンドしてきました。Shoreline Golf Linksにいったのですが、コースがあまり混んでいなかったので、練習もかねて青ティーからプレー。パッティング以外は調子がよくて89で終わりました。



2ヶ月以上ラウンドしていなかったので、青ティーからプレーするのは無謀かなと思ってました。が、最近Nike+ (ナイキ•プラス) を使って走り込んでいるためか、飛距離はよく出ていて、苦手な1番ホール550ヤードも難なく3つ (2打ではどうやっても不可能...) で届き、いい感じ。サンドウェッジの練習の効果もあり、グリーンを外したホールではいい感じでピンによせられていたのですが、肝心のパットまでは成功しませんでした。そこまで甘くはないですねぇ。ちょっとこれからはマメに月1くらいでラウンドできるように時間をつくってこうと思ってます。


Shorelineは、フェアウェーが広く、グリーンはさほど速くない一見平易なコースですが、いいスコアを出すには、飛距離がある程度でて、アプローチとパット、ちょっとの戦略性がないと意外と大たたきしやすいバランスのとれたよいコースだと思います。Par-3は、池を必ず超えなくてはならなかったり、Par-5は飛距離の出る人なら2オンを狙っていける醍醐味があったりと。グリーンがもうちょっと堅くて高速だったら、文句無し。



そういえば、12番ホールはフェアウェーのバンカー付近を大工事中でした。どんな風にかわるのか楽しみですね。











"It went in?"

先日のライダーカップ、最終日シングルマッチでの第12番ホール。
133ヤードから直接カップに入れて、見事イーグル。



Woods選手にとって2010年は失われた1年な感がありましたが、来年はぜひ躍進してほしいですねぇ。

明日からRyder Cup 2010

明日からいよいよRyder Cupが始まります。

オンラインやiPhoneアプリなどでも中継が見えるようですね。


太平洋時間では、10月1日の深夜から (今から約2時間後)、日本時間では午後4時頃から見えるようです。

リンクはこちらです:

ロフト角の調整

アイアンのロフト角が気になったので曲げて調整していただきました。

特に気になっていたのがPW。

個人的にSWとの中間にあたるGWは入れたくないので、PWを50°にして、気持ちよく100ヤード打っていけるクラブにするのが本目的。それにあわせて、他の番手もロフトを基本4度刻みになるように寝かせてあります。3番アイアン以外は、普通に打てるロフトと長さになりました。

1970~80年代のアイアンのロフトになったかも。


番手
長さ (インチ)
ロフト角 (度)
ライ角 (度)
総重量 (g)
3I
38.75
21.5 → 22
60.75
413.5

4I
38.125
25 → 26
61
418.0

5I
37.75
29 → 30
62
427.5

6I
37.25
32.5 → 33
62
432.5

7I
36.75
36 → 37
62.5
442.0

8I
36.375
40 → 41
62
449.5

9I
35.75
44 → 45
63
457.0

PW
35.375
48.5 → 50
64
463.5







近頃のゴルフ (近況)

近頃めっきり更新頻度が下がっていてもうしわけないです。今年は平均して、プレーする回数はついに月1以下になっていますが、いつか時間ができたときにびしばしハンディキャップを下げられるように、地味な練習に励んでいます。


40ヤード圏内は、5ヤード刻みくらいでうちわけて、手堅い寄せワンのゴルフができるように、練習場へ到着したら、サンドウェッジとパター、Pro V1を4ダース、光学式計測器を持ってひたすらグリーン周りで打ちこんでいます。1本のクラブで距離感と球筋をコントロールするほうが、平均的に寄る結果はいいかもしれません (いろいろなクラブを使うよりも)。以前は極力さけていた、サンドウェッジのショットの苦手意識がけっこうなくなってきました。


ロングゲームに関しては、アイアンをわずかに打つくらいです。週に数回(正しい歩き方で)歩いたり、走ったり、ジムに通ったりして、飛距離を出せるようにしています。昨年ちょこっとトレーニングしたときに、驚くほどの効果が出たので、今度は三日坊主にせず継続できればと。。。


という感じで練習して、いいスコアを期待してたまにコースへ向かうのですが、、、途中数ホールでプレーに飽きてしまい、爽やかな早朝の空気を吸っておしまい、になってしまうのがパターンになってしまいました。


しばらくこんな状態が続きそうですが、「40ヤード圏内は2打であがる」ことと、「ティーショットでぶっ飛ばして、GIRsを稼ぐ」ことを目標にがんばろうと思います。



Nike+がいい!

最近は走ったり、歩いたりしてるときに「Nike+」(ナイキ•プラス) を使っています。

http://www.apple.com/ipod/nike/

専用のセンサーを靴にとりつけ、iPodやiPhoneのアプリ (無料、購入時にインストールされている) を起動して使うだけ。あとは運動するだけで、全自動で走った距離の計測、ペースの管理、消費カロリーの計算(推定)、をアプリとセンサーが行ってくれます。運動後は、iPhone/iPodをPCにつないでSyncすれば、自動的にNike+のサーバーにデータが送られて整理してくれます。

自分でデータを打ち込んだりするなどの面倒な手間が一切なく、ボタンを数回押すだけで、すべてが完了するというすぐれもの。


Nike+のホームページでは、自分で目標(消費カロリー、距離、回数)を設定したり、全世界のユーザーとタイムを競ったり、などリピーターになれる要素(つまり、3日坊主にならない)しかけが満載で楽しいです。




Nike+のセンサーは、Apple Storeなどで$20程度で購入できます。専用のアプリは、iPhone, iPod Touchにプリインストール済みなので購入の必要はありません。iPod nanoをお持ちの場合は、追加のアダプター(センサーとセットで$30?) をとりつければ利用できます。最近は、Nike+ GPSというアプリ($1.99)もあり、こちらはセンサー無しで使えるようです。


最近運動不足なので、Nike+で飛距離と安定性をアップさせようと思います。


アドレスに(また)問題あり

今シーズンはプレーや練習に数週間のブランクがでることが多く、うまくなったり、下手になったり、平均すると上達していないのですが、そのおかげか「巧くボールが打てないときに、原因を的確に検証する方法」が改善されたかもしれません。


7月は比較的よく練習していたので、成績がよかったのですが、その後クラブを1ヶ月触らないと一気に後退。。。ボールがまともにクラブにあたりません。正しく構えているつもりでも、期間があくと感覚がすぐに退化してしまうんですね。。。


備忘録: 何かがおかしいときのスィングチェックリスト」で割と機械的にミスの検証をできるようにメモしましたが、「ボールの置く位置」と「スィングの始動方向」が得におかしくなるようです。



この備忘録のおかげで、今回は3日くらいでなおってきました。前回は3ヶ月くらいは問題の検証に悩んだのでリカバリーとしてはいい感じ。


ジャック・ニクラウスによれば、「アドレスの正否が、ショットの正否の9割を左右する」といいます。ショットの練習の9割は、アドレスの検証に当てるべきなのかもしれません。



最新のアイアン

近頃のクラブ、特にアイアンは最新テクノロジーのおかげでとても「飛ぶ」ようになっているようです。スペック的にも間違いなく飛ぶのですが、果たしてスコアを縮めるのに貢献しているかは ??? 。。。


この本や、
完璧ゴルフクラブの選び方(The Search for the Perfect Golf Club)」によると、アイアンは特に「ロフト消滅病」にかかっているらしいです。


上の文献からの引用と、一番右端に大手メーカーの最新アイアンからのスペックをならべてみました。左列は、アイアンの番手。上段は、80年代 ('80)、90年代 ('90)、97年以降、2010年。

From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)

以前よりも飛ぶアイアンをつくるのに最も簡単なのは、ロフト角を立てて、ストロングロフトにしてしまうこと。あと、シャフト長さの延長。


各ゴルフメーカーがこぞって「飛ぶアイアン」という宣伝文句を正統化するため、30年くらい前のモデルよりは軽く2番手はロフトが立っています。以前は3番アイアンが打つのが難しい、といわれていたのが、すでに5, 6番アイアンが一般アマチュアにとって打つのが難しいクラブになりつつあります。


この最新の7番アイアン (ロフト31度)なら、普通に150~165ヤード前後の範囲を打つクラブにできそうです。(自分の5番アイアンのロフトと長さがほぼ同じだから)


しかし、ロフト30度以下の範囲で、2.5 ~ 3度刻みでクラブをそろえても、「飛ぶ」クラブばかりで、肝心のターゲットを正確に狙うクラブは5度刻み。。。ゴルフって「正確にターゲットに少ない打数であがってなんぼ」のゲームなはずなので、なんでこんな設計にしてしまうのか摩訶不思議。やはり売上を伸ばすには仕方ないのか。


5番アイアンが難しくなり、PWとSWのギャップがさらに広がると、ますますハイブリッドクラブや、ギャップウェッジの売上も伸びそうです。20年もしたら、アイアンなんてなくなってしまうのかもしれませんね。


テクノロジーの進化はすばらしいのですが、「ゴルフのスコア」にとってはあまり恩恵がない気がします。



上達するには練習あるのみ?



80を切るための5箇条

最新版の指標をこちらにまとめました ↓
(2017年12月追記)


- - - - -

80を切るための、自分なりの指針をつくってみました。


1. パットと寄せ

80を切るには、驚くような飛距離やプロがうち放つようなキレのよいアイアンショットよりも、地味な小技が必要不可欠。ボールが飛ばなくても80は切れますが、特にグリーン周り約30ヤード圏内のショートゲームが冴えていなくてはなりません。

ショートゲームがしっかりしていれば、ダブルボギーを回避できる確率が相当あがります。ボギーを打つのは全然okですし、「ナイス•ボギー」セー ブと言うべきホールもたくさんあります。しかし、ダブルボギーをバーディー等で挽回するのはこのレベルでは無理なので、なんとかショートゲームでカバーしたいところです。

  • 練習用グリーン等で、5 ~ 30ヤードを5ヤード刻みで打つ感覚を、身体で覚えこむとよいかもです。使うクラブはSWだけとか、SWと9番アイアン2本だけとか、割と少ない本数で距離感をつくると一貫性があがります。以前は、SW, PW, 8I, 6I, 4I, 3Wなどいろいろ使ってましたが、SW1本だけにしてから、寄りやすくなった気がします。光学式のレンジファインダー等を使いながら練習すると効果的かも。
  • 18ホールで100ヤード圏内の打数を45打以下に、1ホールあたり2.5打以下が理想。100ヤード圏内で打った数が3打だとボギーに、2打だとパーになる傾向があります。
  • 練習に1時間費やすとしたら、15分ドライビングレンジ、45分は練習用グリーンでひたすらウェッジとパターの練習。


2. 合計スコアは気にしない、数えない

数学的にPar-72のコースで、80を切るには最低7オーバーでなくてはなりません。しかし、

3ホールに1回ボギーを打ってよい

という計算は御法度。また、プレーの途中ではスコアは足し算しない方が精神衛生上いいかも。「もしかして、、自分のPar-90から10アンダーくらいになってるかも。。。」となんとなくよいプレーをしているな、と思っておけばいいです。

スコアに基づいた目標を立てると、多くの場合ラウンド中に挫折します。それは、100や90を切るときも共通。

合計スコアよりも、目の前の1打1打に集中した方がよい結果につながります。


3. 上手にミスをする

個人の感覚の差がでるところですが、1ラウンド中に自分の思った通りのショットが打てるのは片手で数えられるほどです。先日80を切ったラウンドでは、たった2回だけ完全にミスのないイメージ通りのショットがうてました。確率にして、3%にも満たないほどです。残り97%はミスショット。

すると、いかにミスショットを上手に打つか、失敗してもダメージが少ない地点に外す、失敗してもさほど痛くないように曲げて打つ、ことが大事かも。一発狙いの大技を狙うと、大たたきにつながります。

参考


4. 飛距離よりも次打の打ちやすさを重視

よいスコアがでるときは、飛距離がでることよりも、次打が安全かつ簡単に打てる場所にショットを打てていることが多いです。しかし実は18ホールを終わってみると、飛ばしている人よりもスコアがぐんとよかったりします。逆にティーショットが飛ぶラウンドは、90を切るのがやっと、ということも少なくありません。

次打が打ちやすいのは、フェアウェーだけに限りません。

ラフによっては浅くて打ちやすい場所もあり、ラフの方がフェアウェーよりもグリーンのアプローチが易しくなるホールもあります。場合によっては、バンカーにわざと入れた方がよいこともあります。そう考えると、実質的な「フェアウェー」の範囲が広がりますの で、よりリラックスしてショットが打てます。

プロの試合では、300ヤード前後のPar-4などだと、わざと深くて寄せにくいラフよりもバンカーに入れて、砂からの寄せワン•バーディーを狙ってますよね。

そういう意味で、いわゆる「フェアウェーキープ率」はスコアにあまり直結しません。OBを打たなければいい、くらいでいいと思います。

関連リンク:



5. 体調

腹ぺこと寝不足は大敵。体調がすぐれないとせっかくのポテンシャルを活かせません。仕事で忙しいときや、連日徹夜の後のラウンドでは好スコアは期待せず、自分のパー (90とか) を切ることだけに専念。。




おまけ

数字だけに着目すると、18ホールで33%パーオンして2パットのパー、パーオンしなかったホールで33%パーセーブできれば、8オーバーになります:
  • 6ホールでパーオン
  • 4ホールでセーブ
33%セーブのところを、40, 50%くらいにできれば、77~79に収まる可能性が高くなりそう。そう考えると3パットはできないので、なおさらパットとウェッジの練習がものをいいそうです。

参考:: 33%がんばればスコアアップするのではないか説

備忘録: 何かがおかしいときのスィングチェックリスト

長期間ブランクがあった後、クラブをきちんと振っているつもりなのに、何故かボールが上手く飛ばない。結局半年ブランクをおいたら、元に戻るのに2ヶ月くらいはかかってしまいました。その間、あーでもない、こーでもない、ここはどうしてたんだ、とかかなり迷走をしていたので、困ったときに自分で参考にできるようにメモしてみることにしました。


[1] 体力の変化

体力の変化でスィングは変わり、力強くふれなくなっているかもしれません。できれば、1~2週間歩いたり、走ったりして基礎体力をつけるとベター。正しく歩くだけで、飛距離が驚くほど伸びたこともありました。


[2] グリップ

正しいグリップをプロの写真などと見比べながらチェック。僕はインターロック派なので、ジャック•ニクラウスやタイガー•ウッズのグリップを真似します。(グリップだけなら彼らの真似ができる!?)


[3] ボールを置く位置

今回のブランクで最もはまったポイント。どのクラブもスタンスの中心よりも若干ターゲットよりに置くことで安定してきました。右足を左足に対してどれだけ離すか、ドライバーで肩幅よりもちょっと広いくらいがちょうどよさげ。ボールに近すぎたり遠すぎたりするのもNGなので、いろいろ試してしっくり位置をさがすとよい感じです。


[4] スィングの始動方向

期間が空くと、スィングの始動方向がどんどん「インサイド」に引き過ぎて、フックしたり、プッシュアウト、ダフりなど一貫性のないミスが多発しがち。平行棒をつかって、スィングプレーンに沿って、スィングを始動できるように矯正。

関連ページ


[5] スィング中に頭を動かさない

正しく構えられて、スィングの始動が上手くいけば、よいボールが打てる確率がぐっとあがります。しかし、スィング中に頭がうごいて、軸がぶれてしまうと、ひっかけたり、どスライスしたりとせっかくのセットアップが台無し。クラブを構えたときの前傾姿勢 (上半身の角度)を保ったまま力一杯振るといい感じ。これはフルスィングに限らず、アプローチに使うウェッジのハーフショットや3/4ショット、果てはパッティングにも共通の基本事項。



From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)

プロゴルファーの感覚でスコアをつけて上手くなる

一度はプロゴルファーのように普通にパー•プレーの72で回ってみたい。あわよくばアンダー•パーを出して60台で回ってみたい。ゴルファーならそういう願望を抱いてしまいます。残念ながらアメリカの統計ではゴルファーの100人に1人くらいしかパープレーはできないそうです。


だけども、スコアカードの書き方をちょっと変えると毎ラウンド、「パー (Par)」を意識してプレーができるかも。


例えば、これはあるコースのスコアカードですが、こんなスコアを叩いてしまったとします。各ホールの数字は、それぞれのパーよりも多く叩いた数で、2だったらダブルボギーという意味です。



出だしで、いきなりボギー、その後連続でダボ、後半に至っては、「ボギー → ダボ → トリ」とこの3ホールだけで6オーバー、もやは戦意喪失。最後にバーディがでるものの、18番ホールでまたダボ。結局18オーバー•パーとなってしまいました。(というシナリオ)



そこを一変して、各ホールのパーを1個づつ増やして、自分なりのパーを作ってしまいます。

そうすると、自分にとってのパーはコースの定めた71でなくて、89になります。18ホール回って89なら立派な「パー•プレー」。87なんて出てしまえば「2アンダーで回った」ことになりますし、ちょっと不運が重なって95だったとしても、「6オーバーでちょっと叩いた」だけです。それを適用してスコアカードを記入すると、全く同じスコアですが立派に「パー•プレー」したことになります。




この方法の醍醐味はやはり、バーディを大量に獲得する体験ができ、パーを意識しても大崩れをせず逆によい緊張感を保ってプレーできます。球聖ボビー•ジョーンズが言うように「パーを相手にしてプレー」ができます。このスコアカードのように、各ホールを通常のボギーをパーにすると、Par-4では4つであがればバーディをとった価値があります。逆に6つにしても、単にボギーを叩いただけですので、1つパーを取れば差引ゼロで、イーブン•パーにすぐ復帰でき気分も楽です。

↑の例では、14, 15, 16番ホールを3連続バーディにした後、17番ホールでイーグルをとり、この4ホールで5アンダー。通常のバーディだと「-2打」の価値がでてくるので、スコアをつけていてものすごく気分がいい。


普通のスコアのつけかた(最初の例)に比べて、この方法はマイナスのスコアをつけるチャンスが、バーディやイーグルを記入できるチャンスが、ぐっと増えますので、この方法はおすすめです。


ゴルフを始めたばかりの方などは、ボギー基準でなく、ダブル•ボギー(Par 108) や、トリプル•ボギー (Par 126) を自分のパーにしてしまうとより楽しくプレーできますし、何よりも力量を超えた無理なプレーをしなくなるので上達も早くなるのではないかと思います。


ぜひお試しください!

3パット5回して80切る @ Shoreline Golf Links (40+39=79)

憧れのShoreline Golf Linksでついに80が切れました。ご一緒させていただいた方々のおかげで終始なごやかに、楽しいラウンドができました。ありがとうございました。


実はこのShorelineは前に初めて80を切るチャンスがありました。当時は330ヤードくらいしかない最終18番ホールをボギーであがればいいところを、ビビりまくってダボ。今回は、最終ホールを4つであがれば79になる、という状況でした。16番ホールの簡単なPar-5で3パットした時点で80切りはほぼ諦めていたのですが、運良くティーショットがフェアウェーで、2打目が180ヤード程。4番アイアンで軽いフェードボールを打っているところをイメージすると、全くイメージ通りに飛び更にバーディチャンス。人間必死になると怖いですね。


テクニカルには、スィング中に頭を動かさない方法が功を成しました。3,4,5番アイアンがまったく不気味なほどにミス無し。白ティーからプレーしたものの、セカンドショットが160-190ヤードなのがほとんどでしたが、ロングアイアンで微妙に曲がるフェードボールを、怖いぐらいによく打てました。高いフェードボールなので、ボールがよくグリーンで止まります。2番アイアンをちょっと練習したのもよかったのかもしれません。フェードボールは距離がでませんけど、スコアはまとめやすくなるのかも。


が、肝心のパターの調子がいまひとつで、カラーからのも含めると3パットが5回。遅めのグリーンにはマレット型のパターが適しているのかもしれませんね。もし3パットなければ74、後半は36? パターの重要さがあらためて身にしみました。
  • スコア: 40 + 39 = 79
  • GIRs: 8個 (#4, #5, #6, #9, #12, #13, #16, #18)
  • パット: 31回
  • パーセーブ: 5 /10 (50%)
  • 100ヤード圏内の打数: 44回
  • ダボ無し、ボギーが8個、バーディー1個 → 合計7オーバー

ゲームをさらにシンプルにすべく、グリーンまわりの転がす寄せなど、すべてサンドウェッジにしました。以前は6, 8番アイアンを多用していましたが、1本のクラブで距離感をつくった方が、もしかして失敗が少ないかも。ウェッジでもボールをスタンスの後ろにおいて、フェースをかぶせて構えると低く打ってころがるボールが打てます。「グリーン周りはサンドウェッジだけ」にしてずいぶんと助けられ、ダブルボギーもなんとか回避できました。


前回80を切ったときよりは2回多いスコアでしたけど、悲願の8回パーオン (8 GIRs)を達成したので嬉しい結果でした。ぜひ次はバックティーから。。。


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スィング中に頭を動かさない方法

「スィング中に頭を動かさない」

レッスンを受けにいくとよく注意されるポイントです。パターであれ、ドライバーであれ、
  1. ターゲットと球筋(フェード、ドロー、ストレート) の決定
  2. グリップ
  3. セットアップ、正しく構える
  4. スィングの始動
がきっちりできれば大体の場合(8~9割くらい)はよいショットが打てることが多いです。それでもミスショットになるときは、「頭がスィング中に動いてしまっている」かもです。ミスショットにならなくても、左へ引っ掛けたりします。


YouTubeでヒントになるビデオがありました。Tiger WoodsとAnthony Kimのゴルフクリニックのビデオですが、Tiger的には頭を動かさないというよりも maintain the spine angle背骨の角度を保つ、別な言葉でいうと「ボールに構えたときの前傾姿勢を崩さない」のがポイントだとか。




↑のビデオの1分50秒前後ごろですが、下の連続写真のようにスィング中に緑の線のような前傾姿勢を保てるといいショットが打てます。Tigerは「自分の打ったボールを下から眺める感じ」を意識するのだとか。

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逆にNGがこちら。下の写真のように、スィング中に前傾姿勢が起き上がったりすると、ミスショットになっちゃいます。頭が上下しなくても、左右にぶれるのもNG。あくまでも前傾した姿勢を保つとミスになりにくい。

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個人的に、ロングアイアンやドライバーでは、よく頭が特に左右に動くことが多いです。ショートアイアンなどでは少々動いても、軽くひっかけるだけですみますが、クラブが長くなるにつれてミスが厳しくあらわれます。

また、20~50ヤード程度の短いショットでも、ボールの行方を早く追いすぎて前傾姿勢が崩れて距離感が狂ったりとか。ショートパットもボールがカップに入ったかどうかを早く見たいために、前傾姿勢が崩れることがよくあります。

まとめとして、
  1. ターゲットと球筋(フェード、ドロー、ストレート) の決定
  2. グリップ
  3. セットアップ、正しく構える
  4. スィングの始動
  5. スィング中に、3でつくった前傾姿勢を維持する
以上の5項目が達成できれば再現性の高いショットやパットができるのかもです。

前傾姿勢を維持するには、またたきをするくらいのわずかな時間だけ余分に長くボールから視線を外さないようにするとか、飛んでいくボールをすぐに目で追わないようにするとか、ですかねぇ。。。



余談1

前傾姿勢が絶対にくずれないスィンガーといえば、Iron Byron。Byron Nelson (バイロン•ネルソン)のスィングをモデルにして作ったロボットで、クラブやボールのテストに使うマシンです。こんな風に身体の土台が微塵もぶれずに打てると文句無し。




余談2

これこそが最強の練習器具かも。

ベンホーガンの Apex 2番アイアン

注文していたベンホーガン Apex 2番アイアンが到着しました。

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90年代くらいのApexのモデルかと思うんですが、ものすごくよい状態。だれも使ってくれなかったんでしょう、このクラブ。ソール幅は、自分のApexアイアンよりも狭いのですが、構えたときに若干肉が盛りでてるのが気になるところ。

目安までに測っていただいたスペックは:
  • 長さ: 39.5インチ (0.25インチ、自分の基準より長い)
  • ライ角: 58°
  • 重さ: 399.5 g
  • スィングウェイト: C9
  • ロフト: 17°
  • フレックス: Apex 4 (stiff)
重さは自分のアイアンとくらべていい流れです。が、、、、ロフトが17度って、「1番アイアン」です。ですので、さっそくその場で20°にまで曲げてもらいました。自分の3番アイアンは22°なのと、シャフトが0.75インチ更に長くなるので、上手にうてたときの飛距離差はいい感じなのではと思います。

グリップは、いつものようにGolf Pride Tour Velvet (.58'', リブ無し) を表差ししていただきました。

フレックスは、公称ではStiffに属するそうですが、Regular でも、Stiff でも、アイアンの場合は差を感じとることができません。


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打った感じはいいですね!

単なる「新車効果」かもしれませんが、久しぶりに打ってみて気持ちのいいクラブにめぐりあえました。ドライバーよりは好きになれそう。


このクラブで200ヤード程度のターゲットを狙うのはそうとう難しそうですが、ティーショット専用の「ドライビングアイアン」としては、使えるかもしれません。


この2番アイアンに慣れて、3番アイアンが簡単と思えるようになれればいいのですが。。。

シャンクに困っていませんか?

すごいビデオがありましたのでご紹介します。

Swing Plane Drill」というタイトルのビデオですが、僕が一夜にしてシャンクを直したときに教わったドリルと似ています。動画ですので、ものすごくわかりやすいです。シャンクにお困りでなくても、一見の価値ありです!





シャンクが発生する課程は、いろいろあるかもしれません。クラブヘッドがインサイドから動いているのか、それとも、アウトサイド(カット軌道) からきすぎているのか、それぞれだと思います。が、なんらかのせいで、クラブヘッドが本来よりも「外」を走るので、ボールがホーゼルにあたるのがシャンクです。シャンクを直そうとするよりも、スィングそのものを見直して効率のよいクラブヘッドの動きに変えたほうがよいかもしれません。



例えば、インサイドすぎる軌道↓ はNG。このように棒がよいガイドになるので、よくわかります。いくら「インサイド - アウト」にボールを打てば飛ぶ、とはいってもこれはやりすぎ。シャンクにならなくても、トップ、ダフり、右プッシュ、左フックなどあらゆるミスが暴発しやすいスィングになります。ゴルフの経験が長い方にけっこういらっしゃいます。

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かといって、アウトサイドすぎてもNGです↓

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ちょうど、このポジションで、クラブのシャフトと地面が平行になるといい感じです!

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このポジションでだいたい、ハーフからスリー•クォーターの位置ですが、シャフトとプレーンが平行です。こういう感じになれば、スィングでもっとも重要なインパクトが、ボールとクラブフェースが衝突する瞬間が、スクウェアになるのでエネルギーの伝達がよくなり、「飛びます」。

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この練習をするには、リシャフトなどで余ったシャフトや、最近流行の平行棒 (2本で$15ドルくらいのやつ) を、構えたときのシャフトと同じ角度につきさします。これでスィングをしてみてください。また、棒をつきさす角度は、身長、手の大きさ、腕の長さ、クラブで微妙に変化させてください。


いきなりフルスィングでなく、チップショットやピッチショットなどの短いスィングから序所にはじめて、フルスィングにしていくと、超短期間で驚くほどの効果がでるとおもいます。

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ヘッドスピードはそんなにかわらないかもしれませんが、クラブの芯付近にボールが当たる確率はあがりますので、方向性も安定し、平均飛距離が伸びる、文字通り「飛ぶ」ようになると思います。

またやらかしてしまった

月日を重ねる毎にバッグの中身が時代に逆行してる自分ですが、、、
こんなものにまた手を出してしまいました。

ベンホーガンの2番アイアン。。。

シャフトのフレックスが今のアイアンのApex 4フレックス (S相当?) と同じのを探すのに苦労しました。本当はRフレックス程度がいいのですが、ホーガンのマッスルバックモデルは、SかXのシャフトしかついてきません。。。

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狙いとしては、練習器具にするつもりです。

2番アイアンが練習場である程度打てれば、コース上では3番アイアンなどの長いクラブが打てる確率が増すかと思って。。。


飛距離が出て、アプローチにショートアイアンばかり使えれば、ロングアイアンなんて不要なのでしょうけど、どうしてもティーショットが飛ばないと、長いクラブをつかわざるをえません。

さて、どうなることやら。
到着がたのしみです。

これ感動します

asahi.com(朝日新聞社):励まし合ったウッズと兵士 - 
舩越園子 素顔のプロたち 米国ゴルフツアー - スポーツ
http://www.asahi.com/sports/column/TKY201007080382.html


アメリカのバースデーに僕らのトーナメントを開きたい」。3年前、タイガー・ウッズはそう言ってAT&Tナショナルという大会を創設した。軍人の息子に生まれ、愛国心を育まれたウッズは、米国の独立記念日である7月4日が含まれる週を大会ウイークに選んだ。 (.....)

続きは asahi.com でお楽しみください。

スライス•フェードとうまく付き合う

久々に古巣のStanford Golf Courseへ出かけました。学生のときは散々練習場にしていましたが、卒業生になると一気にプレー料金が$$$になるので、逆に誰かから誘われないとめっきりいかないコースになってしまいました。:P

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「月いちゴルファー」になってしまいましたので、スコアは対して期待できなかったのですが、1番ホールをバーディでスタートでき、180ヤード前後の距離を理想的にカットして打ってグリーンにのったりと、なかなかよい感じでした。ドライバーや3番ウッドのティーショットが毎ホール、ラフ、茂みの中、ロストボールと、踏んだり蹴ったりでしたが、アイアンショットとショートゲームがよく、なんとか90を切って終了できました。

  • 100ヤード圏内の打数 = 47 (理想の2.5打/ホールに近い)
  • GIRs = 3 (ティーショットの不出来による)
  • スコア: 42 + 47 =89
  • パット: 15 + 18 = 33 (3パットが3回)

前半、後半ともにそれぞれ、ダボとトリプルが1回づつ、どちらもティーショットの失敗と3パットによるものでした。後半は、4~6フィートのほぼまっすぐのパー•パットのチャンスが5回はあったのですが、どれもカップに蹴られ、後半はパー無し。どれもベストのライン、ベストのストローク、ベストのペースで打って、入らなかったので仕方ないですね。


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今回は基本に立ち返って、バックスィングの開始方向に特に注意して振ってみました。すると前のようにフェード、スライス系の球筋に戻ってしまいましたが、いい感じでとんでくれました。ドローよりも、スライスの方が距離や落ちどころの予想がしやすいですね。


バックスィングについては、こちらもどうぞ。。。シャフトを地面に突き刺して練習すると一夜でシャンクが直りました。
ウェッジを シャンクしないでクリーンヒットする練習: スィング軌道 (テークバック) の矯正


しばらくは、基本フェードとスライスでプレーしてみようと思います。

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Boulder Creek Golf & Country Club - ボルダー•クリーク

面白いゴルフコースを開拓してきました。シリコンバレーと、太平洋に面したサンタ•クルーズ (Santa Cruz)の山間にあるBoulder Creekというコース。なかなかナイスです。


18ホールで全長が4000ヤード程の短いコースですが、住宅地から離れていることもあり、ゆったりとプレーでき、また周りには森しかないので景色も奇麗。土地柄のせいか混んでないので「貸し切りゴルフ場」のような気分に浸れます。

Boulder Creek Golf & Country Club
16901 Big Basin Highway
Boulder Creek, CA 95006
http://www.bouldercreekgolf.com

コース情報

  • 2008 + 2388 = 4396 ヤード
  • 31 + 34 = Par 65
  • rate = 60.6 / slope = 105



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ウェッジの溝とバックスピン

先日トライした、「ウェッジ の溝の修復にトライ - Groove Sharpener」のアップデートです。


コースや練習場で打った感触としては、スピンがよくきくようになり、4年以上使ったウェッジとは思えないくらいです。この溝の修復マシーンは効果


しかし、、もともとターゲットにショートしがちだったのに、

さらにバックスピンがかかるとなると、よけいにショートします。

嬉しいようで、困った効果でした。。。



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ウェッジの溝の修復にトライ - Groove Sharpener

今年からプロフェッショナルの試合では、アイアンやウェッジの溝の規制が施行されました。大雑把にいうと、ラフから打ったショットにスピンがかかりにくくするため、の変更だそうです。クラブフェースの溝 (groove) の空間容量が小さくなるために、芝がクラブフェースとボールの間により絡みやすくなり、ボールと接触する摩擦が減るので、スピンがかかりにくくなるのだとか。


プロにとっては、大事なバックスピンですが、、、おしなべてターゲットから「ショートする」ことが多いアマチュアにとっては、逆にランが出やすくなるので、むしろスコアがよくなるかもしれないのではないでしょうか...?


自分の持っているサンドウェッジの溝がけっこうぼろぼろになってきたので、Groove Sharpenerという溝を掘り直す工具を使って、奇麗にしてみることにしました。僕ももちろんショートが多いので、バックスピンは大体の場面で無用なのですが、グリーン周りから30ヤード圏内ではバックスピンがしっかりかかって、ボールが落下点付近にすぐに止まってほしい場面が意外とあります。


いろいろと種類がありますが、手軽に近くの量販店で購入してみました。Googleで"groove sharpener"と検索するといろいろ出てきます。

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ドライバーのような棒の先に、タングステンの歯がついていて、それで溝をけずります。USGA規制前のU字型、現行のV字型の両方の歯がついてます。この工具自体がUSGAのルール適合がどうかはわかりません。詳しくは信頼できるクラフトマン等に尋ねた方がよさそうですね。
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パッケージ裏の説明書:
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とりあえずこれで、サンドウェッジの溝を掘り直してみました。これでウェッジのスピンが新品くらいの性能に戻れば、$$$セーブです。


実地の実験はいずれ。。。

US Open Golf (全米オープン) オンライン中継 6/17- 6/20

6月17日からいよいよ2010年のUS OpenがPebble Beach Golf Linksで開催されます。


いつものように、US Open.comからオンライン中継をみることができます。 さすがに練習ラウンドはカバーされませんが、本戦の4日間は観ることができるみたい。

http://www.usopen.com/en_US/video/live.html




放送時間帯は、アメリカ東部時間でつぎの通りです。
  • 6/17 (木) 10:45 a.m. - 7 p.m. EDT
  • 6/18 (金) 10:45 a.m. - 7 p.m. EDT
  • 6/19 (土) 4:30 p.m. - 11 p.m. EDT
  • 6/20 (日) 3:00 p.m. - 9 p.m. EDT

太平洋時間では:
  • 6/17 (木) 7:45 a.m. - 4 p.m.
  • 6/18 (金) 7:45 a.m. - 4 p.m.
  • 6/19 (土) 1:30 p.m. - 8 p.m.
  • 6/20 (日) 12:00 p.m. - 6 p.m.

日本時間では:
  • 6/18 (金) 11:45 p.m - 8 a.m.
  • 6/19 (土) 11:45 p.m. - 8 a.m.
  • 6/20 (日) 5:30 a.m. - 12 p.m.
  • 6/21 (月) 4:00 a.m. - 10 a.m.
となる見込みです。



iPadでみられれば、開発環境に負担がかかることなく観られるのですけど、Flash使ってるかもしれませんね。。。。Tiger Woodsのメジャー15勝目、日本勢の活躍に期待してます!

Back-9で練習中

最近は、Back-9という早朝に10~18番ホールを回って練習してます。

近頃は18ホールを回る余裕がなかなかないのですが、早朝、ほぼ日の出と同時にスタートすれば1時間半もかからないペースで9ホールを終了できます。(なんとか、ちょっとでもラウンドする機会を増やして、地道に上達したいんです。。。)


何も条件なしでは練習にならないので、ティーショットはどんなホールでも必ずドライバーを握る、ようにしています。Par-3のティーショットでは自動的にドライバーという選択肢は、一般常識のようですが、個人的には失敗する確率が高く「できれば避けたいクラブ」なのがドライバーです。

「苦手、苦手」と避けていては、いつまでたっても上手くならないので、なんとかBack-9で修行をつんで、もっとティーショットでのミスを減らせるようになりたいです(そうすればもっとGIRsも増える?)。また、同時に「青ティー (バックティー) からプレーしていて、とんでもないミスをすると恥ずかしい」というメンタル的なバリアを早く取り除きたいですね。。。


そうこうしていると、9ホールで45を切るペースが戻ってきました。早く40 ~ 42ストロークにおさまるレベルにもっていければよいのですが。。。


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ボールの置き方

ここ数日、ボールの置き方をごくわずかに変えるだけで、驚く程ショットの調子がよくなってきました。ボールを置く位置を、スタンスの後ろにほんの少し、せいぜい1.5~2インチずらすだけなのですが、インパクトの瞬間に手から伝わる感触が違います。


正直なところ、昨年末からは全くボールがちゃんと飛ばず、なんともお粗末なゲームばかりで、スィングをいろいろとチェックしてみていました。
  1. グリップ
  2. クラブフェースの向き
  3. 目標と、それに対するからだのアライメント
  4. ポスチャー
  5. スィングの始動方向が、「スロットル」にはまっているかどうか?
  6. バックスィングが大きすぎないこと
いろいろとスィング自体はさほどいじらずに、検証をしていました。が、大した改善がみられません。

傾向として、プッシュ•スライスが出やすくなったので、無理矢理に40-50ヤードは左に曲がる「どフック」を打とうとしていると、「ボールの置き方」がおかしかったことにようやく気がつきました。感覚がいろいろとずれてきて、「前はこうだったに違いない、正しいに違いない」という変な思い込みから、さらにどつぼにはまるところでした。


ボールの置き方は、万人に共通した正しい置き方はない、そうです。結果的には、クラブフェースがスィング軌道の最下点を通過する前にインパクトを迎えられるポイントを探して、ボールを置くようにするのが正しい。


ボールの置き方 (ball position) についてのビデオは数多くありますが、大きく分けて次のような2通りの方法がありそうです。方法は違いますが、どちらも得られる結果は「クラブフェースが、軌道の最下点を通過する前にインパクトを迎える位置にボールが置かれる」です。ドライバーは、ティーアップするため、若干アッパーブローになるようですが。


[1] クラブによって段階的に変化させる





[2] Jack Nicklaus - 常に左足のすぐ内側に配置

基本的なミス @ Monarch Bay Golf Club

Monarch Bayで月例トーナメントに出かけてきました。


HOLE 123456789OUT
Par
4
44
3
5
4344
35
Score6
5
6
3
6
6
3
7
7
48
+/- Boggy
+1
0+1
-1
0
0
-1
+2
+2
+4
Putts3
2
3
2
22
2
23
21
HOLE 101112131415161718INTOTAL
Par
3
4
5
4
44
5
34
3671
Score3
5
8
6
3
4
6
6
3
44
92
+/- Boggy
-1
0
2
+1
-2
-1
0
+2
-2
-1
+3
Putts1
2
23
1
2
2
2
1
15
36

5 GIRsは決して多くはないですが、85程度のスコアにするには充分の数(のはず)。


問題は、ゴルフ場に到着する前から始まっていました。

「寝不足」と「腹ぺこ」に弱い身体であることは充分に承知なのですが、今回は「寝不足」によりアドレスや勘が最後までしっくりきませんでした。ドローを打つためにセットアップしても、すべてカットショットになったり、パターの芯にもあたりません。今回の準備にかんしていえば、→「常に上達しつづけるには - スコアアップには心技体のバランスが必要」の記事でかいた「心の部分」とくに、体調とスケジュール管理がまったくだめでした。技術面では、飛ばなくても安定して思った方向に飛ぶようになってきていたので、肝心のプランをexecuteする部分の「心」がメタメタでした。



スコアの是非が生活に関わるわけではないのですが、こういうミスは問題ですね。

Bayonet / Black Horse Golf Courseが安い ($65/$75)

Bayonet / Black Horse がさらにお手軽な値段になりました。

  • 平日: $65 /player
  • 週末: $75 /player (7 am ~ 12 pm はカート必須)
  • 4月から5月27日まで

このクーポンをプリントアウトしてもっていけばよいようです。


Ben Hogan Apex Plus 3番アイアン (ベンホーガン アイアン)

先日の「3番アイアンをどうするか思案中」つづきです。

ついにeBayで注文した、3番アイアンが到着しました。入手コストは送料込みで$30。いい買い物でした(まだ使ってないですけど)。グリップは、商品の説明書き通りのGolf Pride Tour Velvet 0.58'' リブなし。ちょっと表面がつるつるだったので、サンドペーパーで削っていい感じの食いつきになりました。使用前にグリップを付け替える必要はなさそうです。

From アメリカ シリコンバレー的ゴルフ研究所 (2)



スペックは測っていませんが、恐らく以前に測ったマッスルバックモデルと同じでしょう。横から眺めると、違いがわかりますが、構えた感じ、トップラインの形状は区別がつきません。強いて言えば、キャベティバックのほうが、若干オフセットがあるかな、といったくらい。

キャビティのおかげで、どれくらい「易しさ」が変化するのか興味があります。理論的には、飛距離に関していえば、質量が打点に集中しているマッスルバックの方が飛びます。もちろん、同じシャフト、同じロフト、同じボール、同じスィングの条件をそろえたらですけど。。。

長いPar-3が少しでも易しくなると、うれしいですね。


★★追記★★

ドライビングレンジで打ってみましたが、なんとなくApex Plusの方がミスしても飛距離のロスが目立たないですね。かといって、スィングの軌道が根本的におかしい場合は助けようがないですが(こういう場合はハイブリッドに変えても意味なし)、ごくわずかにスィートスポットを外れる場合はいい感じです。外観、構えた感じ、振った感触は全く同じなので、ラウンドではこっちをつかった方がよさそうです。練習にはマッスルバックはもってこいかもです。

かといって、3番アイアンなどの長いクラブを変えてよくなるスコアは1〜3程度。パットとチッピングなら10〜15打はよくなるでしょう。やっぱ、寄せて入れてなんぼ、のゲームですね。。。



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話は変わって、Tom Wishonの"The Right Sticks"という本を読み始めました。



大雑把に、ゴルフの道具に関する間違った常識を平易な言葉で説明しています。彼の著作の「完璧ゴルフクラブの選び方(The Search for the Perfect Golf Club の日本語版)」とあわせて、道具選びの際には読んでおきたい本ですね。


どんな内容があるかというと、
  • 最新のクラブは、昔のクラブより「飛ぶ」?
  • デカイヘッドのクラブは曲がりにくく、飛ぶ?
  • 14本の中で一番飛ぶクラブは、「ドライバー」だ。
  • シャフトは長い方が「飛ぶ」?
クラブを新しく手に入れる前に、ちょっとでも読んでおきたい内容ばかりです。


テクノロジーの進化は生活を豊に便利にしてくれますが、ゴルフ(のスコア)に関しては何が改善されたのか、個人的にものすごく疑問です。よくアメリカの平均ハンディキャップは過去15〜30年で大して変化していないと聞きます。ハイテク機器の導入、ハイテクが詰まったクラブを使っても相変わらず「スライスを直す」という記事、ビデオ、本はゴマンとあり、ラウンドにかかる時間が4時間半どころか、5時間を超すのが普通ですし、、、。どんなにテクノロジーが進化しても、それを使う人間が進化についていかないと、人間がクラブに振り回される羽目になるのでしょうね。